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13−5 対横浜DeNA 陽川、連発!秋山、10勝到達!
 今日は、陽川が初回に満塁弾、3回にソロホームランの連発。
 2桁勝利を目指す秋山に、大きな援護を与えた。

 中谷が20本を打った年、掛布さんが、当時2軍で2冠を2年連続して取っていた陽川を、
 「陽川くんも、我慢して使い続ければ、20本打つ力は、十分あるんですよ。ハイ。」って解説で言っていたのを思い出す。
 当時は2軍の帝王で、上に上がると、どうしても結果を出さないと、また2軍に戻されるという強迫観念みたいなものがあって、ボール球に手を出したり、投球に自分の方から向かって行ったり、持ち味の呼び込んで叩くバッティングがほとんど出来なかった。
 それを掛布さんは、我慢して一定の打席を与えてやれば、それなりの力は示せるはずだと言っていたんだな。

 その陽川が、やっと1軍でも、平常心で打てるようになったのか、今季は、焦るとか「打ちたい」気持ちが先走って、ボール球に手を出すとか、自らボールを迎えにいてしまうような姿が減って、確実性が増し、それに伴いバッティングの結果が出るようになって来た。
 守備は、慣れないライトを守らされることもあり、不安は隠せないが、糸井の守備と比べれば決して劣っているわけではない。
 今シーズンも、148打席で、32安打、そのうち7本がホームランである。
 ボーアが379打席で、80安打、17本のホームランに比べて、遜色ない成績だと言える。
 (だからと言って、ボーアがいらないと言うわけではないが。)

 ボーアは、ボーアで来季の上がり目が多くあると思うのだが、ボーアが来季をこのままで上がり目がなければ、その代役はマルテでなくて、陽川でも十分つとまるということだ。
 その陽川に加えて、原口もいることを考え合わせると、ボーアを残留させ、マルテを切る方が、チーム事情にはあっていると思うのだが。
 (もっとも、マルテの上がり目が、ボーア以上にあると判断しるなら別なんだが・・・・】

 いずれにしても、今季にきっかけを掴んだことは確かだ。
 陽川が一気にブレークすることを願っている。

 そうして、その援護に守られ、秋山が2桁勝利を達成。
 藤浪の変化球に劣る球速で、これだけ勝てるというのは秋山に何かがあるのだろう。
 エースとなった西にも共通したことが言えるが、コントロールと如何に速球を早く見せるかが秋山の持ち味でもある。
 今季の安定度は、西に次ぐものもでもあり、10勝3敗と7つの貯金を作ったのも大きい。
 途中で、要らぬ交代で勝ち星を消されたこともあり、普通に言ってれば12勝していてもおかしくない内容だ。
 この秋山が、ローテの3、4番手に置けるようになれば、タイガースの投手陣は明るいのだが。
 来季は、藤浪の進化や才木の復活、遥人が1年を通してローテを守ってくれること、青柳の着実な歩みで、そういうローテが組めるようになることを願いたい。
 秋山、ひとまず、おめでとう!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:44 | comments(0) | - |
3−3 対横浜DeNA 近本、3割への挑戦
 近本の打率が3割に近づいて来た。
 この試合で、.296となり、安打数でも130安打で4位。
 トップの大島が138安打で、8本差だ。

 この試合前に打率トップのベイスターズのトップバッター梶谷は、
 104試合 464打席 415打数 136安打 .3277
 これに対して、近本は、
 112試合 483打席 439打数 130安打 ,296
 打席が19打席多いが、打数は、24打数多い。
 その差は、四球の差でもある。
 梶谷 四球 45 死球 1  計 46
 近本 四球 29 死球 7  計 36
 梶谷の四球は、大島の46を見ても、トップバッターとしては、普通の数字。
 近本の29の方が少なすぎると言える。
 それが、出塁率にも現れ、梶谷 ,393 大島 ,384 という率に対して、近本 .349という結果になっている。

 近本の場合、四球を得て出塁するより、打って出塁する割合が高い。
 その為、率を上げるには、相応の安打数が要求される。
 より少ない安打数で率を稼ぐか、率はさておき安打数を増やすことを考えるか?
 チームへの貢献を考えれば、トップバッターとして、出塁率を高める方へ重点がかかる。
 
 近本の思い切りがいいバッティングには魅力もあるが、逆に脆さも持ち合わされている。
 その脆さを言い換えれば、強引さだ。
 どうしても打って出て、四球を選ぶことをヨシとしていないように映る。
 その力強い打撃は、金本を彷彿されるバッティングファームから、9本のホームランを放っている。
 だが、近本が優勝するチームのトップバッターになるには、四球で出塁することも考えないといけない。
 近本がどんな形にせよ出塁すれば、2塁打に値する可能性が高く、相手へ与えるプレッシャーが大きい。
 単純に、凡打のうち10個を四球に置き換えれば、今頃打率も .303となっているはずだ。
 
 今季はもう手遅れだから、打って安打を増やすしか3割への道は開かれないかも知れないが、来季は2年目のジンクスも克服したその力で、更なる進歩を示さなくてはいけない。
 それには、もっと楽に3割をクリアすることだし、最高出塁率と最多安打の両方のタイトルを狙うことだ。
 それが、タイガースのトップバッターとして、チームへ一番貢献することになる。
 とりあえず、今季3割を打っておけ!
 
 ぐぁんばれ!近本
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:21 | comments(0) | - |
3−1 対中日 西、大野に投げ勝ち11勝目!
 今日は、西と大野の投げ合い。
 大野は、防御率1点台で、10完投、6完封で10勝を挙げている。
 西も3完投で10勝を挙げ、防御率は、2点前半。
 エース同士の投げ合い、投手戦が予想された。

 立ち上がり早々、京田に一発を食らうが、その後を立て直し、西らしいコーナーを突く投球で、完投勝利。
 今年は、これで11勝5敗と6つの貯金を作っている。
 さしてスピードはあるわけではないが、コーナを突く技術と多彩な変化球、特にシュートが有効的であり、これまでの実績を誇っている。
 そのフィールディングやバッティングでさえ、センスを感じさせる。
 西は、野球に対するセンスの塊なのかも知れない。

 藤浪もセンスは高いのだが、その長い手足から、バント処理からのショートスローに難がある。
 一度、西や球児に弟子入りして、その部分の教授を願った方がいい。
 何か、ヒントが掴めれば大きい。

 今日も大山に一発が出なかった。
 停滞している間に丸と村上に追いつかれ、岡本に1本のリードを許している。
 一喜一憂してもしょうがないのだが、大山は30本打つことを目指して、相手のことは考えないでいいと思う。
 残り試合は少なくなったけど、次のべイスターズ戦での爆発を期待している。

 ぐぁんばれ!大山
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:33 | comments(0) | - |
9−1 対中日 藤川の登板が唯一の見せ場か?
 ここに来ての4連勝。
 それでも大山に一発はなく、岡本が27号を放って単独トップ。
 村上も25,26号連発で大山に並んだ。
 ここに来て、ホームラン王争いは混沌として来ている。
 大山も無欲で、30本だけを目指して、頑張れ!

 藤浪の投球は良かった。
 今日の球審の飯塚の可変ストライクゾーンに泣かされた面はあるが、初回の1失点のみで4回を投げた。
 投げてる内容的に、昔の藤浪に戻って来ていることを感じさせる。
 思い切って腕振って、投げ込んだたまに、すっぽ抜けはないと自信を持て。
 あとは、ピッチャーとしてのフィールディング、特にショートスローの練習を徹底してやれば、来季には無双になれるはず。
 頑張れ!

 近本が盗塁を一つ決めたが、増田が3盗塁加算して、迫って来ている。
 讀賣は、増田を先発起用し、盗塁の機会を増やし、タイトルを狙わせるはらだ。
 塁に出たなら、必ず走ってくる。
 近本も勇気を持って、盗塁を狙っていかなくては、突き放せない。
 3割も大事だが、同時に盗塁王のタイトルは譲れない。
 頑張れ!

 あとは、スアレスのセーブ。
 これはほぼ確定だが、今日の様なセーブ場面がない展開では、球児が最終顔見せの登板になるのだろう。
 谷川も、最後四球を出して、ゲッツーで試合終了なんてことになったらブーイング浴びそうで、ヒヤヒヤだったんじゃないか。
 まぁ、できるだけスアレスのセーブと球児の登板、うまいことやれればいいが。
 それでも、やっぱり優勝をかけてのプレッシャーのかかる試合を見たかった。
 来季は、頼むぞ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:06 | comments(0) | - |
4−1 対中日 大山の30発が遠くなって来た
 この試合を終えて、残りは11試合。
 現在、大山のホームラン数は26本。
 残り、11試合で4発、つまり3試合、12打席に1発打っても届かない。
 タイトル伝伝より、30本打つことを大山に求めて来ただけに、かなり厳しい状況だ。

 もっともタイトルのことだけを言えば、岡本、丸、村上が1試合多く残している。
 鈴木誠也は、大山と同じ状況。
 これは、どれも似た状況だが、丸がここに来て量産しているのが不気味。
 村上の爆発力もある。
 ソトは流石にもう無理っぽい。
 驚くのは、故障で満足に試合に出ていなかったオースティンが、19本も打っていることだ。 
 故障なく、1シーズンフルに働いていれば、ぶっちぎっていたのかも知れない。
 
 そういう意味でも、大山はタイトルを獲得するチャンスでもある。
 ただ、タイトルを意識する様になってから、逆にホームランが止めってしまっているのが気になる。
 やはり、1本打ちたい、打ちたいという気持ちが、力みを呼び、スイングが先走り、ファールになったり、捉え損なって打ち上げたりというシーンを多く見る様になった。
 こういうところで、普通に打てる神経をしているのは、丸かなぁ。
 岡本も大山に追いつかれて以来、強引な面が目立ち、力みが見られる。
 誠也は、調子自体がイマイチであり、村上もタイトルを意識して、少し停滞している。
 
 大山にタイトルを取らす為、打順を1番とかにすることも考えられるが、逆に平常心を失わせかねない。
 如何に自然体に戻れるかが、タイトル奪取の鍵になると思う。
 ただ、対戦相手にもタイトルを争う選手がいるので、なかなかまともな勝負をしてもらえないこともある。
 ここに来て、各選手のホームランペースが落ちたのはそのせいもある。
 先の讀賣戦では、双方大山、岡本に対して、四球でも構わない厳しい攻めを行なっている。
 その為、大山、岡本ともホームランを放つことができなかった。
 この中日戦は、可能性が少なくともビシエドの打点王のため、大山を押さえておかなくてはならない。
 そういう攻めをされる。
 広島とヤクルトでも、村上と誠也で同じ様なことが行われているのだろう。
 唯一関係ない横浜が、讀賣と対戦しているため、丸がホームランを放って来た。(岡本は不発だが)
 大山は、残る横浜戦4試合にかけるしかないわな。
 そこで、1試合1本で、30本。
 これがクリアできれば、自然とタイトルがついてくる。
 まずは、30本を目指し、余計なことは考えないことだ。

 ぐぁんばれ!大山
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:13 | comments(0) | - |
4−2 対讀賣 惜しい、完封を逃す秋山、2桁勝利王手!
 秋山が、いいピッチングをした。
 しかし、ストレートが140km前後しか出ないのに、そのストレートを中心組み立て、讀賣を完封寸前まで抑えるのだからたいしたものだ。
 なかなか勝てない頃、秋山に対して、藤浪の変化球より遅いストレートとか言って、打者転向を勧めていたことを謝らなくてはならない。
 今や、その藤浪の変化球より遅いストレートで、自身2度目の2桁勝利を目前にしている。

 この秋山、相手チームを選ばず、ゲームを作るピッチングができている。
 今季は、継投の失敗で勝ち星を消されていることもあり、今日で9勝目だが、実質は11勝ぐらいはしている。
 これは、西に次いでナンバー2だし、実質の勝ち星では西を上回っているかも知れない。
 その源は、とりも直さずコントロールだろう。
 今日も無四球だし、カウントを悪くしても、立て直せるコントロールがあること。
 完全な、針に糸を通すというコントロールではないが、高さかコースか、どちらかを間違えないコントロールがある。
 そのため、相手打者の嫌がるところ、苦手なところを的確につくことができる。
 それが秋山の生命線だ。
 ここまで、来たら2度目の2桁勝利を挙げて欲しい。頑張れ!

 さて、ドラフト会議が明日行われる。
 コロナ禍で、スカウト活動も難しく、情報も少な中、タイガースがどういう指名を行うか観ものではある。
 巷噂されている様に、近大の佐藤にいくのだろうか?
 打者としては No1という話だが、まだまだ荒削りではあるという。
 ただ、この年代の野手がいないことも、タイガースの補強ポイントとされている。
 オリックスとソフトバンクが入札を表明、讀賣も暗に佐藤指名を匂わせている。

 ただし、ピッチャーの補強も必要になる。
 能見がいなくなることを考えて、島本の復帰が不明でもあり、ガルシアの去就も不明の為、左ピッチャーの補強は必要。
 早大の早川は、No1の左、これも人気を集めており、競合は必至だ。
 ロッテが入札を表明済みだ。

 将来背のある高校生はどうだ。
 中京大中京の高橋は、去年の奥川以上の素材と言われる。
 中日が1本釣しそうな情報だが、楽天とか広島が指を加えて見ているのか?
 タイガースはどうする。

 1本釣をするなら、福岡大大濠の山下舜平大が面白い。
 そのスケールの大きさは、中京大中京の高橋と双璧かと思う。
 将来のエース候補だ。
 ソフトバンクが行くかと思ったが、佐藤の入札を表明した。ハズレ1位で取れると思っているのか?
 競合を避けて、1番有望な選手といえば、山下舜平大じゃなかろうか?

 その上で2位で、来田(明石商)か小深田(履正社)あたりを指名できれば御の字なんだが。
 中央大の五十幡も面白い。近本と快速コンビで売り出したい。
 ハズレ1位でどこが指名してくるかも知れない。
 1位 佐藤 高橋 山下  ハズレ1位 五十幡 並木(独協大)中森(明石商)
 2位 井上朋也(花咲徳栄高) 来田 小深田  将来性のあるスラッガー
 3位 元山(東北福祉大) 小川(国学院大) (小幡の成長を見込めば、重要性は下がる 即戦力の守備不安の解消)
 4位 今西(早稲田大)藤井(JX-ENEOS) 藤野(日本文理大)(左投手または、即戦力投手)
5位 関本(履正社)牧原(日大藤沢) (ポスト梅野 藤田の競争相手) 
 6位 シャピロ一郎(国学院栃木)秋広(二松学舎大付属) (将来性のある投手 大化けの可能性)

 補強ポイントとしては、以上の様なところか?
 いずれにしても運命のドラフトは明日だ。
 誰がタイガースの一員になるか、楽しみではある。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:17 | comments(0) | - |
2−1 対讀賣 遥人が菅野に勝ったと言うだけの試合
 やっと、菅野に投げ勝った、遥人おめでとう。
 これでキャリアハイの5勝目。
 少しでも勝ち星を上げて、来季につなげてくれ。
 左のエースは、遥人しかいないのだから。

 あとは、見るべきところがなかったなぁ。
 原口のバッティングがやっと戻って来たってことか?
 こう言う打撃をしていれば、ファーストはマルテでなくって原口なんだろう。
 
 マルテは、去年より少ない打席で4ホーマー放っている。
 昨年105試合で412打席349打数で、12本。
 明らかに長打不足であった。
 あれだけ、満ぶりしても12本しか打てなかったのは不思議だ。
 そのかわり、割とボールの見極めがよく、51個の四死球を選んで、打率284,、出塁率381とまずまずの成績を挙げた。
 それ故、新外人(ボーア)の保険を兼ねての残留となった。
 本人も、タイガースが長打を求めていることは、重々承知していたのだろう、2年目の今季はかなり長打にこだわってる様に見える。
 それが、ここまでの4本につながっているが、逆にボールの見極めは悪化した様に見える。

 また、今季はサードで大山と勝負というところから始まって、キャンプちゅうも連日早出特守で、サードを守れることをアピールして来たが、開幕早々の故障で、一度は奪ったサードを大山に取り返されることになってしまった。
 そんな中、今季はほとんど考えていなかったファーストへ、練習不足のままつき、昨日の4エラーを記録してしまったのは気の毒ではあった。
 それでも、今日のバッティングを見ると、ファーストは原口か、ボーアを残留させた方がいいと思う。
 
 それよりも、来季は糸井の処遇をどうするか?
 サンズ残留であれば、センター近本とレフトサンズは確定だろう。
 ライトは、高山か江越にチャンスを与えて欲しいポジションだ。
 理想は、高山がライトで3番を打つくらいになってもらいたい。
 そうなると糸井をどうしたら良いのか?
 代打と言っても、勝負強さに疑問がつくし、糸井も四打席の中で結果を出すタイプだと思う。
 難しい問題になる気がする。

 まぁ、マルテを今年同様、保険として残すのはありだが、ファーストの控えは、原口、陽川と候補はいるからなぁ。
 まぁ、ボーアを切ってしまうのは、反対なんだが、そうするつもりでマルテを使っているのかなぁ?
 だとすれば、残念であり、節穴と行ってやりたい。
 明日のタイガースのため、別にやることがあるはずだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 無印良品リノベーション | 18:18 | comments(0) | - |
4−5 対讀賣 現役時代、準備が大事って言ってたくせに
 矢野監督は、現役の頃、ことあるごとに「準備の大切さ」を言っていた。
 ところが、監督になって、その準備をちゃんとして来たかと言うと、全くもってしていないと言っていい。

 例えば、昨年エラーの多さが12球団1で、今季に向けて、守備力の強化が散々言われていたはずだ。
 得点力不足の解消、それは外国人の補強というフロントの仕事であり、フロントは、ボーアとサンズを連れてくることで準備にあてた。
 守備力の強化は、現場の仕事であり、守備の不安をどう解消するかは、現場が考え実行しなくてはいけなかった。
 去年の秋季キャンプ、今年の沖縄キャンプも見に行って、猛虎キャンプレポートを見ていても、守備力強化にどれほど時間を割いていたかと言うと、全然前年と変わっていない。
 自主性を掲げる矢野タイガースのキャンプである為、選手が自主的に守備力強化の課題を克服する気にならんといけないと言うことなんだろうが、結局誰も守備力を強化する気がなかったってことなんだろう。
 今年も12球団ダントツのエラー数を誇り、記録に現れない部分を入れれば、去年より悪化していると言ってもいい。
 これでは、今季優勝するために、準備をちゃんとしたかと問われても致し方ない。

 また、行き当たりばったりの起用も多い。
 慣れない外野に植田を起用したり、陽川も外野起用が多かった。
 この2人は、キャンプで外野に入ることもあると言うことで練習はさせてはいたが、ただ守備につかせていると言うだけのもの。
 あくまでも臨時扱い。
 中谷のファーストも同様。
 それを公式戦で、いきなりやらす。

 また熊谷も、下ではセカンドが主である。
 それが、サードに入れたり、この試合ではショートで先発。
 元々ショートであったと言うだけで、ほとんどセカンドで練習していた熊谷を起用するならセカンドじゃないか?
 小幡をここで成長させることを考えれば、相手が左でも、ショートは小幡で行くべきだと思うのだが・・・・。

 そうして、この間の大山のライト。
 レフトには、何度かついたことはあったが、ライトは初めて見た。
 キャンプでさえ、レフトに入るところなでだったと思うが・・・・・・。
 
 マルテを使いたいがための策だと思うが、行き当たりばったりすぎないか?
 そこに批判があると、今度はボーアを外して、開いたファーストへマルテを入れて、大山をサードに戻す。
 マルテは、今季サードと言われ、キャンプからずっとサードで練習して来た。(キャンプでたまにファーストへ入ったかも知れんが?)
 故障明けの2軍調整でも、サードかDHで、ファーストへはついていない。
 そのマルテをファーストへ入れて、エラーを連発された。

 それなら、マルテをサードで、大山をファーストで良かったんと違うか?
 大体、ボーアを外す意味があるのか?
 巷で言われる様に、ボーアを見切ったのか?
 だとすると、あさはか極まりないと思うぞ。
 来年、日本流の攻め方に慣れれば、ボーアは、もっと打つ、かなりの活躍を期待できると思う。
 年俸が高いなら、妥協点を見つけて、再契約交渉すべき選手と思う。(そうしていると願っている。)
 タイガースが手放せば、他球団から誘いがかかるのではないか?
 ボーア以上の選手が獲得できれば別だが、その保証はないし、難しいと思うぞ。
 それより、他球団でボーアが活躍したら、どうするんかな?

 いずれにしても、準備不足で行き当たりばったり。
 そう言う野球をやっていて、讀賣に勝てる訳が無い。
 守備力が高い中日にだって、3タテ喰らって当然だ。
 もう、来季に向けての準備を始めるときだ。
 何を準備しなくてはいけないか、十分わかってるとは思うのだが、それを実行できるかどうかは、現場の首脳陣次第。
 もう、自主性とか行ってられんってことだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:41 | comments(0) | - |
5−9 対広島 ボーアの抹消に思う
 ここに来てボーアの登録を抹消。
 これの意味することは、なんなんだ?

 単に大山をサードで使うと、マルテはファーストと言うことになり、ボーアの守るところがない。
 または、ボーアの見極めがついた?
 来季は、どうするのだろう。

 ボーアは、今季ここまでの成績に物足りなさはあるけれど、去年のマルテのホームラン数は、超えている。
 来季、契約を更新したなら、日本の野球に慣れた分、大化けもあり得るとも思える。
 で切ることなら、来季も残留させたい選手ではある。
 この抹消が、ある程度ボーアの力量に目処がつき、マルテの見極めのための抹消であることを願っている。

 逆にサンズは、抹消しないのか?
 ここに来ての不調は、疲労のためもある。
 スィング自体が鈍くなっていて、好調時の面影が消えている。
 ホームランが18本くらいになってから、タイトルも過ぎったのかもしれないが、長打を意識し出した様で、強引さが出て来た。
 それがボール球に手を出す様になり、不調へのスパイラルに入ってしまった。
 ただ、そこの分析さえできて、もう一度リフレッシュできれば来季の活躍も期待できる様に見える。
 そう言う意味では、ある程度の見極めはできている選手。
 このまま抹消し、したで好調の江越や高山を上げて、使っていく方が上手い消化試合の使い方だと思うが?

 また、今更の先発岩田もどうなのだろう?
 ここでいくら好投しても、来季岩田のローテはないだろう。
 ならば、小川の先発や斎藤をもう一度試すなどの方が来季に向けて役に立つと思うのだが。

 いずれにしても、ボーア、サンズは契約更新の交渉に入った方がいい。
 この抹消も、査定にはいれず、来季に向けて期待していることを理解させてのものであることを願っている。
 
 試合の勝ち負けは、あとさきでいいが、外国人の確保は、ちゃんとしておきたい。
 福留や能見への戦力外通告については、また今度語って見たい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:15 | comments(0) | - |
2−0 対広島 マルテ最後に来てのアピール弾
 サンズ、ボーアが下降線の中、久々に1軍登録されたマルテが、故障明けの復帰から、いきなり2ランで結果を出した。
 これで。来季の外国人助っ人の起用問題が起きることになる。

 もっとも、今季のメンバーが全員残留してのことだけど。
 大山は、今季の実績で外せない。
 来季は正真正銘の4番となることが求められる。
 守備位置は、やはりサードに拘って欲しい。

 すると、ファーストをボーアとマルテ、またはレフトをサンズとマルテで争うことになる。
 ここに来てのサンズの急落ぶりを見ても、マルテに来季は外野守備(アメリカでは、少しの経験はあるらしい。)の練習をせんといかん。
 また、ボーアがこのままの状態で来季に入れば、ボーアに代ることも可能だ。
 いずれにしても、スペアがいる方が、何かと安心はできる。

 ただ、今日の様に、大山ライトでって言う起用はないわ。
 近本センターで、両サイドに大山、サンズでは危険すぎる。(もっとも糸井も危険ではあるが・・・)
 やはりライトには高山の起用を優先、いや競争に勝って守ってもらいたい。
 逆に、もう一人、江越とか陽川が出てくれば、外人野手は1人で、ピッチャーを充実させることもできる。

 スアレスは、残留できれば外せない。
 中継ぎに一人、先発に一人は必要か?
 先発は、登録抹消を繰り返して、2人でローテも可能かもしれん。
 ガンケル、ガルシア、エドワースで中継ぎ適性と実力を見極めての残留交渉になるか?

 来季の外国人枠がどうなるかも問題。
 今季のまま、5人登録4人ベンチ入りか、昨年の様に4人登録、4人ベンチ入りに戻るか?
 いずれにしても、まだまだ外国人頼みのタイガースではあるが、高山初め、江越や陽川が物になり、外国人が不調なら、いつでもとって代われる様な状態を築かないといけない。
 今日のマルテの活躍は、来季に向けての問題提起かもしれないな。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:36 | comments(0) | - |
1−5 対広島 もっと光を!
 今日の良かった点
 小幡の守備 1軍のスピードの慣れてきた。
 藤川球児の顔見せ登板 スピードは140kmの後半。コントロールはイマイチ。(全盛期から変わらない。)
 確かに、ストレートとフォークだけで抑えて来たのは凄いこと。
 そのストレートが全盛期の伸びを欠いて来て、当てられる様になって苦しくなって来た。
 他の変化球を含めて、コントロールできれば、まだ通用する道もあるかと思うが、火の玉ストレートを見せることができなくなったことが、球児の潮時と考えたのか?
 ガルシアに見切りをつけられたこと。(中継ぎ適性を見るべきではあると思う。)

 今日の残念だったこと。
 大山の不発。
 井上の不発。
 打線の沈黙。

 もっと、もっと明日につながる起用をすべき。
 2軍で結果を出している江越を登用し、しばらく使ってみてはどうだ。
 バットを寝かせて、スムーズにスイングできている。
 しばらく我慢して使うことで、「打ちたい、結果を出したい」と言う焦りを消してやることで、覚醒するチャンスがあると思うが。
 同様に高山。
 本来は、3番を打たなくてはいけない選手。
 出だしのつまずきで、焦りの悪循環にハマり、バッティングを崩してしまった。
 残り、20試合を与えて、取り戻させることはできないものか?
 陽川もコロナで躓いたが、今年はある程度の結果を出し、1軍の戦力たり得た。
 来季につなげる意味でも、残り試合で上げて、起用して欲しい。

 ドラフト戦略がいろいろ言われる中、強打の野手の補強と言われるが、この3人が覚醒すれば、十分その補強になり得る。
 そうすれば、高校No1の中京大中京の高橋や福岡大大濠の山下舜平大の指名も可能だろう。
 ピッチャーでは、結局今季、才木、小野が戦力になれず、島本、守屋の中継ぎも故障からの復帰ができなかった。
 望月、浜地は、伸び悩み。
 ピッチャーは、いくらいてもいいし、将来への備も大事だ。
 去年の西純矢や及川に加えて、今年もピッチャーの補強は欠かせないと思うのだが。
 その2人にも大きな刺激にもなりうる。

 今日の試合の勝敗はどうでもいいけど、明日のタイガースにもっと光を見せてくれ!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 21:50 | comments(0) | - |
1−1 対東京ヤクルト 最下位チームと痛み分け
 相変わらず、一度苦手となると、ずっとやられっぱなしだな。
 スワローズのスワレス(兄)、まともに打ったことがない。
 今日の糸原のタイムリーが、初めてヒットでスワレス(兄)から奪った得点。
 
 こう言う同じ相手に何度もやられるって言うのをなんとかするのも来季の課題。
 それは、投打ともに同じ傾向。
 同じピッチャーに何度でも抑えられる。
 同じバッターに何度でも打たれる。
 きっと、タイガースキラーと言うピッチャーや、バッターがそこいら中にいる。

 まぁ、今日は大山にホームランもなく、小幡も打たず、井上も打たなかった。
 ピッチャーでは、藤浪の162kmが唯一の見せ場か?
 消化試合らしいつまらない試合だった。
 もう少し、ワクワクさせる試合を見せてほしいが、目標がなくなった今、難しい話か?
 だったら、もっと明日につながる起用を見せてほしい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:12 | comments(0) | - |
6−5 対東京ヤクルト 消化試合に板山のアピール
 板山にとっては、2年ぶりの1軍登録。
 タイガース自体は消化試合で、井上にも経験を積ませる様な状況。
 今や中堅に差し掛かった板山にとっては、経験とか育成とかは言ってられない状況。
 そんな中、掴んだスタメンのチャンス。

 板山は、第一打席から、ライアンにピッチャー返しのセンター前ヒットでアピールをした。
 第二打席もセンター前に、第三打席で四球を選ぶ、四、五打席こそ凡退に終わったが内容のある打撃で十分アピールした格好だ。
 守備はセカンドに入って、そつなくこなし、また使ってみようと思わせる活躍だった。

 もう、この時期になるとタイトルがかかっているか、来季の残留を賭ける外人選手か、1、2軍の間にいる選手くらいしか、目的がなくなる。
 そう言う意味で板山の起用は当たったと言っていい。
 新人の頃、キャンプで、高山と共に掛布2軍監督から、「山々コンビ」と言われ、最後に1軍キャンプに送り込まれた。
 そのバッティングフォームが金本監督に似ていることから、最初はよく使われていたが、徐々に出番が減る。
 矢野が2軍監督をしていた年には、2軍の4番を任され、勝負強く、ファーム日本一に貢献。
 矢野が1軍監督になった際は、重用されるかと思ったが、案に反して。全くお呼びがかからなかった。
 今年も糸原が故障の際には、セカンドも守れる板山の起用も考えられたが、またもお呼びがかからない。

 板山も焦ったに違いない。
 こう言う扱いでは、「戦力外」と言う言葉が頭をかすめたこともあったと思う。
 そんな中、経験値とファンの興味(観客動員)のための井上の昇格に合わせて、板山の昇格が行われた。
 北條ぎっくり腰で、糸原は急遽上げたのもあるが、内野は熊谷、植田とセカンドを守れる選手はいる。
 そこに板山だから、板山自自身は、「最後の見極めか?」とも感じたんじゃないだろうか?
 伸び悩みの高山は、同期だがドラ1だけに同列には考えられない。
 ドラフト下位指名の板山は、そう言う意味でも切られやすい立場にいる。

 そう言う立場にいると、どうしても結果を求めたがり、「打ちたい。打ちたい。」で自分の方から投球に突っ込んでいってしまい、ボール球を振ったりして、逆の結果に陥る結果になることが多い。
 それでも今日の板山は、それをよく我慢し、打てる球を引きつけ打ち込んで行った。
 その精神力の勝利だと言える。
 板山を、来年も見られる、そう思えた今日の打撃だった。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 19:20 | comments(0) | - |
5−0 対東京ヤクルト 井上 プロ入り、初ヒット&初打点
 このところ、明るい話題がなくなってしまったタイガース。
 ベンチで指揮する矢野監督も、心なしか覇気を失っている様に見える。
 その中で、大山だけがタイトルに向けて奮闘している。
 そう言う構図の今日この頃。

 その中で、ドラフト2位の井上が1軍デビューを果たし、この日ついに初ヒットを打点つきで挙げる姿を見せた。
 井上の起用については、このところのタイガースへの批判、矢野監督に対する風当たりを逸らす目的ではないかとも言われているが、こうして初ヒット(長打)を見ると、その可能性の高さに、いやがおうにも期待は高まる。
 
 井上広大については、高校時代の活躍は知っての通りだが、その長打力を見るにつけ、その風貌と相待って、桜井広大を思い出さざる得ない。
 その身体能力の高さ、長打力から、将来の4番を嘱望されていた桜井広大。
 当時の名門PL学園から、ドラフト4位でタイガースに入団。
 岡田監督から将来の4番にと、2軍でも4番を任され、5年を掛けて育成、6年目にして1軍へ昇格。
 2009年には、初の二桁本塁打(12本)を放ち、レギュラーへ手を欠けたが、その後右肘の故障が祟り、結局翌2010年を持って、戦力外になってしまった。

 当時のタイガースには、桜井の他、林、喜田と言う将来のクリーンナップ候補がいたが、林、喜田は大卒での入団で、高卒での入団は桜井だけだった。
 当時は、林、桜井、喜田のクリーンナップが近い将来実現するのではないかと、期待していたものだ。
 だが、結局誰もがレギュラーになることもなく、タイガースを去ることになる。
 特に、桜井は将来の4番として2軍での熟成期間をかけて育成しただけに残念でもあった。
 
 それに比して、井上は、1年目から1軍に登用され、ヒットを刻み、その存在感を示した。
 タイガースの優勝の目がなくなり、消化試合化した中とはいえ、1軍を経験し、自分の持ち味や足りない部分を感じる機会、1軍のレベルを体感する機会を得られたのは、ある意味ラッキーなことだったと言える。
 あとは、これを糧に、井上自身がどう鍛えて、準備し、成長していくかだ。

 しかし、タイガースは井上のヒット以外に明るい話題は皆無だな。
 大山は、4安打を放つも、ホームランはなし。
 西は2年連続2桁勝利だが、今のチームの現状を考えると、それ以上でもそれ以下でもない。
 相変わらず、守備のミスは目に付くし、攻撃の拙さも相変わらずだ。
 もっと、「超積極的」と言うフレーズを掲げた野球を、守備でも攻撃でも見せられる様、今からでもやっていかなくてはいけないんじゃないか?

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 10:51 | comments(0) | - |
3−5x 対中日 権藤さんの言う通り!
 この試合、J SPORTSでの中継、解説は権藤博さんでテレビ観戦。
 権藤さん、タイガースの守備の評価は、クソみそであった。
 
 初回、発の岩田が大島を一塁ゴロに打ち取ったが、ベースカバーの途中、何故か立ち止まるかの様な捕球で、内野安打としてしまった。
 これなんぞ、結果ピッチャーのエラーだと言っていた。
 その後、アルモンテにライト前に打たれた打球をルーキーの井上がバウンドの判断を誤り、これを後ろへスルー。
 バントで2塁に進んでいた大島をホームに返し、先制点を与えた。
 これも、井上の守備は、高卒新人ということを差し引いても、酷いもんだとの評価。

 そして、2回の走塁。一死二塁から原口の三遊間を抜けるヒットに、二塁走者のボーアは何を思ったか、三塁へ進まず二塁へ後戻りした。
 これも、目の前の打球が抜けるのを判断してから走っても間に合うタイミングなのに、何を考えているのかわからんと。
 次は、2回の裏、一死から松葉のセカンドへの打球に糸原のチャージが遅れて内野安打にした場面。
 これも、待って獲ったら、絶対に間に合わない打球、突っ込んでショートバンドで処理しなくてはいけないのに、何を考えて守っているのかと言っていた。
 大体、タイガースの野手は、突っ込まない、一歩前に出ればいいものを、エラーを恐るのか、自信がないので待って獲って慎重に処理しようとする。
 だから、ダブルプレーの場面でも、アウトが一つしか取れない場面が嫌と言うほどある。
 これも、同じことだ。

 4回一死一、三塁で大島の詰まった打球に対しての近本のスタートと追い方が悪くタイムリーにしてしまった場面。
 中日の大島なら、迷わずアウトにしていたところ。
 そこが、タイガースと中日の守備力の差であると言っていた。

 そうして、9回、一死一、二塁から、ビシエドのライナーを好捕したセカンドの守備固めに入った植田が二封を狙ってタイミング的に間に合わない二塁へ送球し、これが大きく上へそれ、2、3塁への進塁を許した場面。
 この回に守備固めに植田が入った時から、下手糞の守備固めに下手糞を出して何になるんだって言っていた。
 その言葉が終わるか、終わらないかのうちに、判断ミスでドタバタの守備で、サヨナラのチャンスをお膳立てしてしまった。

 そうして、サヨナラの場面、1塁が空いていながら、高橋周平を申告敬遠せず、勝負を選択したタイガースベンチに。「ただ、押し出しが怖いだけなんですよ。」と「押し出しが怖い様なピッチャーを、抑えで投げさせることが間違っている。」と言いていた。
 実際そうだよな。
 押し出しなら、同点だが、打たれればサヨナラだ。
 普通に考えて、周平を敬遠して、シエラとの勝負を選んで然るべきだったんじゃないか?
 スアレスの制球を、そんなに恐れていたんだろうか?
 ベンチが弱気でどうする。
 そう言う考えだから、同じ様にフォークのワンバンドで、ワイルドピッチで同点を恐れたバッテリーは、周平に甘く入ったインサイドのストレートを逆方向に運ばれ、サヨナラ3ランとされた。

 権藤さんは、「タイガースの守りはひどいもんですよ。」と言う解説で一貫していた。
 それが、ことごとく言う様になって、言われるそばからミスを繰り返し、結局勝ちを手放してしまった。
 タイガースのエラーは、記録に現れないもの(例えば、初回の内野安打も、実質岩田のエラー)も入れれば莫大なものになる、とも言っていた。
 それに手を打ってこなかったタイガースが間違っている、誰も教える人がいないのか?と言う様なことも言っていたが・・・。

 権藤さん、ごもっともです。
 みんなそう感じているのですが、タイガースは下手くそばかりなんです。
 そんな、タイガースが讀賣に勝とうなんて、おこがましい。
 中日にだって、3タテされて当然です。
 タイガースは、来季に向けて、キャンプに突入します。
 それくらいの気持ちで、練習してくれ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 15:21 | comments(0) | - |
0−3 対中日 井上広大デビュー 3−0 2三振
 もう、井上のデビューくらいしか観るべきところがないか?
 大山も今日は不発。
 糸原を登録し、即スタメン。
 高山は、抹消。
 遥人も抹消、無理させたせいか?故障じゃなければいいのだが・・・・。

 しかし、ここにきての井上のデビューは、どうなんだ?
 今年は2軍で4番修行させるはずじゃなかったか?
 ホームランと打点でトップに立っているのだから、まずそのタイトルを取らせ、来季に備えるべきじゃなかったか。
 まぁ、1軍のエース級の球を見て、自分に足りないものは何かを考えさせるにはいいと思うが・・・・。
 ヤクルトの村上も、そうして2年目に飛躍した。(それなりの我慢は必要だったが・・・・)

 井上も、今日の大野の様なピッチャーを打っていかなくては、上でクリーンナップをはれる様にはならない。
 この経験を生かして、修練を積んでくれ。
 バットスイングのスピードももっと必要だし、選球眼も必要だ。
 ただ、大野に対して当てに行かず、振り切っていたところに非凡さは感じさせた。
 来年、期待している。

 しかし、高山を抹消してしまった。
 本当は、ここから使い続けて、どれほどの結果を残せるか見ていくべきだと思うのだが。
 結局、開幕で福留、糸井を使い、高山を下げたところから、一打席の代打の場面で、ヒットが出ず、無用な焦りを呼んで、高山を狂わせた。
 オープン戦、練習試合で結果を出していた高山を開幕から使いっていたら、今とは違った結果になっていたんじゃないだろうか。
 もっとも、ここで盛り返せなかった技術的な問題もあるのだろう。
 それでも、右の大山、井上に対して、左でクリーナップを打てる候補は、高山であると信じている。
 ここで、我慢してしばらく使ってもらいたかったのに、残念至極。

 しかし、いろいろ問題ありで、矢野監督が暗いわな。
 ベンチでも奥に下がりがちだし、何か思うところがあるのかも知れない。
 ただ、タイガースの明日に対して、明かりを見せることを怠ってはいけない。
 今は、タイガースファンにとって、それだけが試合を観る目的になっているのだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:01 | comments(0) | - |
2−4 対中日 大山の26号、空砲となる
 結局、大山の先制2ランのみ、スミ2の試合で、敗戦。
 中日がいい格好になってきて、来季に兆しがある戦いをしている。
 元々、ミスが少ないチームだけに、讀賣ともいい勝負をしている。
 ヤクルトをお客さんに、他とは微妙に借金という状態だが、来季に化る可能性は認められる。

 対してタイガースは、監督である矢野の大人数での会食を夕刊紙にすっぱ抜かれ、これを事前に球団に申し入れたものであるから、内規違反には当たらないという見解を出して、火消しに躍起だ。
 まぁ、事前に申し出て、許可をえればいいかという問題でもないと思うが・・・・。

 大体、この状態の時に、大人数の会食を企画し、その許可を申し出る方も、方だし。
 それを、許可する方も方だ。
 普通に考えて、3月に藤浪ら3名の感染を出した、タイガースだ。
 どこよりもシビアになっていなくてはいけない。
 それが、「チームの外食許可日かつ比較的感染者が少ない広島での開催であり、監督のチームマネジメント、チーム力強化に資する内容と判断したため、球団として許可を出した」という甘さが、この球団の体質なのだろう。
 それが、その後の福留らの8人の会食などに繋がったのは、否めない。
 どうも、球団そのものの考え方が、甘すぎる。

 そんな中、岩貞と岩崎が復帰して、中継ぎがにわかに充実はしてきた。
 右のエドワース、藤浪、左で岩貞、岩崎と揃い、桑原、能見の左右の経験値のあるベテランがいる。
 まぁ、遅すぎたといえばそれまでだが、大山のホームランダービートップに出る一発を空砲にしないためにも、その後の貧打が悔やまれる。
 
 まぁ、今日の主審・市川のひどい判定に、中日は助けられ、タイガースが泣かされた分はあったけど。
 ボーアの福から見送り三振を奪われた1球は、特に酷かった。
 中日贔屓のアナウンサーでさえ、ボールと思って実況していたくらいだもの。
 アメリカなら、すぐSNSにアップされ、「史上最悪の判定」などと晒され、炎上しているだろう。
 こういう下手くそな審判がいるから、機械判定を検討されることになるんだ。
 審判自身がレベルアップしないと、機械判定の導入が当然の流れになるのは否めないな。

 ちょっと、話が逸れたけど、順位はどうでもいいから、来季の兆しを見せて欲しいもんだ。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 21:48 | comments(0) | - |
4−3 対横浜DeNA 大山25号、藤浪、スアレスの160km競演
 試合は、昨日と逆に、ベイに守りのミスが出て、攻撃でも、打つしかないベイは、ダブルプレーでチャンスを潰し、得点はソロホームラン三発の3点という単調な攻撃に助けられたタイガースが、大山の2ランで競り勝った。

 昨日ソトにサービスをしたお返しに、大山に、岡本と並ぶ25号をプレゼントしてくれた。
 ヤクルトの村上が21号を放っており、ソトと並んで、脅威になってきた。
 残り試合の加減もあるが、相手どうこうより、大山には30本をクリアして、今岡、新庄が及ばなかった右打者としてラッキゾーン撤廃後の30本を達せして欲しい。
 もちろん、それにタイトルがついてくればベターではあるが、優勝がない分、ベストではない。

 僅差のリードで、タイガースは、秋山から、桑原、エドワース、藤浪、スアレスというリレーで逃げ切りを図った。
 現状のブルペン人では、他の選択肢はないのだろう。
 藤浪が勝ち試合の1イニングにはまってくれたのが大きい。

 この日も、160kmを計測し、3社凡退で8回を凌いだ。
 9回はスワレスで、藤浪に負けじと最速161kmで、160km代を連発し、濃いところを三者凡退で締めくくった。
 エドワースも150kmを出せるし、この3人はスピード豊かで、ハマった時には、見事なリレーを見せる。
 アクセントで左がいないのが難点ではあるが、岩崎、岩貞がいない今、贅沢は言えない。
 それでも、このリレーは来季に向けた明かりでもある。
 スワレスの残留が前提条件だけど、多少の金はかかっても残留させないといけない。
 そうでないと、いよいよ藤浪ストッパー説を掲げなくてはいけなくなる。
 
 エドワースは、どうするか?
 ガンケル、ガルシアとの兼ね合いもあるが、もう少し見極め期間を持ちたい。
 来季に一番化る可能性はあると思うが・・・(故障なくやれればね。)
 ガンケルと中継ぎでの適性による捨拾があると思う。
 ガルシアも貴重な左腕だけに、中継ぎとして使えるのなら、もう1年観てもいい気はする。

 しかし、ベイスターズも、これだけの戦力を持って勝てないというのは、やはり野球が拙いせいだな。
 ただ、打っていくだけの野球の限界か?
 ラミレスの去就が噂されるが、データ重視の野球ではあるが、機動力もなく、ただ打つだけの限界に気付いているのか。
 ここもソトの去就もあり、毎年ピッチャーの故障者が出る体質もあり、なかなか結果を出せない状態が続きている。
 タイガース同様、今年は大きなチャンスだったはずだが、やはり野球の甘さが出て、こういう状態になっている。
 タイガースとしては、ラミレス横浜との相性が良かっただけに、続投希望なんだけどね。
 まぁ、監督が代わっても、相性は維持してもらうことをタイガースに期待したい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:41 | comments(0) | - |
3−5 対横浜DeNA 勝ち負けはどうでもいいが、無様な試合
 エラーはするは、満塁のチャンスをことごとく潰しわ、ソトに2発もサービスするわ、いいところが皆無。
 こんな試合をしていれば、勝てる様になるわけないし、大山のタイトルだって、最後はソトに持っていかれかねんぞ。
 
 初回と、2回で大仁田(濱口)から、5、6点とって潰しているところ。
 それが2点で終わって、ソト、オースティンのホームランで追いつかれ、その2人に逆転され突き放される。
 結局、ベイの負けゲーム用の若手ピッチャーの起用に抑え込まれ、終盤の勝ち投手のリレーへと持ち込まれ逃げ切られる。
 最悪の展開。
 こう言うゲームをしちゃいけないと言う見本。

 北條もダブルプレーを取るべきところ、1歩前に出られないで、待って獲るので2塁送球が遅れて、ワンアウトしか取れない。
 小幡も、完全なダブルプレーを、早急の方へ意識が行ってしまい、エラーしてしまう。
 こういうプレーが、づっと続いている。
 これがやらないでいい点を、相手にやり、相手の打順の巡りをよくし、自分のチームのピッチャーの負担を増やす。
 これじゃ、勝てる様にはならない。

 守備練習を疎かにするなかれ。
 一度キャンプでも、宮本(元スワローズ)なんかを臨時コーチで呼んで、鍛えて貰えばいい。
 今のコーチ陣で、今まで改善できんのだから、別の方法を考えんと、守備の向上が見込めんのじゃないか?

 しかし、無様な試合で、観る気をなくす様な内容。
 もう、こういう試合は勘弁して欲しいもんだな。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:32 | comments(0) | - |
9−1 対広島 弱いもの同士の乳繰り合いは、痛み分け
 結局、この3連戦、1勝1敗1分け。
 見事な痛み分けだ。
 初戦は、ミスの応酬で引き分け。
 2戦目は、タイガースにミスが多く、広島の一方的な勝利。
 そして、今日は広島投手陣の薄さをついて、タイガースの一方的勝利。
 まぁ、弱いもの同士が乳繰り合えば、こう言う結果になるって見本の様な結果。

 今日の良かったところ。
 サンズ、ボーアに久々の一発が出た。
 これで少し変わってくるかな?

 そして北條のホームラン。
 また、初回から送りバントでもさせるのかと思ったわ。
 そうすれば、バントさせるなら2番に植田を使えって書こうと思った。
 
 北條らしい一発。
 本来、こう言う打撃ができる選手なのだが、タイガースは北條を小兵にしたがっている。
 まぁ、いわばセッキー2世にしたいんだろう。
 
 北條は、その世代の高校生野手でナンバーワン・スラッガーであったはず。
 鈴打撃では、鈴木誠也より上、大山なんぞ、その存在すら眼中になかったはず。
 その北條を、無理やり、「お前は、小技ができんと生き残れない。」とか言って、2番バッターの枠に入れようと育ててきた、タイガースの育成の間違い。(だと思う。)
 本来は、クリーンナップを打てる様な選手に育てるべきだった。
 そうすれば、丁度広島の松山の右バッター版くらいにはなっていたはずだし、そう期待もしていた。

 守備位置だって、サードへの適性もあった。
 外人がダメなら、北條サード、大山ファーストだって、大いにあり得る布陣だと考えていた。
 それを、なんかショートでこじんまりと育てようとしたために、今の中途半端な位置付けになっている。
 守備だって、結局セカンドかなんかで使われて、いよいよ小兵化一直線ていう感じだ。
 そう言う、評価に対するアンチテーゼの一発じゃなかったのかな?

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 21:54 | comments(0) | - |
3−9 対広島 見るべきものは、何もない試合
 今日の試合、お金を払って観ている人は、頭に来る試合だったろう。
 もう、大山のホームランと小幡の活躍以外に、心躍ることがなくなったタイガースファンは、途中でテレビを消したんじゃないかな?

 この試合も、ミスをし合っての、泥試合。
 今日は、タイガースの方が余計にミスをしたってことで、こう言う結果になった。
 いずれにしても、弱いもの同士の乳繰り合い。
 金を貰って観せる試合じゃない。

 結局大山にホームランは出なくて、小幡も目立たなかった。(守備は、だんだん板についてきた様に見えた。)
 これで、初登板の石井や斎藤が快投を演じていれば、まだ救われるが、それもなし。
 出てきたのは、岩田が、相変わらずの「岩田スタイル」のピッチング。
 
 打者も、高山とか植田にもっと打席を与えてやれば良いのに、相変わらずのメンバーで凡打を繰り返す。
 いい加減、来季を見据えた戦いをするのかと思えば、何を目的にしているかわからん試合をしている。
 これじゃ、来季も一からやり直し、同じことを繰り返すんじゃないか?
 悪いところに気づいたら、即直しに掛からんと、のんびりしてたら間に合わんぞ!

 今更。勝ち負けは、どうでもいい。
 タイガースの明日に、光を見せて欲しいのだ。
 そのため、こんな消化試合を観ているのだ。
 こんな、泥試合を観るために、テレビをつけているんじゃない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:05 | comments(0) | - |
4−4 対広島 弱いもの同士の泥試合
 この試合を見れば、広島が最下位争いをしてるチームであり、タイガースが首位に13ゲームも離されているチームだってことがよくわかる。
 広島もスタメンに聞いたことがない名前が並武。
 タイガースの先発が青柳であることを考えて左を並べたオーダーであると言うことを割り引いても、タイトルの可能性のある誠也を3番に繰り上げるなど、完全に消化試合モード。
 タイガースも、小幡を1番に抜擢し、梅野を休ませるなど、徐々に来季を見据えての消化試合モードに舵を切ってきた様なオーダーだ。
 まぁ、不調の両外人をスタメンに復活させたのは、どっちつかずの迷いを感じさせるけど。

 試合は、どちらも先発はよく投げた。
 その投手戦の足を引っ張るミスが出たのは、タイガースが先。
 四球の田中広輔を置いて、鈴木誠也のピッチャーがえしを青柳が体に当て、外野へと転がる間に、あろうことか1塁の田中広輔が一気にホームインと言う、あり得ん処理で先制点を与えた。
 ライトの糸井のチャージが遅いのも合ったし、バックホームの送球もどこに、何を狙って投げたのかもよくわからん早急で、安易点を与える。

 しかし、この得点を広島もまたミスで返してくれる。
 小幡の内野安打から、北條のバントで送られ、近本の1塁ゴロを松山がエラーで、小幡がホームイン。
 こう言うチームじゃなかったよなぁ、強かった頃のカープは・・・・。
 今や、最下位争いに相応しいと言うべき、脆さがある。

 青柳も好投報われず、6回を1失点で降板。
 繋いだ桑原が打たれ2失点。
 それを返してくれたのも、8回を塹江出なくケムナに任せた広島ベンチ。
 塹江も登板が続く中で疲労の蓄積もあり、以前のピッチングができないと言う判断で、ケムナに託したのであろうが、こう言う場面の登板が初となるケムナには二が重かったのか、四球を連発し、2死満塁のピンチを招く。
 ここで代打の原口が放ったサードライナーは、サードの三好が取り損なう起動を描いたらしく、同点のタイムリーになった。
 この三好の取り方もおかしかった。
 空中でイレギュラーしたのか?

 結局、延長に入り、休ませるはずの塹江を投げさざる得なくなった広島。
 塹江は、大山とまともに勝負できるわけがなく四球で歩かせる。
 大山に代走で、植田。
 その植田を坂倉のパスボールでセカンドにやってしまう。
 島田は、3ボールノーストライクから、送りバントで植田を3塁へ送る。
 ここももう少し待っても良かったんじゃないか?
 アウトが取れずに汲々としている塹江に黙ってアウトを与えたのはどうなのであろう?しかも3ボールから・・・・・。
 その後の熊谷がタイムリーを放ち、1点をとった。(て言うか、広島がくれた。)
 その次の中谷が、気の無いスィングでファーストファールフライに倒れ、代打長坂が三振で、1点止まり。
 中谷は、あの場面で何をしようとしていたのか、何を狙っていたのが、意図が全然見えない。
 こう言う打撃をしていては、もうチャンスはもらえん様になる。

 結局この中谷が、その裏、代打長野のセカンドゴロの北條からの送球を取り損ねて生かしたところから、同点に追いつかれることになる。
 確かに北條の送球もシュートバウンドで、取りにくいかもしれない。
 中谷の本職は外野で、ファーストの守備練習をどれだけしていたかは不明だ。(キャンプでは、ファーストに入ることもあったが、細かいプレーまではしてなかった様に見える。)
 記録は内野安打だが、タイガースの守備のミスであることは間違いない。
 
 次に、坂倉のライト前の処理を島田が焦り、3塁、2塁にランナーを進めてしまったこと。
 上本が3塁へ行くのは仕方がないが、坂倉までセカンドにやったのは、大きな失敗。
 足の早くない坂倉を1塁へ留めおけば、次でダブルプレーも狙える。
 次の代打會澤に打たれたかも知れんが、1塁が開いたおかげで満塁策を取らざる得なくなった。
 次の堂林の叩きつけたショートゴロで、1点を失うことになるのだが、ここは前進守備出会ったため、ワンバンドの打球が、ショートの頭を越さないで良かった。
 小幡が長身を生かして、これを抑え、セカンドでフォースアウトをとったのが大きい。
 これで、同点止まり、引き分けを産んだといて良い。

 結局、ミスでもらった点をミスで返すと言う、弱いもの同士の乳繰り合いの様な試合。
 その中で、小幡のスィングの力強さが出てきており、守備にも落ち着きが出てきたことが、一筋の光明。
 他は、何一つ見るべきものがない泥試合。
 長時間見ているのも苦痛となる試合であった。残念。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:23 | comments(0) | - |
6−1 対讀賣 遥人プロ初完投、大山24号
まぁ、この試合に遥人を中5日で投げさす意味が薄れた中、14奪三振を奪って、プロ入り初完投を遂げた遥人には、拍手を送るしかない。
 また、坂本のリードも良かった様に見える。
 前回の原口と組んだ時に比べると、先を見据えた坂本のリードが遥人に上手くフィットし、好結果に結びついた。

 原口は、目の前の打者を常に全力で抑え込む様なリードをするが、坂本は、試合を9イニングから逆算して、打順の1巡目、2巡目と言う巡りも合わせて、長期的スパンで考えてのリードをする。
 梅野は、打者の弱点を突きながら、割と安全策をとったリードになる。
 遥人にとっては、坂本のリードが合っていたと言うことなのかもしれない。

 打つ方では、不調の両外人をスタメンから外して、4番に大山、ファーストに原口、レフトに高山を起用した布陣を敷いた。
 流石に、このところの両外人の不調には、休養を含めて、こう言う布陣を取らざる得なかったってことなのか?
 来季を見据えて、高山の起用を考えたのか?
 来季を見据えるのなら、不調の北條に代えて植田の起用も考えて欲しいところだ。
 北條や小幡に対するチャンスの与え方に比べて、植田のチャンスが少ない様に感じる。
 
 それでも、大山が決勝の2ランを放ち、岡本にならんで24本でホームランダービーのトップに並んだ。
 まだまだ、村上も量産体制に入ってきているし、ソトも上昇気配であるため、2人のマッチレースとはいかないだろうが、現在トップに立っているのは、それなりに意味がある。
 特に、日本一ホームランが出にくい甲子園を本拠地として、ホームランダービーのトップに立った大山は、今の時点で十分に誇って良い。
 残り、29試合で何本上積みできるかだが、最低6本で30本はクリアしてもらいたい。
 その上でタイトルが取れれば、最高なのだが。
 それが来季につながる。

 今日は、遥人のピッチングと大山のバッティングに来季の明かりを見ることができた。
 それと近本が3割をクリアしてくれれば、それも来季に繋がる。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 21:07 | comments(0) | - |
1−7 対讀賣 準備なき策に、成功なし
 昨日は、ガンケルに代打を送らず、続投。
 今日は、打席が回っていない秋山を5回で見切ってスイッチ。
 どういう方針で試合に臨んでいるのだろうか?

 6回からの登板を命じられた藤浪は、明らかに準備不足。
 その前にブルペンを映した中継の画像では、横山しかピッチングをしていなかった。
 藤浪を6回から投入するというプランは、いつの時点で決定されたのか。

 それならば、何故2死満塁で小幡に代打を送らなかったのか?
 この日合っていなかった原口だが、勝負強さに期待するのはわかる。
 だが2アウトになって満塁で小幡をそのままって言うのは、もう育成に舵を切ったと言う証ではないか?
 小幡の経験のため、この打席を与えてやる、そう言う打席か?
 3回の満塁のチャンスにも小幡に打席を経験させた、それでも尚この回も小幡に期待するのは経験の蓄積以外にないはずだ。
 勝ちに行く姿勢を見せるのなら、ここは代打高山で勝負やろ。
 高山は、前の試合2試合で代打で結果を出していたはず。
 小幡よりは遥に期待値は高い。
 しかも、3度目の満塁のチャンス。
 ここを逸すると、流れは讀賣に完全に流れる。
 それでも小幡に打席を与えるのは、そんだけ育成に舵を切ったと言うことを表す。
 
 そうであれば、当然ビハインドで藤浪の投入はあり得ない。
 育成に舵を切ったなら、ここは横山でも、斎藤でも良かった。
 それを100球に達していない秋山を諦め、藤浪を投入すると言うことは、まだまだ追いかけて、逆転すると言う姿勢を示そうとするもの。
 ならば、小幡に代打を出して勝負を仕掛けるべきやし、それで逆転すれば、さらに秋山に代打を出して、藤浪へ繋ぐと言う策があって当然だ。
 それを、小幡をそのままに、打席が回らない秋山を代えて藤浪を投入する策はありえん。

 こう言う行き当たりばったりの策が多すぎないか?
 ろくに練習していないポジションで選手を使う。
 練習をさせてないバスターエンドランを仕掛けてみる。
 準備なき策に成功なしやぞ。
 なんでもちゃんと練習し準備した上で、仕掛けないと成功はしない。
 それは、相手のミスだけが頼りの博打でしかない。
 
 今日の藤浪投入も、ちゃんとプランに基づいたものだったか?
 急遽藤浪の投入を決めたのではなかったか?
 3度の満塁のチャンスを潰し、流れが讀賣にいてしまうのを藤浪に防いでもらおうと言う、淡い期待だけの起用じゃなかったのか?
 そう言う場当たり的な起用は、必ず失敗を招く。

 戸郷の不調で1点を返された後、満塁で躊躇せず、大江にスイッチした讀賣の采配とは対照的だ。
 讀賣は、そう言う可能性に対し準備し、逆転もされていないのに、あっさり戸郷を諦められる。
 そう言うプランと準備が備わっていたのだろう。
 これが、両チームの対戦成績の差になって現れる。
 もう、場当たり的に試合を進めるのはやめて欲しい。
 来季に向けて試合をするのか、最後まで勝ちに行くのか、決断をしなくてはいけない時期は、とおにすぎているのだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 19:06 | comments(0) | - |
4−7 対讀賣 昨日の話の続きになるが・・・・
 今日は、ガンケルを5回の裏の打席に送って、続投を選択した。
 これは、動かないことを選択したということなのか?
 そこまでのガンケルは2失点。
 4回に丸にタイムリーを打たれ、5回には吉川にホームラン。
 対するタイガースは、畠の前にガンケルの2ベース一本のみ。
 球数は82球。

 13連戦中、昨日は西を引っ張って上手く行った。
 ガンケルに代打を送って、次に投げるピッチャーを誰にするか?
 今のブルペンを考えると、藤浪、桑原あたりか?
 どちらかが2イニング投げないと、スアレスには、繋げない。
 斎藤を試すか?
 考えた挙句、ガンケルの続投を取ったということだと思う。

 ただ、もう負けられない讀賣戦。
 タイガースの意地を見せるためにも、追いかける姿勢を示さなくてはいけない場面。
 後さきのピッチャー起用を考えるより、ここを代打で、攻める姿勢を示すべきではなかったか?
 リードされたままなら、能見もありだ。
 僅差リードされている時のピッチングを見てみたい。
 それでダメなら見切りもできる。
 同点。逆転すれば最悪、6、7回を藤浪、8、9回をスアレスという方法ある。
 そういう方法をもってでも、意地を見せたい試合だったはずじゃなかったか?

 これは、開幕戦と違い、消極的な続投という選択になった。
 開幕戦で、西を続投させるのは、積極的続投だし、昨日の試合でも西を8回まで持たせたのは積極的続投であった。
 こういう消極的続投は、結果裏目に出ることが多い。
 結局、次の回に大城に3ランを喰らって、この試合を決められてしまった。

 去年の最後の6連勝の時、あの積極的起用を、この讀賣戦で見せないでどうする?
 ゲーム差や優勝は、横に置いといて、この対戦成績に意地を見せないでどうする?
 讀賣との残り試合全て勝つくらいの気概を見せて欲しかった。
 対戦を通じて、讀賣の原の采配は、積極的であり、タイガースの矢野の采配が消極的に見える。
 それが、あの開幕戦の結果に現れ、それが、この対戦成績に現れているのではないか?

 今年も讀賣戦の負け越しが決定した。
 後は、どこに意地を示す場を求めるのか?
 もう、高山や植田をもっと使って、来季を見据えた戦いをしてもいいんじゃないか?

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:14 | comments(0) | - |
4−1 対讀賣 動いて後悔するか、何もしない後悔をするか?
 今回も西の好投で、8回までウィラーのソロ1本に抑え、対讀賣戦3勝目。
 今や、Gキラーと呼んで差し支えないかと思うのだが、返す返すも開幕戦の敗戦が痛い。

 開幕戦、西の好投と自らのホームラン、タイムリーで2−1で、7回、球数97で、岩崎にスイッチした。
 岩崎は、故障の出遅れから、ギリギリ開幕に間に合った状態で、練習試合等の試運転も不十分だった。
 その岩崎に代えての、吉川の逆転2ランを喰らって、この試合を落としてしまった。

 西の続投という選択肢もありながら、岩崎の投入。
 矢野監督の考えとして、打てる手を打たずに後悔するより、打つべき手を打って後悔する方がいい、という面が目立つ。
 この試合も、前年の勝ち試合での中継ぎで信頼を得ている岩崎を投入するという選択肢が、このまま西の続投を選択して、打たれて負ける可能性に勝ったのだと思う。
 矢野は、「仕掛けて行った上でのミスだから」「積極的に行った結果のミスは責めない」と言った言葉をよく発する。
 勝負どこでは、流れに任せて勝ちに行くより、仕掛けていく方を好む。
 その為の失敗をよく見る。(成功もあるのだろうが、失敗が記憶に残りやすいということもある。)
 動かず後悔するより、動いて後悔する方がいいという考えだ。

 あの試合、動かず西を続投させていたらどうなったかは、わからない。
 それでも、そこまでの岩崎の調子、仕上がり具合をどの程度把握していたのだろうか?
 あの試合、タラレバだが、西を続投させ、タイガースが勝利を納めていたら、その後の展開はどう変わっていたか?
 菅野は開幕戦で土がついて、今の様な12勝無敗という成績を残せていたのか?
 讀賣は、今の独走状態を築けていたのだろうか?
 タイガースが東京ドームを苦手とし、これほどまでに対戦成績を一方的にされていたのか?

 この試合では、動かず西を8回まで引っ張った。
 まぁ、西のピッチングが代えることを考えさせなかったのと、13連戦中でもあり、コロナ禍でタイガースの中継ぎに信用がない面もあるのだろう。
 タイガースが効果的に点を挙げてリードしていたのも大きい。
 それでも、動いたのは、近本自身の判断かも知れないが、セーフティを決めた場面くらいか?
 動かないことが功を奏する場合もある。

 動くも、動かないも、それを裏付ける根拠が必要だ。
 その根拠が確固たるものならば、例え失敗に終わっても、後悔はないと思う。
 開幕戦、矢野は公開していないのだろうか?

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:40 | comments(0) | - |
2−0 対中日 藤浪の160kmに酔う
 先輩の岩田の好投を受け、8回のマウンドに上がったのは藤浪晋太郎。
 セットアッパーに配置転換で1イニングを思いっきり投げる藤浪は、160kmを連発。
 力で8回を投げ切った。

 藤浪のコントロールから、中継ぎ適性を言われるが、藤浪の球威で1イニングを思いっきりいければ、それこそ球児が火の玉ストレートで7回を任されていたときに匹敵する存在になりうる可能性もある。
 今、抑えをやってるスアレスも、それほどコントロールに信頼が置けるわけではなかったが、その球威で押し切ってる間に、コントロールも安定してきた。
 それは、相手が球威に負けて、際どいボールを振ったり、スピードに幻惑され高めのボールに手を出したりして、カウントを有利に進められるからでもある。
 藤浪の慣れてくれば、1回をその球威で押し切ることはそんなに難しくはないんじゃないかな。
 ただし、セットになった際、バントやピッチャーゴロの処理(ショートスロー)に不安を残したままじゃ困る。
 そこの練習は、しっかりやっとかな。

 岩田は、1年の間で調子がいい時が瞬間ある。
 そのときに勝ち星を挙げられるのだが、すぐに調子が落ちてくる、そうすると負けが混んで、勝ち星を上回ってしまう、そういうピッチャー。
 今日はいい時の岩田が出た。
 ただし、今までいい時でも、今日の様なテンポよく、四球を出さないと言ったピッチングはほとんど見たことがない。
 相手の主軸のビシエドがいなく、長打が少ない中日打線が、岩田の大胆さを引出したのかも知れない。
 どこが相手でも今日の様なピッチングができれば、もう少し勝てるピッチャーになることができそうな気がするんだが・・・・。
 (ちょっと、遅すぎたかねぇ)
 これで、来年も岩田は、谷間のピッチャーとして、残る道を得たのかも知れない。

 打線は、サンズが心配。
 一時のボールを振らずに、決して自分の方からうちに行かないという姿勢が崩れている。
 ボール球を強引に振り、自分の方からボールを迎えに行ってうちに行っている。
 これでは、サンズの持ち味がなくなってしまい、打率も急下降、ホームランも打てない。
 どこで立て直せるか、このまま萎んでしまうのか、大きな帰路に差し掛かった。
 できれば、一時期のサンズを取り戻して欲しい、できるだけ早く。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 21:20 | comments(0) | - |