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2―1 対東京ヤクルト 接戦の勝ち方
 昨日、今日と接戦を制した。
 もっとも昨日は、東京ヤクルトが勝手にこけて、勝たしていただいた試合。今日のような試合を勝ってこそ、接戦を制したといえる。

 思えば今シーズン初めて接戦で勝てたということかも知れない。
 1点差を藤川・久保田で守り抜く。これが出来るようになるまで、随分試合をこなしてきたもんだ。
 でも、こういった試合を勝たなくては、優勝なんておぼつかないんですよねぇ。
 
 ミスしたほうが負ける。
 接戦の鉄則。
 昨日の試合で、自らのミスで勝ちを譲る結果になった東京ヤクルト。
 それまでは、逆にタイガースのミスに漬け込み勝利をおさめてきただけに、今季のスワローズとの対戦を考えるに、逆転の好機となる隙を作ったとも言える。
 なんせ、同点の青木のHRにしても、その前の鳥谷のミスが誘因となってしまっていた。
 それを、高井のワイルドピッチという形でお返ししてくれちゃったもんだから・・・・・。いつもの東京ヤクルトなら相手の隙につけこみ、巧妙に試合を操りものにしていたんだが・・・・。

 昨日の試合は、ある意味ターニング・ポイントになりえる試合だった。
 そして、それを実行したのが今日の試合。
 江草は、相変わらず大胆でテンポの良い投球が通用することを見せたし、なにより、チャンスで犠牲フライ2つで逆転したのがでかい。
 今日もそれまで、チャンスメイクはするものの、なかなか得点できず、点の取り方の下手さを見せていたが、先制を許した後のチャンスで、ヒットやHRでなく、犠牲フライで得点できた。
 これは、タイガースの今後の戦い方に必ずやプラスになる。
 バネ指に悩まされ、調子が悪い中であえいでいた今岡にとっても、犠牲フライを上げることで貢献することが出来ることを改めて気付かせてくれたんじゃないのかな。(今岡の技術からして、外野フライを打つのはある程度期待できるもんね。)

 さぁ、こういう勝ち方をして、読売を甲子園に迎えることができるのは好材料だ。
 初戦のパウエルに、今日の戦い方は大いに役立つはずだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:43 | comments(0) | trackbacks(3) |
6―3 対東京ヤクルトまずは、よかったよ。
 連敗バターンにはまらないで・・・
 終盤においつかれる、やな展開での勝ちは、意味があると思いたいね。

 今日は、ちょっと遊びに出ているのでライブの試合を見ていないので、あまり多くをかたれないので申し訳ないが、試合経過は、テキストで追って、これも携帯で書いている。

 後日ちゃんと修正・追加させていただきます。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
2―6 対東京ヤクルト なんだかなぁ〜?
 なんか、こう、吹っ切れないんだよねぇ・・・・・。
 グッと連勝でムードも盛り上げってきたかと思うと、つまらん試合をして連敗モードにはまる。
 開幕から同じことの繰り返し。
 チーム防御率、チーム打率もよく、チームHRも多い。
 なのに貯金は「1」しかないんだよねぇ。

 思えば今シーズン、完敗でしたっていう試合は、中日の中田に完封された時と読売との2回戦だけじゃなかったかな?
 他の負け試合は、どっちに転んでもおかしくない展開だったと思う。
 それをことごとく落としている。
 そして逆に劣勢をひっくり返したのは、昨日の横浜戦くらいだろう。
 勝つときは、総じて相手を圧倒してるってことだな。
 “勝つときは大勝、負けるときは接戦”
 これってあまりいいことじゃないよなぁ。

 故に、接線に持込んで何とかするタイプのチームとは相性がよくないのも頷ける。中日、東京ヤクルトが典型だ。
 そんなチーム状態の焦りが赤星の焦りを誘っている。
 30代に突入し、足の衰えも自覚できる年齢に差し掛かったこともあるんだろうか。盗塁に対する姿勢に、怯えと焦りが交互に交差してる気がする。
 7回の盗塁失敗にしてもそうだ。
 同点に追いつかれた直後のチャンスだ。100%セーフにならない限り、チャレンジする場面じゃないよね。
 あのチャンスを潰したことが、8回の逆転に結びつく。

 井川はよかたんだろう。
 でも、いつも言ってるように終盤での打たれ方に疑問がある。
 井川の勤続疲労については、ずっ〜と書いてきたが、やはりそれが一番懸念されることなんだ。
 終盤、100球を越えた当たりから、ガックっとくることがないのだろうか?(皆さんはどう見ましたか?)
 もし来るとするならば、大量リード以外は、100球を目処にリリーフの準備をっせんといかんだろう。完投してこそエースという面では、物足りないのだが、仕方がない。下柳のように、規定投球回数以下でも最多勝がとれるんだ。それが出来る、中継ぎ以降の投手層の厚さがあると思うし。藤川・久保田の負担は増えるが、彼らはそれに応えられると思うし・・・・。
 そうして、井川の投球イニング(投球数)の負担を軽減してやることも大事かも知れない。実際、こんな毎年200イニング前後投げてるPはいないんだから。(大概、2,3年に一度ガス抜きする年があるもんなんですよ。)今年は、ローテの中心で廻しながら、うまく休養を与える、って器用なことができないもんだろうか。投球回数を、150イニング以下に落とすような。

 まぁ、これで明日の戦い方が大事になった。
 また、連敗モードに入るか、今回はすぐ回復して進撃モードに入れるか。
 ある意味、早くも訪れた正念場だ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:42 | comments(1) | trackbacks(1) |
12―5 対横浜 乗ってきましたか?
 こういう逆転勝ちは、チームに勢いを与える。
 みんなで杉山に感謝しよう!(なんて勝ったからいえることだけど・・・)

 杉山の立ち上がりの悪さ、というか失点癖のようなもんなんだが、相変わらずだ。
 1点を惜しんで4点を失う結果になった。
 石井を出した時点で、“初回失点”のプレッシャーに襲われていたんだろう。
 これが、打線を信用して、1,2点位ならいずれ逆転してくれるさ、くらい思えれば、傷口を深くすることもないんだが・・・・・。
 「え〜い!セカンドランナーなんて、知ったこちゃない、バッター勝負だ!」っていうのと、「やばいなぁ、ランナー返したら、また立ち上がりが問題とか言われちゃうよ、ここは慎重に、慎重に。」「あっ、佐伯さんだ。今当たってないけど、こういうときこそ気をつけないと、コーナー突いてっと。」なんて思っているのとでは、大分勢いが違うと思うのだが。
 そして、「うわ〜っ、やべぇ、満塁だ。押し出しだけはできないなぁ。しっかり、コーナーにコントロールっと。」そう思って村田に満塁HRを喰らう。

 何回も立ち上がりに失点を繰り返すから、余計にそこで力んだり、慎重になりすぎたりする。
 杉山のポテンシャルから考えれば、もったいないことなんだ。
 去年、あの松坂と投げあった時の気持ちを思い出して欲しい。
 
 打線は上向き基調に入ってきた。
 この横浜戦まで不振を極めた矢野に当たりが戻った。
 鳥谷もラッキーも絡め、上昇気配。
 これで下位打線が厚くなった。こうなると得点能力は大いに上がる。
 あとは、今岡待ちだね。
 うまくバネ指と付き合っていくしかないのか?でも、やはり期待はしてしまう。明日にでも狂ったように打ち始める今岡の姿を・・・・・。
 
 そうそう、藤本も褒めとこっと。
 今日のバッティングは良かった。叩きつける意識丸出し。コレが藤本を2番打者に育成する“養成ギブス”見たいなもんだ。
 昨日の徹底的なバント指示がいい方向に出始めたのかな?
 この調子でがんばれ!

 さぁ、この調子でGWを黄金週間にしよう!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:21 | comments(0) | trackbacks(3) |
9―5 対横浜 突き抜けろ!
 さぁ、5割を越えた。
 後は、貯金を貯め込む番だ。今度こそしっかり頼んだぞ!

 今日の点の取り方は、よかった。
 去年までの姿を取り戻しつつある。
 取り戻しちゃいけない藤本も、バント漬けにすることで、ポップ藤本への回帰を防ぐことができている。
 当たりのでなかった、鳥谷・矢野の下位打線が戻ってきたのが大きい。ここが当たり始めれば、ビックイニングを作ることも可能だ。

 赤星が出て、藤本が送って、シーツ以下のクリーンナップで返す。残ったランナーは、浜中がド〜ンと、そして鳥谷からまたチャンスメイク。(今日は、返す役割も多かったけど・・・)この流れがスムーズなのがいいね。

 ピッチャーは、下柳に勝ちがついたのは結構なんだが、内容がいまいち。
 立ち上がりはまだしも、また6回で失点。なんか魔の6回って感じ。
 下柳の責任回数の最終イニングだけに、しっかり仕上げてくれ!下柳らしくないぞ!
 同じく失点はしたものの能見もキレを取り戻しつつある。あとは、緩急を使える余裕をもてるかだな。どうも一本調子の感じがするんだよね。
 抜く時は抜く技を覚えたい。

 藤川は、もう大丈夫でしょう。
 出来れば、今日の展開では使いたくないよね。金澤の調子もいいことだし、こういう時は金澤を使って欲しい。
 久保田は、もう少し。夏に向かって汗を出し、シェイプしてくれば、調子も上がってくる。それまでは、しっかり汗をかいてもらいましょう。(ファンに冷や汗はかかせないで欲しいけど・・・・)

 どうも、A、Bの区分けがハッキリしてきた感がある。
 こういう時は、Bに出来るだけ取りこぼしをしないで行きたい。ひとつの取りこぼしが命取りになりかねない、ある意味厳しい状況と言える。
 こういう中こそ、自分のやるべきことをしっかり自覚し、突き抜けろ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
10―2 対横浜 守りの大切さを知る
 なんといっても3回の古木の守備に尽きるでしょ。
 あれをアウトにしていれば、タイガースもいつもどおり0で終わっていたかもしれん。
 タイガース側にとっては、古木様様なんだけど・・・・・。

 この古木を見ていて、桜井や喜田に思いを馳せたのは寅吉だけじゃないでしょう。
 このオフに出番を求めてトレード要求をした古木。
 なるほど、今日の守備を見る限り、怖くてレギュラーを与えられるもんじゃない。おのずと彼には代打の役割が与えられる。
 パへ行けば指名代打があるが、そこはそれでレギュラーがいて、競争で勝たねばならない。
 扱いが難しい選手になってしまっている。

 お〜い!桜井、喜田。
 今日の古木を見て何を感じたか?
 そしてこれからどうしようと思っている?
 その感じ方で、君らの将来が決まってくるかもしれんよ。

 さて、試合は古木のお陰で、タイガースの一方的な展開になり、オクスプリングに来日初勝利が付、浜中は月間MVPを引き寄せる2HRを放ち、金本・今岡にヒットも出て、いい事ずくめに見える。
 ただ、古木のことを他山の石としなくてはならない。
 古木のようなことは、誰でもやりかねないンだから。
 それをさせない事前の準備と訓練がいかに大事か、わかったことだろう。

 やっと、5割だ。
 明日から貯金を増やせるか、ここでウロウロするか?
 分かれ道やねぇ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
藤本選手にこれだけは期待したい!
 やっとセの5球団と一通り当たったわけだ。
 しかし、この日程なんとかならんかったんか?誰が決めた、誰の意向だとかは別にして、よくないことは確かだ。
 去年のような日程のほうがいいよ!絶対!!

 さて、タイガースもいろいろあったわけだ・・・・、計算違いのほうが多かったんだけどね。
 スタートダッシュには失敗したといっていいでしょう。

 ジェフがいない中、藤川・久保田の調整不足に始まり、赤星の不調(足のほうだけど・・・)、今岡のバネ指発症、金本の不振、矢野の不調。
 チームで言えば、中日という苦手の出現。(中田を打てないことに尽きるんだけど・・・)
 それでも、チーム防御率1位、打率2位だ。なのに借金1って言うのが不思議な気がするが、それだけ勝てるゲームを落としたってことだね。

 昨日の読売戦のような戦い方が、1回もできてなかったもの。
 そういう意味で、昨日の勝利をいい流れに結び付けたいね。(ピッチャーがグローバーであることを割り引いてもね。)ほんと、昨日は、去年のタイガースを見てるようだった。

 1回、赤星が叩きつけてセンター前。
 すかさず2盗を決める。(これがパターンでしょ!)
 そして、これまた藤本がポップ。(ここまで、去年の姿に戻る必要ないって!藤本は去年に戻らんでよろし!)
 シーツが繋ぐ。金本が倒れるが、今岡がド〜ンと、一発。
 この流れがいいんだよね。
 ここで倒れた金本が8回に意地を見せるタイムリー。
 
 途中何回か試合を決める場面で鳥谷・矢野が力んで止めを刺せない場面があったが、それも今後の糧になるような流れになった。
 ただし、藤本。
 やはり2番を担う以上、1回は最低ゴロを打ちべきだ。
 赤星が1塁にいる時は、進塁を考え、転がすバッティングが出来るようになっていたんだけど、2塁に行ったとたん、赤星を返すバッティングをしようとした様に見えたぞ!

 さぁ、ここからが“てぃぶろぐ”の「トラックバックスタジアム」のお題「○○選手にこれだけは期待したい!」の本題だよ。

 藤本という選手は、結構目立ちたがり屋で、決めに行くバッティングが好きなタイプなんだ。(だから、打つしかない場面では、結構結果のこしてるでしょ。)
 その気持ちを抑え、進塁打を優先させる2番の仕事は性格的に合わないと見る。それでも、かなりの批判を受け、自分の立場を省みて、今年は2番の仕事をこなそうとがんばっていた。なのに、ランナーが2塁にいると、つい返して、先制打の殊勲を夢見てしまう。
 あそこは、転がして、内野の間を抜く、よしんば取られても赤星を3塁に送り、1死3塁の状況を作ることが仕事なんだよ。

 せっかくセカンドとしての守備のセンスを発揮しつつあるところだ。2番打者としての役割をしっかりこなさないと、関本選手との併用から抜け切らないぞ。(寅吉は、関本はシーツ、今岡のポジションで競争して欲しいと思っている。)

 寅吉は、藤本選手に2番打者の役割を期待したい。 
 もう、ポップ藤本は返上してくれ!

 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 22:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
6―2 対読売 トンネルの向こうへ
 いやぁ〜、引きずったねぇ。
 前回の江草の登板から始まったから、まる1週間ってことだ。この間に、世間のタイガースに対する評価の下落幅も半端じゃなかった。
 まして、最強のポイントゲッター・今岡のバネ指の発症(やっぱり)も表に出て、いよいよ危ないかというチーム状態・・・・。

 そういう風評が立つと、得てして逆の結果が出て、好転にむかうってことがよくある。
 昔から、読売との対戦は、下馬評が低いほうが勝つことが多い。
 今日なんて、いよいよ3タテのピンチで、読売の勢いに圧された感があるのに、試合が始まると逆の展開になった。

 それも、1回に飛び出した不振を極める今岡の一振り。
 コレに尽きる。もう、ここしかないというヤマをはり、そこに込めた一撃だ。結果吉とでたが、凶と背中合わせのバッティング。
 だが、今の今岡にはこれしか術がなかったのだろう。その後の打席を見ても(特に林に三振を喫した最終打席)、バネ指が好転してるようには思えなかった。

 だが、結果この今岡の一振りが、金本の“お目覚め”を呼び起こす。
 最後の、シーツ敬遠後の勝負には、金本・復活の証、1塁線への眼の覚めるような打球が飛んだ。
 金本の夜は、明けたか?

 結果、主力が打って、藤川・久保田のリレーで勝ったのは、明るい兆しである。
 が、今だ矢野の不振・鳥谷の不安など内在する問題も多い。
 ただ、この兆しをいい方向にもっていけるかどうかは、次の戦いかたにかかっていると言える。

 しかし、日曜に勝ってもらえるのはありがたいよね。
 負けたら、明日の月曜は、ず〜っと、落ち込んでなきゃいけなくなるし。暗い気持ちを引きずらなくてはいけなくなる。
 よかった。
 これで、明日はデイリー買って、「勝ったシール」を貼ることが出来るぞ!
 さぁ、ペースを上げて、勝ち星シールの量産を頼む!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:34 | comments(0) | trackbacks(0) |
1―6 対読売 去年までと逆のような展開
 なんか立場逆転を印象付けられた感じがする・・・・、怒。
 読売は、鈴木尚、矢野、内海などの戦力がハツラツと動き、タイガースは、ベテラン選手中心に、重〜いっ、印象を与えてくれる。(鳥谷まで」、なんか重そうに映る。)

 重量打線といわれた読売の前で、赤星を筆頭に縦横無尽に走り回って、動きの鈍い巨人を倒してきた。
 その巨人が、シェイプアップし若返った。
 打順だけ見てれば、クリーンナップの3人しか得点能力がなさそうなのに、その前後を打つ選手の、貪欲なまでの闘争心・競争心に気圧され、ランナーを貯めてしまう。
 まったく、去年までの逆を見てるようだ。

 いくら重量打線を並べようと、ソロHRなら1点しか入らないだろうと、思い切って攻めきれた投手陣。
 それも、いずれ味方打線が簡単に相手をしとめてくれるという信頼感から来ていた。
 それがこれほど打線が低調になると、ピッチャーには、「1点もやれない」よいうプレッシャーばかりかかり、余計に縮こまらせる。

 能見があれほどリードされた気楽な場面では、好投できる姿をみてるとそう思う。
 今、投打のバランスが崩れている。そこにある信頼感も失いがちだ。
 これを打破するには、一度打線が爆発するしかないのだが・・・・・、希望がもてないよねぇ。
 やはり、金本・今岡が打って勝つ試合を作らなければならない。

 去年も、中日に7点差をひっくり返された後、5連敗。
 広島戦で連敗を止め、交流戦に入り、快進撃となった。
 何故、連敗を止められ、反攻に転じられたか思い出せ!

 長いシーズン何が起こるかわからん。
 好調読売も、どこまで維持できるかは、不確定だ。去年の中日のように、交流戦で失速するかもしれないし、’02年の阪神のように6月頃から落ちてくることは十分ありえるんだ。
 問題は、中日の背中を見失わないことだ。
 そのためにも、明日は“勝て!”

 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 22:42 | comments(1) | trackbacks(1) |
2―3x 対読売 勝ちそこないは、後を引く
 そうだ、11回の裏に、急にストライクゾーンが狭くなった。
 そうだ、そのせいだ!決してタイガースは負けちゃいないんだ、読売なんかに・・・、審判の判定に負けたんだ!っていくら言って見ても虚しいだけだな。

 思えば、前の広島3連戦の3戦目、3タテのチャンスに、ちょっとした余裕を見せた(そんな、状態ではなかったはずが・・・・)がために、この試合まで続く4連敗となった。
 だkら、勝てる試合は、万全を尽くして勝たないといけないんだ。そこに私情やら、温情を絡めるとおかしくなる。

 しかし、中日戦で3イニング投げて、サヨナラ喰らった久保田を、また今日、3イニング投げさせそうな起用法は、?だった。
 これで、同点で12回まで行ったらどうする気だったんだろう。
 10回は、金澤を挟む手もあったろう。左なら、ひつこく能見を起用してもよい。実際、中継ぎにもう一枚左が欲しいとこなんだけど。(吉野、中村泰は、なにしてるんだ!)

 それにしても打線の湿気が止まらなくなっちまってる。
 今、ヒットを期待できるのは、藤本・関本のセカンド併用コンビと浜中くらいじゃないだろうか。
 こうも打線がブツブツ切れてたら、得点なんか期待できないね。
 11回だって、1点取って、アップアップの福田を相手に、3,4番があっさり終わっちゃいけないね。
 なんか。前は泰然自若として「さぁ、いらっしゃい」って感じで、相手の失投を呼び込むような雰囲気があった金本が、自分の方から打ちに行ってしまってるって感じで、怖さが半減してるように見える。

 この試合を取るのと、落とすのは大きな差になって現れる。
 勝っていれば、やはり阪神にはかなわないと思わせることが出来たのだが、落とすと「今年はいける!去年までの借りを返すでぇ。」っていう気にさせてしまうものなんだ。
 これで、試合前までの精神的優位が消し飛んだと言っていい。
 明日、安藤で落とすようなら、’03年と’04年の対横浜戦のような結果になりかねない。
 そのことを、肝に銘じたほうがいいぞ!ホントに!!

 勝てる試合は、万全にとりに行くべし!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:19 | comments(0) | trackbacks(4) |
SHINJOにお礼を言おう!
 SHINJOが今シーズン限りでユニフォームを脱ぐと言う。
 パッと脱いだら、グンゼの下着っていうジョークかと思ったよ・・・・。

 彼ほど不思議な選手もいないよね。野村監督をして宇宙人と言わしめた男だ。
 残した成績から見ても、決して一流のものではない。打率もHR数も特筆すべきものは、皆無に等しい。
 なのに、何故この選手は、かくも寅吉の心を揺さぶってくれたのか?

 それは、記録に現れない部分に大きな魅力があると言うことかもしれない。いや、きっとそうだ!
 プロ野球の外野手の守備の大切さ、うまい外野手の守備を見る楽しさを教えてくれたのも彼なのかもしれない。
 SHINJO以前は、外野手はどちらかといえば、打撃優先で守備力を問われることは、あまり無かったと記憶する。彼とイチローという外野手のスーパースターが“レーザービーム”なんて言葉を流行らせた感もあるしね。

 そんな、SHINJOもデビューは、オマリーの代わりにサードを守ることから始まっている。それ以前のファームでは、ショートを守り、強肩を売りにしていた。
 なんでも、こと守りに関しては天性の素質があったようだ。
 捕殺の多さとゴールデングラブの常連だったことが、唯一記録に残る部分かもしれない。

 その華麗な守備とたいした記録を残してないのに、やたら勝負強く印象に残る打撃。不思議な両輪に支えられた彼は、日本人で初めてメジャーでHRを放ち、4番を打ち、ワールドシリーズでヒットを打った。
 
 北海道日本ハムに戻り、プレーオフ進出を決めた、満塁HRをランナーを追い越し、単打にしてしまう愛嬌。
 そしてその日のヒーローインタビューで「今日のヒーローは、みんなです!」と観客を讃える、エンターティナー振り。この時は、正直涙がでたよ。

 合併問題で揺れるプロ野球の危機に、オールスターで本盗を決め、またヒーローインタビューで「これからは、パ・リーグです!」と叫ぶ。北海道日本ハム入りした時も同じセルフをはいていたっけ。
 まるで風車にむかうドンキホーテのようだが、それでもパ・リーグの危機、プロ野球の危機に彼なりのやり方で抗してる気がして見ていた。
 彼ほど、いつもそこに観客の存在を意識してプレーした選手はいただろうか?(長嶋さんは、そうだったかもしれない。なんとなく共通するものがある気がすませんか?)

 我々タイガース・ファンにとって彼は、暗黒時代の一筋の光だった。
 「やめる。」といったり、ピッチャーをやったり、敬遠の球をうったり、すべてSHINJOだからこそ許せたし、希望もあった。
 あの時、彼の一挙手一頭足に、すがりタイガースを応援していた時代があったんだ。

 「最後まで、眼に焼き付けるため、球場に足を運んでください!」って言ってたなぇ。
 今年は、西武ドームへ北海道日本ハム戦を見に行って見るか。
 センターを守るSHINJOに、礼をいうために!

 SHINJOアリガトウ!最後まで格好よくガンバレよ!
| 房 寅吉 | - | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
3―4x 対中日 ほのかに’04年の香り
 なんか匂うんですよ。
 あの時と同じ香りが・・・・。

 連覇を目指した岡田新監督の年。
 貯金5の壁に阻まれ、5割をうろうろ。貯金5を越えれば、一気に走れそうな感じは持っていたが、どうしてもつき抜け切らない。
 選手も「こんなはずじゃ・・・・」と思いつつ、ずるずる泥濘にはまる。
 杞憂じゃないといいんだけどねぇ・・・。
 
 だって野球がそうなんだよね。
 本来、ここ3年で2回も優勝したチームだ。勝ち方に対して、上達(レベルアップって意味でね。)が見えてもいいはずだ。
 相手の中日なんて、1回優勝した後は、結果優勝を逃しても野球のレベルアップ、どうしたら自分のチームが勝つのか、苦しい時にはどんな手が有効かなど、確実に意識が向上してるのが見て取れる。
 そういう意識の向上が、タイガースに見られないのはなんでだろう。

 たしかに金本・矢野・下柳のトリオに代表され、人のいい、チームワークを感じさせるチームではあるんだが、単なる「仲良し集団」に陥るのは御免こうむりたい。

 今日の延長戦。
 濱中がヒットで出塁した後の、鳥谷の打撃に代表される。 
 なんか流されて、野球をやってる姿勢。(こっと、みんなちゃんと考えてるんだけど、そう見えんのですよ。)
 あそこで、どういうバッティングをされたら相手が嫌がるのか。
 そこまで考えての打撃には見えなかったんですよ。
 ただ単に、ヒッティングに出て、ゲッツーを喰らっちゃいました。と見えてしまうんだよね。(この辺が、野球がぬるいと感じるとこなんですよ。)

 勝利率も5割にもだったし、中日戦は7月までないし、新たな開幕を迎えるつもりで、一からやり直しますか?
 開幕戦の相手としては、絶好の読売戦が控えてることだし・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:48 | comments(0) | trackbacks(1) |
0―3 対中日 苦手をつくる上手さ
 タイガースというチームは、苦手を作るのが上手い。
 しかも、その苦手は中日によく作る。

 むかし、松本幸行という左腕がいた。これも打てなかったねぇ。ホント。
 最近の代表は、山本昌。岩瀬も打ったことは、ほとんど見たこと無いが、中継ぎ・抑えとセNo1を誇る投手だから、ほかの球団も打っていないので・・・。
 でも山本昌や横浜・三浦なんて、ほとんど阪神から星を稼いでるって印象しかないんだけど・・・・。

 ということで、今日の先発の中田もめでたく、この苦手の仲間入りだ。
 去年から、この中田を打ち込んだとこは、見たことが無い。
 初完封をあせった9回に金本がHRを見舞ったことがあったには、あったがね。
 こうなると厄介なんだ。
 下柳は、上田二朗以来の久々の竜キラーともいえる投手なんだけど、これに容赦なく中田をぶつけられると、差し引き2ポイントのプラス・マイナスになちゃんだから。
 きっと落合監督のことだ、はかったように下柳に中田をぶつけるローテを組んでくるに違いない。
 こうして、今年も中日戦が苦手カードとなりつつある。

 打線も、あの広島戦の満塁のチャンスを逃し続けたことで、下降線に入りつつある。
 だいたい、点をとるべきとこで遠慮ばかりしてると、総じて下降線に転じてしまうものなんだ。だから、打線は水物って言うでしょ!
 なんか、こんなこと去年の今頃も書いていた気がするよ。
 だからって、同じ状態だから吉兆なんて思ってるわけじゃないぞ!めっ!!

 こういった状態のときは、ピッチャーががんばって、1―0とかで勝ってくれると、逆に乗っていけるんだけどねぇ。
 頼むぞ!オクスプリング。

 今日は、愚痴だらけになりそうなので、このへんで。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:12 | comments(0) | trackbacks(3) |
やせ馬の先走り?


 またもデイリースポーツのプレゼントに当選。
 今回は、現東北楽天監督で、元阪神監督でもあった野村克也氏番記者・竹下陽二氏の著作“クソッタレイ”だ。
 まったく、妻の当選運には、恐れ入る。
 縁浅からぬ野村氏の本だ。ちょっと読んでみようと思う。ブログのネタも転がってるかもしれないし。
 何か新しい発見があったら、報告します。。


 さて、対戦も一巡したし、と言いたいとこだが、実際読売戦がまだ巡ってきていない。(なんか日程的に、問題ありじゃないのかなぁ。)
 その読売が好調な出だしを見せ、早くも貯金を二桁に乗せた。
 果たして、これが本物かどうか、対戦してないのでなんとも言えないが、監督が代わった事が、かなりのプラスに働いていることは確かだね。
 
 実際、前監督の堀内氏はへんなプライドだけで、選手からの人望がゼロに近いものがあったように見えた。
 それが取り払われたことだけで、どんだけプラスになったか。(なんか、そう見えてしかたないんですよ。)

 これを見るにつけ、野村監督から星野監督に代わった当時のタイガースに比べてしまう。
 野村氏の人望は、堀内氏よりは高かったろうが、不満分子(今岡とかね)も多かったのが事実だ。(寅吉は、嫌いじゃないんだけどねぇ・・・・・)
 あの、’02年星野タイガースの一年目は、いきなり7連勝して、瞬く間に貯金を二桁に乗せた。
 だが、瞬間風速は長く続かない。
 ワールドカップに伴う変則日程もあって、6月から失速、結局Bクラスに終わった。まぁ、俗に言う「やせ馬の先走り」ってやつだったかもしれない。
 でも、それがあっての翌年の金本らの補強があった。

 今の、読売が「やせ馬の先走りか」、適切な補強の結果として地力をつけた’03年型のタイガースのようなのか、今週末にははっきりするだろう。
 
 そういえば、原監督と星野氏の蜜月関係もあり、今季の監督候補の筆頭だった星野氏が、原監督にアドバイスしても不思議じゃないか。(まぁ、タイガースのSDの立場上ありえん話だけど・・・・)
 なんかそんな符号さえ感じる、読売の走りっぷりなんだ。

 今週は、中日・読売と5試合だ。
 いわば最初の山ってかんじだね。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:51 | comments(0) | trackbacks(0) |
1―2 対広島 今岡の憂鬱
 惜しい試合だった。
 今季初めて試合開始から終了までリアルタイムで中継を見たのに・・・・・。
 
 と言いたいとこだが、「負けるべくして負けた試合」といえる内容だ。
 最後の江草の続投についての議論も騒がしい。
 あえて“結果論”(この記事の主旨難なんだけどね。)と言われることを恐れずに言えば、あそこは久保田の投入だっただろう。

 初完投・完封を目指す江草を代えるには、忍びない気がするのは理解できるが、それなら最初の東京ヤクルト戦において、9回を経験させておくべきだった。
 調整の遅れた久保田のためとはいえ、あそこで交代させたことを鑑みて、今回も最終回は久保田に任すのが筋だろう。

 ただでさえ、初完投・完封の9回のプレッシャーがある。
 それも、いままで経験してない未知の領域だ。(心なし、最終回の江草の表情が引きつっていたように見えた。)
 しかも、押し捲りながら追加点が奪えないという最悪の流れ。(得意の寸止め状態。)あれだけチャンスを潰していれば、自然と相手に流れは傾く。
 しかもリードは、たったの1点だ。
 この場面は、調子も戻りつつある、経験豊富な久保田に任せるほうが試合を制する確率が高いと見たんだけど・・・・。

 さて、この試合の流れを作ってしまったのは、他の誰あろう“誠の救世主”今岡であることは、誰の目でも明らかだろう。
 2回の1死満塁のチャンスをいずれも併殺打で潰した。どちらかでいい、外野フライ1本で今日の勝利と江草の完投・完封(?)を決定づけることができただけに残念な内容だった。

 昨年、文字通り“誠の救世主”として、球団記録を更新する打点を挙げ、史上最強の5番打者として認知された今岡だ。
 普通の状態であれば、外野フライは朝飯前のはずだ。
 それが出来ないのは、技術以前の問題が内在していると思える。
 「バネ指」が出ているのか?(送球をみてもこの可能性が高そう。)

 金本の加入以来、「痛い」の「痒い」の言っていられない雰囲気があるという。たしかにある意味、非常にいいことなんだが、それを克服できない(チームの勝利にこうけんできなくなるような)要素が出た時、ハッキリ言わなければ行けない。
 それ故、無理して出場し、無理して結果を出そうとする。無理してるから、「外野フライでいい。」なんて簡単には、考えられない。どうしてもよりよい結果を求める。それが逆に悪循環となり、結果がでないことに、余計背伸びした結果を求める。
 そんな風に見えるんだけど・・・・、どうなんだろう?

 しかも、今岡はここ数年で首位打者、打点王のどのタイトルもとり、タイガース生え抜きの主軸だ。
 簡単に、「バネ指が出た」から休みたいなんて、口に出せるはずもない。
 岡田監督ですら、今岡本人の申告が無い限り、関本のサード起用へも踏み切れない。そういう関係で、2人の間の信頼があるからなおさらだ。

 今岡は今、迷っている。
 あくまで試合で結果を追求していくべきか?
 指の治療を優先させるべきか?

 だが、もうひとつ原点に返って、「5番はランナーを返すのが仕事」と言ったのだったら、外野フライで1人返したっていいんじゃないか。
 それが現状できる最高の形になるのだったら、それでいいと思うことだ。
 今岡、無理せず、軽〜く外野フライを上げてくれればいいんだよ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 20:46 | comments(0) | trackbacks(0) |
6―3 対広島 長谷川に藤川を見る
 今年の藤川をどう見るか?
 巷の評価も分かれるところだろう。
 去年、ことごとく空振りの取れたストレートが今年は当てられてしまう。球速は150kmを越えており、去年の登板過多による疲れは感じられない。だが、なぜこうも空振りがとれなくなったか?球児の“ハイパーストレート”はどこへ行ってしまたのか?

 2段モーションの禁止によるフォームの変更。
 藤川の場合は、一度上げた足が静止する。これを一連の動きへと変更した。従来セットポジションでは、一貫して一連の動きで投げていたため楽観視していたが、ここに多くの問題があったと思う。

 ほら、弓矢を引くでしょう。
 的を狙って、「さぁ打つぞ」って言う時、息を止め、弦が張りきったところで静止させ、力の全てを弦の張りに伝わったことを確認し、矢を放つでしょう。
 そうして、放たれた矢は的に向かって一直線。
 この弦に伝わる力が弱かったり、放つタイミングがずれると矢は的に一直線に向かわず、お辞儀をしたりする。
 本当に力が伝わった矢は、自らが切り裂いた空気の流れに乗るように、浮き上がるかのような錯覚に陥る。

 去年の藤川のストレートがまさにコレだった。
 ピッチャーの投球は、本来ホームベースに近づくと、球速は落ち、重力に負け始める。
 それが、藤川の場合、足を静止させ充分に弓を引いた状態から放たれるため、それがホームベース上で浮き上がるかのような錯覚に陥る。バッターの空振りが必ず、ボールの下をくぐっていることでわかると思う。
 これが、ストレートとわかっていても、当てられない“ハイパーストレート”の所以だ。
 
 今日の対戦相手の広島の長谷川も150km前後のストレートを投げる。そのボールだけを見れば、ほんとホレボレするものだ。
 特に、外角低めにコントロールされれば、なかなか打つことは難しいと思える。しかし、彼もそのストレートを合わされてしまう。特に高めに浮いたら、簡単に合わされる。
 これも、表向きのスピードだけで、案外手元では見やすいボールになっているんじゃないだろうか。
 ボールをリリースする最後の指のかかり、そのかかりの浅さ、深さみたいなところで変わっているように見える。
 これをベンチからでも、ブルペンからでもしっかり見ていればと思う。
 今の藤川は、この長谷川の中にいる気がしてならなかった。

 藤川も静止することをやめたため、この最後の指のかかりが浅くなったンじゃないかと思う。
 一度止まって、力を溜め込んで最後に「エイッ、ヤッ」っと投げ下ろす。指にしっかりかかると、ボールの回転は重力と逆の回転をより多く与えられる。これが一連の動作で、サッと投げ下ろされると、最後の指のかかりが浅く、回転の力がイマイチ。
 ざっと、そんな風に考えて見た。

 藤川は、もっと最後の球をリリースする部分に意識を持っていったほうが良いと思う。しっかり、振り下ろす。振り下ろす勢いをしっかりボールに回転として与えてあげれば、“ハイパーストレート”は、甦ると思うのだが・・・。
 事実、145km前後の投球でも、しっかり指にかかり、いい上昇回転を与えられたボールのほうが空振りを取れているのだから。
 
 安藤に勝ちがつき、久保田にセーブ。
 低迷を続ける広島相手といえ連勝できた。
 そして、連覇に欠かせないのが、藤川のストレートなんだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:05 | comments(1) | trackbacks(0) |
7―0 対広島 井川の牙は、戻ったか?
 エースがしっかり投げる。
 それがこういう試合をつくるってことになるんだ。

 キャンプインかあらスリムな体つきになって現われ、シーズンインには、あの髪もばっさり。今季にかける意気込みが見て取れた。
 井川本来の魅力は、少ない球種でも相手を押さえ込めるところにある。
 スピード豊な速球と落差(球速の)があるチェンジアップ。これにカウントを稼ぐためのスライダー。これだけで、セ界No1左腕の座についた。
 1000奪三振も、史上5番目の早さだという、オメデト!

 井川は、阪神ファンにとって、あの完全数を背負った男・江夏豊以来のサウスポー・エースなんだ。
 昨年、勤続疲労(勝手に、そう思っている。)により、不調の波、終盤でのガス欠のような失速を見るにつけ、一抹の寂しさを覚えた。
 「お前は、ここで終わるピッチャーやないやろ!」
 何度かそう叫んでた。

 今年、井川はいいスタートを切ったと言っていいだろう。
 ただ、勤続疲労が抜け切っているのかは、定かでない。
 昨年は不調と言えど、170イニングを投げているのだ。とても、投げながら疲労を取るレベルでは、無かったはず。
 本来、ガス抜きのため、不調の年は100イニングそこそこで終わる投手も多い。(工藤なんてよくこの手を使っていたね。)
 それが、5年で1000イニング近い投球回数をこなしてきた井川に疲れが無いはずが無い。
 それでも、ローテの中心としての役割を果たそうとしている。

 初戦の東京ヤクルト戦、2戦目の広島戦と中盤から終盤にかけて失点をするのを見るに、スタミナ切れを心配していた。
 今日は、完投・完封で申し分ない結果だが、やはり終盤のピッチングに序盤の勢いが無くなったように見えたのは寅吉だけじゃあるまい。(広島打線の不調にも助けられている気もするし・・・・)
 どうしても、’02年のピッチングのイメージを追ってしまうものだから・・・・・。
 元来、コントロールは、アバウトなタイプだ。
 しかし、それを補って余りある、球のキレと勢いが無尽蔵に続くことが井川をここまで押し上げたと言っていい。
 
 さて、暖かくなるに連れて井川の持続力が上がるのか、今日のように終盤は、丁寧にかわすことが、これからのスタイルとなるのか?
 もう少し見てみたいと思う。

 なにより、エースでの1勝は、チームに勢いをつける!(ハズ)
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:04 | comments(1) | trackbacks(1) |
5―9 対中日 2年目のジンクス?
 この世界には昔から言われてきたいろんな格言がある。
 ・代わったポジションに打球が飛ぶ。
 ・ピンチの後にチャンスあり。
 ・先頭打者への四球は点につながり易い。
 みんな、長い歴史の末言われてきたことだけに、実際その通りなんだな。

 そのなかの一つに「2年目のジンクス」って言うのがある。(格言では、ないとおもうが・・・・笑)
 1年間に活躍した選手が、2年目に壁にぶつかり成績を落とすってやつだ。
 無我夢中で走りぬけた末、好成績を挙げる。程なく自信っていうのが芽生える。それは、壁に当たり、乗り越えた末の自信じゃないから、結構脆いものなんだ。
 それに、相手のマーク・研究が進む。
 自信が過信となり、準備を怠り、相手に研究された挙句、壁にぶつかるという図式なんだろう。

 この「2年目のジンクス」ってやつ、何も2年目の選手だけが陥るものではない。
 初めて1軍で活躍した選手が、「実質2年目のジンクス」って言うのにはまるんだ。これも、同じ図式からなんだろうけどね。
 これに該当する選手が今年のタイガースに多いこと。

 杉山・江草・橋本・能見・藤川など投手陣に目立つんだ。
 これを一番心配していた。
 彼らは、いきなり主力級の活躍を」したものだから、期待値も彼らが自分自身に期待する価も跳ね上がっている。
 だが、冷静に考えて、彼らが1年間を通して活躍したのは、たった1回だけと言うことなんだ。
 この意識があって、このオフやキャンプを送ってきたかが問題だ。

 今年の戦力として、投手陣の中核を担うよう期待されている彼らだ。
 ここが、機能してないことが、開幕での東京ヤクルトに連敗したり、昨日・今日と中日に悔しい思いをさせられることとなった。
 
 実際、ジェフの穴は大きい。
 能見はその穴の大きさに飲み込まれんとしている。
 本来、ここへは球の力から言って、中村泰が適役だとおもうんだけど・・・(ストライクが入ればだけどね。笑)
 今一度、吉野を含めてチャンスを与えてみてはいかがだろうか。

 去年のように、昨日・今日の無様な敗戦は、明日への糧となるのだろうか?
 ぐぁんばれ!タイガース

 PS 阪急タイガースって、そりゃないわな!
| 房 寅吉 | - | 22:29 | comments(0) | trackbacks(1) |
5―7 対中日 止めを刺せない代償は・・・・
 最初に、過去の記事のコメントを受け付けないにさせてもらいました。
 なんせ、コメントスパムが1日に500も入るもので、削除だけに追われて更新する気力が失せてしまいます。
 せっかく頂いたコメントを表示できなくするのは心苦しいのですが、Tigers-netさんの対策が今月末までかかるらしいので、それまで毎日500通のコメントスパムの作業は、していられないので申し訳ございませんが、上記のよう対応をとらせていただきました。(効果があるかは、まだわかりませんが・・・・・)

 ということで、今日の結果論は、簡潔に。
 3回の攻撃、3点とって、なお1死満塁。バッター矢野。
 ここで、1点とれば中日の追撃の気力を萎えさせることができた、貴重な1点になるはずだった。
 ここでの、三振は最悪の結果だ。
 外野フライ、ゲッツー崩れ、どんな方法でも1点を取りに行くべき場面。
 
 案の定、ここを凌いだ中日は、中継ぎの好投から追撃態勢を整えた。
 止めの1点の取り方は、いつも言っていることだ。
 ここで決めに行こうとする欲が最悪の結果を招く。
 まず、1点。
 このことは、去年も中日戦で7点差をひっくり返されて経験済みなんだがねぇ・・・・・。

 藤川の不調については後日にするが、相木・能見も被弾し、中継ぎの不安もクローズアップされた試合だった。
 さぁ、これからの対応が勝負だ。
 シーズンは、始まったばかり。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:11 | comments(0) | trackbacks(1) |
10―5 対横浜 無人の野を往け!鉄人金本
 もう、今日は試合がどうのこうの言ってられんでしょう。
 今日のエラーも愛嬌の内だな。
 ありがとう、金本選手。

 金本がFAでタイガースにやってきて、虎は変わった。
 野球に取り組む姿勢、試合に出続けるための準備。勝利のための自己犠牲。いずれも、暗黒時代のタイガースには、無かったものだ。
 金本が移籍する前の年、星野監督をして、4位までだったチームだ。
 日ハムのチームリーダーだった片岡を獲得するも、チームは代わりきらなかった。
 変わりきらないと書いたのは、この年から野村監督時代に撒かれた種が芽を吹きかけ、赤星や藤本、沖原、藤川、太陽などが表に出てきて、チームの表面変化を起こそうとしていた。変化のマグマは溜まっていたといえる。

 しかし、長年の低迷に変化したくとも、どう変化していいのかその道筋は見えてなかった。
 そこに、金本がFA移籍してきた。
 その変化のマグマに穴を開け、吹き出させることができたのは、金本という生きた教材が目の前に現れたことによるものだ。
 あれから、ひ弱に思えたタイガース・ナインが全試合出場に拘るようになり、ちょっとやそっとで欠場しない選手を目指すようになる。

 04年からは、岡田監督の一言で4番を任され、その責を果たすべく年々成績を上げる、驚異の成長を見せる。
 そんな金本の今日のセレモニーやデイリースポーツに寄せた手記を読んでも、常に周りの人間への感謝と両親への感謝を述べている。
 (正直、デイリーの手記には泣けたよ・・・・・)
 そんな金本の姿勢は、後に続く赤星、鳥谷、林などをさらに上のレベルに導いてくれそうだ。

 しかし、セレモニーにプロ野球機構の人間が誰も姿を見せないのは、なんなんだろうか?
 あの、なんもせん根来コミッショナーなんて、WBCのメンバーにはアメリカまででかけて祝福してたくせに、本来きょうの世界記録を祝って、記念品持参で来るべきじゃないのかね。
 (もっとも、あんなコミッショナーに来られたら、価値が下がるかも知れんがね・・・・)
 
 ここ3年で2回の優勝。
 それは、すべて金本が来てくれてから始まっている。
 あの野村現東北楽天監督にして、「理想の4番打者は、金本」と言わしめる選手を、中心に戦える幸せ。他の選手も十分自覚して戦っていこう!

 金本は言った。
 「今シーズンも全身全霊を傾けて、勝利のため身を削ってでもがんばる!」っと。全選手に聞いてもらいたい言葉だ。
 熱い思いをありがとう。これからもタイガースのため、プロ野球のため、ぐぁんばれ!金本。

 今日は、金本の世界記録のため絶賛内容で終わります。
 さぁ、まだシーズンは、始まったばかりだ。勝利を目指して、みんな全身全霊を傾けよ!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:54 | comments(0) | trackbacks(1) |
5―2 対横浜 世界タイ記録を祝おう!
 悪質なコメント・スパムの削除に追われ、更新も遅れがち。スマソ!
 まったく。1日に200通位入ってくるので、始末に終えない。早急なる対策を望みたい。(腱鞘炎になりそうだ・・・・・)

 ということで、いよいよ金本選手の世界記録達成の日が近づく。
 タイ記録となるこの日、チームには勝利で祝おうという気が充満してるように見える。
 前選手会長今岡の復活を告げる2発。
 現選手会長赤星の執拗なる粘り。
 そして、金本から後継指名を受けている濱中の1発。
 みんな、金本の後姿から、何かを学び、何かを得た男達だ。

 投手陣もしかり、先発安藤は前回の失敗を乗り越え、完投寸前。ここで、久保田のリリーフを仰ぐも、「金本さんの記録を勝利で」という気持ちゆえのあせりだったか?

 でも、金本がタイガースにもたらしたものは、この記録以上に大きい。
 あの暗黒時代を超え、一条の光が差すかのような存在であった。
 今こそ、毎年優勝候補として名が挙がるチームになったのも、金本の存在が大きい。(詳しくは、新記録達成の時にでも書きたい。)

 しかし、タイガースも「この試合はかたなくちゃいけない。」っていう試合に勝てるチームに成ったんだんぁ、と感慨深く思ったりする。
 昔は、ここ一番や勝たなくてはいけない試合をことごとく落とす、勝負弱いチームだったのに・・・・・・。
 それも、金本がもたらしてくれたものかも知れない。

 さぁ、新記録も勝利で祝おう!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:34 | - | trackbacks(0) |
5―2 対横浜 犠牲フライ欠乏スパム発生?
 はじめに、このところ増殖を続けるコメント・スパムを削除していたら、勢い余って貴重な正規のコメントまで少し削除してしまいました。
 せっかく、コメントを寄せていただいた方、誠に申し訳ございません。(しかし、このコメント・スパムには、腹が立つ。)

 さて、今日の試合の方だが、井川がいいピッチングをしていたが、相手は2段モーション禁止の三浦だ。しかし、フォームが変わっても苦手のままだねぇ。(読売には、結構ボカスカ打たれてるのにねぇ・・・・)

 展開は、昨日の逆になった。
 今シーズンも(こそ?)軸にと考えてる井川に勝ちをつけたい岡田監督が、7回に集中打を浴び、逆転を許した井川を8回まで続投させる。
 対して、7回で逆転に成功した横浜は、8回から川村、クルーンと続く、昨年の勝ちパターンへの展開を図った。この展開が、今シーズンも通用するかの不安を抱えながらだが・・・・。

 あにはからんや、川村がタイガース打線に捕まり、再逆転を許すことになる。
 タイガースとしては、攻め立てながらも、金本の1発だけに抑えられ、ズルズルと来た、苦手三浦が代わり、比較的苦手意識が薄い川村がきたことで、「よっし!再逆転したろうか!」的な気分になれたろう。

 しかし、こんな展開を呼んだのが、昨年も言い続けた、タイガースの「寸止め症候群」。止めを刺せる寸前まで行くのだが、そこで手を止めてしまう人の良さ。(別の言い方で、野球が下手ともいう。)
 外野フライひとつで今日の試合は、別の展開となったはずだ。
 綺麗なヒットや一発で決めようとせず、まず外野フライで1点をめざすべきだろう。
 今日の井川なら、それで十分完投の望める展開になったはずだ。
 
 勝ったからこそいう。
 明日の百より、今日の五十。千里の道も一歩から。
 
 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 23:03 | - | trackbacks(1) |
2―2 対広島 形にこだわる?
 オクスプリングが初先発。
 代わりに抹消されたのは、昨日粗さを暴露したダーウィンでなく、一度の登板のなかった吉野。(ちょっと、残念だ。吉野には期待するところがあったんだが・・・)

 さて試合は、両監督の思惑が錯綜した展開となる。
 先発投手の球数を100球に限定し、中4日で廻すことを公言する広島・ブラウン監督と、先発を昨年より引っ張ることで、JFKの負担を軽減することを目標とした阪神・岡田監督。

 これが、先発投手の人選で互い違いになってしまう。
 日本的エースの象徴・黒田と助っ人・投手のオクスプリングの投げあいは、両監督に微妙な変化をもたらした。

 本来、リードを許している黒田に当然のごとく代打を送るだろう8回の裏。しかし、黒田を打席に送り、送りバントを命じる。
 これは、やはり黒田で勝たないと、カープというチームが乗ってはいけないという日本的考えに支配された証じゃないか。

 対して岡田監督は、この8回から、まだ83球のオクスプリングを能見に繋いだ。
 本来なら、この回から藤川、9回久保田というジェフ抜きのリレーも可能であり、まして83球のオクスプリングの続投さえ考えられる場面だ。
 カープにとって一番嫌だったのは、続投されることじゃなかったか?

 これには、伏線があり、直前の1死満塁の追加点のチャンスを今岡のゲッツーで潰していた。(今岡は、ちょとへんだね。バネ指が出てるんだろうか?)
 カープとしては、「よし、まだまだいけるぞ!」と反撃の意気が高まってる時だ。それに加えて、攻略に手を焼いていたオクスプリングが代わってくれる。これは、ありがたい。
 例え、誰が出てきても「ヨッシ!」という気になるものだ。
 これを迎え撃つには、昨年の藤川の顔が必要だと寅吉は思った。

 今シーズン、ジェフの代役を勤めるべく指名された能見を繋いで、NFKの完成を急ぐ気もわからんじゃないが、試運転中の能見では、カープが喜ぶだけだった。
 藤川にしても、手探りのシーズン入り。回の頭からのほうが、ランナーを背負う場面より、投げやすかったはずだ。
 これは、今年の勝利の形として、能見・藤川・久保田という形を早く作りたがった、タイガース側のあせりであったと思う。

 結局、自分の描いた勝利の形を潔く破棄した、ブラウン・カープが負け試合を引き分けに持込み、最後まで拘った、岡田タイガースは、勝試合を引き分けに持込まれたということだ。

 勝てる試合は、確実に勝っておかないと、今年は1勝の重みを感じることになりそうだぞ。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:03 | - | trackbacks(1) |
10―1 対広島 準備せしもの
 話は違うが、ここにきてのコメント・スパムの増加には、ほとほと困っている。
 削除するだけで一苦労。
 コメントを受け付けない設定にしても効果なし。
 てぃぶろぐの方で、なんか対策(英文のコメントははじくとか。)を早急に施さないと、ブロガーの皆さんが離れかねないと思うんだけど・・・、どうでしょう、Tigers-net.comさん!
 
 今日の試合は、準備の差が出た試合かな。
 特に先発の下柳と大嶋。

 下柳は知っての通り、準備に準備を怠り無くこなしていくタイプである。
 それは、この世界の怖さを知りすぎているからなのかもしれない。一時の実力(?)好調さなんて、すぐに通り過ぎてしまうものなんだ。
 1年限りの活躍で消えた選手なんて、枚挙にいとまない。「2年目のジンクス」なんていうのもこういうところから出てきてるものなのかもしれない。
 だから、より以上に自分を高めないと、前年以上の活躍なんて望めない。
 そう知っている下柳は、シーズン終了と同時に、沖縄に入り、今シーズンの準備を始めた。
 そういった姿勢に、結果は嘘をつかない、そう感じさせてくれる。

 片や、大嶋はどうだったんだろうか。
 彼は広島の選手だから、寅吉の知るところではないが、去年の阪神戦でプロ初勝利を挙げ、なんとなく「阪神組みやすし」的な気分があったんじゃなかろうか。
 このオフ、昨年の勝利からローテ入りを期待されてることに、満足していなかったか?
 ローテに入ることだけが目標になっていなかったか?

 このことは、今日大活躍の濱中にもいえる。
 戦力として復帰することの準備だけで、ライトのポジションを奪取するための準備はあったのだろうか?
 守れるようになれば、自然とライトのポジションが手に入るという思いが無かったのだろうか。
 それゆえ、思わぬ桧山の逆襲(失礼!)に、あせりバッティングが狂い始めたんじゃないだろうか。
 それが、開幕シリーズの桧山起用にめを覚まされ、ひたすらな思いが甦ったといえるんじゃないだろうか。
 それが、今日の結果となった。濱中の開幕は、今日だった。
 まだ、中軸として活躍するために準備することはあるだろう。遅くはない、がんばれ!濱中。

 濱中や林がちゃんと準備し、結果で笑わないと、まだまだ「今年38歳トリオ」の怠りなき準備せしものの後塵を拝すことにならざる得ない。
 彼らの準備には、頭が下がるが、やはり新旧交代のため、より周到な準備が必要だ。

 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 22:10 | - | trackbacks(1) |
春に若き芽が息吹く
 さぁ、セリーグも無事開幕。
 こちらも混セの予想に違わないスタートとなった。
 
 一足早く開幕していた、パリーグともども、新顔の選手が目につくねぇ。
 西武の高校卒ルーキー捕手、炭谷銀二朗のパワーに驚く。
 ソフトバンクのサードを守る、松田。
 オリックスの平野、日ハムの八木、楽天の松崎と大卒の即戦力ルーキーもみなローテ入りしたにたいだ。

 セに目を移せば、新人とは思えない落ち着き、強肩・攻守の中日・藤井。
 広島の核弾頭を目指す、梵。
 読売の福田。ヤクルト、武内など、早くも実績を積み始めた。
 遅かれ、横浜・高宮の登板もあるだろう。

 こうしてみると、新人が眠っている(ゆっくり育成中ととらえたい。)のは、タイガースと千葉ロッテの昨年の優勝チームだね。
 やはり、そういうチームでの新人の台頭は難しいのだろう。
 
 でも、2年目赤松などは、大いなるチャンスがあったはずだ。
 それを手放したのも本人。
 そして、再び手に入れられる権利を取り戻すのも本人次第だ。
 
 春に芽吹いた芽が、全て花をつけるわけじゃない。
 芽が出るのが遅い、晩稲も立派な苗となることもある。
 まだまだ、あきらめるな、喜田・桜井・赤松・・・・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:31 | - | trackbacks(2) |
9―1 対東京ヤクルト 江草クサらず、勝利もたらす。
 開幕連敗の後を受けての先発。
 相当のプレッシャーがかかるはずの試合だ。
 こういう試合は、去年実績のある杉山より、先発の地位にチャレンジしている江草の方が力を発揮するという選択肢は大有りだった。

 去年のローテ・ピッチャーだった杉山では、その実績ゆえ責任を大きく感じすぎ、守りに入る可能性が高い。
 比べて、初めてのローテ入りを得て、さらにその地位を固めようと、向かっていく気持ちが強い江草は、連敗のプレッシャーより、自分との戦いを優先していける。(連敗のプレッシャーを感じる暇がないという意味で・・)

 以前から言っていたが、江草のアバウトなコントロールは、先発向きである。細かなコントロールに気をとられて、球の勢いを殺すことはないとでも考えているような江草のピッチングは、長い回を投げることで生かされると思う。
 失敗の許されない短い回を投げきるには、相応のコントロールが必要とされる。故に、江草は負けている場面での中継ぎとしての役割を負わされることになった。それでも、そこでクサらず、チャンスにそなえたからこそ、今がある。
 反対に、長い回を考えれば、1,2球の失投や逆球は、許容範囲にはいるだろうし、逆に思わぬ効果を生むことさえある。
 つまり、6回乃至7回まで、2,3点の失点でいければ御の字という余裕もあるのだ。
 今日の江草は、その考えが見事にはまったことを思わせてくれた。それが、最高の結果をもたらしたと言っていい。
 今後、自身の調子が落ち、球威を失った時が問題なんだが、その時に繊細なるコントロールを持たない江草の壁があると思う。
  だが、今日はひとまず、おめでとう、そしてサンキュ!

 久保田の調整のため、江草の完投・完封のチャンスを奪ったのは、少々問題ありかと思う。
 たしかに、久保田は調整不足なのかもしれんが、毎年そうでしょ。
 春先から、ギュンビュン投げる久保田は見たことがない。
 ルーキー・イヤーでも、4月は2軍で減量・走りこみをさせられてただろう。去年だって、広島にサヨナラ喰らったり、不安定なピッチングだったはづだ。元来、スロースターターなんだろう。気温が上がって、体が絞れ始めてから久保田は全開になる。どんなことしたって、4月中は、不安定なまんまじゃないのかな。
 それでも、1年を考えれば、必要な抑えの切り札だ。実戦調整も必要だろう。なら、一昨日のような負けてる場面で調整登板させたらいい。
 久保田への配慮も重々理解した上で、江草の完封を見てみたかった。

 金本・シーツにあたりが出て、終盤一方的になったけど、それまでコツコツと1点づつ取っていく攻撃振りに見るところがあった。
 くれぐれも、終盤のHR攻勢に溺れて、大振りになることなかれ!
 戒めよ!シーツ、関本。(そうそう、関本は久々のHRだったね。オメデト!)

 それにしても、開幕してからの初勝利が去年と同じ対ヤクルトでスコアも9対1。(ただし、今年は3戦目だったけどね。)
 これを吉兆ととらえ、前向きにいきたいものだ。

 ぐぁんばれ!タイガース 
| 房 寅吉 | - | 18:48 | - | trackbacks(3) |
3―4x 対東京ヤクルト 負けても兜の緒を締めよ!
 さぁ、開幕戦のご祝儀も終わったことだし、思い切り愚痴るぞ〜!(ボキッ、ボキッ)

 安藤、矢野のバッテリーに細心の注意はあったのか?
 武内の場面。
 どこかに、「新人だから」「普通に投げれば、まず大丈夫」などという気持ちはなかったか?
 あの場面、注意すべきは1発のみだ。
 上記のような武内をなめきった考えがない限り、1発は防げるはずのものだ。
 相手を見下ろすのとなめきるのは、大きな違いがある。
 相手を見下ろしても細心の注意は払うべきで、細心の注意を怠ることは、なめきったということなんだ。
 あの場面の安藤・矢野の心理状況は、どちらだったのだろう。反省せい!

 最後の場面で久保田を使うなら、昨日の負けてる場面でも1回使っておくべきだろう。
 監督談話で、久保田のWBCでの影響を言うのなら、なおさら昨日使っておくべきだ。
 なにより、昨日の無死満塁を逃れた能見の経験を買うなら、続投の判断も大有りだったのではないか。
 WBCの影響を理由にするなら、能見の続投に賭けるほうが正解だと思うんだが・・・・。

 思いもよらぬ、連敗スタート。
 今日現在、最下位。
 開幕連敗の年にVは無し。
 などなど、悲観材料が並んでしまったが、今年のセは混戦が予想される。
 勝てる試合は、確実に勝っていくことが必要だ。(もう、1点差試合を2試合落としているが・・・)
 巻き返しは、まだまだきく。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:54 | - | trackbacks(0) |