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2025.04.22 Tuesday
4−2 対横浜DeNA MOTTAINAI 才木
勿体無い。
4回裏の渡会への四球。 自身の首を絞める、無駄な四球だ。 慎重に立ち上がった才木は、初回を21球要して凌いだ。 2回は、9球、3回が12球で、ここまで、42球とペースを戻したところだった。 追加点をもらって、2点差になった4回の裏も、牧、宮崎を10球で料理して、いいペースに乗っていた。 ここで、バッターが渡会。 第1打席を見る限り、才木に完全に合っていない。 キツイクリーンナップの対戦を終えて、言わば、一息つける様な相手だ。 その渡会を早々に追い込みながら、ファールで粘られ、結局フルカウントから、9球目に四球で歩かすことになった。 粘られても、ここで渡会で切っていれば、球数は、60球そこそこ。 ただ、ここで無駄な四球を与えたことで、山本に繋がれて、林は警戒して歩かせ、2死満塁でピッチャーのバウアー勝負になる。 ここは、バウアーを取って、凌ぐが、、結局この回で球数は、79球と大幅に嵩んだ。 これで、才木は、完投はおろか、6回くらいまでが限界になる事が予想できた。 その後、小幡の活躍と、近本の一発で、リードを4点に広げる事ができたから、才木を7回まで引っ張る事ができたが、流石に7回は、ガス欠感が半端なかった。 京田に打たれて、三森を歩かせ、佐野にタイムリーを浴び、1点を返され、尚2、3塁のピンチとなって、及川にマウンドを譲る事になった。 6回2/3で115球、被安打5、失点2と言う結果は、決しって悪くは、ない。 ただ、勿体無い。 あの渡会への四球が無ければ、8回まで行けただろうし、中継ぎピッチャーも休ませることができた。 ただ、ただ、勿体無い。 才木のような、本格派のピッチャーは、打たせて取るピッチャーより球数が多くなる。 まして、ボールになるフォークを振らせて討ち取るのが持ち味だから、尚更だ。 どこへ無駄な四球を与えれば、球数は嵩んでいく。 これでは、完投は、おろか、長いイニングも難しくなる。 才木には、エースとして、長いイニングを投げることを期待している。 だから、こう言う無駄な四球で、それが叶わなくなるのが、勿体無い。 試合は、なんとか逃げ切った。 中でも小幡のセーフティから、盗塁、近本の一打をタイムリーにするナイス走塁。 この日の活躍は、秀逸だった。 木浪が不調の中、十分なアピールに成功した。 当分、スタメンを続けてもいい。 しかし、なんでロードでは、勝てるんだか。 横浜にホームでの借りを返さなくては。 次は、門別へ援護をしてやってや! ぐぁんばれ!タイガース |
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