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2025.08.31 Sunday
5ー4 対 讀賣 M7 CSが心配になる勝利
この試合のミッションは、勝つ事だが、それより、才木に勝ちを付けてやる事、それが大きな命題だったはず。
その上で、才木に防御率が良化するような好投を期待する、そう言うゲームだ。 だから、7回に讀賣に逆転を許した後、丸の場面での降板は、解せない。 確かに、丸には、相性が悪いし、歩かせても、泉口も危険である事は、理解できる。 それでも、この試合の勝利が絶対じゃない状況にあるタイガースだ。 この試合を才木にくれてやって、裏の再逆転にかける、そう言う配慮があってもよかった。 また、どうしてもこの試合を勝とうとしたなら、代打・大城の場面で、左の及川へスイッチすべきだったと思うし、それ以前に、6回の裏のチャンスで、田中瑛斗にたいして、熊谷に代打で勝負をかけるべき。 才木のピッチングからして、あそこでの追加点は、致命傷になる、そう考えて、讀賣ベンチは、ゲッツー兵器の田中瑛斗へスイッチしてきた。 熊谷に田中瑛斗のシュートを打てと言う方が難しい。 できるとすれば、セーフティスクイズだが、相手も警戒しているし走者が森下だけに危険だ。 それじゃ、少しでも田中瑛斗のシュートを打てる可能性のある左バッターを代打で出すかだ。 小幡、木浪、糸原と候補は、いたはず。 バッターが森下とか大山なら仕方がないが熊谷だからこそ、代打起用が可能であったはず。 まぁ、CSを睨んで、手の内を隠したのかも知れないが、それより才木に勝ちを付ける事を優先して欲しかった。 そう言う意味でも、7回にショートが代わっていれば、先頭の吉川の打球を、小幡か木浪なら追いついていたかも知れない。 熊谷の追い方が、少しズレていたのは、ショートの経験の少なさか、専業の小幡、木浪の方が、上手く追えたんじゃないかと思ってしまう。 この辺が、勝負の綾で、讀賣は、2回に飛び出して、ダブルプレーになった中山が7回に本塁憤死、そしてその裏の佐藤輝のライトへの飛球を目測を誤り、ツーベースにしてしまい、結局これが決勝点になると言うインケツぶりを発揮したように、この試合は、中山と熊谷のインケツぶりの争いだったかも知れない。 まぁ、そう言う拙攻合戦のような試合だったが、タイガースは、勝利し、マジックも7と減らした。 この試合試合の収穫は、崖っぷちの小野寺が存在感を示した事。 近本に久々のヒットが出た事。 この、2点くらいか。 才木に勝ちを付けられなかったのが、返す返すも残念だった。 それと、讀賣に絶対的な好相性の才木への苦手意識を薄れさせた様な内容の試合になった事が、CSを睨んだ場合、心配になる。 横川も攻略できなかったし、CSのファイナルへ来れば、必ず投げて来るだろう。 そう言う意味では、CSへ不安を残す勝利でもあった。 ぐぁんばれ!タイガース |
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