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7−1 対オリックス 日本シリーズ第7戦 ようやく、忘れ物を取りにこれた
 2005年、日本シリーズに向かう前に、岡田監督は「忘れ物を取りに行って来る。」と言って、2003年に、掴み損ねた日本一の称号を取りに行くことを宣言した。
 しかし、忘れ物は、見つからず、更に忘れ物をしてしまう様な試合で、ロッテに4連敗してしまう。

 あれから、18年、あの時忘れたアレが、やっと見つかった。
 今、しっかりと忘れ物を取り戻した、猛虎達が岡田監督を宙に舞わせた。
 最高の瞬間をありがとう。

 勝った方が日本一。
 そう言う状況で迎えた第7戦。
 いつも、あと一歩と言うところで裏切り続けられて来たタイガースファンにとって、この試合は不安しかない。
 
 前日、村上で負けているから、この日の先発は、青柳。
 去年まで、いや、今年の開幕戦迄の青柳であれば、期待しかないのだけど、今季の青柳のピッチングを見ていると、やはり不安が大きい。
 クライマックス、日本シリーズと、ここまで登板が無かったも、そう言う不安からなんだろう。
 ただ、ここで好投してタイガースに勝利を引きつけられれば、青柳の来季は、復活する年になると思えた。

 その青柳が、2戦にタイガース打線を抑え込んだ、宮城を相手に、エースと呼ばれた男の意地を見せる。
 5回のピンチで万全をきす岡田采配で降板となり、勝ち投手にこそなれなかったが、4回2/3を、79球、被安打4の無失点で投げ切った。
 この日のピッチングは、青柳らしい、坂本の呼吸もあっており、来季の復活の自信になる様な内容だった。

 この青柳のピッチングに打線が応えた。
 4回には、森下のヒットから、大山の死球を挟んで、ノイジーが先制の3ランを放つ。
 ノイジーは、昨日の山本由伸、この日の宮城と、パリーグを代表するピッチャーから、2試合連発のホームランを放った。

 3点差で迎えた5回は、坂本、近本の連打から、中野のゲッツー崩れ(リクエストで判定が覆る)の後、代わった比嘉から、森下がタイムリーを放つと、大山、ノイジーも続いて、連続タイムリーで、更に3点を加えて、6点差とした。

 宮城にも、多少力みとか緊張感は、あったんだと思う。
 ただ、結果2戦目は、抑えられていたとは言え、いい当たりもしていたので、手も足も出ないと言う感じは、持っていなかった。
 タイガース打線も、同じ様に思っていたのかもしれない。
 誰もが宮城の球をしっかり捉えられていた。

 ここで宮城を降ろさせたタイガース打線は、その後9回に、森下が新人の最多打点記録となるタイムリーで7得点を挙げた。
 ピッチャー陣は、5回のピンチを島本のワンポイントで切り抜けると、伊藤将が3回を1安打で封じて9回へと繋いだ。

 9回は、岩崎でなく、桐敷が2アウトまで投げて、最後の一人を岩崎に任す。
 その岩崎が、いきなり頓宮に一発を食らったのは、ご愛嬌か。
 ゴンザレスにもヒットを打たれたが、杉本をレフトフライで、勝利を決めた。
 まごうことなき、阪神タイガースが日本一になった瞬間だ。

 日本シリーズMVPには、打率483でチームを牽引した近本が選ばれた。
 他、この日の先制3ランのノイジー、新人最多打点記録の森下が優秀選手賞に、山本由伸の優秀選手賞は、メジャー行きのご祝儀か。
 紅林が敢闘賞に選ばれたが、3ホーマーの頓宮が何もないのが不思議だ。
 また、坂本誠志郎に何も無かったのが残念。
 一人でホームベースを守り、ピッチャーをよくリードし、いいところで、いい働きをした。
陰のMVPと言っていい活躍だった、坂本に何か賞をあげたかった。

 しかし、前回の日本一が、社会人なって、4年目の27の時だ。
 まさか、次の日本一が定年後の65になるとは、思ってもいなかった。
 それだけに、喜びもひとしおだ。
 セ、パのチャンピオンチーム同士の戦いに勝っての、正真正銘の日本一だから、よかった。
 これがCSのせいで2位チームとの戦いだったら、いささか嬉しさも下がる。
 まして、14年の様にタイガースが2位から、日本シリーズに出て、勝てても、真に喜べなかったと思う。

 ほんと、最高のシーズンをありがとう。
 喜ぶだけ喜んだら、来シーズンの連覇に向けて、タイガースの黄金期に向けて、スタートを切らなくてはならない。
 次は、連覇と言う忘れ物をしない様に。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:56 | comments(0) | - |