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2025.06.27 Friday
3ー4x 対 東京ヤクルト 飛車角金銀落ちに負けるヘボ将棋
交流戦が終わり、同一リーグとの対戦が再開した。
最初の相手は、ヤクルト。 主力に怪我が相次ぎ、この日はタイガースが苦手にしているサンタナも欠場。 村上、長岡、塩見、丸山に、サンタナ、文字通り、飛車角どころか、金銀まで欠いて、桂馬と香車と歩だけで将棋を打たねばならない状態。 ここは、ヤクルト飲んで、勢いつけて、オールスターまで突っ走ろうかとう算段だったんじゃないのかな。 タイガースベンチにも、相手を甘く見ている雰囲気が漂う。 まぁ、先制点も、相手の守備のミスから頂いたもの。 6回の追加点も、本来坂本を申告敬遠すべき場面に、勝負に行って、ワイルドピッチで1点を献上して頂いた。 これでタイガースベンチが、完全に相手を舐めた。 これは、まだまだ点が取れるし、よしんば取れなくても3点あれば、村上から繋いで、勝ち切れる、そう思っていた節がある。 それが、次の場面の重盗の失敗に現れる。 1点もらって、尚1、3塁で、バッターは村上。 別にここで終わっていい、次の回は、近本から始められる。 どうしても追加点が欲しければ、村上に代打で勝負をかければいい。 この日の村上は、ここで見切ってもいい内容のピッチングだったし。 無理して、重盗を仕掛けていく場面じゃない。 ここの失敗は、流れを変える可能性がある。 この日の村上は、ここまでヤクルトを零封していたとはいえ、決して内容がいいわけじゃなかった。 飛車角金銀落ちのtヤクルトだから、決定打を許さないで、なんとか抑えているという内容で、一歩間違えば、簡単にKOされていておかしくない内容だった。 なんか、慎重になりすぎた時の特徴である、際どいところを狙ってボールになって、カウントを悪くして打たれる。 去年の村上のようなピッチング。 交流戦で1勝もできず、交流戦明けの初戦に慎重になる気持ちは、わからんじゃないが、それでは村上の良さが消えてしまう。 そういう村上だったが、球児監督も6回で見切りをつけて継投に入るという決断はできなかった。 ただでさえ、中継ぎの使いすぎを言われ、先発にもっとイニングを投げさせろと批判されている。 6回を87球で零封している村上を交代させたら、何を言われるかわからない、そういう思いが、躊躇させている。 結局7回に、並木に一発を喰らう。 2死から内山にもヒット、ここでも継投に入るチャンスがあった。 球数も100を超えたし、オスナに絶対に一発は許されない場面。 前半の球児監督なら、間違いなくここでは、継投に入っていた。 石井もいたし、湯浅もいた。 今は、ネルソンか湯浅になるんだろうが、そういう判断ができなかった。 まぁ、ここで打たれても、すぐに点が取れるという甘い読みもあったかもしれない。 まさか、ホームランとは思ってなかったのかもしれない。 オスナに打たれた時点で代えるつもりだったのかもしれない。 そういう、相手を甘くみた、舐めた考えが、流れを渡す。 結局、この同点が、最終回に、守備固めに入れていた熊谷に代打を出すことになり、変わるにサードに入った高寺が、サヨナラにつながるエラーをするという最悪の結果。 まぁ、3点で逃げ切れると思って、守備固めを早く出しすぎた、村上の交代機を見誤った。 飛車角金銀がいないのを舐めて、桂馬や香車に手痛い一手を打たれて、詰んでしまったヘボ将棋だったという図式。 いきなり再開のヤクルトに足元を掬われた。 しかし、これでヤクルトに負け越すようなことになれば、最悪だ。 残り2試合、しっかり勝たんと、結局2位以下の団子状態に飲み込まれてしまうことになる。 それには、ベンチがちゃんとプランを立てて、右往左往しないで地に足つけて、当たり前のことを当たり前にやらすことだ。 重盗のような、奇襲はいらない。 しっかりした、ぶれない采配をお願いしたい。 ぐぁんばれ!タイガース |
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