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2025.06.17 Tuesday
1−3 対 千葉ロッテ 才木の実らぬ力投
交流戦に強さを見せる才木。
6連勝中で、29回を無失点、連敗を止めるのは才木しかいない、そう期待した。 この試合も6回までは完璧。 無失点イニングも35回まで伸びる。 3回に中野のタイムリーで得た、虎の子の1点を守って、力投を続けた。 その才木に不運が襲ったのが7回。 先頭の安田にヒットを打たれると、何故か投げにくそうにしていた藤岡に続かれる。 無死1、2塁から、友杉が送って、1死2、3塁。 ここで、高部のピッチャー返しを右手に受けた。 そのボールをすぐに拾って、ランダンプレーで、3塁走者をアウトした。 2死2、3塁。 才木は、治療の為、一旦ベンチへ下がった。 ロッテは、ここで代打の切り札の角中を起用。 シーズン当初の球児監督なら、ここは間違いなく及川へのスイッチしてを選択しただろう。 才木の状態も含めて、勝つために最善手を打つなら、及川の投入しかない。 だが、球児監督は、それを躊躇した。 このところ、中継ぎピッチャーの酷使を言われることがなっている。 先発を早く代えすぎる、もう1イニング行けたはず、等等。 しかも、石井が離脱しており、湯浅も再調整で2軍へ行かせたばかり。 才木も男気を出して、「まだ行ける」「この回を投げ切る」そう言ったと思う。 それでも、ピッチャーのコンディションを重んじる球児監督なら交代を選択したんだと思う。 だが、連敗中で、ピッチャー起用の批判も受けて来て、才木の続投の選択をしてしまった。 結局才木は、角中に同点の内野安打、藤原に逆転の2点タイムリーを許すことになる。 打線は、森下、佐藤輝が、どうも一発狙いが過ぎて、粗いバッティングをして一発はおろか、ヒットも出ない。 坂本が先頭で出ても、ダブルプレーと、ランナーを進めることもできない。 高卒2年目の木村の立ち上がりで潰してしまうチャンスがありながら、親切に助け起こしてしまう。 結局、1点を必死に守る事をピッチャーに強要することになる。 同じパターンで負けている。 今、後ろのピッチャーに不安があるから、打線にも焦りが生まれて、余計に力んで打てなくなっている。 当然得点力が下がるから、少ない得点を守らないと勝てない。 それを守り切るべき、勝ちパターンのピッチャーが不安で、逆転される。 この繰り返しが、7連敗だ。 もう、連敗を脱するには、打線が爆発して、大量リードで逃げ切るしか道がないように思える。 次は、前回好投した伊藤将司が投げる。 前回が、たまたまか、本物か。 本物にするには、勝ちをつけてやらんと。 もう、そろそろ爆発してもいいんじゃないか? ぐぁんばれ!タイガース |
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