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3−3 対東京ヤクルト 浜中見逃し、勝ちも見逃す
 結局、10回裏、ランナーセカンドに置いて浜中の場面。
 1−3からの甘い球を見逃してしまった。
 結局、その後のボール球を振って三振。
 東京ヤクルトは筋書き通り、金本敬遠でシーツと勝負。
 この回での決着をつけられなかったことが、藤川の3イニング投入で引き分けという事態を招いてしまった。

 本当は、同点の立役者であり、本日のヒーロー候補であった浜中だが、あえて、もうレギュラーのクリーンナップを担う選手だと思うから言わせてもらう。
 準備はできていたのか?
 あの場面、甘い球が来るとすれば、1−3のカウントのあそこしかない。2−3になればバッターは振りにくるから、際どいコースで勝負できる。だから、ファーボールを嫌がるあのカウントしかないんだ。
 あそこは、球種ではらず、コースで張るべき場面。
 ゾーンを狭くして待ち、そこに来た球を、一発で仕留める。そういう待ち方をすべき場面だ。

 頭のどこかに、ファーボールを選んで、金本に回そうとかの考えがあったんじゃないか。
 あの場面は、何とか浜中を討ち取り、金本との勝負を避け、シーツと勝負する。東京ヤクルトの考えは、それしかない。浜中を歩かせれば、塁が詰まった状態で金本を迎えなくてはならない。そうなれば、金本も歩かせ満塁でシーツにゲッツーを期待するか、金本との勝負に出るしかなくなる。
 いくらシーツがゲッツーが多いからといって、あの犠牲フライでもいい場面で満塁策は取れない。金本との勝負だって避けるに越したことはない。
 それゆえ、あのカウントからは、ストライクを取りに来る。確実に。

 あの1球の見逃しが、勝利を逃したことになる。
 しかも藤川の3イニング登板と7月の負け越しという付録をつけて・・・。
 浜中がチャンスで一打が出ない理由はこんなところにあるんじゃないか。
 チャンスを積極的に捉えず、できれば後ろに回したい。本人は繋ぎだと思っているのかもしれんが、あまりに消極的考えだ。
 あの状況を見て、自分が勝負に勝たなくては、先が見えないことを自覚していないと。そして、その勝負に勝つために自分は何をすればいいのかをちゃんと考え準備しておかないと。
 赤星がランナーに出た時点で、勝負は浜中だと思ったから、片岡に送らせたんだ。その片岡に応えるための準備をしていたのか?

 一事が万事で、このことに象徴されることが、今の貧打を招いている気がする。今一度問う、準備はちゃんとできているのか。

 これからロードにでる。
 中日の背中は見えないくらいに霞んでいる。
 今やることは、自分がなすべきことを、やるってことだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:23 | comments(1) | trackbacks(6) |
6−7 対東京ヤクルト 相手が勝ってくれって言ってるのに
 スワローズがミスを重ね、追いつかれ、また突き放すもアップアップ状態で、「もうタイガースさんが勝ちってことでいいですよ。」とでも言いそうな試合。
 それを「いやいや、そんな、もったいない、どうぞ勝って下さい。」と謙虚なまでに辞退した格好になってしまった。

 こういう試合は、たいがいタイガースが勝ち、これをきっかけに上昇気流にのるという図式ができていたのだが・・・・・。
 最後の林のあわやの一撃。
 なおかつ、金本に回ったチャンス。
 流れは、タイガースに来ていた。確かに来ていた。

 それを最後にものにできなかったのは、先発・中村泰から始まって、ダーウィンの四球連発による守りのリズムの狂いだ。
 同じ失点を記録しても、太陽のように打たれてのもののほうがダメージは少ない。
 四球を絡めての失点は、守りのリズムも攻撃のリズムも奪う。
 太陽は失点したものの、勢いのある球を低目へ意識して投げる姿勢が見て取れ、今後に期待を抱かせるものだった。
 ダーウィンは、ちょっとねぇ・・・・・・、きついとこで使い辛くなってしまったかなぁ。
 
 こうしてみると、久保田がいないってことが、ボディブローのように効いてくるよねぇ。
 久保田の穴は、藤川が埋めても、その藤川の穴を埋めるPなどいやしない。
 6回の裏に追いついて、本来なら7回表に藤川が登場。傾いた流れをしっかりキャッチし、7回裏に決勝点をあげて、ジェフ・久保田で逃げ切り。
 これが、タイガースパターンだ。
 その代わりを託したダーウィンが、流れをキャッチするどころでなく、相手に熨斗をつけて返上しちまった。
 これで前の中日戦の2戦目に続いて2回目だ。
 この勝ち負けの裏返しは、効いてくるよ、ホントに。

 ただ打線が、少し活発になってきた兆候がある。
 金本の気負い過ぎが気にはなるけど、以前より全体的に上がってはきている。今日のような試合を勝てると、一気に回復するんだろうけど・・・、残念だった。
 中日だって、いつまでも勝ち続けるわけじゃない。
 去年のように、十数カード連続勝ち越しなんていうのをやりながら、しっかりした戦いをしていくしかない。
 それには、まず明日勝つことだ。頼むぞ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:22 | comments(0) | trackbacks(3) |
2x−1 対東京ヤクルト ほんとうにサヨナラしたいのは・・・
 試合はサヨナラで勝っても、貧打になかなかサヨナラがでできない。
 どうやら梅雨明けと競っているようで、どちらもグズグズと停滞して厄介なもんだ。

 今日の勝利は、藤川の気迫がもたらしたもの。
 殊勲の矢野も「ヒーローは、藤川」だと、ヒーローインタビューで言っていた。
 打席で見せた、塁に出ようとする気迫。ピッチングで魅せた、三振ショー。さすが2イニングス目にはピンチを招いたが、その気迫が藤本のナイスプレーを呼び込み、サヨナラへと結びつけた。

 しかし、NHKBSの解説・広沢氏は良く見てるねぇ。
 最後のサヨナラのシーンでセカンドランナーのシーツがタッチアップを切っていなかったのをしっかり指摘していた。(さすがノムさんに鍛えられただけのことはある。)
 あそこで、万が一金本がホームで刺されるようなことがあれば、次のランナーがサードにいるのとセカンドでは、全然違うシチエーションになる。
 どうか、誰かコーチがミーティングででも指摘しておいて欲しい。
 こういう状況だからこそ、やるべきことをキチンとやっておかねば、現状打破なんてできやしない。今一度頭に、心に、刻み込むべきだ。

 こういうサヨナラ勝ちが、きっかけになるときは、なるんだけど、どうも今の状態を見てると、そうはならないような気がする。
 明日は、安藤?中村泰?
 どちらでも、今しばらくは我慢の投球が必要だろう。
 できれば、中村泰の時に、打線が盛り上げようと奮起し、爆発してくれないだろうか、そしてそれがきっかけで梅雨明けって台本を描いては見ているんだが・・・・。

 それにしても、久しぶりの勝利って気がする。
 デイリースポーツの勝ち星シールも久しく貼ってない。まぁ、3連敗なんだけどオールスター戦もあったからね。
 これからは、ペースを上げて貼りまくりたいもんだ。(たのんますよ!)

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:56 | comments(1) | trackbacks(6) |
1−5 対中日 完璧な3タテを喰らって・・・・
 どこに当たっても、誰に愚痴っても、結果はかわらん。
 逆に、これで変な重圧?から解き放たれて、打線が活発になるなら、それはそれで良しとしよう。
 あとは、無欲で試合を戦い、万が一中日が落ちてくるようになったら、そこでチャンスを掴む、そんな風に考えたほうがいいのかもしれない。

 V逸の悔しさ。
 それが、何者にも勝るエネルギーになるらしい。
 そのエネルギーは、時として相手を圧倒する。昨年のタイガース、今年のドラゴンズ。みごとその悔しさをエネルギーに変えた。
 
 ただし今年のドラゴンズには、優勝する品格・感動を感じないのはなぜなんだろう。
 それも落合監督のなせる業か・・・・、今回の福留のオールスター辞退の件にしても、そこまでするのかという策士としての驚きと、何故そこまでせんといかんのかという侮蔑の気持ちと半々だ。
 それも、どうしても今年優勝しなくてはならないという執念に変えてしまっている。
 この部分でタイガースは負けていた。

 さて、これからどうする?
 これだけ打てない打線がどこで吹っ切れるのか、はたまたカンフル剤の注入が必要のか、その候補はいるのだろうか?
 ペナントを争うには、負け数が離れすぎた。
 すべてを吹っ切り、今年の悔しさをこれからの試合にぶつけ、新しい一面をみせてはくれまいか。
 今年は「死のロード」が「ミラクル・ロード」に変わるなんてことはないんだろうか?

 この今シーズン初の3タテの悔しさを、エネルギーに変え、もう一度吼えてほしいぞ!タイガース

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:17 | comments(0) | trackbacks(4) |
2-5 対中日 負けに不思議の負けなし
 勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。
 うまく言ったもんだよ。
 タイガースは負けるべくして、負けてるよね。

 打てない、守れない、我慢できない、粘れない、ナイナイ尽くしだ。
 優勝するチームっていうのは、その年引っ張っていく好調な選手がいるもんだ。必ずタイトルに絡むような活躍をする。
 ここ数年、タイガースがよかったのは、赤星が毎年盗塁王を取り、且つ他にタイトルホルダーがいたからだ。

 今年は、赤星の盗塁王も危ないし、他にタイトル争いをするような選手も見当たらん。
 強いて言えば、投手陣で井川・下柳・福原が最多勝争いに絡めるかどうか・・・・、あの打線がバックでは難しいかなぁ。

 こんな状態でよく2位につけ、中日と首位争いをしていたもんだ。
 まさに不思議の勝ちだったわけやね。
 それが中日戦になると、化けの皮をはがされる。
 今年のタイガースは、状態が良くない。そう思い知らされる試合が続く。
 自ら、点を取ることを放棄し、自ら相手に得点を与えるようなミスを繰り返す。
 まさに、負けに不思議の負けなしや。

 こういう試合を見ていると、キャンプで何をやってきたか、はなはだ疑問に思う。
 ミスをしないために、しても最小限にするために、中日というチームはキャンプから目的意識を持って、守備練習をこなしてきたんだろう。そんなことが見て取れる。
 対するタイガースは、どうだろうか。
 普通どおりに守備をこなせばいい、そんな練習への意識じゃなかっただろうか?

 中日は、不思議でない負けを分析し、繰り返さないことを考え、タイガースは、不思議の勝ちを追いかけることからスタートした、そんな気がする。
 ローテを曲げて、福原を先発させた試合。
 落としてはいけない試合だった。
 もう、後がない。
 首の皮一枚残すためには、どんなことがあっても明日勝たねばならない。
 その不思議の勝ちでもかまわない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:19 | comments(0) | trackbacks(2) |
2-7 対中日 「流れ」を相手に献上するか
 あんだけチャンスをつぶして、点は取りたくないってイヤイヤでもするような攻撃振り。
 片や、中日は掴んだチャンスは逃さず、点に結び付けてきた。
 点差以上にチーム力の差を見せ付けられた一戦だ。

 福留は、まるっきりこの日のために調整を続けてたって感じだ。
 オールスターのファン選出の選手が辞退するってことを、軽々しくしちゃったね。こういうことが、あれだけ盛り上がったオールスターの価値を下げることになるんだ。
 故障明けで心配なら、代打だけにしてもらうとか方法もあったろう。
 実際、ホークス松中は、一度も出場しないでベンチにいるという方法をとった。なんで福留が辞退までしなくちゃならなかったのか。
 また、ファン選出の辞退は、後半10試合の登録ができないというペナルティはどうなったのか。 
 こうして、それも有名無実化され骨抜きにされていくんだな、きっと。
 あとに続くものが出ないことを祈るばかりだ。

 さて、試合はというと、まったくいいとこがない・・・・・。
 さして好調でない中田を打ちあぐね、結局立ち直らせてしまった。
 逆に井川は、チャンスを潰す打線と守備の乱れに、切れちまった。

 3回の攻防が明暗を分けた。
 中田・井川ともに、得点になりやすいという先頭打者を四球で出す。
 中田がラッキーだったのは、そのランナーが井川で、送らなくてはいけないシチュエーションに立ったのが藤本だったということだった。
 逆に井川は、出した井端を牽制で誘い出しながら、2塁に生かしてしまうというバックに足を引っ張られる不運があった。
 これが、2対7という差を生んだといっていい。

 まぁ、3回までに中田を何とかできなかったことが、いつもの中日戦のような展開を充分予感させるものであったし、「流れ」を手放した感があった。
 負け数は、どんどん離れる。
 これは、去年と逆の展開。
 迫ってきては、直接対決で離される。
 これを制さないと逆転Vはありえんだろう。苦手とか言ってる状態違うぞ!
 福留のような手を使うのは、心情的に許せん。
 怪我までしてガンバッた新庄のような選手もいるのに。あの清原だって、故障だらけの体で藤川との勝負にでたのに・・・・・。
 こういうことするチームに勝たせるわけには、いかんのじゃ!

 ぐぁんばれ!タイガース
 
| 房 寅吉 | - | 22:26 | comments(0) | trackbacks(4) |
「いざオールスターへ!」
 オールスターも中止になったし、ここで「虎っくバックスタジアム」に参戦してみるか。
 テーマは、「いざオールスターへ!」

 寅吉が子供のころは、オールスター戦をよく見に行った。
 なんせ、東京地区に読売・ヤクルト(産経)・ロッテ・東映という球団がフランチャイズを置き、球場も後楽園・神宮・東京とあったから、毎年オールスター戦が東京地区で行われていた。
 だいたい、毎年3試合やってたもね。
 東京・大阪プラスその他地方ってとこだったと思う。

 一番の思い出は、後楽園球場の一塁側(その年は、東映のフランチャイズということで、パが一塁側だった。)に陣取った年。
 ベンチ上のいい席だったんだけど、江夏・田淵目当ての寅吉は、3塁側でなかったのが、少々不満だった。
 でも、下町の東京球場をフランチャイズにしたオリオンズの選手を応援することは忘れていなかった。

 当時のオリオンズの3本柱の一人、下町・修徳高校出身の成田文男投手に特に肩入れしてたんだ。
 試合前の練習を終え、ベンチに戻る成田投手に声をかけた。
 「ナリ〜タ〜、がんばってくれ〜。」
 すると、成田投手が自分に、手にしていたボールを放ってくれたんだ。
 それをキャッチした、寅吉はしばらく感動していた。
 
 そのボールを掴んで、ベンチ上のネットまで駆け寄ると、再び成田投手に声をかける。
 「すみませ〜ん、これにサインしてくださ〜い!」
 成田投手は、ネット越しにボールを受け取ると、スラスラとペンを走らせてくれた。
 これが寅吉が始めて手に入れたサインボールだった。

 オールスターがファンのためのお祭りであるなら、こんな経験をたくさんファンに与えてくれればいいと思う。
 昨今、ファンサービスのあり方が問われ、新庄のようなパフォーマンスの是非もなにかと言われるようになった。
 しかし、日ごろファンのためになにもできない人間に、新庄のことを言う資格はない。
 新庄ほど、見せる(魅せる)ことを考えプレーしてる選手はいないのだから。

 タイガースの選手もオールスターという舞台で、一人でも多くのファンに喜びを与えられるようがんばれ!
 ちなみに寅吉は、昨日の藤川のピッチングに大いなる喜びをあたえられました。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
1−0 対読売 白熱の投手戦を制す
 オールスター戦前の最終戦。
 当面の敵中日が中止で試合がない。このういう日の試合は落とせない。試合消化が5試合先行し、負け数も5つ多い。これ以上負け数の差を広げたくはない。負けられない試合だ。
 対する読売も連敗地獄をやっとの思い出止め、連勝で乗り込んだ甲子園の試合だ。ここで確実に勝って連勝のままオールスターを迎えたい、負けられない試合。
 かくしてタイガースは現在一番安定している福原を2日間のスライドで先発、読売は中四日で上原を先発に立てるという負けられない試合の幕が開けた。

 久々に、一点を争う投手戦を見た。
 2安打と4安打。
 上原の方が、慎重に立ち上がったように見えたのは、後のピッチャーの違いだろう。行けるとこまで行けばいい福原と中四日にもかかわらず限りなく完投を要求されている上原。
 これが少々、調子がイマイチのように映った立ち上がりなんだろうけど、なんの回を追うごとに調子は上がっていった。
 こういう試合は、一発で決着がつくものなんだが、その気配さえ感じさせない、福原・上原の投げあいだった。

 結局決着をつけたのは、関本の犠牲フライという一見地味な形だが、ここの攻防にお互いがおかれてる現状が凝縮されているようだった。
 得点を呼んだのは、鳥谷のツーベース。
 このツーベースにした鳥谷の走塁。グッドジョブ。
 そして矢野のナイスバント。
 よくバントを選択した。バントで送る、関本敬遠で1死1,3塁で打者は福原。さぁ、ここで代打か、悩むとこだと思っていた。どうせなら矢野に強行、関本と二人で1本のヒットを期待する作戦をとるのかとも考えた。

 しかし、読売は関本と勝負に出た。
 何故、歩かせなかったのだろう。
 福原に代打が出ることを恐れたのか・・・、この場面での代打はおそらく上原と相性のいい桧山だろう。逆にゲッツーに取れる可能性もあるバッターだ。
 桧山と関本を天秤にかけて関本を選んだ。
 関本を取れば、福原に代打桧山がでれば、これを歩かせ赤星勝負。そう考えたのかもしれない。

 この選択が、タイガースに吉、読売に凶とでた。
 外野フライを上げられる球を積極的に打って出た関本。普段待球策にでることが多い関本にしては珍しいことだ。カウントが悪くなると歩かせることを視野に入れて、甘い球がこないと踏んでの積極さならたいしたもんだ。
 また、この少々浅い外野フライを鳥谷の走塁が助ける。
 うまくタッチをくぐり、手でベースを払う見事な走塁だった。(グッドジョブ、再び)
 こういう試合で得点のキーマンになっているところに鳥谷の星を感じざるえない。

 このまさしく虎の子の1点を、藤川がしっかり守る。今日も藤川のハイパーストレートが唸りをあげた。
 このスットパーを持ってることが、読売との一番大きな違いだ。特に今日のような試合を見てると感じる。
 普段は、あの場面で福原に代打は出しずらいと考える。
 そうすれば、関本は敬遠だ。
 ところが、1点さえとれば、あとは藤川がいるタイガースは、思い切って代打を出せる環境にある。
 それが、1死1,3塁での桧山を頭に描かせ、関本勝負を選択させた要因ではないか。

 なにはともあれ、負け数を増やさないでよかった。
 1−0の勝利って、結構ドキドキして大変なんだけど、勝つとその効果は大きい。
 気持ちよく、オールスターへ行く選手は楽しんで、行かない選手はリフレシュして後半への英気を養って欲しい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:54 | comments(1) | trackbacks(4) |
2−4 対中日 主導権を握られる
 野球って言うのは、ある意味主導権の奪い合い的要素がある。
 今日の試合を見て、その意を強くした。

 ウッズの先制HR。
 ノーツーになって、内角へのストレート。
 ウッズがノーツーになった時点でほくそえんだのがTVに映った。これで完全にこの勝負の主導権はウッズが握ったと言っていい。
 あとは、ストライクを取りに来るストレートを待てばいい。内角にやってきたカモを軽くさばいて一丁あがり!って感じだろう。

 中田VS赤星
 完全に中田・谷繁バッテリー主体の駆け引き。
 相手バッテリーの思うがままに攻められ、その術中に落ちていく様がある意味哀れに見える。
 今夜赤星が、中田を打ち込むことは100%ありえない、そう信じさせるに十分だった。
 この相手に握られた主導権を取り返すべき術を赤星は持ち合わせていなかった。また、そのための工夫の一端も垣間見ることはできなかった。
 厳しい言い方をするようだが、そう見えた対決だ。

 中田VS金本
 これも、ず〜っと相手バッテリーに主導権を奪われていた。
 最後の打席で見せた、レフトの前へ落とすようなバッティングができるなら、もっと前からやっておくべきだったのではないか。
 初球の入り方は、いつも同じだ。
 外角高目へストレート。
 これを簡単に見逃してるから、ワンストライクをただでやり、組み立てを容易にさせている。この初球をレフと前にたたければ、その後の金本への攻めも変わらざる得なかったはずだが・・・・。
 4番の意地がそれをさせなかったのか?(内角を待って、痛打することで4番のプライドと役割を果たそうとしてるようには、見えたが・・・・。)

 安藤VS谷繁
 こういう場面では、もともと決め打ちするバッターだ。
 谷繁は、こう思った。(はず)
 「ここは1発狙っていい場面だ。相手は低目を突いてくる。多少低くてもホームベース上に来た球は、思いっきり救い上げて、放り込む!」
 果たして、安藤は真ん中低目へ、ストレートを投げ込んでしまった。
 「1発は避けたいから、低目だけを丁寧に攻めていこう。」
 そう思った結果だろうが、谷繁はそこまで心理を読み込んで、コースや球種よろ高低の山を張っていた。
 これも、発想の主導権を相手に奪われていた証だ。

 こうして、主導権をことごとく相手に奪われたタイガースだが、唯一主導権を手にすることができそうだったのは、6回の浜中が同点打を打った後だった。
 一気呵成に逆転できれば、試合そのものの主導権をコントレールできる。そういう場面だ。
 ここで、先ほど書いた金本が進塁打でランナーをサードへ送る。
 初球のカウントを取りに来る球をレフト前へ・・・・、って祈ってたんだけど。
 この後は、お決まりのサードにランナーがいると点にならない、得点嫌い病を発症。主導権はドラゴンズに渡ったままであった。

 しかし、この3連戦を勝ち越したのは、それまでのチーム状態を考えれば上等。オールスターまで、あと読売戦のみだ。
 これも確実に勝ち越して、1歩1歩中日に近づいていかなくっちゃ。(ついていくって事かも知れんが・・・)。そして、多く残してる直接対戦に賭けるしかない。そんな展開だ。
 実際、ペナントレースの主導権は中日が握っているのだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:40 | comments(0) | trackbacks(3) |
2ー1対中日追いかけてオレ竜
やっとFOMAが繋がるところへでた。
昨日から那須高原へ遊びに来ていて、試合を見られなかった。FOMAも圏外で更新もできず。テレビのスボーツニュースだけが結果を知る術だった。

しかし、よく勝ってくれたもんだ。
山本昌を普通に先発させたとこを見ると、落合監督に、焦りはなさそうだ。
それも負け数の差が試合前で5もあったからだろう。
焦りを引き出すには、負け数で並ばんといかんかなぁ。
それには、今日も勝って、負け数の差を3にしておきたい。

ぐぁんばれ!タイガース

 PS この記事は、16日に書いたものですが、15日の投稿へ変更して掲載させていただきます。
| 房 寅吉 | - | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0) |
7−2 対中日 きっかけにできるか?
 よく圧倒的不利を伝えられた試合っていうのは、逆の目がでることがある。
 不利な現状を何とかしようとする気迫が、相手を上回ることがあるってことだ。
 実際、今回の中日との対戦は、タイガースの不利が伝えられていた。

 日程の関係で、投手が余る中日。
 9連戦中で、スペンサーを抹消してでも、オクスプリングとダーウィンの両方を1軍に置いときたいタイガース。
 効率のよい攻めで、福留の穴を感じさせない中日。
 慢性的貧打と残塁病で7月に4点以上とったことがないタイガース。
 しかも、圧倒的対戦成績の差。昨日まで0勝4敗。
 しかもこの3連戦に、川上、山本昌、中田、佐藤充と先発があまり気味。しかもすべてタイガースが苦手とするPだ。
 そして、今日は川上の先発。

 中日の先発陣を見て、タイガースが一番相性がよさそうなのが川上か・・・。昨年の勝負どころで何回か攻略し自信にもなってるだろう。
 あの向かってくるピッチングは、金本などと真っ向勝負し痛い目に遭う確率は高そうだ。しかも、金本のスイングは、このところす鋭さを増してきている。
 試合前、唯一のよりどころにしたのが、そんなところだった。

 試合は、そのよりどころの通り(鳥谷の先制HRも効いたと思うが・・・)進んだ。
 先発の下柳も昨年のドラ・キラーぶりを思い出したようなピッチング内容。
 町田の代打HRも飛び出し、金本も大喜び。(オメデト!)
 知らぬ間に打線も繋がり(まだまだ、残塁が多かったけど・・・)、2桁安打と7月最高の7得点を挙げた。
 まぁ、ジェフの失点と金沢の被本塁打が余計だった感があるが、それを言うと贅沢だって怒られそうだ。

 こういう試合が、貧打・残塁病克服のきっかけになるかもしれない。
 それには、明日の試合が大切だ。
 明日、中日の先発が佐藤充だったら、落合監督は言葉と裏腹にタイガースを大いに意識している証拠になる。
 山本昌が普通に先発してくれば、勝負はまだ先という言葉どおりだと思う。

 なんだかんだ言っても、落合監督が最も警戒しているのがタイガースであることは、明らかだ。
 去年も「タイガースが上にいる限り、何ゲーム離されても大丈夫」って発言が出てきたときから、内心“ヤバイ”って思っているのはミエミエだった。
 落合監督は、投手陣がいいチームが走ったら、追いかけるのが大変だと身をもって知っている。
 これは、逆も真なりで、投手陣のいい中日を走らせたら、捕まえるのは厄介だということだ。
 この連戦で、どうしても竜の尻尾は捕まえておきたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:41 | comments(0) | trackbacks(6) |
2−5 対広島 雨天中止を願うとき
 こっちはローテの谷間。
 “打たれだしたら止まらん病”のオクスプリングの先発。
 相手はエース・黒田。
 打線は低調。
 ジェフ・藤川は連投中。明日からの中日戦を思えば、今日くらいは休ませたい。
 やる前からある程度試合が読めてしまう感がある。

 ジェフ・藤川のことを考えれば、打線が奇跡的に奮起し、黒田から大量点を奪う・・・・、って無理だよなぁ。
 後は、オクスプリングが奇跡的好投をして、且つ低調打線が黒田から2,3点取って、3−1くらいで逃げ切らないと・・・・・。
 いずれにしても、確率の低い戦いを強いられることになる。

 こんな日は、雨でも降って中止になるのが一番だ。(チケット持ってる人にはゴメン。)なんてこと考えてしまうほど、不利な予想の試合だ。
 実際9連戦だけに、今日くらいに休みが入ってもいいと思うんだけどね。

 はたして、前半は先行されつつ、追いつくという接線を思わせる戦い。
 しかし、梵には、打つほう、守るほうで見事にやられた。
 序盤の接線を、追加点を許したオクスプリングが、“打たれだしたら止まらん病”を発症して、ジ・エンド。
 1−4になったとこで、「今日はもう、無理やろ」ってムードが漂いはじめる。
 ピッチャーの整備を進め、力をつけてきた広島をひっくり返す、反発心を持ち合わせてはいないだろうとおもえる攻撃振りだ。

 実際、広島は力つけてるよねぇ。
 これからヨーイ・ドンなら要警戒の相手だよ。
 まぁ、その広島に雨天中止でも、って思った今日の試合だ。
 勝てというのが無理だったのかもしれない。(でも優勝するって時は、こういう日のゲームも拾っていけるんだけどね・・・・・)

 それでも、勝ち越しは決められたわけだ。
 確実にカードごとを勝ち越していくことだ。
 去年の中日は、話されたタイガースに追いつこうと、無理に連勝を重ねて、そのツケが最後にやってきた。
 同じ轍は踏むまい。(ってそんな連勝する力はないよ、いまのところ。)
 確実に勝ち越しを重ねていれば、そんなに離されることもないだろう。
 次の中日戦も、一気に3タテなんて考えず、1選必勝で確実に勝ち越しを目指そう。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:27 | comments(0) | trackbacks(2) |
4−2 対広島 中村泰の初勝利
 よっかたなぁ。
 中村泰がプロ入り初勝利。
 散々中継ぎでチャンスをつぶした後、背水の陣での先発起用だった。

 思えば長い道のりだったかもしれない。
 星野タイガースで迎えた1年目から、そのスライダーのキレみ目をつけられ、中継ぎで起用したら面白いと、1軍キャンプが決まった。
 あの年の新人での1軍キャンプ起用は、中村泰だけだったということでもその期待の高さがわかる。

 しかし、それからの起用は、1軍昇格、ストライクが入らず自滅の繰り返しであった。
 実際ボール自体の力・キレは十分1軍レベルでありながら、その力を発揮4できないもどかしい結果の連続だった。

 そしてついに先発転向がされた。
 江草の例でもわかるが、コントロールがアバウトなPにとっては、先発の方が力が発揮できる場合がある。
 絶対失敗が許されない中継ぎより、ある程度のイニングのトータルで考えられる先発のほうが、精神的に楽になる場合がある。
 江草の様に度胸で生きるタイプは、どちらでも力が発揮できるが、中村泰のような精神的弱さをもったPにとってはより効果的であるかも知れない。

 なにより、今日先発として結果を残せたのは、本人の自信にもつながるだろうし、背水から自分の生きる道を見つけた感もあるだろう。
 きっともう一度チャンスは与えられる・・・、そう思う。

 こういう新鮮力がでてこそチームに勢いがつく。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:32 | comments(0) | trackbacks(3) |
2−1 対広島 薄氷を踏み、万全を期す
 2−1というスコアを見て、薄氷踏む思いだったのだろうが、福原が7回を凌いでから、JFへと繋ぐ万全の投手リレーを見ると、薄氷を踏んだ思いはどこかえすっとんでいった。

 7回までにリードしていること。
 これがタイガースの勝ちパターンであることは間違いない。
 したがって、いかにここまでリードを保つかが、タイガースの課題だ。それはひとえに打線の調子によるものなのだが、この打線が薄氷を踏ませる根源なんだ。

 今日も、矢野のタイムリーと福原のラッキー・タイムリー。
 ヒットそのものが少なかったせいもあるが、ちゃんと8回には満塁のランナーを残塁に計上した。
 福原は、こういう状況への忍耐力がついてきた。
 これが今年勝ち越している要因ではないだろうか。(実際、今の投手陣で一番忍耐強いピッチングを見せている。)

 あとは、打線が奮起して、中日戦までに復活できないかと期待するんだけど・・・・。
 広島の投手陣も格段と整備が進み、手強い相手になっている。
 残り2試合、確実な試合運びをしていかないと・・・・・。
 そういえば、明日の先発予想は中村泰という声が聞こえる。
 なんか、ビックリ箱開ける前のような気分だ。(ビックリ箱とわかってるのに、なんか期待感があってワクワクしちゃうんだよね。)
 いい意味のビックリ箱になってくれないかなぁ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:05 | comments(0) | trackbacks(4) |
求む!救世主
 貧打、貧打と嘆いてどれくらいや?
 ここまでくると、もう貧打を覚悟しての戦い方を考えるしかないか?

 しかし、ここまで打てない(チャンスに1本がでない。)のはどうゆうことなんだろう。
 いまさらながら今岡の穴の大きさを感じる。
 金本の4番、その前後の繋がりを蝶番のように結び付けてる存在だった。
 今岡が5番で打点を挙げてこそ、シーツは3番に収まり、赤星はトップを打ち、鳥谷・矢野の下位打線が機能してくる。
 今岡が抜けてから、打線がグラグラと頼りないものになってしまった。

 金本の後の5番を打たす人材がいない。
 浜中・シェーン、片岡ととっかえひっかえし、挙句シーツを3番から5番に据え変えたりした。
 本来、浜中の成長が見られれば、ここにはまるはずが、シーズンを通しての経験がないのが痛い。
 今はレギュラーを掴むためのプレッシャーに汲々としている。

 やはり、救世主たるは“誠の救世主”本人の復活しかないんだろうか?

 Pも久保田がいない穴は大きい。
 久保田の穴を藤川に埋めさせ、その藤川の穴を安藤・江草で埋める。
 こうして先発に2席の空きを作っちまった。
 それをダーウィンが狙い、先日中村泰が昇格した。
 どちらかが、救世主になりえるんだろうか?

 前半の正念場が明日からの9連戦。
 泣き言はいえない。

 ぐぁんばれ!タイガース
 
| 房 寅吉 | - | 22:41 | comments(1) | trackbacks(0) |
3-4 対東京ヤクルト デッドライン
 中日との差をひっくり返すことができるとすれば、3ゲーム差、これは限界に近い。
 試合消化が中日より今日で3試合多い。逆に敗戦は今日で5つ多いことになる。これは厳しいよ。
 実際のとこ中日は独走態勢に入っている、プチ独走ってとこだ。
 これを追いかけ、ひっくり返すには3ゲーム差まででついていかなくっちゃ・・・・。

 本日の中日は中止。
 相手チームの試合がない日(タイガースが試合してる時は、中日の中止はわからないまでも、先に試合を消化するという心構えは大事だ。)は、確実に勝っていかなくっちゃいけない。
 しかも、タイガースは広島と横浜にしか勝ち越してない。あの読売にさえ負け越してる現状がある。
 もちらん、スワローズとの対戦成績も五分にもっていき、苦手意識を払拭したいとこなんだ。

 それがねぇ・・・・、12安打で5安打のチームに負けてちゃいかんでしょ。
 打線の現状からいうと、逆にならなきゃいけないとこなんだけど・・・。
 こういう試合をとられてしまうとこが、スワローズに対する苦手意識に通じるんですよ。

 ダーウィンもよく投げた。
 ヒットも久々によく出た。
 取れなかったのは、得点だけか?
 今が我慢の時なのはわかるが、我慢も限界点だ。
 それそろ何とかしないと、中日の背中が遠ざかる一方だぞ。

 いずれ打線の調子も戻るなんて悠長なこと考えてると、打線が戻ったときには、中日は遥か彼方なんてことに・・・・・。
 去年の今時分、タイガースがスパートをかけて、8ゲームの差をつけたときがあった。
 その差を埋めようと、必死に追いかけた中日だったが、9月7日に敗れることで、失速していった。
 直接は、9月7日かも知れんが、実際はあのときに8ゲームもの差をつけられたことが敗因と思う。
 今年、3ゲーム差を越えて差をつけられると、去年の逆になる。
 ここで踏ん張らないで、先はないと知るべきだ。

 さぁ、デッドラインが来た。
 ここで踏ん張れるか、否か、タイガースが本当の力をつけたかどうかはっきりすることだろう。
 ここから、ズルズル行くようなら、連覇を語る資格なしってことだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:53 | comments(0) | trackbacks(3) |
4-2 対東京ヤクルト 井川の疑惑は継続中
 完封してもおかしくないピッチングだった。
 ここ数試合、自身の勝ち負けは別にして、評価されるピッチングが続いている。中には、“井川復活”を叫ぶものもでてきた。

 ほんとそうなのだろうか。
 何度も書いているので省略するが、寅吉の井川への疑惑は晴れちゃいない。
 実際、好投を続けても、100球を超えると失点をしているのは、確かな事実だ。そりゃ、不運なエラーなんかもあったさ。でも、そういうときこそ踏ん張らなきゃいけない場面なのに、それができないという見方もできる。
 
 今日も確かな完封ペース。
 9回先頭の青木に甘く入ったところをHR。
 確かに、不用意に甘く入ったともとれるが、青木を力でねじ込むことはできなかったのか。
 または、そのつもりの球があれだったのか?

 9回で100球を超えたところだった。
 いつもこの辺で、ガックっとくる球数。
 そういった符号が合致してしまうのも今日のピッチングだ。
 ただ、去年との違いは、そこまでのピッチングがよくなっていること。
 
 去年は、100球でガス欠を起こすことを恐れ、序盤からスタミナ温存を図るようにピッチングしていた。
 しかし、これはことのほか効果を現さなかった。温存したはずのスタミナは、やっぱり100球前後で尽きていたから・・・・・。
 そこで、今年は考えた。
 下手なスタミナ温存を図るより、いけるときまで行って、スタミナ尽きれば、その時考えよう。
 それが、今年のピピッチングではないだろうか。

 ここ5年で1000イニング近くを投げた井川のスタミナは、勤続疲労の蓄積によって、100球を目処にガス欠を起こす。
 寅吉の井川への疑惑は解消されていない。
 だが、今日のようなピッチングができれば、それはそれで大きな戦力足るのも事実だ。7回まで100球でたどり着き、抑えてくれれば計算が立つのが今のタイガースの抑え陣だ。

 打線の不調が続き、援護が少ないこともあるが、勝ち星に結びつかないこともある。それでも、今日で7勝目や。
 今日のようなピッチングを続ければ、もう少し勝ち星も伸びるだろう。
 がんばれ!井川 慶

 しかし、初回にタイムリーがポンポンと出たと思ったら、3回からまた元に戻っちまった。あのまま、打線の復活となればよかったのに・・・・。
 まぁ、そんあ甘くないってことですか。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:50 | comments(0) | trackbacks(3) |
2-1 対横浜 魅せられて、藤川球児
 もう、点が入らないとか、貧打だとか、相手のミスでしか勝てないとか、みんな、みんな、どうでもよくなっちゃったよ。
 藤川のストレートが見られたら、みんなぶっ飛んじゃうよね。

 しかし、ストレートとわかっているのに、そのストレートで三振が取れる。そんなピッチャーは、めったに見られるもんじゃない。
 かくいうプロ野球ファン暦40数年の寅吉だって、かっての江夏と高校時代の江川くらいしか知らんもんなぁ。
 強いてあげれば、あと山口高志かね。
 あとは、野茂にしたって、大魔神・佐々木にしたって、三振とるのはフォークだったし、津田もストレート主体でもフォークを決め球にしてたしね。

 江夏がシーズン401奪三振の記録を作ったときはすごかった。
 決め球は、右バッターの内角にクロスファイヤー気味に投げ込むストレートだった。これが、だれも打てない。三振の山を築いていった。
 オールスターの9連続の時は、テクニックが加わっていたからね。実質、2年目のこの時の江夏のストレートが最高だった。

 江川は、プロ入りしてからはストレートの凄みは失われつうあった。大学時代を通じて、楽して投げる手抜きを覚えたからね。
 彼のすごかったのは、高校時代だ。
 いまだあんな投手を見たことがない。
 柳川高校が全員バスターの構えで挑んだことも記憶に残っている。そうでもしないとバットに当たる気がしなかったのだろう。(西武の細川のようやね。)

 あとは山口高志だが、文字通り太く短く現役を終えた速球王だった。
 さして大きな体でない(身長は170cmwo切ってたらしい。)のに、思い切り全身を使う、というより左腕の引きがすごかったのを覚えている。
 日本シリーズの快投は忘れられない。

 藤川球児は、彼ら先人達の域に達してきてると思える。
 実際、藤川のストレートが見られれば、入場料は安いもんだろうとかんじる。今日なんか、仕事でTVの最後しか見られなかったが、最後に藤川のピッチングが見られ幸せだった。

 もっとも最後に藤川が投げるってことは、タイガースが勝ってるってことだから、タイガースファンにとっては、喜びが倍増ってことなんだ。
 特に今日のピッチングは圧巻だった。
 これだけで、貧打も拙攻も、中日の存在さえも忘れさせてくれた。
 藤川球児に乾杯!

 今日は、細かいことは忘れ、ひたすら藤川球児のストレートに酔うことにした。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:11 | comments(0) | trackbacks(2) |
1−2 対横浜 天が下した判断は・・・・
 まぁ、これだけ点を取りに行くことをおろそかにして、ただ野球をやってるチームがそんなに勝ってよい訳がない。
 得点が入らないことを貧打のせいにしつつ、これまで中日についてきたのが不思議だ。
 
 それもこれも横浜との相性のよさで、貯金を重ねここまできたといえる。
 だが天は、しっかり見ていたんだ。
 どちらが真摯に得点を欲しているのか?どちらがそのためにベストを尽くしているのか?
 そして今日その判断を下した。
 たった1点をおろそかにすれば、それが元で簡単に勝敗がつく。
 試合が9回まであるなんて考えてると痛い目にあう。
 取れる点は、確実に取っておく。やらないでいい点は1点でもやらない。
 そういった基本的考えを思い出すよう、仕組まれたもんだな。

 今日の敗戦を、片岡に押し付けるなかれ!
 今日の片岡の姿は、タイガースそのものなのだから。
 連覇、連覇と浮かれる前に、自分の足腰が果たしてちゃんとしているのか、もう一度見つめなおせばいい。
 幸いペナント・レースは、まだ半分残っている。
 それができれば、まだまだ取り返すことはできるだろう。(ホントに足腰が逝かれてしまってない限り・・・・・)

 今日、中日が勝ったとかは、どうでもいい。
 この横浜の3連戦を確実に勝ち越していく姿勢が大事だ。
 もう一度、みんなが足元を見つめ、横浜に負けない気持ちで得点を取りに行こう。そうすれば、おのずと道は開ける。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:17 | comments(0) | trackbacks(2) |
4-2 対横浜 ショック療法?
 驚いたねぇ・・・・。
 浜中の1番、スペンサーんのファースト、シーツのサード。
 監督のイライラも頂点を極めりってとこなんだろうか、決して動こうとしなかった岡田阪神が動いた。

 もとより、現状の戦力がそのまま力を発揮すれば動くことはない、十分勝てるといって憚らなかった岡田監督だ。
 今日限定とは言いつつも、こういった動きを見せるのは本意ではなかったろう。苦渋の決断というのが見て取れる。

 それは、タイガース打線の不調の深刻さをもあらわしている。
 結局今日も鳥谷の野手のタイムリーとしては、55イニングぶりというありがたい注釈つきの1本きりだった。
 あとは、横浜・那須野の自滅といえる押し出しと林のHRのみ。
 他のチャンスはことごとくつぶしていった。

 今日の立役者は、ふらふらしながらも最小失点で切り抜け、てきた福原だろう。去年までなら、完全にプッツンしていた展開だったが、今シーズンはよく耐えられるようになって来た。
 今の気持ちを忘れなければ、勝ち越しのできる投手に変身できるかもね。
 がんばれ!

 しかし、スペンサーは一生懸命で愛嬌があるけど、ファースト守らせるには、ちょと怖いね。
 林も守備が並なら、もっと出場機会も増えるし、打線の起爆剤になりうる素材なんだけどねぇ。実際、あのスイング・スピード見てると惚れ惚れするよ。(読売の李なんかより素材は上だと感じるのは贔屓目かな。)

 明日は甲子園でのゲーム。
 そろそろ連打、連打で点を取る姿を見たいもんだ。(だいぶ記憶のかなたに行ってしまって、忘れてしまいそうだよ。)
 今日のショック療法が吉と出ますように・・・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:06 | comments(0) | trackbacks(4) |
0−2 対読売 負けてはならない試合を落とす
 なんだろうねぇ。
 今シーズン、タイガースが連覇をあきらめねばならない事態に陥るとすれば、今日の試合がきっかけになることだろう。
 連敗を止めたジャイアンツに、エース井川を立て、中4日の内海に完封負けとは念の入ったこった。

 今日も4回の無死1,2塁チャンスを見事につぶして、流れを相手にやった。
 浜中は、直前にチェンジアップ(?)をライト線にファール。相手は変化球が投げにくいことが見え見えの場面で、真ん中低めのストレートを見逃し。って、一体何を待っていたんだろうか?
 そこは、ストレートに絞ってシバキ上げるくらいの覚悟が必要だろう。
 昨日の満塁でも上原の初球の甘い球を見送ったり、チャンスに自分が追い込まれてるような狼狽ぶりを見せていた。
 
 そして7回にエラーを重ねて、追加点を献上。
 まるで連敗中の読売状態だ。
 そう、読売もこうして連敗地獄にはまっていたはずなんだ。それが、昨日の負けで、タイガースへ乗り移っちまったらしい。なんか、この敗戦が尾を引きそうで怖いわ。

 今の打線や戦いぷっりからして、辛抱が続くよ、きっと。
 それに耐えられるか、プッツリいってしまうのか、分かれ目に差し掛かってるよ。
 去年は中日が、そういう時期を迎えたとき、タイガースがダッシュして8ゲーム差をつけた。これが後にものをいい、11連勝で追い上げてきた中日を振り切ることができた。
 ここで、中日が走ってしまえば、立場は去年と逆だ。
 辛抱強くついていくしかないだろう。

 しかし、デイリースポーツが「巨人弱すぎ」って見出しを1面に飾った時から、やな予感がしたんだ。
 あれは、近鉄加藤の「巨人はロッテより弱い」っていうあれに匹敵する行為だぞ。まだ、新庄の「明日も勝つ!」の方がましだった。
 ああいう驕ったことしてると、天罰が下るんだ、この世界。
 やるなら、3タテしてからにすればよかったのに・・・・、何が起こるかわからん野球の世界で、まして読売同様低調なタイガース打線なのに、初戦を勝っただけで、あの見出しはアカンでしょう。

 もう、こんな負け方してるとスポーツ紙に当たるしかないやん。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:21 | comments(1) | trackbacks(2) |
2−4 対読売 弱者の対決第2R
 今、この2チームがセでは一番弱いだろう。
 ここのところの戦いぷっりを見ていると、そう思えてしまう。

 本来、昨日の勝利でタイガースが一足先に夜明けを迎え、この弱者対決に終止符を打たねばならないところだ。
 守備の乱れから大量失点をし、大敗して落ち込むチームは、中5日で上原を持ってきて、是が非でも連敗を止める覚悟。これで負けたらもう当分勝てないという状態だった。
 ここで注意異しなくてならないのは、「窮鼠猫を噛む」という言葉。

 逆にタイガースは、昨日の勝利をいいほうにだけ考えて、勢いをつけて相手のエースを撃沈すれば、本物の勢いがつけられる。
 そして試合はタイガースの思惑通りに進んでいった。
 先制を許すも、四番金本のHRで逆転。いい流れを作った・・・・、6回の残塁病を発症するまでは・・・・・・。

 金本が敬遠され、1死満塁のシュチエーションが出来上がったとき、いやな予感がしたのは確かだ。
 しかし、逆にここで1点でも取れれば、昨日の仮の勢いが本物に変わるし、何より読売の息の根がとまるところだった。
 それが、例の得意技で読売を起こし、オクスプリングを落胆させ、いきなり連打を食らうという病気を発症させてしまった。

 実際、オクスプリングは、あることをきっかけに急に崩れだすのは、今までの経験からわかっていたことだ。
 先頭のP上原を歩かした時点で、見切りをつけたかったよなぁ。
 それまでのピッチングから、その判断は難しいのはわかるけど、満塁を無得点に終わり、その裏に先頭を歩かすという、流れが完璧に相手に渡ったことがわかる状態だ。
 こういうときのために。安藤・江草を中継ぎに当てっているのではなかたのかなぁ。残念。

 まぁ、昔から転んでる子をよく助け起こしたもんだ、タイガースっていうチームは。
 でも明日は絶対に負けられない。
 藤川も温存状態だし、勝ちにいかにゃいかんだろう。
 ジャイアンツは反対に、今日の勝利をきっかけに勢いを取り戻したいことだろう。その気持ちを萎えさせるためにも、しっかりした戦いをすべしだ。
 読売の先発は読みにくいが、井川の意地に期待したい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 21:52 | comments(0) | trackbacks(5) |