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0−2 対中日 CS1st 散り際の美学
 見事な玉砕であった。
 岡田阪神の最後を飾る、見事な勝負、・・・そして敗れ方。
 0−3からストレート待ちの4番ウッズに、2−3まで追い込んでからストレート勝負に出た。それもストライクゾーンに・・・・。
 これを綺麗にはじいた打球は、フェンスを越え、スタンドの中段に突き刺さった。
 4番ウッズと抑えのエース・藤川球児の勝負の結果だ。
 これで、今年のタイガースのすべての日程が終わった。
 岡田阪神の5年間に幕を降ろした瞬間だ。

 岩田・吉見の見ごたえのある投手戦。
 思えば初回の1死3塁のチャンスを活かさなかったのが響いた。
 好投の岩田に8回の裏に代打。
 これはしょうがない。
 だが、この代打の桧山が三振。
 こういうのが響いてくる。
 折角岩田を代えての代打だ。粘ってチャンスメークしないと、流れが相手に行く。
 打てない岩田が代わってくれた。
 たとえそれが球児であっても、Dにとっては好都合に映る。

 その後の赤星の2ベースとエラーで3塁に進むチャンスも2死からでは、難しかった。
 そして、代わった球児が、いきなり代打立浪にヒット。
 送りバントでセカンドへ達したところで、矢野がワンバンドの投球を前に落として止めながら、3進を許してしまう。
 こうして、流れは大きく玉砕の方向へ流れていき始める。
 森野をセカンドフライにとって2死。
 相手は4番ウッズ。
 5番は球児に何故か合う和田。
 0−3になっても歩かすことが出来ないのは、和田との相性。
 何とか2ストライクまで盛り返すも、ボールになるフォークを選べなかった。
 サードにランナー。ワイルドピッチは命取り。
 次打者は苦手の和田。歩かすわけには行かない。
 あとは、懇親のストレートを思いっきり投げ込むしかない。
 球児・矢野のバッテリーは、玉砕の方向に蟻地獄にはまるかのようにすべり始めていた。

 すべては終わった。
 ここ一番で、陥った貧打。
 苦手Pの数々。シーズン終盤までもたないチームのスタミナ。
 解決しなくてはいけない問題は多々ある。
 だが、この5年間、毎年優勝を争い、楽しませてくれた岡田阪神は今日で見納めだ。
 ありがとう、タイガースは強いチームになれたかな?
 日本一になれなかったこと、忘れ物をそのままにしてしまったことが心残りであるけれど、楽しい5年間でした。
 ありがとう、岡田監督。

 そして、これからも
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:19 | comments(0) | - |
7−3 対中日 CS1st さぁ、明日も元気出して行こう!
 岡田阪神のポストシーズン・マッチでの初勝利。
 2003年の日シリ最後の2試合から続いた連敗が「9」でストップ。
 京セラドームでの連敗も止めて、岡田阪神の寿命が1日延びた。

 初回、シモヤンがしっかり抑えて、その裏に金本の先制、トリの3ランと最近お目にかかったことのなかった、4点の先制。
 そういえば、この回の各打者は、金本以外はファーストストライクを必ず振りに行っている。
 その中、セッキー、新井は初球を叩いて、ヒットを連ねた。
 こういう積極性がいままで見られなかったんだよねぇ」。
 追い詰められたところで、やっと吹っ切れたのか、ファーストストライクを迷わず叩く姿勢が出てきたのは、良かった。
 できれば、これが追い詰められた故の開き直りから、勢いに変わることを期待したい。ホント。

 中盤、迫られたところで、再びトリが中田のファースト・ストライクを叩いてHR。
 これで、中田は簡単にストライクを取りにいけなくなる。
 もとより、コントロールに不安があるPだけに、できるだけ早い段階でカウントを稼ぎたいと思うだけに、ファーストストライクを思い切って振られるって言うのは、余計にプレッシャーがかかる。
 どうせ振ってこないからと、軽い気持ちで投げた球は力が抜けて、いいコースに決まるが、振ってくるからと慎重にコーナーを狙うボールは、力みからコースが外れたり、逆にコースを狙い置きに行く威力がない球になる。
 そういう意味でも、今日の積極性が中田攻略に繋がったともいえる場面だ。

 さぁ、これで岡田監督のもと戦う試合が、1試合延びた。
 ポストシーズ・マッチに弱いといわれた連敗も止まった。
 あとは、できるだけ長く岡田阪神で試合をすることだ。
 これから、ひとつ勝つごとに岡田阪神の寿命がひとつ延びる。
 今年最後まで、岡田監督の下、試合が出来るチームになること。
 それが、岡田監督に送る最後の花道になるのだから・・・。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:15 | comments(0) | - |
0−2 対中日 CS1st 元気を出せ!
 「元気があれば、なんでもできる!」
 って発想はないのかね?・・・・。

 タイガースベンチの元気のないこと。
 お通夜のよう。
 口を開いてる選手や声を出してる選手を探すのが困難な状態。(一度新井が声を出しているのが映っただけ・・・・・)
 なんか、ベンチに「これがGに13ゲーム差をひっくり返されたチームです。」って書いてあるような雰囲気。
 ここで再度Gにリベンジするチャンスを掴むんだ、岡田監督をもう一度胴上げして送り出す、というような意気込みや闘志のかけらも見られない。

 そのくせバッターボックスに入ると、力み返るか緊張のせいか、ガチガチになっているのが、画面からも見て取れる。
 Dの選手が、ノンプレッシャーでのびのびしてるのとは対照的だった。
 まぁ、Dにしてみれば、シーズンで10ゲーム以上も離された2位のチームに、ゲーム差無しの状態で3連戦を戦って、勝ち越せば、優勝チームとのゲーム差が「1」の状態で、直接対決6試合を戦えるチャンスが来るんだから、そりゃタナボタもいいところ。
 あまりのおいしさに舌なめずりでもしているところだろう。
 そういう精神状態からして、差があり過ぎるんだよね。

 そうそう、平野を使うなら8番はないよ。
 次がPの打順で何を期待してるんだろう。
 それなら、Pを8番にして9番に入れたほうが面白い。
 大体、矢野、平野、Pという並びでは弱すぎると思わない?
 寅吉なら、平野を2番に入れて、セッキーを5番に置くよ。
 6番トリとすれば、下位が林、矢野、Pとなる。
 率は悪くとも、一発長打があるから相手Pは緊張感を緩めることが出来なくなる。
 Dの8番に谷繁がいることで、決め打つ長打が怖いとプレッシャーになるもんだろう?あれだけ率が低くとも、プレッシャーを感じるもんだ。

 まぁ、明日が最後の試合かもしれない。
 こんだけ打てないチームが、プレッシャーのなか逆境に勝てなんて、とてもじゃないが期待する方が酷だ。
 願わくば、声を出して、闘志だけは失わず、元気を出して戦って欲しい。
 泣いても、笑っても、明日勝たないと次はないのだから・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:28 | comments(0) | - |
4−1 対中日 忘れ物を取りに行かないと
 05年、忘れ物を取りに行くと約束し、もって返れなかった。
 その後のそのチャンスを得ようっと毎年健闘するも、成し得ず。
 その岡田監督が辞任する。
 
 選手を信じ、その選手が一番力を発揮できる環境を重視する。
 金本には「HR狙ったらええんや」と4番にに据え、決してそこからは動かそうとしなかった。
 奇策を嫌い、正攻法で勝つことに、本当の強さを求めた。
 時に、動かな過ぎる、策がないと批判を受けながら、決してその姿勢を崩すことがなかった。
 若手を使わない、という批判も多かった。
 だが、桜井や林に一番期待し、2軍から見守っていたのは岡田監督自身だ。

 星野監督の下、優勝した後を受けた監督就任。
 その後の常勝を目指し、ひるむことなく己の信じた方法で、毎年優勝を争うチームとしてタイガースを導いてきた。

 選手間の人望は高かったと聞く。 
 05年は、今のアラフォートリオを中心にキャンプ地で、「絶対優勝しましょう!」と誓わせたほどの慕われ方だったとか。
 今、その岡田がタイガースの監督の座を退く。
 選手は、何を思うかだ・・・・・。

 これはひとつの博打かもしれない。
 長いペナントレースで、傷つき疲弊したタイガースの選手。
 結局Gの逆転を許す結末に、しおれ倒れ掛かっている。
 この選手たちを、もう一度揺り動かし、やる気にさせること。
 岡田監督は、最後の切り札を抜いた。
 自分の辞任と引き換えに、もう一度選手を鼓舞し、立ち上がらせ、日本一のため、戦う気持ちを持たせる。
 
 これで立ち上がらなくてどうする?
 05年に取りに行きながら、取れなかった忘れ物をそのままにして、岡田監督を退かしていいのか?
 最後に岡田監督に、あの時の忘れ物を取ってこさせよう。
 それが花道を飾ることになる。
 さぁ、今一度、戦闘準備だ。

 ぐぁんばれ!タイガース
 
| 房 寅吉 | - | 22:01 | comments(0) | - |
4−5 対横浜 もぬけの殻の虎に魂をいれよ!
 最後まで優勝を争って、死ぬほど頑張って、満身創痍で戦って、届かなかった。
 マラソンで言えば、フラフラで競技場までたどり着き、最後の直線で差されたようなもの。
 もう、一歩も動けない。
 もう、戦う気力もない。
 そんな状態だろうか?

 思えば去年も、最後の最後競技場に入ったところで、先頭を捕えた驚異的な追い込み。
 最後の直線で、もう足が動かなくなり転倒。
 気づけば3位。
 さて、上位3人で、100メートル走で勝者を決めようといわれても、その100メートルを走る、気力も体力も残っていなかった。
 今年も、同じ状態になってしまったのだろうか。

 対するDは、早くから3位狙いで、残りの100メートル走に賭ける為、余力を残し、悠々とトラックに入りゴール。
 100メートル走に準備は万端だ。
 最後にタイガースを差しきったGの100メートル走は。タイガースとDとでの100メートル走の勝者と走るので、ここで一息入れる余裕が生まれる。
 タイガースは、このフラフラの状態で、すぐに100メートル走を2本走り、勝たねばならないのだ。

 今年のシーズンの結果が悔しいのなら、去年の結果に悔いが残っているのなら、この100メートル走2本を“必死のパッチ”で走り、勝たねばならない。
 今の腑抜けのもぬけの殻状態から、一刻もはやく奪し、準備しなくてはいけない。
 誰か、この虎に魂を吹き込んでくれ。
 今一度、タイガースに戦う気力を蘇らせてくれ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:40 | comments(0) | - |
3−4 対横浜 終戦って何が終わったのか?
 06年、球児の涙から、怒涛の追い込み。
 あの落合監督をして、史上稀に見る追い込みと、心胆寒からしめた。
 07年、前半を最下位も経験しながら終盤、奇跡の10連勝で、13ゲームどころか、14ゲーム以上を詰めて、一時は首位に立つ。
 しかし、いずれも最後の詰めを誤る」っていうか、最後まで突き抜ける余力は残っていなかった。
 その姿に、ファンは感動した。

 しかし、それは甘やかしだった。
 結局シーズンを通してみれば、何かが足りない。 
 その何かのために、優勝に手が届きそうで、届かない。
 それは、オスギや能見が期待されながら、毎年その期待を裏切るのと似ている。
 結局、その何かが分からないから、突き止めないから、同じ過ちを犯す。
 今年は、過去2年の逆だった。
 最初に思い切り飛び出し、最後で息切れ。
 それは、3度目の過ち。

 1回トコトンこの原因、優勝するために何が足りないのか、考えてみよう。
 そうして、それを解決しないと、また来年も同じ事をする。

 その何かは、新井の獲得では解決しなかった。
 平野の獲得も解決になってない。
 もっと奥深く、タイガースの根っこの部分。
 詰めが甘く、止めを刺せない。
 この体質ではないのだろうか。
 御人好し体質といってもいい。
 故に、ここ一番で力を発揮できない。

 今日の試合は、もう投了後だからいい。
 今日から3連勝する力があるなら、Gに7連敗もしない。
 遅かれ早かれ、こういう日はやってくる。
 それが、いとも簡単にやってきた、それだけだ。

 タイガースは、まだ何も終わっていない。
 その何か、体質を変える何か、それはCS、日シリなどのビッグゲームで力を発揮することでしか変えられない。
 そのチャンスは、すぐそこにある。
 まだまだ、全然終わっちゃいないんだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:48 | comments(0) | - |
1−3 対読売 伝統の一戦 その5  投了
 勝負どころで直接の敵に7連敗。
 これで逃げ切れっていうのが無理な相談。
 単純に13ゲームのうち半分以上は直撃でやられている。
 これも、止めをさせるところで刺さなかったからの所以だ。

 やはり、まだ本当の力がない。
 去年の終盤の脅威の追い上げも、一昨年の脅威的な追い上げも、やはり息切れした。それは決して偶然でなく、そうなるべくしてなった結果。
 そこまでの力だったてことだ。
 それを悔しさだけの奮起という言葉で解決しようとしたのが間違い。
 DやGに劣っていることを、見つめなおさないといけなかった。
 そうして、真の実力をつけることに取り組まないといけなかったのを、悔しさという言葉で誤魔化した。

 これでわっかったろう。
 タイガースは、古来ここ一番で発揮する能力は劣る。
 そのために、それを克服する為に、もっと強くなる為に、これからも応援する。
 今期はそれに気づかせてくれた。
 もっと、がんばらんと。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:07 | comments(0) | - |
覚悟のススメ
 なんや、中止かいな。
 これで、いやがうえにも明日が天下分け目の関が原。
 最後の最後の天王山。

 みんな覚悟はできてるかい?
 こういう時、古くからのタイガースファンは強いよ。
 何度もここ一番でGに辛酸をなめさせられているからね。
 もう、免疫バリバリだよ。(と、強がって見せる。)

 ここまできたらもう何も言うまい。
 今までの力を目一杯発揮すればいい。
 たとえ、力みすぎて空回りにおわろうとも、ビビッて縮こまってしまっても、それを全部受け止める覚悟をしとくよ。

 「ブレず、怯まず」
 金本選手の言葉。
 覚悟のススメ
 さぁ、覚悟を決めたら、いってみようか。
 これが今年の集大成。
 悔いはのこさぬよう、目一杯、エンジン全開で!

 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 20:36 | comments(0) | - |
1−3 対東京ヤクルト タンタン、タイガース
 今年のシーズンは結局スワローズに仕切られた。 
 タイガースと善戦し、Gに一方的に勝ち星を献金。
 Gの貯金は、SとYBからのもの。
 と恨み言をいっても、もう勝ち星は帰ってこない。

 ほんとこういう負けられない一戦。
 プレッシャーがかかる戦いに、何故にこうも、淡々タイガースなのか。
 Pがいない中、遣り繰り覚悟のリーソップの先発。
 なんとか打線で盛り上げ、石川を攻略しなければならない試合。
 金本のHRでの1点限りでは、勝てないよ。寂しい・・・・・。

 これで、Gと完全に並んだ。
 ということは、Gに抜かれているということだ。
 明日勝つのは勿論、8日の直接対決に絶対負けられなくなった。
 もっともこの状況にさしたる変化はないが、その後のYBとDとの試合も負けられなくなったということだ。

 今日の先発が岩田ではなかった。
 YB戦の先発が予想されていた福原が抹消。リーソップの登録。
 普通に考えれば、YB戦に岩田なのかもしれん。
 が、しかしG戦の先発も考えられる。
 岩田先発、安藤の中継ぎって言うのも作戦的にはありだろうと思う。岩田が少しでもおかしければ安藤へスイッチする。
 中継ぎ経験があり安藤を第2先発として考えるのは大いにありだ。
 
 だが、そうするとYBの先発がいなくなる。
 リーソップを抹消して、代わりの誰かを上げるか。(ボギー、杉山)
 意表をつく久保田や阿部の先発があるか。
 やっぱり、正攻法は岩田かなぁ。故障でもしてない限りはね。

 いずれにしても追い込まれたのは確かだ。
 もう負けられない。
 1敗たりとも許されない状況だ。
 開き直って、自分のできるMAXの仕事をするだけだ。
 「働け!タイガース」

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:15 | comments(0) | - |
8−3 対東京ヤクルト 頑バル、ヒロシがラッキーボーイ
 そうか、君だったのか。
 アローム・バルディリス、AB、そしてヒロシ。
 2点差の重苦しい場面で、9回表で、無死3塁から、セッキーが倒れ、新井が見送り三振、金本敬遠と言う、またチャンスを潰してしまうのか、という状況の中。
 
 正直、寅吉はこの場面では、バルに代打で勝負と思った。
 ミッチャンもいれば、葛城もいる。ピッチャーが林だけに左の寅吉一押しラッキーボーイ候補のフジモンだっている。
 9回の裏の守備は、セッキーがサード、フジモンがセカンドで充分やっていける。
 変化球打ちがままならないバル、なれないサイドハンドの林からヒットを打てる確率は限りなく低いと思った。
 ミッチャン、葛城、藤本の方が、確率が高いと思ったんだけど・・・・。

 ごめんな、ヒロシ。
 本当のラッキーボーイっていうのは、そういう絶対的に不利な場面で、誰もが絶望を思う場面で、奇跡を起こす人間をそう呼ぶのだ。
 バルの打球が、外野フェンスをわずかに超えた瞬間に、雨降り止まぬ神宮の空に虹が架かった気がした。
 まだ、まだ、最後まで諦めん。
 そういう希望の虹が架かった。
 そういう虹を架ける事ができるのは、ラッキーボーイの出現でしかない。

 この試合は、石川が好投。
 最初は、石川が6回まで零封して、コールド。
 石川がプロ初完投、初完封で、中継ぎを使わずにこの試合を勝つことで、石川がラッキーボーイとなるかと思った。
 実際、6回の裏をピシャリと抑えれば、ノーヒット・ノーラン(多分6回参考記録)のおまけつきでそうなるところだった。
 それもヒットを許し、2点取られたところで、愛嬌、愛嬌。

 アッチがやはり、足元を気にして、満塁のピンチから押し出しの死球で2点差に迫られると、暗雲が立ち込めた。
 これを払拭したのは、8回からの球児の投入。
 これが、9回のラッキーボーイの出現に繋がったと言っていい。
 しかし、本当は6回でコールドにして欲しかったねぇ。
 あのグランドコンディションで試合続行は、選手の怪我とかに繋がる。
 ピッチャーの手元が滑って、危ない球が行く可能性もある。
 審判団の判断は、しっかりとして欲しい。
 明日も試合は続くのだから・・・・。

 さて、これでまずひとつ。
 直接対決を含め、この6連戦の残り4つは、絶対負けられない。
 ラッキーボーイを生かすためにも、明日もうひとつバルの活躍を期待しとこう。
 あと3つ、死ぬ気で一戦必勝態勢だ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:46 | comments(0) | - |
2−2 対東京ヤクルト 負けに等しい引き分け
 思い起こせば、去年もこの神宮球場で。3タテされて奇跡の「メークどんでん」の失敗を決定づけられたっけ。
 昼の試合でDがGに対して意地をみせ、タイガースの昨日の負けのショックを和らげてくれた。
 だが、タイガースの面々のプレッシャーを解くところにはいってなかった様だ。

 もともとタイガースは、ここ一番に弱い。
 「やらなくっちゃ」「ここでがんばらないと」そういう意気込みが硬さになって現れる選手が多い。
 本来は、そういった意気込みをエネルギーに変えて、普段以上の力を発揮したりする選手がいるものなんあだが、タイガースに限ってみんなで硬くなってしまっている。
 一番そういう硬さが不似合いな今岡ですら、硬い。

 こういう状況では、そういう硬さを持たず、ノー天気に「ここが目立つチャンス」とばかりに活躍するラッキーボーイが出てこないと苦しい。
 それが、今日の渡辺なのか、先発が予定されている石川なのか?
 寅吉的には、藤本だと思うんだけど・・・・。
 今日も代走だけで・・・・、一度打たせたかったなぁ。
 なんかしでかしてくれそうな気がするんだよなぁ。
 明日、セカンドスタメンでどう?

 ということで、引き分け数が並んだ。
 と言うことは、全くの同率で両チームが並ぶことがありえるということ。
 そうなると、当該チーム同士の今年の戦績によることから、Gの優勝となるため、同率は負けを表す。
 つまり、タイガースの引き分けが少ない優位さを失った引き分けということ。
 これは、負けに等しい。

 と言っても、もう勝ち続けることでしか優勝に近づけないことに変わりはない。
 プレッシャーに硬くなっている場合ではないってことだ。
 追って届かなかった一昨年、逆転した瞬間に奈落へ落ちた去年、その悔しさを晴らすのは、今年勝つしかないんだ。
 硬くなって、バットが出ないなんていってる場合じゃない。
 こういうときだからこそ、普段手がでないようなボールでも、執念で喰らいつきヒットにする、そういう気迫が見たいんだ。
 明日こそ!頼んだぞ!!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:58 | comments(0) | - |
5−7 対東京ヤクルト 勝手に勝敗を判断するな!
 遅すぎた教訓かもしれない。
 新井が金本が今岡が鳥谷が打って、5点取った。
 安藤は、頑張って6回を零封だ。
 5−0、最後の6連戦のスタートを、強いタイガースが蘇って飾るはずだった。

 安藤は、次のG戦に中4日で投げさせたい。
 ここは出来るだけ球数を少なく、降板させたい。
 6回を終わって5−0だし、大丈夫今日は勝てる。
 そうベンチの誰もが判断した。
 見ているファンでもそう思ったはずだ。

 そこに大きな落とし穴がある。
 勝敗を勝手に判断すると、それが狂い始めた時に対処できない。
 久保田は、球は悪くなかった。
 ドン詰まりの当たりが野手の頭を越え、人のいないところにポトリと落ちた。どれもが、いや〜な感じがする当たり。
 この辺から微妙に歯車が狂い始める。

 スワローズは、安藤が代わってくれて、ヨッシ!
代わったPが、得意とする久保田で、さらにヨッシ!
 これは、何とかなるかも・・・、一矢報いて完封負けは逃れたい。
 そんな気持ちが、打球を一押しする。
 本来は、詰まって野手のグラブに納まる打球が、野手の頭を越えた。

 こうなると、狂った歯車は、より大きな軋みを生む。
 1死ご代わったウイリアムスが、ゲッツー崩れで1点を失うと、ジェフキラーの川島にあわやの2ベースで、瞬く間に1点差。
 アッチの前倒しの投入。
 これが次の回の攻撃に更なる歪を生む。

 1点差で凌いだタイガースは、次の回1死から四球ででた矢野の後、アッチがそのままバッターボックスへ入らなければならなかった。
 ここまで、ジェフなり久保田が投げていれば、当然代打策が取れた。
 が、これをアッチが送り、赤星が四球で、2死1,2塁。
 ここで平野に代打桧山。
 ここで桧山を使わなくてはならないシュチュエーション。
 本来、アッチに代打で使いたいところ、ここまで使わなくてはならなかった。コントーロールに苦しむ、サイドハンドの木田には平野の方が良かったかもしれない。セーフティという武器で新井に繋ぐことも考えられる。
 その桧山がボール球を振って三振。
 逆転負けへとの道筋がついてしまった。

 こういう流れになるともう球児でも止められなかった。
 唯一の策は、アッチに代打を出し、8回頭から球児を投入することだった。
 「勝てる」という緩んだ意識から、「負けられない」という追い込まれた意識に陥った流れを、「絶対に勝つ」という意識に変えるのは、8回頭からの球児投入でしかないと思ったのだけど・・・・。

 しかし、痛すぎる敗戦だ。
 ただ、これで終わったわけじゃない。
 残り試合をすべて勝つことで、まだタイガースは優勝の望みが残る。
 今日の敗戦を、遅すぎた教訓にすることなく、残り7試合を必死に勝ちにいけ。
 それでこそ、それでしか道は開けない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:35 | comments(0) | - |
WBCは、清原ジャパンでどう?
 清原の引退。
 イチローや金本も駆けつけて、そりゃ盛大な引退セレモニー。
 甲子園を沸かした怪物も引退の時を迎えた。

 あのFAの時、縦じまを横じまに変えたタイガースに来ていたら、彼の野球人生はどう変わっていたのだろうか。
 感慨深いものがある。

 でもG入団から、曲がってしまった彼の野球人生を、こういういい形で終わらせてくれたのは、間違いなく、故・仰木監督のお陰だろう。
 感謝しても仕切れない思いがよく出ていたね。

 その引退セレモニーを見て、話題のWBCの監督にどうだろうか、と思う。
 彼の元にはせ参じる選手も多いかと思う。カリスマ性もあるし・・・。
 イチローも、城嶋もOKじゃないのかね。
 参謀にベテランのコーチ(これが問題だけど。)と古田でも付けて。
 ピッチングコーチに桑田って言うかもしれないが、個人的に桑田はNG。
 どうも入団の経緯から、土地ころがしや、スポンサーへのタカリ、黒い交際での登板日漏洩と、あまりに野球を舐めたことが多すぎる。
 その辺が、2人の止め際の差になってるんよね。

 野球の神様は、ちゃんと見てる。
 清原は、2000本で名球会に入り、500本塁打も達成。
 そして、今日のセレモニー。
 片や、桑田は、200勝ならずで、海を渡り、怪我して引退。
 悪いことはできないねぇ。

 ということで、清原ジャパンに1票を投じておこう。
 う〜ん、ヘッドコーチは誰がいいかねぇ。
 清原が信奉する人で誰か適任はいないかねぇ・・・・。
| 房 寅吉 | - | 00:01 | - | - |