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6ー0 対 東京ヤクルト イトマサは、帰還できたのか?
 伊藤将司がおよそ2年ぶりの完封勝利。
 9回121球、被安打2、奪三振の5、四死球3での完投、完封勝利だ。
 これで前回に続いて今季2勝目。
 内容的には6回で被安打9をなんとか凌いだ前回を上回る内容だ。
 実質、その前の西武戦での7回2/3を、被安打4で零封していた試合と合わせて、完全復活のようにも見える。

 その変化は、外見からでもわかる。
 下半身が肥大しすぎていた去年のイメージから、無駄な肉が削ぎ落とされ、かなりスリムになったように見える。
 昨年も書いたが、下半身を肥大化させすぎたために、自分の思っているフォームとのギャップが生まれ、思うボールが行かなくなっていたんじゃないか。
 それを、全て削ぎ落とすことで、イメージと実際のボールを一致させることができた、それが今の姿じゃないのだろうか。

 ただ、これまでの相手が、打線に問題がある、西武、ロッテ、そして今日の飛車角金銀抜きのヤクルト打線だけに、割り引いては考えなくてはいけない。
 それでも、ここまでのピッチングを見たら、安定感のある、一番信頼できる伊藤将司のピッチングは戻って来つつあることは確かだ。
 後は、時折高めに浮く球の頻度を出来るだけ少なくし、丁寧に低めで勝負できるようになれば、一昨年の伊藤将司が戻って来たといっていい状態になる。

 試合は、森下の2試合連続のホームランで先制。
 2回以降アビラを打ちあぐんでいる中、5回に大山、前川の連打。
 この時の前川のバッティングは、初球を積極的に振りに行って、いい感じだった。
 悪い時には、慎重に待ちの姿勢が強かっただけに、いい傾向が出てきた。
 これをきっかけに浮上してほしい。

 無死1、2塁から、坂本がセンターオーバーのタイムリー2ベース。
 1死2、3塁から、ピッチャー伊藤将司のスクイズをヤクルトがまずい守備で、2者が帰って、この回3点目。
 近本ヒットで中野が犠牲フライ上げて、4点のビックイニングとした。
 後は、8回に佐藤輝の20号一番乗りのホームランが出て、ダメ押し、試合を決定づけた。

 伊藤将司をどこまで引っ張るかと思って見ていたが、この大量リードに守られて、結局最後まで行くことになった。
 こういうところで、完投してくれて、ブルペンを休まされるのは、非常に助かる。
 交流戦ブレーク明け早々に、及川が連投、湯浅が本調子でないことがわかってしまっている状態。
 出来るだけ休ませながら、様子を見たいところ。
 ネルソンが少しずつ、力を示し始めてはいるが苦しい台所事情に変わりはない。
 今日、2軍で石井大智が復帰登板で、3者連続3球三振というピッチングを見せてくれたみたいだ。
 
 ここが出揃うまでは、先発に出来るだけ長いイニングを稼いでもらって、オールスター明けの勝負の8、9月に余力を残したいところだ。
 その意味でも、この日の伊藤将司の完封・完投は、大きい。
 できれば、次の才木にもそういうピッチングを期待したい。
 来週は、讀賣、横浜と濃い対戦が続く。
 才木、村上には、イニングを稼いで、ブルペンを楽にしてやらんといかん。
 オールスターまで、出来るだけブルペンに負担かけずに乗り切ること。
 それができて、初めて勝負の8、9月へ臨めるってもんだ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:20 | comments(0) | - |
2ー0 対 東京ヤクルト デュープ窮地を救う!
 前日の嫌な負け方を、デュープのピッチングが救ってくれた。
 今や完全に、一番信頼できる先発ピッチャーと化している。
 この日も、7回102球、被安打3で奪三振が7で零封してくれた。
 これで4勝目といえど、そのピッチング内容から、もっと勝っていてもおかしくはない。

 今までの球児監督の采配では、7回の攻撃の先頭のデュプランティエに代打を送って、7回の裏から継投に入っていたことだろう。
 だが、今のタイガースのブルペンの状態から2点差で3イニングは、しんどい状況だ。
 球児監督は7回までデュプランティエで行って、8回から継投に入る策をとった。
 これも、前半戦で、先発を早く降ろしすぎる。もう1イニングくらい延ばさないと、ブルペンが疲弊するといった批判が多かったせいもあるのだろう。
 それより、デュプランティエの前回の完封の実績と、調子、実力を認めたからでもあるのだろう。

 試合は、高橋 奎二との投げ合いで、タイガースもチャンスを作れど、得点にならずで、重い状態が続いていた。
 特に4回は、佐藤輝の2ベースから、ヘルナンデスが打って、1死1、3塁の絶好のチャンスを作る。
 ここでバッターは、小幡だが、第1打席の小幡を見る限り、高橋 奎二に全然合ってなく、何か策が必要な場面に感じた。
 例えば、小幡にセーフティスクイズをやらせるか、普通にスクイズでも3塁ランナーが佐藤輝だから、可能ではあったろう。
 それが、全くの無策で、三振に倒れ、チャンスを潰したのは、ベンチのミスと言われても仕方がないんじゃないか。

 特に、その裏の守りから、ヘルナンデスに代えて、熊谷が守りに入ったので驚いた。
 ヘルナンデスに何かあったなら、仕方がないが、単なる守備固めであれば、どんな意味があったのか聞きたい。
 変えるなら、ヘルナンデスに代走として熊谷を出して、走らせればよかった。
 しかも、ヘルナンデスを2打席で代えるのに意味があるのか。
 そんなんであれば、スタメンで何故使うのか。
 しかも、ヒットを打っているんだから、チャンスをもう1回与えてやらないで代えていいのか。
 いろいろ、問題のあるシーンだった。

 それを、5回に森下が2ランを放って救ってくれた。
 このところ力んで引っ張り専門になっていた森下の打撃に、最初の打席の右へ放ったヒットがいい気づきになったのか。
 久々に、勝負強い森下の打撃を見た気がした。
 これをきっかけに、復調してくれることを願うばかりだ。

 しかし、デュプランティエの後に、昨日からの連投で及川に繋いだのにも驚いた。
 昨日のピッチングを見るに、明らかにパフォーマンスが下がっている。
 これまでの疲労のせいか、キレもスピードもない、その及川に連投でこの場面に起用する理由が理解不能だ。
 なんで、昨日投げていない桐敷を使わなかったのか。
 それほど、桐敷への信頼がなくなっているのか、桐敷の調子が悪いのか。
 案の定、不安定なピッチングで、ダブルプレーはあったものの、回を完了できず、2死1塁で、湯浅へスイッチすることになった。
 その湯浅も2軍調整前と同じような状態で、怖くてストレートが投げられないような状態。
 カットとスライダーの変化球頼りのピッチング。
 坂本が最後にストレートで空振りの三振を取る、好リードで凌ぐことはできたが、復調には程遠い。
 今後も緊迫する場面では、怖くて使えないようなピッチングだった。

 ただ、それでもなんとか9回の岩崎まで繋げて、完封勝ちできたのは、デュプランティエが7回を投げ切ってくれたからだ。
 これが、以前のように6回で降りて、7回から継投に入るようなら、必ず、及川か湯浅が捕まって、ひっくり返されていた可能性が高い。
 それも、全部打ち消してくれたのがデュプランティエの好投だ。
 まぁ、前半から今日のように先発を少しでも引っ張ることができれば、ブルペンの疲弊もいくらか軽減していたんだと思う。
 ただ、死んだ子の歳を数えても仕方がない。
 これを経験として、長いペナントレースのブルペン運営の方法を学んで行ってくれたらいい。
 まだ、新米監督だ、少しの猶予はある。

 ここから、どう立て直して、勝負の8、9月に向けて、運営をしていくのか。
 腕の見せ所だ。
 頑張れ!藤川球児監督
 それには、まず次の試合に勝って、ヤクルト相手に負け越すのだけは避けたいところ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:53 | comments(0) | - |
3ー4x 対 東京ヤクルト 飛車角金銀落ちに負けるヘボ将棋
 交流戦が終わり、同一リーグとの対戦が再開した。
 最初の相手は、ヤクルト。
 主力に怪我が相次ぎ、この日はタイガースが苦手にしているサンタナも欠場。
 村上、長岡、塩見、丸山に、サンタナ、文字通り、飛車角どころか、金銀まで欠いて、桂馬と香車と歩だけで将棋を打たねばならない状態。
 ここは、ヤクルト飲んで、勢いつけて、オールスターまで突っ走ろうかとう算段だったんじゃないのかな。

 タイガースベンチにも、相手を甘く見ている雰囲気が漂う。
 まぁ、先制点も、相手の守備のミスから頂いたもの。
 6回の追加点も、本来坂本を申告敬遠すべき場面に、勝負に行って、ワイルドピッチで1点を献上して頂いた。
 これでタイガースベンチが、完全に相手を舐めた。
 これは、まだまだ点が取れるし、よしんば取れなくても3点あれば、村上から繋いで、勝ち切れる、そう思っていた節がある。

 それが、次の場面の重盗の失敗に現れる。
 1点もらって、尚1、3塁で、バッターは村上。
 別にここで終わっていい、次の回は、近本から始められる。
 どうしても追加点が欲しければ、村上に代打で勝負をかければいい。
 この日の村上は、ここで見切ってもいい内容のピッチングだったし。
 無理して、重盗を仕掛けていく場面じゃない。
 ここの失敗は、流れを変える可能性がある。

 この日の村上は、ここまでヤクルトを零封していたとはいえ、決して内容がいいわけじゃなかった。
 飛車角金銀落ちのtヤクルトだから、決定打を許さないで、なんとか抑えているという内容で、一歩間違えば、簡単にKOされていておかしくない内容だった。
 なんか、慎重になりすぎた時の特徴である、際どいところを狙ってボールになって、カウントを悪くして打たれる。
 去年の村上のようなピッチング。
 交流戦で1勝もできず、交流戦明けの初戦に慎重になる気持ちは、わからんじゃないが、それでは村上の良さが消えてしまう。

 そういう村上だったが、球児監督も6回で見切りをつけて継投に入るという決断はできなかった。
 ただでさえ、中継ぎの使いすぎを言われ、先発にもっとイニングを投げさせろと批判されている。
 6回を87球で零封している村上を交代させたら、何を言われるかわからない、そういう思いが、躊躇させている。

 結局7回に、並木に一発を喰らう。
 2死から内山にもヒット、ここでも継投に入るチャンスがあった。
 球数も100を超えたし、オスナに絶対に一発は許されない場面。
 前半の球児監督なら、間違いなくここでは、継投に入っていた。
 石井もいたし、湯浅もいた。
 今は、ネルソンか湯浅になるんだろうが、そういう判断ができなかった。

 まぁ、ここで打たれても、すぐに点が取れるという甘い読みもあったかもしれない。
 まさか、ホームランとは思ってなかったのかもしれない。
 オスナに打たれた時点で代えるつもりだったのかもしれない。
 そういう、相手を甘くみた、舐めた考えが、流れを渡す。

 結局、この同点が、最終回に、守備固めに入れていた熊谷に代打を出すことになり、変わるにサードに入った高寺が、サヨナラにつながるエラーをするという最悪の結果。
 まぁ、3点で逃げ切れると思って、守備固めを早く出しすぎた、村上の交代機を見誤った。
 飛車角金銀がいないのを舐めて、桂馬や香車に手痛い一手を打たれて、詰んでしまったヘボ将棋だったという図式。
 いきなり再開のヤクルトに足元を掬われた。

 しかし、これでヤクルトに負け越すようなことになれば、最悪だ。
 残り2試合、しっかり勝たんと、結局2位以下の団子状態に飲み込まれてしまうことになる。
 それには、ベンチがちゃんとプランを立てて、右往左往しないで地に足つけて、当たり前のことを当たり前にやらすことだ。
 重盗のような、奇襲はいらない。
 しっかりした、ぶれない采配をお願いしたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:57 | comments(0) | - |
1ー3 対 福岡ソフトバンク 守ってミスして、攻めて采配ミスで勝てるわけがない  
 勿体無い試合を落としたなぁ。
 これで交流戦は8勝10敗で、2つの負け越しで終わった。
 まぁ、他のセリーグチームも広島だけが5割で、他は、負けそしているから、2位との差も交流戦前と変わらず3.5ゲーム差を維持しているのだけが救いだな。
 
 それにしても酷い試合だった。
 4回の2死から、中野とヘルナンデスのエラーで、2、3塁のピンチを作り、ダウンズに2点タイムリーを浴びた。
 これも、ポテンヒット、定位置で守っていれば、ショートが追いついたかもしれない。

 こういう流れを作ってしまうのは、タイガースベンチの一貫性の無い、ブレる采配にある。
 初回、松本晴の不安な立ち上がりから、近本が四球を選ぶ。
 ここで、作戦は2通り。
 一つは、中野に送らせて、得点圏で森下、佐藤輝に賭けるというもの。
 もう一つは、立ち上がりの不安を抱える松本晴に漬け込んで、中野にエンドランとか、近本を走らせて、中野に自由に打たせて、攻め立てる。
 寅吉的には、森下が不調である今、後者の戦法を取る方がいいように思ったが、タイガースベンチは、前者を選択した。

 前者を選択したということは、なんとしても確実に1点を取りに行くという意思表示に他ならない。
 ところが中野が2球、バントをファールして追い込まれると、ヒッティングにサインを変えた。
 ここでヒッティングに変えるということは、確実に1点の作戦から、初回に複数点を取るという作戦に変更するという事になる。
 スリーバントで失敗してもランナーとして、近本なり、中野が残れば、まだ盗塁させてという2の矢を出せる。
 それが、単なるヒッティングへの変更では、ダブルプレーになれば、一瞬にしてチャンスは消滅だ。
 ここを脱した松本晴は、その後調子に乗ってくることが予想される。
 同じヒッティングに変えるなら、エンドランのサインを出すか、進塁打のサインを出さねばいけない。
 いかに、近本、中野の足のあるランナーだけにダブルプレーの確率が少ないと思っても、最悪のダブルプレーを防いで、チャンスを後へ続けるか、それを考えた作戦を採るべき場面だ。

 案の定、中野がショートゴロで、チャンスを潰すと、松本晴が乗ってきて、5回を77球でヒット2本で、4回の佐藤輝の初安打と外野のエラーにより1点を失っただけで、勝ち投手の権利を手にする。
 この流れや、4回の失点までの流れを作ったのは、この初回の作戦ミスによるところが大きい。

 その流れにとどめをさしたのが7回の訳のわからん采配になる。
 大山が無死からヒットで出ると、高寺にバントをさせるが、ファールになると、2ボールの後バスターエンドランを仕掛けた。
 これは、ある意味ランナーをセカンドへ送るには、いい作戦だった。
 高寺も、作戦に応えるいいバッティングをした。
 これが成功して、無死1、3塁の同点から逆転を期待できる場面がやってきた。

 ここで、まず1塁ランナーの高寺を走らせ、2、3塁のシュチュエーションを作り、ダブルプレーがない状態で、小幡にゴロを打たせる、そういう作戦が一番有効に思えるが、ベンチは何も手を打たなかった。
 高寺ももそのままで、小幡を自由に打たせて、浅いライトフライで、点にならず、アウトが一つ増えた。
 ベンチは、ここで3塁ランナーの大山に代えて熊谷を代走に送る。
 これもよくわからない。
 もし同点になって、延長とかなった場合に、大山を打線から欠くことを意味することを計算していたのか。
 次の坂本との間でスクイズを決行するつもりで、走塁のスペシャリストに代えたのか。
 ゴロゴーのサインで脚力のある熊谷に代えておきたかったのか。

 そこまでして、坂本へ出したサインは、セーフティスクイズだったから驚きだ。
 まぁ、打球からサードランナーの判断が求められるから、熊谷に代えていたんだろう。
 しかも、坂本のカウントがスリーボール、ノーストライクになった時に、セーフティスクイズをさせた事にも驚いた。
 確かにストライクを放ってくるカウントではあるかもしれないが、別に四球を出してもベースが一つ空いているから、構わないという投球をしてくる可能性だってある。
 ここは、一球待てのサインがあってもいい。
 そのセーフティスクイズが、キャッチャーゴロになり、万事休止た。
 2アウト後の代打・糸原は、いい当たりだったがセンター正面で、見事にチャンスを潰す。

 こういう采配ミスは、流れを代えて、相手に言ってしまうから、その後の回は、得点を入れられやすい。
 案の定、富田が中村晃にタイムリーを許して、追加点を奪われ、2点差にされた。
 こういうミスだらけの試合は、失った流れは戻ってこない。
 そのまま押し切られて、交流戦の負け越しが決定した。
 
 この交流戦で、石井大智がピッチャーライナーの頭部直撃で離脱、中野がこの試合で頭部へ死球を受けてベンチへ下がるという事態が起こった。
 中野の状態が不明であるが、ブレークの4日間でなんとかなるのか、離脱を余儀なくされるのか、不明だ。
 中野を欠いて、後半のスタートに臨むのは不安すぎるし、石井大智がいつ戻ってこれるかもわからない。
 挙句、ベンチワークの稚拙さが浮き彫り視され、中継ぎピッチャーの酷使が続き、疲労感が出てきている。
 もう、いつガタガタきてもおかしくない状態だ。
 これを、この4日間のブレークで、どう立て直して行くのか。
 ここにも、ベンチワークが求められる。

 交流戦で貯金は2つ減らしたが、2位との差は変わらずだ。
 だが、リーグ戦を再開したら、こうは行かない。
 同一リーグの勝ち負けが直接ゲーム差へ繋がる。
 今一度、ベンチも前半戦を反省し、後半へ生かして行けるよう、このブレークを活かしたい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:32 | comments(0) | - |
3ー0 対 福岡ソフトバンク スミ3で勝っては見たけど
 初回に、上沢の立ち上がりを攻めて、3点を先取。
 結局この3点を、大竹から桐敷、ネルソン、及川、岩崎と繋いで守り切って、ソフトバンクに勝ち、対戦成績を1勝1敗に戻した。
 これで、タイガースは、交流戦の最後の試合に勝てば、5割で終えられる可能性が残った事になる。
 対して、ソフトバンクは、明日へ交流戦優勝を持ち越したわけだ。
 明日は、交流戦優勝と5割を賭けた戦いになる。

 しかし、立ち上がりの上沢のピッチングを見てると、前半で5、6点取って、楽に試合を運べる、中継ぎピッチャーもさほど使わないで済むと甘い算段をしていたんだが、結局、初回の3点で終わってしまった。
 結局、上沢には、5回まで投げられ、73球で、ヒット6本、四死球4を奪いながら、追加点を奪えないという、もどかしい攻撃を繰り返す事になった。
 2回の近本の盗塁死、3回の坂本のいい当たりだったが、サードゴロでダブルプレー、4回の大竹のバント失敗、チャンスで森下の凡退、等、追い詰めながら、決め手に欠いた攻撃だった。

 8回も大山が四球で出た後、小幡にバントをさせようとするが、追い込まれて、バスターへ変更して、ダブルプレーというシーンがあった。
 これなんかも、バントと決めたら、例えスリーバントを失敗しようが、最後までバントで送るってことを徹底させないと。
 バント失敗しても、1死でランナーは、残る。
 まして、足のある小幡が入れ替わって残れば、作戦の幅は広がる。
 それをブレて、苦しまぐれにバスターなんかさせるから、ダブルプレーに取ってやられる。
 こういうことをすると、流れが変わってしまうことがよくある。
 球児監督も解説時代には、散々言っていたことなんじゃないだろうか。

 幸い、最終回、岩崎が、冷静に締めてくれたから助かった。
 他では、6回に大竹が指を攣って、緊急降板となった後、急遽登板の桐敷がよく投げた。
 緊急当番で、余計なことを考える暇がなかったのが功を奏したか。
 ここしばらくの内容と違い、いいピッチングを見せた。
 これを自信に立ち直ってくれることを願いたい。

 その後を繋いだネルソンも、つかみどころがないタイプ。
 簡単に連打を許して、ピンチを作るが、そこからピッチングがガラッと変わる。
 球速は出ているが、あまり速く見えないストレートが、見ている方は不安なんだが、打者が意外に空振りしてたりする。
 こっちが思っている以上に、打者から見ると球が来ているのか、はたまた見ている方と同じように、見た目あまり速く見えないのに、実際は球速並みに速くって、そのギャップに空振りしているのか。
 チェンジアップと合わせて、タイミングがとりづらいピッチャーなのかもしれない。

 その後の及川も、疲れが心配であったが、この日は、3点差あった余裕から、なんとか抑え切ることができたようだ。
 タイガースの継投は、当分、今日のメンバーが勝ちパターンとなるんだろう。
 富田をもっとうめく使えないかと思うんだが、あまりベンチの評価が高くないように感じる。
 
 明日は伊原が先発だし、今日と同じメンバーの継投が予想される。
 伊原の勝ち星と、交流戦5割で終わるため、打撃陣が十分な援護をしてやらんと。
 今の継投のメンバーが、ある程度余裕を持ってピッチングできるだけの援護をすることが、鍵になる。
 まずは、明日勝って、いい形で交流戦を締めくくろう!

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 18:48 | comments(0) | - |
1−2 対 福岡ソフトバンク モイネロを降ろしてみたけれど
 村上とモイネロのマッチアップ。
 この試合勝つには、少ない点をいかに守るか。
 モイネロからいかに1点をもぎ取るのか、そういう展開にかかった試合になる。
 
 村上は、立ち上がり慎重すぎて、今年の村上の良さの攻め込むピッチングが出来ずにいた。
 慎重に、どちらかというと交わしていく事に重点を置いたピッチング。
 ここに、ソフトバンク打線につけ込まれ、初回に満塁のピンチから、栗原のショートゴロで1点を失った。
 これも、あわやタイムリーというのを小幡がファインプレーで防いでくれたもの。

 そして2回には、無死2塁のピンチで、海野のセンター前のタイムリーかという当たりを近本がダイブして捕球。
 このプレーでダブルプレーとなり、追加点を奪われるピンチを脱した。
 この近本のプレーで村上が立ち直った。
 3回から、攻め込んでいく気持ちが前に出たピッチングに変わり、1、2回で37球を要した球数も、結局、8回を123球で、被安打5、失点は1で投げ切った。
 モイネロ相手に、投手戦に持ち込んで、内容的に優ってくれたんだから、勝たせてやりたかった。

 対する打線は、モイネロをよく攻め、球数を投げさせ、あと一歩まで、再三攻め込んだ。
 特に、ヘルナンデス、坂本、小幡の下位打線が、モイネロをよく捉えていたんだが、どうしてもチャンスがピッチャーの村上のところに回ってしまう。
 2回は、1、3塁で、4回は、1、2塁で村上に回って、チャンスをモノにできなかった。
 結局モイネロに6回まで、111球を投げさせ、ヒットを8本浴びせることはできたが、得点は、5回の大山のタイムリーによる1点のみであった。
 打順の巡りが、クリーンナップが機能していないため、どうしても大山以降が起点で、下位打線にチャンスが回り、残塁が多くなっている。
 5回の近本、中野の連打で作ったチャンスも、森下、佐藤輝が倒れて、またダメかと思うところ、最後の砦の大山が、なんとかセンター前へ同点タイムリーを放つことができたもの。

 ただ、こうしてモイネロを相手に、同点で終盤勝負に持ち込んだのだから、どちらかというとタイガースのペースであったとも言える。
 ただ、そういう試合をモノにできなかった悔しさは残る。
 特に9回の裏のサヨナラのチャンス、2死3塁で森下が見逃しの三振に倒れた場面。
 これは、痛かった。
 見逃しで三振だったが、これでタイガースの勝ち運も見逃してしまった。

 ランナーがサードで、サヨナラの場面。
 エラーでも、ボテボテの内野安打でも、ポテンヒットでも、サヨナラになる場面。
 バットに当てなくては、何も起こらない。
 振らなくては、バットに当たることもない。

 このところの森下は、全身に力が入りすぎている。
 構えている時から、全身に力が入っている。
 それで、振るから、自分が思っているのと裏腹でヘッドは、走らない。
 全身に力が入っているから、自分の思っているのと違う球が来た時に、手がでない。
 力は、インパクトの瞬間に入ればいい。
 そればでは、柔軟に対応できるような構えが必要だ。

 この森下の見逃し三振から、流れがソフトバンクへ行って、10回の決勝点へと繋がる。
 及川も疲労が溜まっているのがわかる。
 ストレートは走っていなく、スライダーのキレも悪い。
 代わってから、再三中野のファインプレーで助けられているが、野村勇の内野安打から、牧原の送りバント、嶺井のセカンドゴロも、中野じゃなければ、ヒットだろうし、代打・石塚のタイムリー2ベースまで、全部いい当たりをされていた。
 本当は、抹消して、建て直したいところだが、石井が離脱、湯浅が抹消中、桐敷が同じく疲労で不調である今、及川まで欠くことはできない相談なんだろう。
 しかし、ついこの間の勝ちパターンが、こうも簡単に崩壊していくなんて、想像できなかった。

 それは、球児監督が、やはり経験値の無さか、序盤に、勝ちを確実に稼ぐため、特定の好調な勝ちパターンのピッチャーを使い込んでしまったことに尽きる。
 及川も湯浅も、桐敷も、登板数の多さから、疲労が来るのが早くなった。
 勝負の夏場前に、再度構築を余儀なくされている。
 まぁ、ここまでに勝ちまくって、ぶっちぎってしまおうという算段だったのかもしれないが、その目論見は見事に外れている。

 とりあえず、この交流戦を5割で乗り切るのが、今の至上命題である。
 のこり2試合、連勝が必要になる。
 大竹、伊原という試合は作れても、完投は期待できないピッチャーだ。
 中継ぎ、抑えをどう人選して、やりくりしていくか、球児監督の手腕が問われる2試合になる。
 あとは、打線がリリーフの心配をしないでいいくらい打ち勝ついかない。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 22:59 | comments(0) | - |
2−0 対 千葉ロッテ セ界でひとりだけの勝ち
 連敗を止めた後の試合。
 デュープが完封して、ロッテに勝ち越しを決めた。
 セリーグの他のチームが全て敗れた為、タイガースの一人勝ちとなり、セリーグの他のチームと、漏れなく1つゲーム差を広げた。
 これで負け越しが1つとなり、最後のカードで、交流戦の5割以上を賭ける事になる。

 この試合、やはりデュープのピッチングに尽きる。
 いつもは、打ち取るのに球数を要して、6回位で限界が来ていた。
 この試合は、ロッテ打線の早仕掛けにも助けられて、球数も少なく、9回を109球、被安打4、奪三振12で、完投・完封した。
 坂本との呼吸もピッタリでお互いの信頼も深く、配球も絶妙であったように見えた。

 打線は、種市の力投に、決定打を奪えず、4回の近本の犠牲フライでの1点と、7回の大山のタイムリーでの1点の合計2点しか奪えなかった。
 特に大山は、1回の2死2、3塁で三振、3回の2死満塁で三振と、チャンスで悉く三振に終わっていただけに、3度目の正直で、タイムリーが打てたのは、良かった。

 大山も、森下と同じで、長打を欲しがっているのか、構えた最初から力が入っている。
 インパクトの瞬間だけに力が入る方が、ヘッドは走るのだが、最初から力んでいると、想いと裏腹にヘッドは、走らない。
 このタイムリーで、気づくことがあればいいんだけど・・・・。

 ここへ来て、下位打線に当たりが出てきた。
 小幡は、バットを指1本分短く持つようになって、ヘッドの走りが激変。
 坂本は、ここに来て打撃開眼か、絶好調だ。
 いよいよ、守れて打てるキャッチャーへ昇華する時が来たのかも。

 後はクリーンナップが、調子を戻してくれることだけだ。
 最後のカード、ホークス戦。
 難敵・モイネロが、立ち塞がるが、チーム一丸で攻略して、交流戦5割以上でフィニッシュに向けて、弾みをつけたい。
 また、どこかでひとり勝ちって言うのをしたいけど、そうは甘くないだろう。
 まずは、村上がモイネロに勝るピッチングをしてくれる事に期待する。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:16 | comments(0) | - |