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2025.04.09 Wednesday
3−5 対東京ヤクルト 昨日の采配より、今日の采配
石川の24年連続の勝ち星の記録に、タイガース の貢献は大きい。
タイガース戦無しに、この記録は、なし得なかった。 タイガース戦が無ければ、石川は、とうの昔に引退していたに違いない。 タイガースは、石川が200勝するまで、この貢献を続けるつもりか。 試合は、前日の敗戦に比べれば、随分と納得が行くものであった。 確かに、他球団なら、5、6点とって、KOしているだろう石川から、相手ミスに乗じた3点しか取れず、5回投げ切らせた不甲斐なさはある。 だが、6回にビーズリーが乱れ始めたのを見て、工藤へスイッチしたのも間違いじゃないと思う。 球数もそこそこ行っていたので、出来れば、回の頭から代えたいところだが、そこまで零封してるし、中継ぎが序盤戦から登板過多になっている状況から、この6回まではなんとかと、思う気持ちは良く分かる。 そのビーズリーが、無死2、3塁のピンチを招いたところで、工藤へのスイッチを選択したのも分かる。 三振が欲しい場面、相手は右バッターが続く、となれば、現状工藤を選択するのだろう。 ただ、その工藤が1点もやるまいと力みかえり、2つの暴投で2点を与え、さらに四球で、1死をとっただけで、ピンチを断ち切れなかったの誤算だったというだけだ。 まぁ、これまでのピッチング内容を見て、この場面で工藤を選ぶのは仕方がない。 工藤は、これも経験として、変に縮こまらず、思い切って腕を振って、ストレートをなげこむ、今のスタイルを変えて欲しくない。 誰でも通る道だ。 これを糧にして、更に成長すればいい。 結局、この後に、工藤の後を受けた及川が、代打の増田に同点の2ベースを許した後、赤羽のファーストゴロを大山がホームへ暴投を投じて、2者が返って、一気に逆転されると言う結果になった。 まぁ、こう言うミスをすれば、流れが一気に相手に行く。 ここで逆転したことで、石川の勝ち投手の権利が発生する。 ヤクルトは、石川に勝たせようと、必死の継投で来る。 後ろが弱いヤクルトとは言え、これを攻略するのは、容易じゃない。 結局、この2点差で逃げ切られた。 残念な結果だ。 ビーズリーを引っ張ったこと。 中継ぎの登板過多を言われ始めて、それを修正しようと言う意識が、継投を躊躇させたこと。 球児監督も、実際の現場の指揮の難しさを感じていることだろう。 工藤もそうだが、球児監督も、これからいろんな経験や試練を積むことだろう。 それを、糧に、勝てるピッチャー、抑えられるピッチャー、勝てる監督へ成長しなくてはならない。 今日の采配は、昨日より納得できるものであった。 更なる成長を期待したい。 工藤も、球児監督も。 ぐぁんばれ!タイガース |
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