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3−6 対讀賣 讀賣後援会会長職に任ずる
 まさに、そんな試合。
 東京ドームで7戦全敗、対戦成績も3勝11敗。貯金を8つも献上している。
 讀賣独走、マジック点灯への貢献が一番高いチームだ。

 この日の試合、タイガースに課せられた課題は、
 1 讀賣のマジック点灯阻止
 2 菅野の連勝ストップ
 それを安易献上してしまうところが、後援会会長に就任される所以だ。

 この日は、初回から、近本がヒット、梅野のバント、糸原タイムリーと幸先よく菅野を責めるも後が続かず、1点止まり。
 満を辞して投入した遥人は、偶数回に必ず失点し、近本の連続打席ホームランで奪ったリードをことごとく吐き出す。
 
 3度目のリードを持って迎えた、3度目の偶数回の6回。
 それまで、1、2、3番を完璧に抑えていた遥人は、この回2番の松原から始まる打順、上手く打ち取り2死走者なしで岡本と対したいところだ。
 それができれば、そこまでの嫌な流れ(点を取ってもらっては、偶数回に打たれ追いつかれる)を断ち切れるそう考えたし、実際そうなればタイガースの勝利に大きく近づくことができる。
 遥人は、心理的に完全に「守り」に入ったのだと思う。
 最初の讀賣戦に投げた時のような、向かっていく気持ちは失せて、この1点を守りきらなければ勝てない、そういう脅迫観念に似た考えに支配されていた。
 
 その遥人の、力んで高めに浮いた球を讀賣は、確実に捉えてきた。
 この辺のチーム力に、大きな差がある。
 ピンチを迎え、さらに「守らなきゃ、点を獲られてはならない。」という遥人の観念はさらに強くなり、力みはボールの威力には通じず、コントロールを狂わした。

 こうして、讀賣に逆転され、逆にリードを許すと、讀賣は菅野を諦め(勝ち投手の権利を得たのに)、高梨への繋ぐ。
 ここにタイガースが付け入る隙が生まれた。
 小幡が、内野の頭を越すヒットを放つと、近本が四球を選んで、同点のランナーとなった。
 高梨は、いきなりセットポジションになったことと、近本に四球を与えたことで大きな同様をしていた。
 ここで、2番梅野。
 
 ベンチが焦って、梅野のワンボールからの2球目にバスターエンドランの奇襲を仕掛け、これが見事に外れた。
 梅野が空振り、セカンドランナーがサードでタッチアウト。
 瞬く間に、1死2塁という状況に変わり、アウトが取れていなかった高梨を落ち着かせることになった。
 何故、そんな焦る必要があったのか?
 ベンチが讀賣への苦手意識を意識しすぎており、勝たなくてはというプレッシャーに負けており、冷静な判断が出来ない状態になていた。

 ここは、ストライクバントの指示でいい。
 高梨は、1死も取れずに同点のランナーを出し、非常に同様している状態で、コントロールもままならない。
 ボールなら見送ればいいし、ストライクならバントすればいい。
 バントで得点圏に同点のランナーを送り、ゲッツーの状況を解消して、糸原、サンズに回す。
 ストライクが入らず、ボールを重ねれば、無死満塁で糸原、サンズということになる。
 タイガースで一番得点が期待できる打順に得点圏にランナーを置いて回すことが、高梨にさらに大きなプレッシャーをかけることになり、勝利に近づく道であったはず。
 
 それを、何を焦ったか、バスターエンドランの奇襲に出た。
 ワンボールから、もうストライクを簡単に取ってくるという判断から、バスターエンドランを仕掛けたのだろうか?
 それは、あまりに博打ではないか?
 失敗した際には、同点のランナーを失い、1死を与えることを考えたか?
 成功だけをイメージし、失敗のリスクを考えていたのか?
 確実を期すなら、次の球を見て判断することは考えられなかったか?
 高梨は、コントロールを制御し切れていなかった。
 さらにボールを重ねる確率も高いように見えた。
 2ボールになった時点で、ストライクを入れなくてはどうしてもいけない状態で仕掛ける方法もあったのに、それを待たずに焦って仕掛けて失敗した。
 これは、完全にベンチワークでのミス。
 ベンチが讀賣の勝利の後押しをしてやった。

 讀賣は最終回にも、近本のセンターに抜けるかの当たりを、吉川尚がファインプレーで止めて、セカンドでアウトを獲るというファインプレーが出た。
 タイガースは、無死から中谷がヒットで出た後、デラロサという球の速いピッチャーに代打福留を決まりごとのように送る。
 今の福留に、デラロサのようなスピードピッチャーの球を捉えるのは不可能に近いことを、素人の目で見てもわかるのだが、ベンチの目には、そう映っていない様だ。
 ここで、無駄なアウトを与えてやって、讀賣の勝利を後押ししてやる。

 讀賣がマジックが出ても、タイガースのやることは変わらないだと?
 変えなくてはダメやろ。
 ベンチが、選手より焦って、状況が目に入らなくなっている。
 そんな状況を変えていかにゃ、讀賣に勝てる様にはならんぞ。
 いつまで、讀賣後援会会長に就任し続けるつもりや?

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:07 | comments(0) | - |

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