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5 −6x 対横浜DeNA 岩崎の抑えを考え直さなくてはいけない
 折角いい形で逆転できた試合だけにもったいなかった。
 7回に佐藤輝の久々の一発で同点に追いついた。
 8回には、ノーヒットで勝ち越し点を挙げると言う、今までのタイガースには、見せたことがないような攻撃。
 こう言う点の取り方をしないといけないんだよねぇ。

 この試合勝っていれば、この回の攻撃を褒め上げるところなんだが、9回の抑えに登場した岩崎がどうも、いけなかった。
 それも、9回の表の攻撃が、あっさり終わりすぎたのも要因としてある。 
 クリーンナップの近本からの打順。
 ここで追加点があれば、ベイスターズは完全に諦めモードに入る。
 
 それが、あっさり三者凡退で終わると、「ヨッシャー!逆転しようぜ!」と言う機運をベイスターズに与えることになる。
 まして、9回裏は、タイガースとの相性が抜群の桑原から始まり、大田、佐野と続く打順。
 これは、8回を投げた湯浅が、3人で終わらず、打順をピッチャーまで回してしまい、9回の先頭を桑原からにしてしまったこともある。

 寅吉的には、9回の頭を岩崎から行くのは不安しかなかった。
 9回表に追加点が取れてればよかったが、あっさり三凡で流れが相手に行く中、このところ調子がイマイチの岩崎が、相性が悪い桑原から始まる打順に対応できるのか?
 本当なら、桑原と大田に加冶屋で、佐野から岩崎と言う手を考えるべきじゃなかったか?

 このところの岩崎は、力むとコントロールが定かでない。
 力で抑えようとすると、カウントを悪くして、ストライクを取りに行く甘い変化球を痛打されるのが目立つ。
 これは、9回の抑えの役割を担うがゆえ、点をやれないと言うプレッシャーが、余計な力みを与えていると考えられる。
 これが、従前のやり慣れた8回で有れば、もっと飄々として、投げられる可能性がある。

 ここは、岩崎と湯浅の役割を入れ替えるか、このところピッチングが本来の姿に戻って来た感があるケラーとの配置転換を考えるべきなのかもしれない。
 逆に、相手の打順や相性を考えて流動的に対応するのも手かも知れない。

 相性がいいベイスターズに、3タテして、一気に借金返済へ突き進むかと思われた3連戦は、逆に3タテを喰らって終わった。
 これで、交流戦以後の試合は、負け越して、逆に借金が増えている結果になった。
 まぁ、期待するとこうなるのはいつものタイガース・スタイルだ。

 ただ、次のドラゴンズ戦も甘くはない。
 大野、柳と言う前回3タテを喰らったリベンジを期するエース級が向かって来る。
 タイガースの投手陣が全体として下降気味な中、どうしてもある程度の援護が必要になる。
 それができなければ、また元の最下位に戻るしかなくなる。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:41 | comments(0) | - |
2 −4 対横浜DeNA 大山の確変が終了し、タイガースの確変も終わる
 またも、ベイスターズに敗戦。
 前の試合と同様、初回に先制しながら、逆転を許す。
 前の試合の西といい、この試合のガンケルといい、調子は下り坂にはいっているようだ。
 
 無理もない、ここまでタイガースが持ち直してこれたのは、少ない援護点で耐えながら、勝利へ導いた先発投手陣の踏ん張りによるところが大きい。
 もうそろそろ、調子が下降期に入るのは、致し方がないところ。

 その投手陣が調子を維持する中、大山の確変が起こり、援護点が増えるとタイガースの成績も同様に大きく浮上した。
 ここへきて、大山の確変も終わり、通常モードに戻り始めたものだから、タイガースの成績も同じように通常モードとなってきた。

 好不調の波が大きく、また不調な期間が長い大山の成績に左右されてしまうから、タイガースの成績も大きくは浮上できず、一進一退をくりかえす。
 大山も好調時を確変と言われているようでは、まだまだだ。
 今絶好調のスワローズの村上は、今の状態を確変と呼ばれることはない。
 ある意味通常モードということなんだろう。
 大山も、不調の時を、異変と言われ、打っている時を通常モードと捉えられるようにならないといけない。
 大山と村上の差がイコールタイガースとスワローズの差といってもいい。

 投手陣に疲れが見えてきている今こそ、打線の援護が必要になる。
 幸い、近本が好調で、島田も頑張っている。
 大山が通常モードに戻った今、佐藤輝の打棒に期待せざる得ない。
 同時に、大山の後を打つ、下位打線の奮起が必要。

 今、5弱の中から、抜け出そうと思うなら、打線が奮起するしかない。
 次の次の試合のウィルカーソンも、調子は下降気味。
 出来るだけ多くのえんごが必要だ。
 初回に点を取って、もう役目は終わったとでも言うように、後はピッチャーに頑張って抑えてもらうしかないと言う野球は通用しない。
 大山が打てなくっても、点を取らなくては勝てない。

 3タテを目論んだベイスターズ戦が、逆に3タテを喰らってしまう危機に陥った。
 大概、期待は裏切るのがタイガース・スタイル。
 今日は、期待しないで、どいせ、また負けるさって思って見た方がいいかもね。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 11:57 | comments(0) | - |
2 −6 対横浜DeNA 西に火曜日を任せる意味は?
 火曜日の先発は、6連戦の頭を任されるってことでもある。
 週の最初の試合だから、勝って勢いをつけたいのはもちろん、それもできるだけピッチャー使わずに、中継ぎを温存しながら勝ちたい。
 それには、先発ができるだけ長いイニングを投げる、イニングイーターであることが求められる。
 そういう意味では、西はイニングイーターである点は、合格を与えられるかも知れない。

 ただ、西に合格点を与えられるとすれば、イニングイーターであること、その点だけである。
 勝って勢いをつけるという意味では、西は10勝しても10敗してしまうピッチャーであることは、FAで獲得する前から言われていた。
 それでも、101勝87敗の通算成績だから、5割以上は勝利しているんだろう。
 それでも、この試合のように5回そこそこで降板していては、勝ち投手にもなれず、イニングイーターの役目も果たせない。
 まぁ、早い回に逆転され、追加点を取られたおかげで、余計な中継ぎをつぎ込むことなく、負け試合の中継ぎである、石井大智と齋藤友貴哉で残りのイニングを賄えたことくらいが良かったことか。

 こうやって、折角2点の援護をもらいながら、逆転され突き放されてしまえば、6連戦の最初に勝って勢いをつけることも、イニングを稼いで中継ぎをできるだけインゾンすることも叶わない。
 西に火曜日の先発を任せる意味が薄れてしまう結果になる。

 元来西が勝ち切るには、そこそこの援護がいる。
 この試合は、初回から2点をいい形で援護することができたが、その後相手の大貫が立ち直りを見せて、追加点が難しいという状況に、西のピッチングが微妙に影響されることになった。
 3回の2死1、3類で、佐藤輝が倒れて無得点の終わったところから、西は完全に2点を守り切ろうというピッチングに切り替わった。

 こういう僅差を守り切ろうと、狭いピッチングをするようになると西は要注意だ。
 狭っ苦しいピッチングは自分を追い込み、より苦しいピッチングとなる。
 3回の裏は、ソト、嶺井に連打を喰らい、無死2.3塁のピンチを招く。
 それでも大貫、蝦名を討ち取り、ピンチを無得点に切り抜けられるかと思ったが、楠本に代わった桑原に同点の2塁打を許してしまった。
 まぁ、他では打てない打者でもタイガース戦にだけはよく打つ、そういうバッターである桑原だから、もっと慎重に攻めるべきだったが、2アウトをとって、ピンチを切り抜けられると思った心の隙が、桑原の一打を浴びることになる。

 5回には、この日西に合っているソトに勝ち越しの一発を喰らう。
 3回以降は大貫にヒットすら打てなくなった味方に、西の気持ちも、「これは今日は勝てない。」そういう方向に傾いてしまったのだろう。
 6回には、佐野、牧に連打を喰らい、宮崎を敬遠して大和と勝負。
 大和もタイガース戦だけ3割バッターの典型だ。
 この満塁のチャンスでセンター前へ追加点のタイムリー。
 この一打は、西の気持ちを完全に切るのに十分だった。
 続くソトの2ベースでさらに2点を追加され、西は降板となった。

 まぁ、ベイスターズもタイガースと同様、ヒットが出なけりゃ点が取れないという、大雑把な野球しかできないチーム。
 まぁ、石井琢朗が入って、その辺の意識改革はしようとしているんだろうけでど、長年培ってきた野球は一朝一夕には変わらない。
 この試合は、ベイスターズが打てたので点が入って、タイガースは、打てなくなって、負けた、そういう分かりやすい試合。
 まぁ、そうなったのは西のピッチングのせいでもあるんだけど。
 あのまま、西がリードを守り切るような粘りのピッチングができれば、少ないチャンスを物にしたタイガースが、機動力を生かして2点をもぎ取った試合として残ったかも知れない。

 本当は週の頭、火曜日の試合は、エース青柳で行きたいところなんだが、今の巡り合わせが西になってしまってる。
 これは、オールスターブレイクに入るまでしょうがないんだろうが、オールスター後は、青柳が火曜日の試合に投げることにあんるだろう。
 西は金曜日あたりが適正となるんじゃないかな。
 まぁ、青柳も毎年夏場に1ヶ月くらい勝てない期間ができるのが気掛かりなんだけどね。

 西が期待通りのピッチングができなかったことをいつまで悔いてもしょうがない。
 今のベイスターズの負け越していたは、今後の浮上もおぼつかない。
 しっかり、切り替えて次試合をしっかり勝てるよう、頑張れ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:33 | comments(0) | - |
6x −5 対中日 中日に3タテのお返し!
 4月バンテリンドームで食らった3タテのお返しをさせてもらった。
 これで、讀賣、中日には、食らった3タテをお返しした。
 まだまだ、ヤクルト、DeNA、そして広島には、お返しをしなくてはいけない。
 特に広島には、3タテどころか、まだ勝ってないんだから、なんとかしなくてはいけない。

 今日の試合、先発の柳を攻めて、初回に3点を先取。
 西純矢は、3点の援護で、悠々とピッチングをしなくてはいけない。
 それが、岡林のヒットから、マルチネスにタイムリーを撃たれ、1点を返されておかしくなる。

 前回の横浜戦では、ドラフト同期のドラ1としてライバル関係にある森に打たれてから、それを引きずって、降板することになった。
 それが、森に対するライベル心の表れかと推測していたが、どうも点を取られてしまうということを引きずってしまうようだ。

 今日もマルチネスのタイムリーが出ても、2点リードがあり、1死1塁だ。
 後続を取っていけば、十分ピッチングとしては合格なんだが、その後の当たりも不運な面もあるが、それは気持ちが今ひとつ切り替えられていないで、1点を失ったことを引きずっていたからだろう。
 結局満塁にして、高橋周平に同点のタイムリーを打たれる。

 まぁ、ここで切り替えれれば良かったが、西純矢は次の回まで引きずってしまう。
 初回3点を失ってから、切り替えて立ち直る柳とは、対照的だ。
 5回も満塁のピンチを招いて、マウンドを加治屋に譲ることになる。
 まぁ、糸原が溝脇のセカンドゴロを堅実に捌けば、交代はなかったかもしれないが、マルチネスが西純矢に合っていたので致し方ない面もある。

 まぁ、今年初めてローテで投げている、高卒3年目の西純矢だ。
 柳のようなピッチングをしろというのが酷なのかもしれない。
 それでも、そういうピッチャーにならないと勝てるピッチャーにはなっていけない。
 まだまだ、経験を積むことも大事だし、この2試合の反省をして、今日の柳のピッチングを見て、自分の気持ちをコントロールする大事さを学んでほしい。
 これから経験もいっぱい積んでいき、タイガースのローテの中心になってもらわなくては困るピッチャーなんだから。

 その後は、6回の代打・北條に対する指示が中途半端な点に不満はあるが、浜地が柳を舐めて、2ベースを許し追加点を与えてしまったことにも不満はあるが、延長の10回の佐藤輝のバックホームが見事で合ったし、岩貞、ケラー、岩崎、湯浅もいいピッチングをしたし、特に岩崎、湯浅を使った後の11回に投げた渡邊雄大は、その役割を全うする見事なピッチング。
 それが、勝ち投手のご褒美にあずかったってことやね。

 最後に、サヨナラの一打を放った熊谷。
 前の打席で、自分の持ち味を考えず、先頭打者でありながら簡単に打ち上げてしまったことは、ちゃんと反省しなくてはいけない。
 熊谷の足を生かすなら、もっと叩きつけるようなバッティングも身につけて、汚い出塁をすることを心がけないといけない。
 最後のサヨナラの場面では、もう打つしかない状況だっただけに、割り切ったバッティングができたのかもしれない。
 本当なら、あの場面でセーフティスクイズ(相手が無警戒だっただけに)なんか仕掛けてみるっていう発想ができる選手になってもらいたい。
 そういうずるい野球ができる選手がタイガースに絶対的に欠けているのだから。
 それでも、グッドジョブ!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 19:17 | comments(0) | - |
10 −0 対中日 初めての快勝って言っていいんじゃない?
 何より、得点圏のチャンスは、ことごとく物にしたってこと。
 今まで、ことごとく逃してきた分をまとめて取り返したような試合。
 昨日の試合で、申告敬遠がことごとく裏目に出て、申告敬遠となったドラゴンズは、今日の試合に引きずってしまったよう。

 それも、初回の満塁のチャンスで、糸原がタイムリーを放ち、1点でも入れられたことが大きい。
 ここが無得点に終わるのと、1点でも得点が入るのとでは、天と地の違いがある。
 無得点で凌いでいれば、相手の福谷のその後のピッチングは、い大きく変わって、タイガースが得点をあれほど挙げるどころか、得点を挙げるのが難しい状態になっていたかもしれない。
 そういう意味では、1点を搾り取るのが、どういう効果をもたらすのか、再確認できる得点でもあった。

 その後は、2回に島田が実質内野安打(記録はショートのエラー)で追加点、大山の満塁からの2点タイムリー、3回は伊藤の送りバントから中野がタイムリー、4回は、佐藤輝タイムリー、小幡の犠牲フライに続いて、伊藤将のタイムリーまで飛び出す、毎回得点となる。
 5回は、福谷からピッチャーが福に代わって、初めて無得点に終わった。

 6回には、代わった根尾に対して、同期の小幡がタイムリーを放って、先発全員編んだとなる。
 ただ、こうやって、ことごとくチャンスでタイムリーが出るって、そうそうあるもんじゃないことを肝に銘じておくべき。
 タイムリーが出る確率なんて、打率3割打つより低いってこと。
 この試合で、ヒット以外で得点を挙げたのは、4回の小幡の犠牲フライの1点だけ。(正確には、2回の島田のショートゴロをファンブルした間の得点もある。)
 それでも、そういう点の取り方をキッチリできたから、このゲーム運びになったと思っていい。

 伊藤将は、ランナーを出し、9安打を浴びながら、丁寧な粘りのピッチングを見せて8回を零封した。
 9回は、齋藤 友貴哉で賄って、完封勝ち。
 まぁ、齋藤 友貴哉でもよかったんだが、こういう場面でケラーを試しておくのも必要だったように思った。

 いずれにしても、こういう勝ち方をした翌日の試合は問題だ。
 しかも、相手は柳になる。
 今日見せたように少ないチャンスで、ヒットがなくても点を取れる野球をしていかないと、3タテできなくなる。
 今日の試合で良かったことは、良かったこととして、次の試合で活かせるように、ベンチも選手も考えて、次の試合に臨みたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 19:14 | comments(0) | - |
6 −4 対中日 大野、青柳エース対決第2ラウンド
 前回は、大野が完全試合未遂で延長10回を完封、9回を2安打完封していた青柳が延長10回に失点しサヨナラ負けした。
 その両者の顔合わせの第2ラウンドは、タイガースの本拠地の甲子園。
 現在セリーグのエース同士の投げ合いとしては、最高の顔合わせ。
 青柳も前回のリベンジに燃えるはずだし、打線もなんとか青柳を援護してやらなくてはいけない。

 この左の本格派の大野と右の変則の青柳というマッチアップは、対照的で面白い。
 ただ、それを援護する打線が、両チームともひ弱なのが、この両者の記録の伸びを妨げている。
 大野だって、打線の援護があれば、完全試合の達成者となれただろうし、勝ち星ももっと多くなているはず。
 青柳だって、今季唯一の敗戦も勝ちに転じ、今頃もう二桁勝利を挙げていただろう。

 さて、その二人の投げ合いだけに、前回同様1点を争う僅差の投手戦が予想された。
 初回のドラゴンズは、ヒットででた大島が3塁へ進むと、2死ながら4番に入ったキノタクの場面で、ホームスチールを仕掛けてきた。
 これも、1点を争う戦いで、ランナーをサードに置いたチャンスで、なんとか1点をもぎ取ろうとする作戦でもあった。
 まぁ、これが失敗に終わったことで、流れがタイガースへ移動してしまったかもしれないが、対青柳だけに、ギャンブルに賭けた作戦だった。

 対して、タイガースは、2回に大野に相性がいい佐藤輝と糸原のヒットで、2死満塁のチャンスを掴むと、青柳が自ら2点タイムリーを放ち、大野から2点の先制点をもぎ取った。
 ここも、坂本を歩かせ、青柳で無得点というドラゴンズの目論見が、無惨にも砕けた形になった。
 しかし、青柳も大野のから見事なセンター前へ弾き返すバッティングで自らを援護した。
 あれだけ、バッティングがノー感じだった青柳が、年々進歩してきて、今や打てる投手になりつつある。
 ピッチイングやフィールディングもそうだが、年々自分の課題を一つ一つ克服していく青柳の進歩には頭が下がる。
 若手にも、青柳の姿勢は、いい見本になるかと思う。
 
 しかし、2点を先取した青柳がその直後の3回に乱れた。
 先頭の京田に勿体無い死球を与え、ノーアウトでランナーを出すと、大野に送られ、大島は討ち取ったものの、岡林にタイムリー2ベース、石岡にタイムリーで、すぐに同点に追いつかれた。
 戦前の1点勝負の逆を行く展開になってきた。

 その後は、両投手が立ち直り、やはり次の移転勝負かと思われた6回に、タイガースが、近本と佐藤輝の連打、大山の申告敬遠から糸原が2点タイムリーを放った。
 ここもタイガースが苦手な1死満塁でのチャンスだけに、心配されたが糸原がうまく大野を捉えた。
 成功の2割5分の方が、この場面ででた。
 こういう場面での糸原のバッティングは、ちゃんと考えているのがわかる。
 逆方向へ強いあたり(できればゴロ)を打って、最低でも1点を取る、そういうバッティング。
 それが、上手くミートでき、ライナーで三遊間を越える当たりになったという形だ。

 ただ、その後の山本泰のバッティングはいけない。
 こういう場面でのバッティングに価値を見出さなくてはいけないのだが、どうも功を急いで、雑なバッティングをしてしまう。
 ここいらが、原ジャイアンツから山本泰が出される理由になっていたんだろう。
 自分の立ち位置を考え、相手が嫌がることをするバッターにならんと行かんのじゃないかな。

 まぁ、これで青柳が完投して前回のリベンジって形になると、安心して見ていたら、とんでもなかった。
 その意識が強くなった8回に、岡林にヒット、石岡に続かれ、キノタクに送られると、代打の三ツ俣せセンター前へ返された。
 この時、センター近本からのバックホームが間に合ったかと思われたが、キャッチャーの坂本のバウンド処理に戸惑う中、同点のランナーを返してしまった。
 ここをアウトにできていれば、青柳の勝利は消えることなく、9勝目になっていただろうから、残念なプレーでもあった。

 8回は、佐藤輝、大山の連打、糸原が送って、代打糸井が申告敬遠。
 代打・高山がボールを振って三振で2アウトになって、代打・梅野が2点タイムリー。
 ここ、代打の順番が逆だったように思う。
 1死満塁であれば、なんでもできる梅野の方が、得点パターンが広がる。
 どちらかといえば、打つだけの高山は2アウトになってからの方がいいと思う。
 まぁ、結果得点が入ったから、良かったってことになるんだろうけど、そう言う細かいところを考えた起用をせんといかんのじゃないかな。

 結果、青柳、大野共に勝敗が付かず、第2ラウンドは痛め分けと言う形。
 タイガースにとっては、湯浅にプロ入り初勝利が付き、満塁のチャンスでヒットが出ると言う強運があり、ドラゴンズにとっては、2回の坂本の実質敬遠を含めて、6回の大山、8回の糸井の申告敬遠がいずれも得点に結びつくと言う裏目に出たことで、勝負が分かれた。
青柳の大野に対するリベンジは、次の機会にもちこしか。
 その時も、ちゃんと援護できればいいんだけどね。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:53 | comments(0) | - |
3 −3 対広島 もう、「俺たちの野球」じゃ、勝てないんじゃね
 この試合、負けなくてよかったと思うか、勝てないことを悔しがるか?
 「俺たちの野球」は、どう思うんだろうか?
 まさか、9回2死から追い付いての引き分けだから、最後までよく粘って、「俺たちの野球」をやり切ったなんて思ってないよね?
 そんな「俺たちの野球」なら、やめてしまうべきだ。

 大体、広島は2勝した余裕をかまして、支配下登録したばかりの持丸をキャッチャーとして先発起用してきた。
 これって、完全に舐められているってことでしょう。
 当然怒っていい。
 タイガースの胴上げ練習を見て、他球団は同じように怒っている。
 その怒りを、カープは対戦成績に結びつけている。
 当然タイガースもこの試合の怒りをぶつけなくてはいけない。

 初回、カープのミスも出て、近本の先制タイムリー、キャッチャーのパスボールで2点を取った。
 尚も無死2塁で得点のチャンスが続く。
 ここで、もう1点取って、3点をせんせいすれば、相手先発アンダーソンは潰せる。
 ところが、そうはいかないのが「俺たちの野球」

 佐藤のセンターフライでランナーは、3塁へ。
 これで、ヒットが出なくても1点追加できる状況。
 このチャンスを丁重に辞退するのが「俺たちの野球」の基本。
 正々堂々とヒットを打っての得点でないと認められないのが「俺たちの野球」。
 大山、糸原が凡退して、2点止まり。
 これで、カープにまだまだいけるって、思わせてしまうわけだ。

 それでもウィルカーソンが安定したピッチングでカープ打線を抑え、3回に1死満塁のチャンスを掴んだ。
 しかし、ここでも、正々堂々とヒットで点を取らないといけない「俺たちの野球」を貫き通した。
 再び、大山、糸原が凡退で、無得点。
 この瞬間に、このゲーム、ひっくり返されるって、思ったもの。

 そう言う予感はよく当たる。
 まして、カープ戦は、それがデフォルトのパターンになっている。
 フラフラ(実際、脱水症状か足が攣ったようで、本当にフラフラしてた。)状態のアンダーソンを5回まで持たせてしまい、その5回のチャンスを簡単に活かしたカープ上本に同点タイムリーを浴びて追いつかれてしまう。

 6回には、2死2塁から梅野の内野安打で、3塁をオーバーランした糸井が菊池の送球で刺されるって言う失態を演じ、流れが完全にカープに行ってしまう。
 相手の隙を見逃さない「カープの野球」
 相手に隙を見せて流れを失う「俺たちの野球」
 結局7回に代打堂林の1発で勝ち越しを許した。

 それでも、9回に近本が同点打を放って、延長には持ち込めた。
 それでも、延長で得点を挙げられるような攻撃はできず、近本頼みの「俺たちの野球」だ。
 
 10回には、カープの中村奨成が三本間で転ぶと言う失態を演じてくれて、サヨナラ負けを逃れることができた。 
 この日のカープは、失態を演じ、エラーあり、育成上がりのキャッチャーのお試し先発起用と、負けたがっているように見える試合。
 それを丁重におこととわりし、正々堂々ヒットを打って勝たなくては意味がないって言う「俺たちの野球」を貫き通した。

 ここまでやってきて、これだけ負ければ、もはや「俺たちの野球」では、勝てないって、ハッキリわかったことだろう。
 もう、勝つためには、「俺たちの野球」じゃない野球をすることを考えなくっちゃ。
 それが、「カープの野球」でもいいし、「スワローズの野球」でもいい。
 「俺たちの野球」じゃなくって、「勝つための野球」をやろう。

 幸い、スワローズが走ってはいるが、読売も落ちてきて、1強5弱のペナントレースの様相を呈してきた。
 上手くすれば2位でCSの勝ち上がりも夢じゃない。
 それには早く、「俺たちの野球」に見切りをつけて、「勝つための野球」に切り替えるべきだ。
 そうでしょ、矢野監督。 

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:42 | comments(0) | - |
4 −5x 対広島 とどめを刺さないと、こう言うことになる
 広島戦の初勝利は、夢と消えた。
 もう、何度も言っているので言い飽きたが、取れるべき点をしっかり取らないと、結局今日のような試合になる。

 延長10回、近本が出て、佐藤輝のタイムリー2ベースが出て、勝ち越し。
 尚も、無死2塁のチャンスだ。
 ここで、もう1点取るのと、取らないのではうんでいのさ。
 抑えのアルカンタラも、1点はいいと言う精神状態と、1点もやれないと言う精神状態では、ピッチングも大きく変わる。
 ましてや、急増ストッパーのアルカンタラだ。

 今季、こう言う場面で得点につなげられたところを見たことがない。
 ランナーをサードへ送って(どんな形でも)、ヒットが無くても1点を取りに行く、そう言う野球をしたことがない。
 これが、スワローズだったら、大山は最低進塁打となる右方向へのバッティングを見せ、糸原が犠牲フライでも、ボテボテの内野ゴロでも打って、得点を挙げる。
 タイガースはと言えば、大山の打撃頼り、で大山が見逃し三振。
 糸原も三振で、ランナーは釘付け。
 結局、山本が倒れて、1点止まり。
 
 この試合、どうしても勝ちに行くなら山本に代打のてもあった。
 糸井、ロハス、北條が残っていた。
 これも、1点取れたから、いいやで、済ませているから、次の1点を貪欲に取りに行く姿勢が見られない。
 相手の松本は、佐藤輝にタイムリーを浴びて、アップアップの状態だったはず。
 スワローズなんかは、ここから、追加点を挙げ、試合を決めてしまっただろう。
 
 もう、1点とって勝ち越せたからいいやで、済ませてしまっている。
 結局そう言う精神的弛緩が、カープに付け入られて、追いつかれ、サヨナラ負けへと繋がる。
 負けに不思議の負けなし。
 負けるべくして負けた試合だ。

 しかし、タイガースは毎度、毎度同じバッターに打たれて、同じ投手に抑えられる。
 マクブルームには、5割近く打たれていて、野間にもよくやられる。
 今は出ていないけど、松山には完全にカモられているし、曽根や宇草にも痛い目に遭っている。
 ピッチャーでは、大瀬良、森下、床田が打てない。
 これで、なんの対策もなく、繰り返していたら、一生カープには勝てんよ。、毎度同じ

 結局、3タテを狙ったこの3連戦。
 大瀬良、森下が登板しなく、西川も欠いて、5連敗中だったカープに、逆に、また3タテされてしまう可能性がおおきい。
 まぁ、カープにすれば、シーズンが始まってもいないのに、胴上げの練習をして、本当の練習はたいしてやってないチームに負けるかって、闘志をかきたてているのかもしれんなぁ。

 なんとか、カープへの連敗を止めること。
 それが目標になっていること自体情けないわな。
 世間の戦力評価からしたら、全く逆の対戦成績でもおかしくないんだからなぁ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:13 | comments(0) | - |
3 −5 対広島 大山無双継続も、鯉煩いで勝ち星なし
 広島に歯が立たない。
 床田が打てない。
 折角、大瀬良、森下がいない3連戦なのに、床田がいた。
 9戦0勝8敗1分。
 もう、完全に実力差でしょう。
 ここまで、勝てなければ、普通に戦っては勝てないってこと。

 西なんて、床田が相手だから、2点目を失った途端に、勝負を諦めて、気持ちを切ってしまった。
 そのあとつるべ打ちで、さらに点を失い、この試合を決められてしまった。
 こう言う面でも、カープに勝ててない悪循環が出る。

 攻撃はといえば、島田が無死から出れば、中野がセーフティを仕掛け、失敗。
 中野のようなバッターは、こう言う場面で、キッチリ仕事をしないと、価値がない。
 元よりバントが苦手な為、セーフティを選んだのだろうが、苦手は苦手で、克服するための練習をちゃんとやってきたのか。
 青柳の1塁送球のように、苦手でも克服出来るように練習すればいい。
 普通のバンドが苦手なら、セーフティをきわめて、こう言う場面で失敗しないよう練習させなくてはいけない。
 それが、カープとの差だ

 しかし、中野のスイングが大きくなりすぎやな。
 あの禁断のホームラン2発を放ってから、スイングが大きくなりすぎている。
 中野の特徴は、コンパクトで鋭いスィングだ。
 長打を欲しがっているような、大きなスイングをしていては、どんどん率がさがっていく。
 小技もダメなら、この辺で頭を冷やす意味も含めて、ベンチに下げるのも手だ。
 下で好調な小幡でも上げて、ショートを任せてみてもいいんじゃないか。

 しかし、こういうところで中野の代わりにショートを守らす人材がベンチにいないのが難点だな。
 植田、北條、山本、熊谷と頭数はいるが、いずれもセカンド中心で起用されており、ショートには不安を感じる。
 植田と熊谷は、セカンドと外野、北條は、故障明け、山本は、セカンドとサード、ファーストの起用で、ショートの起用もなければ、練習もしているか疑わしい。
やはり、小幡は、入れておくべき。

 大山が無双状態を続けており、7回に2ランを放ち、3点差にせまった。
9回もタイムリーを放って、2点差には迫った。

 その9回、大山のタイムリーの後、無死1、2塁で糸原の場面。
 ここで送ることを選ばず、強行に出た。
 まぁ、言わんでも糸原なら、最低進塁打というバッティングができると踏んでの強硬策だと思うが、それが出来てないから、ここまで負け続けているのを知るべきだ。
 中野のバント失敗も糸原の強行失敗も根は同じ。
 普段から練習させてないことを、急に本番でやれっていうのが無理。
 失敗すべくして失敗している。

 カープは、タイガースとベイスターズ戦以外勝ててない。
 この2チームは、野球が下手なチーム。
 当たり前のことを、当たり前にやることができないチーム。
 そう言うチームには、強い。
 逆に、当たり前のことを当たり前にキッチリやってくるチームには、分が悪い。
そんなチームにカモられているって言うことは、いかにタイガースの日頃の練習が足りてないかわかる。
 投手力を全面に戦い、終盤に勝負を持ち込めば、やるべきことをキッチリやれれば、カープにはかならず勝てる、スワローズは、そうやってカープをカモっている。
 せめてカープ戦が互角なら、今頃は、スワローズを追っている。
 それが、今はBクラスを抜け出ることを争っているんだから情けない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:06 | comments(0) | - |
4 −7 対横浜DeNA 森に打たれて、西純矢が自分を見失う 
 自ら、2点タイムリーを放ち、立ち上がりも順調に、3点を先取した後の3回の表も、ベイスターズの京山、佐野を討ち取って2アウト。
 ここを無得点に抑えれば、そのまま勢いで寄り切ってしまう展開ではあった。

 だが、ここで西純矢と同じ、ドラフト同期の森敬斗にレフト前に運ばれる。
 これが西純矢を狂わせた。
 確かにドラフト同期の高卒ドラ1であるから、打てれたくなかったのは、わかる。
 それでも、打たれてしまったわけだから、ここはすんなり切り替えなくてはいけない。
 他の打者であれば、切り替えられたのかもしれないが、ドラフト同期のドラ1森だけは、そうはいかなかったみたいだ。
 負けず嫌いの西純矢にとって、この一打は、後に尾を引く、痛恨の一打になったようだ。

 精神的な整理をしないまま、蝦名に投げた初球をたたかれ、センター前に弾き返された。
 これを近本が突っ込んで、後ろへ逸らしてしまい、タイムリー3ベースとなる。
 ここは、2アウトだっただけに、一か八かより、シングルで止めて、西純矢に冷静になる間を与える時間をつくべきだった。
 西は、1点を返されて、尚1点差に迫るランナーをサードにおく事になる。

 ここで西純矢の投球に微妙な力みが出る。
 森に打たれた後悔、それを引きずり蛯名に打たれたタイムリー、後悔が力みを呼んだ。
 元々、力んでコントロールをなくす欠点があったのが、力の抜き方(入れ方?)を学んで、このところコントロールが安定してきていたのだが、ここにきての力みは、西純矢を過去の姿に戻してしまった。
 牧、宮崎に連続四球で満塁となり、桑原に同点となるタイムリーを許してしまった。
 桑原は、それまで西純矢の変化球が悉くボールになるのを読んでいた。
 完全にストレート一本に絞り、2ボール、ノーストライクから、ストライクを取りにきた甘いたストレートを狙い澄ましたように叩かれた。

 まぁ、ここで同点で凌いでは見たものの、この回のピッチングを悔いた西はその気持ちを引きずり続けて、力み続けた。
 結局4回にピッチャーの京山に四球を与えたところで、交代となった。
 しかし、森に打たれるまでのピッチングを考えるとこの結果は残念でならない。
 そこまでのピッチング、3点の援護(自らの2打点)もあり、これは6連勝で、借金も3まで減らせると思ったのが、ぬか喜びに終わった。

 まぁ、今年から初めてローテで回っている西純矢だけに、まだまだ経験を積むことは沢山ある。
 こういう、ライベルと言っていい、ドラフト同期、高卒ドラ1の打者と投手だ。
 絶対打たれたくないという、負けず嫌いなことはいい。
 ただ、打たれた後に、それを引きずっては、いけない。
 坂本も、あの場面で一息入れる配慮があればよかった。

 また、蛯名の一打に、チャージをかけた近本の守備。
 2アウトだけに無理して突っ込む必要があったかどうか。
 普通にヒットで止めれば、2アウト、1、2塁だ。
 もう一度、西純矢に冷静になるよう促すチャンスが残る。
 そこで、切替させれば、まだ西純矢が投げ続けることが可能であったかもしれない。

 この辺も、タイガースがチームとしてまだまだ未熟であることの表れだ。
 スワローズは、そういう機微を、高津監督が見逃さない。
 そういう時にどうするか、チームで理解している。
 そこが、詰めきれない大きな差なんだな。

 後は、宮崎の一発によく追いつきはしたが、湯浅が初めてホールドを失敗。
 これが、休養明けの球がうき加減だったことが理由か、パフォーマンスが落ちてきているのか。
 もう少し見てみなくてはいけない。

 折角、弱いもの同士の3位争いから抜け出るチャンスであったが、再びその中に飲み込まれてしまった。
 今度は、今季勝っていないカープ戦だ。
 ここで、一気に借りを返しておかないと、カープは、タイガース戦以外勝っていないし、この3連戦に大瀬良、森下、九里は出てこないし、今後そういうチャンスは来ないかもしれない。
 絶対に3タテてするつもりで、臨まなくてはいけない。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:16 | comments(0) | - |
4 −1 対横浜DeNA 大仁田(濱口)をファイアーしてやったぜ! 
 新人の時から、タイガース戦を得意にして、タイガース戦に勇んで投げてくる大仁田(濱口)。
 このところ、勝てなくなって、タイガースにも打たれているところはよく見るようになってきているが、甲子園では強さを見せて、未だ負けはないという。
 しかし、濱口も、新人の時の輝きが全くなくなっている。
 それは、ブクブクに太った体型にも表れている。
 康晃も、太ってからキレがなくなり、ストッパーとして通用しなくなってきた。
 濱口も近年の不調は太り過ぎやなぁ。

 そんな大仁田(濱口)を大田の一発で1点を先取された、1回の裏から攻略。
 2番の中野が四球を選んで、近本がヒットで、1、3類。
 ここで4番佐藤輝が、左中間にタイムリー2点ツーバース。
 流れるように、一気に逆転した。

 まぁ、こういう流れは、采配どうの、選手の意識がどうのという隙もなく、すんなり攻撃が展開される。
 その後3回には、その佐藤輝が四球で出ると、大山がバックスクリーンへ放り込んで2点を追加。
 これで、濱口は、完全に「大仁田、ファイアー!」状態。

 1回に大田に、一発を打たれてから、伊藤将は、これを教訓とし、丁寧に低めに球を集め、ベイスターズ打線に付け入る隙を与えないピッチング。
 これでは、濱口が3回で4失点しては、勝ち目がないだろう。
 結局伊藤将じゃ、100球を下回る球数で、完投勝利を挙げ、大仁田(濱口)は、甲子園で初めて負けがついた。

 まぁ、大山の2ランが出てから、坦々麺(淡淡)攻撃で終わってしまったことが気掛かりではあるが、今日のところは快勝と言っていい。
 これで、交流戦の最後のオリックス戦から5連勝、借金も4にまで減った。
 広島が、スワローズに負けているため、Aクラスの3位にまで浮上したことになる。

 スワローズが走りすぎているのが誤算だが、去年のタイガースの例もある。
 去年の今頃タイガースは、貯金が20を超え、2位に7ゲーム差をつけて走っていた。
 まぁ、この時スワローズも貯金を7つくらいはしていたんだけど、今年のタイガースは厳しいには厳しいな。
 それでも、CSにさえ持ち込めれば、投手力を前面に下克上の可能性だってないわけじゃない。

 まぁ、まずは、オールスターまでに5割を超えておきたい。 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:44 | comments(0) | - |
7 −5 対横浜DeNA 勝って消されたわけじゃない、攻撃の不手際
 交流戦明けの最初のカードは、ベイスターズ戦。
 この試合は、ノーヒッターの今永が相手。
 タイガースも、エース青柳を立てんだから、負けるわけにはいかない。

 初回、その青柳が先頭の森に粘られながらも、切って取り、2番の関根も簡単に追い込んだ。
 ただ、ここから関根に死球を与えると、討ち取った佐野の打球をセカンドの山本が弾き、1死1、3塁のピンチを招く。
 4番の牧の打球は、浅いレフトフライ。
 タッチアップは無理かと思われる打球であったが、ランナーの関根はスタートを切っていた。
 レフト島田は、打球からタッチアップはしないという勝手な判断から、慌ててバックホームしたが、間に合わなかった。
 本来、無失点で切り抜けられるん場面で、痛い失点を与えてしまった。

 これも、島田が打球だけで、勝手に相手のタッチアップがないと判断していたからに他ならない。
 守備も肩も定評がある島田だし、普通にタッチアップへの牽制を考えて処理すれば問題はなかったはず。
 それを勝手な判断で、走者にノーケアであることを相手に見抜かれ、タッチアップを許してしまった。
 元来、こういう野球は苦手なベイスターズであったが、石井琢郎がコーチに入ってから、意識改革が進んできたんだろうか?
 特に、森、関根という、小技が効き、足がある1、2番は注意を要する。

 タイガースも、こういう場面の備えができていない。
 新庄BIGBOSSのファイターズが、3アウト目の打球が外野に飛んだ際、全てベックホームの練習をさせていた。
 タイガースも外野手に、バックホームの重要性、こういうタッチアップの場面では、どんな浅いフライでも、走者に気を配って、牽制しておく、そういう練習を普段からさせておかなくてはいけない。
 また、島田も足と守備を売りにしていかなくてはいけない選手なんだから、そういう気配りができるようにならないと、レギュラー定着とはいかなくなることを自覚すべき。

 その1点を先取されたタイガースが、その裏、その島田がいきなりセンター前ヒットを今永から放った。
 その後の中野が、バントを失敗して追い込まれた後、三遊間を抜けるヒットを放った。
 これも、ヒットを打ったから帳消しっていうわけでなく、中野のような小兵選手にとって、こういう場面でちゃんとバントを決められるように鍛えておかなくてはいけない。
 たまたま、ヒットが打てて、いいわいい和にしてしまうと、ヒットが出るのは、どんなにいいバッターでも3割だ。
 結局7割の失敗に飲み込まれ、チャンスを潰してしまう確率が、圧倒的に高いことを自覚して、練習に励まなくてはいけない。

 その後の近本。
 これは、ベンチワークに問題がある。
 最初は近本に送りバントを命じたように見える。
 ただ、カウントが3ボール、ノーストライクになった時に、余計な色気を出した。
 四球を選んで、無死満塁になるかもしれない、近本にウェーティングの指示を出したか、近本が自ら見ていったか?
 ここは、一番甘いストライクがくる場面。
 バントするなら、この一球が一番やりやすい。
 また、ヒッティングに切り替えるなら、この一球が一番狙いやすい。
 しかし、見送って3ボール、1スタライクになると、そうはいかなくなる。
 相手が打ってくることを考えて、より厳しい球でストライクを取りにくる。
 近本が際どく見送ったが、これをストライクととられ、3ボール2ストライクとなる。
 その後、ランエンドヒットで、ファール、最後レフトフライに打ち取られ、ランナーはそのまま。

 ここが一番の問題。
 まず、この場面、送りバントで行くと決めていたら、3ボール、ノーストライクから、ストライクを取りにくるボールで決めるべき。
 そこで、ヒッティングに切り替えうなら、そのボールを狙わせ、「打て」のサインを出してやらなくてはいけない。
 また、日頃から、こういう場面で、最低でも進塁打というバッティングの練習をさせていれば、そういう対応をすればいい。
 最悪は、ランナーが動かず、アウトカウントを刻むこと。
 この最悪を平気でしてしまうタイガースだから、こういう場面で点が入らない。

 この日は、佐藤輝が倒れた後、好調大山が歩かさたところから、奇跡的に糸原、山本が連打で4点が入って逆転できた。
 しかし、これはあくまでも奇跡的なことだ。
 8割がた失敗する、糸原と山本が連打を放つなど、確率からいうと奇跡以外にない。
 本当の点の取り方は、近本が進塁させ、佐藤輝、大山がヒットでなくても打点を挙げて逆転すること。
 そういう野球ができるようになった方が、力がつくし、強いチームになる。

 まぁ、その後も好調の大山が二発を放って、青柳が苦手の神里に3ランを食らって、1点差に迫られるも、突き放して、追いつかせることなく逃げ切った。
 これで、勝ったからいいや、いいやで済ましていると、初回のような場面で無得点に終わ利、それが響いて負けるという試合を作っていくことになる。
 こういう試合こそ、ちゃんとミーティングして、反省すべき点を反省し、次に活かさなくてはいけない。
 それは、選手だけでなく、ベンチも含めてなんだがね。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:46 | comments(0) | - |
9 −1 対オリックス 3タテで交流戦の最後を飾る
 12勝6敗。
 貯金6で、借金を6つ返済でき、都合29勝35敗1分で、借金が6になった。
 残り試合が、78試合。
 オールスターまで、33試合。
 ここで5割に戻しておきたい。

 オールスター後が、45試合。
 これを、30勝15敗くらいでフィニッシュできれば、2位までは十分可能。
 スワローズが走っているから、優勝は難しいにしても、万が一何かあって失速しようものなら、十分勝負になる。
 また、CSにさえ出れば、タイガースの充実した投手陣がこの戦いを有利に進められる可能性も高い。

 この交流戦も、タイガースの投手陣の優秀さをパリーグに示した。
 パリーグの田中マー君、佐々木朗希、上沢、石川柊太、東浜、山本由伸、宮城というエース級を相手に、東浜の試合のみ落としたが、他は勝利することができた。
 これは、それらのピッチャーと渡り合った西勇輝、ウィルカーソン、伊藤将、ガンケルがその力を発揮したことによるものだ。
 また、青柳はエース級との対戦こそなかったが、マリーンズ、ファイターズ、バファローズをいずれも零封し、3勝を挙げている。
 西純矢は、東浜相手に敗れるも、その内容は濃いものがあり、今季のローテ投手の座を確かなものにしている。

 また、開幕当初心配されたリリーフ陣の整備も進み、勝ちパターンとして、アルカンタラ、湯浅、岩崎のパターンが確立。
 左の岩貞が球威を取り戻し、変則の渡邉雄大と左の中継ぎを固め、藤浪、加治屋が右を固める。
 これに、現在故障が癒えた浜地が加われば、質量共に、充実した内容となる。

 この他にも、下では、岡留、桐敷の新人、村上、小林、支配下登録された才木、など出番を待つ投手がいる。
 これで、今の位置にいるのが不思議だろう。
 その原因の、貧打線も、大山の調子が上がってきて、近本が例年通り持ち直してくると、そこそこ得点力が回復してくる。
 今日の試合なんかは、その典型だ。

 宮城相手に、3回に近本、佐藤輝のタイムリー、5回に大山のタイムリーで4点を奪う。
 7回には、継投に入ったバファローズの隙をつき、佐藤輝のタイムリーで2点を追加。
 9回に交流戦を占める佐藤輝の13号スリーラン。
 ガンケルが完封寸前まで行く完璧なピッチングで完投。
 大山についで佐藤輝に当たりが戻って、得点力が大きく上昇した試合だ。

 後は、大山や佐藤輝が打てない時に、どう点を取っていくのか、それが問題だ。
 無死や1死でランナーがサードにいる時のバッティングや作戦。
 相手が、1点はしょうがないというシフトを敷いている時にどういうバッティングをするのか。
 そういうところの鍛え方が、全然足りていない。
 今更、キャンプをして練習するわけにいかないのだから、意識だけはしっかり持って、どうすべきかをベンチがしつこく言い、指導して、やらさねくてはいけない。
 シーズン中でも、できることはあるはずだ。
 それが、できれば勝率が飛躍的に上がっていくんじゃないか。
 こんな投手陣を持っているチームなんだから。

 それと、0勝7敗1分けの対カープ対策だね。
 これは、一方的にやられすぎている。
 交流戦での戦いぶりから、そんなにやられる相手ではないことを肝に銘じ、パリーグの対広島の戦い方をしっかり参考にすべきやろな

 この4日間のブレークの間、そういうことを再確認して、セリーグ相手のペナントレースの再開に備えなくてはいけない。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:08 | comments(0) | - |
3 −2 対オリックス 熊谷の神走塁で延長戦を制したものの
 山本由伸相手の試合。
 初回に島田のエラーから、失点した時には、もうこの試合の結果が見えたように思えた。

 案の定、山本由伸に手も足も出なく、大山も封じられ、得点を挙げられる気配すらなかった。
 挙句、5回には、決定的とも言える追加点を取られて、16度目の完封負けを覚悟したくらいだ。
 
 バファローズは、山本由伸が先発だけに、1点を確実に挙げる野球を見せて、確実に2得点。
 それが、延長でタイガースに得点をゆるした、11回の裏。
 1死1、3塁で福田になんの策もなく打たせて、内野フライに終わった攻撃は、理解に苦しむし、かなり助かった。

 対してタイガースは、8回まで、出したランナーは、全て2アウトからで、チャンスらしいチャンスはなく、強いていえば、5回に2アウトから、島田、中野の連打(中野はポテンだけど)作った1、2塁だけだけそ、ここも近本が簡単に打ち取られた。
 ここまでは、なす術もなく、ベンチから指示する隙もなかったと言う状態。
 まぁ、試合中には出来ないが、シーズン前には、こう言うピッチャーに対して、どう攻略していくのか、そう言う準備はできたはずだが、そんな練習はしてきていない。

 決勝点を挙げた11回だって、熊谷の神走塁で1点挙げた後、ロハス四球、糸井のヒットで1死1、3塁のチャンス。
 表の攻撃だけに、ここでもう1点取るのと取らないのでは、大きな違いがある。
 山本は、自分が何をしなくてはいけないのかわかっていたんだろうか?

 ベンチも、山本に何をしなくてはいけないか、選手任せにせず、ちゃんと指示を出すべき場面やろ。
 山本は、讀賣の時から、こう言う場面で、功を急いで、失敗することがある。
 たまに起用される身だけに、この場面「打ちたい、打ちたい」と言う気持ちが先立ってしまう。
 そう言う場面だからこそ、ベンチが、今期待していること、何をすべきかを、ちゃんと指示しなくてはいけない。
 思い切って、スクイズのサインを出してやってもいい。
 まぁ、その度胸があるベンチじゃないだろうが・・・。

 11回の裏、バファローズが同じように福田に、指示なしで無得点に終わったからよかったが、あそこで何か策を講じられていれば、同点になり、勝敗はわからなかった。
 そうなれば、あの山本の打撃、ベンチの無策は、問題になっただろう。
 あの、熊谷の神走塁も無にしてしまった可能性もあったということだ。

 確かに、熊谷の走塁は見事だったし、あそこでスタートを切れる度胸も見上げたものだ。
 また、ホームまで行かせた藤本サードコーチの判断も良かった。  
 そう言ういい部分は、これからも伸ばしていけばいいし、武器となるぶぶんだろう。
 ただ、それだけでなく、ダメな部分は、ダメだと認め、反省して、是正していかなくてはいけない。 
 そう言う部分で、交流戦もスワローズの後塵を拝し、去年のペナントレースでも後塵を拝した。
 そこにベンチが気づくかどうか?
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:51 | comments(0) | - |
6 −1 対オリックス 大山が打たんと、点が入らんってこと?
 大山の当たりが戻った。
 初回にタイムリー2ベースで、無得点イニングの連続を止めると、5回には、3ランを放った。
 まさに、大山が打たないと、タイガースは得点出来ないってことを証明したかのようだ。

 その5回の4点だって、大山の3ラン以外は、2アウトから中野の2ベースに、近本のサードゴロを宗が悪送球、佐藤輝のサードゴロを再び宗が弾くという、相手がくれた点だけだ。
 続く6回も、ヒットは山本だけ。
 後は、四球でランナーを溜め、満塁から近本がショートへ内野安打で挙げたもの。(際どいセカンドは、中野の走塁が上回った。)
 結局、打って得点を挙げたのは。大山の打棒によるものだけというもの。
 
 大山が打てなければ、前の2試合のように完封負けで、大山が打てば、その前の試合や今日の試合のように、勝ちに持っていける。
 それは、ピッチャーが安定していることに他ならない。
 今日の青柳も危なげないピッチングを見せて、7回を零封。
 その後ケラーが危なかったが、岩貞、藤浪で逃げ切ることができた。

 ケラーは、スピードが開幕当初より上がってきている。
 カーブの精度というか威力はイマイチ。
 結局、そのカーブを狙い打たれる。
 裏を書いて、ストレート主体に切り替えて、カーブはタイミングを外すためのボールとして使い、カットを決め球にした方がいいピッチングができるように思う。
 相手のカーブ狙いのを上手く利用してピッチングを組み立てたい。

 しかし、投手陣がこれだけ安定しているんだから、大山の打撃だけに頼るのでなく、大山以外でも、なんとか1点をもぎ取るような攻撃ができれば、勝率は飛躍的に上がっていくはずなんだが。
 今、大山だけが頼りに似合っているから、大山の打撃に勝敗が左右される。
 それ故、ビックウェーブにならず、さざなみ程度で終わっている。
 もっと、ベンチが1点をいかに取るか、そのことに腐心すれば、さざなみがビッグウェーブに変わるんじゃないか。
 
 幸い、4位までは目と鼻の先だ。
 さざなみを、ビッグウェーブとまではいかないまでも、もう少し大きくすれば、3位のCS圏内位は、いけるだけのものを持っている。
 次は、エース山本由伸が相手だ。
 1点をもぎ取りにいかなくては、勝てる相手ではない。
 どういう野球を見せるか、ある意味試金石になる。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:24 | comments(0) | - |
0 −4 対福岡ソフトバンク 「俺たちの野球」って、レベル低いね
 またも、完封負け。
 これで、15度目って、異常やろ!

 よく言う「俺たちの野球」って、こう言う野球なんやろか?
 相手ピッチャーのレベルが下がるか、たまたま打線がつながれば勝てるが、ちょっと相手ピッチャーがよければ、なす術なく、ズルズルと抑えられて、ハイ、それまでよ。
 
 たまたま、打線が繋がった時だけ、「俺たちの野球」って胸張るけど、そんなの滅多にありゃしない。
 いまでは、簡単に完封される方が多いんだから、そっちが「俺たちの野球」になっちゃっているんじゃないの?

 本当なら、なんとか1点を搾り取り、それを積み重ねて、自慢の投手陣で守り切るって言うのが「俺たちの野球」じゃないのか。
 いくら相手ピッチャーがよくても、あの手、この手で、最後まであきらめず、1点を取りに行く、それが「俺たちの野球」なんじゃないの。

 ちょっと相手ピッチャーが良ければ、「いつも打てるわけじゃない」って、指を咥えて、完封されるのをただ待ってるだけなら、悲しすぎやしないか?
 
 矢野監督は、「誰かを喜ばす」「超積極的野球」を掲げて、スタートしたんじゃないか?
 今では、喜ぶのは、相手ピッチャーだけ。
 なんの策も打てない、消極的野球に成り下がっている。
 4年かけて、退化してしまっているんじゃ、なさけない。

 この試合む、ホークスは、1点を取るために、選手がやるべき事をやり、ベンチは1点を得るための策を指示した。
 初回の1死満塁も、三遊間の深い所へ転がし、ゲッツー崩れで、1点。
 4回も甲斐に送らせて、周東のセカンドゴロで3塁まで進めて、牧原のポテンでタイムリー。
 他は、グラシアルのタイムリーとデスパイネの一発。

 対してタイガースは、3回に無死から糸井が出塁しても、高寺に無策で打たせて、いい当たりとはいえ凡打。
 続く長坂がダブルプレーで、結局3人で終わる。
 いくら高寺に期待していると言っても、ここは送るべき場面。
 高寺だって、今後レギュラーを目指すには、こう言うところの小技を求められる選手のはず。
 プロ初ヒットの期待はあれども、試合に勝つ事を考えれば、その機会は別の機会で、ここはキッチリ送らせるべき。
 
 5回の渡邊雄大をデスパイネまで引っ張り、一発を喰らった場面もそう。
 渡邊雄大の右への相性、4点目は致命傷にもなるだけに、細心の継投が求められた。
 次の中村晃まで考えたかもしれないが、そうであればデスパイネと無理に勝負に行かないでも、際どいボール球で勝負して、歩かしてもいいと言うピッチングを指示すべきやろ。

 結局、1点を取りに行く姿勢、1点を守ろうと言う姿勢に、天と地ほどの差がある。
 そんな、ホークスに1勝しただけでも上出来なのかもしれない。
 それほど、今のタイガースの「俺たちの野球」って、レベルが低い。
 ちょっと、大山が確変して勝ったら、交流戦優勝なんて言っているのは、虚しいだけだった。
 終わって見れば5割がやっとで、スワローズは、遥か彼方に消えているってことになりそうだ。

 結局、胴上げの練習は、ただ相手チームを刺激しただけで、タイガースが勝つ為の練習を疎かにしていることを満天に示しただけだった。
 後は、今後のための実戦練習だと思って、試合を消化していくしかないな。
 もっと、「俺たちの野球」のレベルを上げないと、今のままでは情けない!
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:18 | comments(0) | - |
0 −1 対福岡ソフトバンク 結局、大山が打たんと点が入らんってこと
 西純矢の好投を無にしてしまった。
 これで、何度目の完封負けや?13度目か?
 
 確かに、近本が本塁で刺されると言うアンラッキーな面もあったが、このところ、大山が無双していて、隠れていたタイガースの欠点が、大山が封じられて、クローズアップされた試合や。

 試合後の矢野監督の談話。
 「交流戦で悠輔は頑張ってくれているし、毎回毎回打てるわけじゃないからね。」って、そうであるなら、何かベンチから策や指示を出したのか?
 
 相手はエース級の東浜。
 簡単に点は取れない。
 唯一の得点機は、ホークスの見事なバックホームと甲斐タッチ、近本の少しの遠慮で物に出来なかった。
 西純矢が失った、たった1点が、重い展開。
 
 それでも、8回に代わった又吉を攻めて、1死満塁のチャンスが来た
 これぞ、課題の満塁での点の取り方を実行する場面。
 ただ、大山がこれまで好調だっただけに、ベンチは大山任せにした。
 本当は、ここで最悪外野フライで同点となるバッティングを指示し、確認しなくてはいけない。
 何度こう言う場面を潰して、結局完封負けって言う試合があったのか?
 0対1で負けた試合の半分でも、こう言う場面で点をとっていれば、今頃5割に乗っている。
 
 いつも大山がうてるわけではない。
 そう思っているなら、ここはバッティングの方向性を示す指示が必要だった。
 大山もこのところ打てているし、序盤の不振の責任から、ここは、打ちたい、打ちたいで前のめりになっているところ。
 ここでこそ、ベンチから犠牲フライを打つように指示してやらんと。
 その結果、間を抜いてヒットや外野の頭を越して長打になるならいうことはない。

あと、このところ佐藤輝のチャンスでの三振が目につくようになってきた。
 4番でチャンスで打たないとという気持ちが、逆に出ているのかもしれない。
 外角のボール球を振らされ、追い込まれた後、外角はボール球だと見送ると、ギリギリに決められれ、見逃しの三振。
 そんなパターンが多い。
 
 これも、逆なんだよなぁ。
 チャンスで佐藤輝に打ちやすいい球を投げてくるわけがない。
 外角の振らせてカウントを取ろうとするボールを見逃せレバ、カウントが悪くなり、ストライクを取らざる得なくなる。
 外角のストライクを撮りにきた球なら、逆方向に強くうち、内に攻めてくればこれを引っ張ってやればいい。
 そういう佐藤輝ペースで勝負に持ち込めれば、もっとチャンスに打てるようになるんだが、今は相手のペースにはまってしまっている。
 佐藤輝の方から、打ちに生かされているようでは、いい結果が出ない。

 こういう、1点を取れない、取りに行くような指示も、準備もない。
 それが、14度の完封負けの原因であることを理解していない。
 だから、大山が打てなけりゃ、ハイ、それまでよ。っていうことになる。

 ここを改善、解決していかないとタイガースの逆襲も浮上もない。
 結局、打者は、どんなに打っても、所詮7割は打てないんだから。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:54 | comments(0) | - |
2 −0 対福岡ソフトバンク 夏の大山、確変中
 西と石川の投手戦の様相を呈したこの試合。
 タイガースは、ヒットを打つも決定打がなく、西はランナーを出しながら粘り強いピッチングで6回を投げ切ってくれた。

 3回に無死から梅野がヒットで出ると、島田が送りバントを失敗。
 島田としては、掴みかけているトップバッターのポジションをものにするなら、こういう小技はキッチリ決めておきたい。
 そういうことが、ちゃんとできるのが、島田や中野のポジションに求められている武器なのだから。

 それでも、今まだただ打つだけに任せて、点が入るのを待っていただけのベンチの采配が、送るべき時に送り、ダメなら盗塁を仕掛けたり、エンドランを仕掛けて見たりと、成功せずとも動きを見せることで、相手バッテリーにプレッシャーをかけることができるようになっている。
 これが、6回の大山の2点タイムリーに繋がっているとみえるんじゃないか。

 6月に入ってからの大山は、それまでと打って変わって、打ち出した。
 あの送りバントを命じられた直後からの爆発だけに、ある意味いい刺激になったのかもしれない。
 この大山が打ち出したのが、大山に送りバントを命じてから、つまりベンチが采配を振るい出してから。
 それまで、ただ傍観しているだけのベンチが、動き始めて、積極策を取るようになってからだ。
 大山が打ち出したからなのか、ベンチが積極策を取るようになったからなのか、そこを境にしてタイガースの成績も上がり始めた。

 交流戦は9勝4敗で、借金を5つ返して、現在「7」まできた。
 こういう積極的な動きを見せることで、チーム全体として前向きな姿勢になってきている。
 元より、投手力には絶対的なアドバンテージを持っているのだから、得点力が改善されれば、チーム成績は激変する。
 今は、それが上手くいき出している。

 ただ、注意しなくてはいけないのは、今日の島田のバント失敗のように、決めるべき作戦はしっかり決めめないといかん。
 相手が、点をくれるという場面では、きっちり得点できるようにならんといかん。
 そういうことを意識して、反省し、次に活かしていかないと、序盤のように、もらった得点機も何もせず、無得点なんていうことを繰り返していたら、結局今の位置に甘んじてしまうことになる。
 好調な今こそ、勝つためにどうするか、点を取るにはどうするかをしっかり考えて、采配して欲しい。

 まずは、ホークスに勝ち越そう!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:47 | comments(0) | - |
8 −3 対北海道日本ハム たった、3試合でタイガースを替えてくれたBIGBOSSに感謝
 今日の試合も、初回からチャンスを潰して、どうなるかと思っていたが、新庄BIGBOSS効果で、3回のピッチャーの伊藤将から作ったチャンスをものにした。
 佐藤輝がチャンスで打てていないので、この回のチャンスでどうなるかと思って見ていたが、低めのファークを見極め、2ボール1ストライクの4球目の内角のストレートを、ライト前に運んだ。
 ここは、佐藤輝の苦手と言われる内角にストレートでというリードに間違いはない。
 そこに張って、思い切り引っ張った佐藤輝の読みがちだった。

 こういうバッティングをすると、おいそれと内角に突っ込めなくなるし、内角はもっと厳しいところと、ボール球になる確率が高くなる。
 それを見極められれば、自然とカウントがバッター有利に動き、得意なコースへも放らざる得なくなる。
 そうなれば、佐藤輝のホームランも増えるし、率も上がる。
 勝負は、如何にそういう状況を築いて、勝負どころで、読み切れるかだ。
 しこの勉強を積み重ねるしかないな。

 佐藤輝の先生だの後は、絶好調になった大山のスリーラン。
 足の状態が完全に完治したのだろう、押し込みから振まで、完璧なスィング。
 新庄BIGBOSSも手を叩くしかなかった。
 大山の状態が上がれば、得点力は上がってくる。
 何番を打っても、そこにチャンスが来るというタイプの大山だ。
 大山が打てるようになれば、得点は入るってことになる。

 伊藤将は、4点をもらったんだから、完投近くまで投げなければいけなかった。
 杉谷、石川に連打され、万波に犠牲フライで1点。
 ここで切っておかなくてはいけない。
 2アウトから松本に打たれ、野村に2点タイムリーで1点さまで迫られる。

 この回のファイターズの攻撃、明らかに逆方向へ打つことを徹底された指示が出ていたんじゃないか。
 杉谷も万波の犠牲フライ、松本のヒット、全て逆方向。
 バッテリーは気づいていたのか?
 最後の野村については、バッテリーが気づいて最後打ちに攻めたところを、上手く野村に捌かれた。
 この辺の野村のセンスに非凡さを感じる。
 こういう指示を徹底させることも、新庄BIGBOSSnoやり方なのかもね。

 まぁ、タイガースと試合しながら、いろいろとタイガースに教えてくれているような3連戦。
 タイガースも、選手、ベンチ全てに新しい気付きが生まれ、どうしたら点が取れるのか真剣に考えるようになったようだ。
 この3連戦は、新庄BIGBOSSがファイターズを指揮しながら、古巣タイガースにもエールを送り、今何が足りないのか、どうすればいいのかを、指摘してくれたように感じる。
 折角、いい方向へ舵が向いたのだから、これを継続して、交流戦から後編戦へと立て直していかなくてはいけない。
 まだまだ、戦力はファイターズより遥かに高いんだから、もっと上に行かなくていけない。
 「そうだ、タイガースは十分、強いよ!」と言っている新庄BIGBOSSの声が聞こえる。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:11 | comments(0) | - |
3 −0 対北海道日本ハム 青柳さん、晴柳さん、勝柳さん
 青柳のピッチングについては、言うことはないね。
 オープン戦の時から、新庄BIGBOSSは、感心していたけど、今日で更に青柳のピッチングに魅せられたかもしれないね。
 なんせ、コロナの出遅れがあったものの6勝目で、防御率が1点を切っている。
 まさに、エースと呼んでもいい存在になってきた。

 しかし、この青柳がいて、西が防御率2位で、去年の新人王の伊藤将、ガンケル、ウイルカーソンの両外人も安定感があり、西純矢という新星も現れている。
 まさにローテの6人が充実しているタイガースは、交流戦を戦う上でも、裏表ローテの差なく安定した戦いができる。
 ただ、それは一定の援護がないと機能しない。
 貧打に泣いた5月は、抜群のチーム防御率1点台でも、負け越してしまった。
 
 その打線が、ここへ来て、上向きになってきた。
 それに、新庄BIGBOSSの教えも相待って、打つだけでなく、点を取る方法があることの気づきも出来始めた。
 
 この試合は、上手い具合にタイムリーが出て、3点を取れたから良かったが、それでも6回に、1死1、3塁で坂本にスクイズのサインが出た。
 ここは、ファイターズもスクイズがあることを警戒していたため、外されて、ファールで逃げるのがやっとだった。
 流石に、新庄BIGBOSSは、こういう場面でスクイズがあることを見抜いているかのように、ボール球で歩かしてもいいといった投球を指示していたようだ。
 ノーストライク、2ボールから、ストライクを投げてくるだろうという想定でのサインだと思うが、ファイターズは見透かしているようにピッチドアウトしてきた。
 次が青柳であることを考えれば、歩かせるという選択肢はありだ。
 案の定、スクイズを外したが、ファールで逃げられたら、更にピッチドアウト、3ボールとなって、申告敬遠とした。
 この辺の新庄BIGBOSSの読みもすごいと思える。

 結局、青柳が三振で、島田がピッチャーゴロで無得点に終わった。
 勝負は、新庄BIGBOSSが勝った形だが、タイガースは、こういう場面でスクイズの仕掛け方、相手がどうでるか、それにどう対処するのかといういい教材を得た。
 また、何より、これまでこういうチャンスにただ打つだけで、ことごとくチャンスを潰してきたタイガースが、相手の状況やカウントを見て仕掛けるという作戦を指示したことが大きい。
 それもこれも、新庄BIGGBOSSni触発されたからに他ならないだろう。

 ファイターズとの対戦を1試合残して、今週は勝ち越せることが決まった。
 これで、最終週のビジター6戦(京セラの3戦は、ホーム同然だが)の戦い移管では、交流戦の勝ち越しも十分可能だ。
 できれば、借金も一つでも多く、減らしていきたい。
 明日は、佐藤輝の爆発に期待したいところ。
 伊藤将も横浜高校の同僚浅間、高濱に負けず、いいピッチングをしてくれることを期待したい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:29 | comments(0) | - |
9 −7 対北海道日本ハム BIG BOSSが教えてくれた
 面白い試合だった。
 新庄BIGBOSSのやらんとしている野球の披露から始まって、今シーズン初めてタイガースが反発力を示して、逆転勝ち。
 
 まずは、BIGBOSSファイターズ。
 いきなり浅間、万波の連打で1点を先取する。
 これも、ファーストストライクを積極的に打っていく新庄イズムの現れだ。
 その後、野村が最低進塁打の打撃を見せて、1死3塁のチャンスを作ると、清宮がセンターへ犠牲フライ。
 この際にも、清宮は再三ベンチのサイン、指示を確認。
 事細かにベンチから指示が出ている事が窺える。
 こうして、2点目の追加点は、ヒットなしで挙げる。

 2回の宇佐見の犠牲フライによる追加点も同様。
 3回には、万波の一発の後、3連打で無死満塁のチャンス。
 ここで、上川畑に初球スクイズのサイン。
 この無警戒の状況でのスクイズが見事に決まり、追加点。

 無死満塁は、最初のバッターが打ち取れれると無得点に終わる事が多いという、野球あるある。
 タイガースも何度そんな経験をしてきているか。
 ファイターズもシーズン当初そう言う場面があった。
 そう言う意味も含め、相手が無警戒である事も見てのスクイズ。
 
 これがその後の追加点を呼ぶ。
 さらに、アルカンタラが歩かされて、またも満塁。1死。
 ここで打席は宇佐見。
 一番恐るのは、ゲッツー。次が上沢だけに三振も具合が悪い。
 そこで取った作戦は、満塁でのエンドラン。
 ランナーをスタートさせるから、ゲッツーの心配はない。
 (正確にはライナーが正面をついて、ランナーが戻れずっていうのはあるけどね。)
 宇佐見もバットに当てればよく、三振の恐れはない。
 打球が転がれば、1点は、追加できるという作戦だ。
 これが、功を奏して、宇佐見の一打が2点タイムリーとなって、7点目を挙げる。

 ここまでは、ファイターズの思い通りだし、新庄BIGBOSSが常々言っていた点の取り方ができており、ファイターズがだんだん形になってきている事を見せた。
 就任以来、キャンプ、オープン戦、公式戦と、ことある毎に新庄BIGBOSSの考えを、口を酸っぱくして指導してきたベンチスタッフの教育の賜物かもしれない。

 さて、新庄BIGBOSSに、やりたい放題やられたタイガースも黙って見ていなかった。
 ファイターズの選手を見て、触発された部分も多かったのではないか。

 大山の3本のホームランは、2本は、初級のファーストストライクを捉えたもの。
 5回の北條のタイムリーは、無死3塁のの状況を見て、転がせば1点取れるというバッティングの結果。

 6回の無死満塁からの長坂のダブルプレーの間の1点追加も価値がある。
 あそこは、1点取り3点差になった後の場面。
 一番いけないのは、ホームゲッツー。
 そうして、点を取れずにアウトカウントを増やす事。
 思い切ってショートへ深いゴロをうてば、ダブルプレーは、2塁から1塁となるため、1点は入る。
 2点差に迫る価値あるダブルプレーだったんじゃないか。

 そうして、逆転の8回。
 大山の3本目から始まった攻撃は、1死1、2塁、打席長坂の場面で代打糸井の起用。
 ここは、どうなのだろう、ベンチのメンバー見て、代打としての打力を期待できるのは糸井のみだ。
 ここで糸井を使ってしまては、次のピッチャーの打順に誰を代打に出す?
 ベンチメンバーは、坂本、片山、山本、植田。
 西純矢でも入れておけば良かったが、強いて言えば山本ということになる。
 この日当たりも悪くなく、このところ上の試合に慣れて来ていることも併せ、長坂をそのまま、次のピッチャーのところで糸井という方法もあった。

 ところが、矢野采配も新庄BIGBOSSに触発されていたのか、ここは積極的に動く道をとった。
 結果、これが当たり、糸井が四球で山本がタイムリーで同点。
 島田の押し出しで逆転。
 近本のタイムリーで追加点と言う攻撃に繋がった。

 この時の島田の打席で、スクイズのサインがあった。
 同点の1死満塁の場面。
 どうしても勝ち越したいところ、悪い作戦じゃない。
 この発想も、3回のファイターズの満塁からのスクイズに触発されたものだろう。

 試合に勝ったし、新庄BIGBOSSにいろいろ教わって、点の取り方が、ただ打つだけじゃないって言う気づきにつながれば、今後のタイガースにとって、大きな転機となるような試合だった。

 最後にウイルカーソンがKOされた後、無失点で繋いだタイガースのリリーフ陣、その好投がなければ、この日の逆転はなかったろうし、逆のそのブルペン陣の層の厚さがファイターズとの明暗をわけたといっていい。
 藤浪、岩貞、加冶屋、渡邊、岩崎、グッドジョブ!
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:34 | comments(0) | - |
6 −1 対埼玉西武 今度は、ガンケルが見せた2刀流
 あそこで、ガンケルが打たなかったら、どうなっていたのか?
 3回まで、隅田に7安打を浴びせながら無得点。
 得点力の無さを証明するかのようなタイガースの攻撃ぶり。
 
 4回も、長坂の一打が犠牲フライにならず、本塁で糸原が憤死した時には、またも無得点を覚悟した。
 こういう試合は、チャンスを潰し続けている間の相手が一発で得点し、そのまま逃げ切られるっていうのがよくあるパターン。
 そういうパターンが確定しそうな時に、ガンケルの一打が出て、タイガースは、やっと1点を挙げる事ができた。
 
 そうなると、堰を切ったように得点が入るようになるから不思議。
 山川のエラー、中野のタイムリーで、この回3得点。
 まぁ、悪い流れ、得点する事が苦手なタイガース打線を救う意味でも、ガンケルの一打は、大きかった。
 この日のガンケルは、このタイムリーを含む3安打の猛打賞。
 まさに、西純矢に続く2刀流のかるやくだった。
 (3番ガンケル、4番西純矢の方が、得点力上がるのと違うか?)

 7回には、無死1、2塁から大山に送りバントの指示。
 これが決まり、糸原のタイムリーで2点を追加。
 ここの大山の送りバントには、賛否両論あるかと思うが、寅吉的には、ありかと思う。
 
 本来なら大山が、最低でも進塁打という打撃をするのがベストではあるかと思う。
 ただ、そうするには、それなりの準備が必要。
 残念ながら、タイガースは、そう言う教育も訓練もしていない。
 それは、今までの試合を見ていればあきらかだ。
 そんな状態で、最低でも進塁打なんて打撃をしろなんて言ったら、ダブルプレーを喰らってしまう可能性が高い。
 であれば、送りバントで確実にランナーを進めるのも手ではある。
 (大山がバント練習をちゃんとしていたかは不明だが、以前バントした時も上手かった記憶がある。)
 何より、選手任せで、なんの手も打たなかったベンチが、今シーズン初めて、指示を出し、点を取りに行った行動であった事を評価しておく。
  
 まぁ、次の糸腹がタイムリーを打てたから良かった。
 この意図は、糸原なら、最低限でもランナーを返すバッティングができるとおもったからか。
 ここで大山に送らせたのだから、スクイズという方法もありかと思えたが、そこまで動く度胸もないし、練習もしていないのだから、仕方ないか。

 それでもこの追加点は大きく、湯浅、岩崎を休ませることができるようになった。
 それも、7回にガンケルの後を受けた渡邊雄大が栗山にタイムリーを打たれた後、若林と呉を討ち取ったアルカンタラのリリーフの成功があったからに、他ならない。
 グッドジョブ!

 これは、これまでの2試合を反省したベンチが、最善手を打ったから成功したんじゃないか。
 まぁ、猿以下って事じゃなくってよかった。
  
 さて、次は新庄BIGBOSS率いるファイターズとの一戦。
 矢野タイガースとは対照的に、動いて、ヒットがなくっても点を取る事を目指して、l訓練してきたチーム。
 まだまだ、未熟で発展途上であるが、面白いチームになりつつある。
 なんか、掻き回されて、タイガースの弱点が露わにされる予感がするわ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:59 | comments(0) | - |
5 −4 対千埼玉西武 最善の手を打ったのか?Part2
 前の試合のVTRのような場面があった。
 ベンチは、前の試合を反省したかと思ったが、そうではなかった。

 6回表、愛斗に2ベース、山川を討ち取るも呉に四球、オグレディにタイムリーで1点を返される。
 この回100球近くなって、西純矢の球が高く浮き出した。
 ここ数試合の1発病の危険な兆候だ。
 ベンチは、森友哉を迎えたところで、渡邊雄大へスイッチ。
 
 ただ、これが上手くいかなかった、森友哉が見極め四球で出塁すると、ライオンズは、おかわり君を代打に出す。
 これに対応して、タイガースは、加冶屋へリレー。
 その、右キラーでもある加治屋がおかわり君にタイムリーを許した。

 この回2点返され、3点差で満塁。
 ライオンズは、ここで左の栗山を代打。
 加冶屋が左にからっきしと言うのを見越してのだいだきようだ。
 昨日の森友哉の時と同様の場面。
 今日は、渡邊雄大は、、もう使っているから居ない。
 それでも、左なら岩貞、右ならアルカンタラもいる。
 この回凌げば、藤浪、湯浅、岩崎で逃げ切れる算段も取れる。

 当然ここでピッチャー交代かとも思えた場面。
 ベンチは、加冶屋の続投を選択し、昨日と同じ過ちを犯すことになる。
 栗山にセンターオーバーの2点タイムリーで1点差に迫られることになった。
 ここで良かったのは、近本のフェイクで、ランナーのスタートが遅れ、同点のランナーが3塁で止まった事。
 こういう地味なワンプレーがチームを救うことになる。

 近本は、初回の無死2、3塁のチャンスでも、相手の守備を見て、ショートゴロで1点を挙げている。
 こういう、ヒットでなくても点を取る事が大事。
 3回の1死1、3塁で佐藤輝がレフト前のポテンで追加点を挙げたが、それとは違い状況をよく読んだ打撃だ。
 タイガースで唯一、試合が見えている選手かもしれない。

 あの時の佐藤輝明のばっては、外野フライ狙いで詰まらせられたのかも知れないが、あの場面、三振とゲッツーだけはいけない。
 ああいう場面で、ピッチャーは、外野フライを打たせまいと攻めて来る、高めの甘い球なんて来ないと、以前解説の岡田さんが言っていた。
 ピッチャーは、詰まらせて内野フライがベストという投球をして来るのだから、佐藤輝もそれを見越して、そこをはったバッティングをするのも手だったんじゃないかな。

 まだ、2年目でそこまで求めるのは酷かもしれんが、4番を張る以上、そういうバッティングが求められる。
 同じ2年目のベイスターズの牧が、そこいらへんで上を行っている。
 まぁ、それが成績、特に得点圏打率や打点の差になっているんだと思う。
 チャンスに強いバッターは、そう言う事が出来ているバッターなんだとおもう。
 佐藤輝には、もう一段階段を上がる事を求めたい。

 まぁ、連日の対左に対する加冶屋の成績を無視した起用で、敗戦と苦戦を強いられたので、もう懲りただろう。
 猿でも同じ失敗を3度もしないと思うんだから、タイガースのベンチが猿より劣っていない事をねがうばかりだ。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:34 | comments(0) | - |