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2−1 対讀賣 合言葉は、桐敷にプロ初勝利を
 青柳が2軍再調整になって、空いたローテに桐敷が抜擢された。
 今シーズン、左の伊藤将に続くローテ候補のて左腕として、岩貞、大竹、と開幕1軍を争っていたが、結局その座を大竹に奪われ、開幕を2軍で迎えた。
 伊藤将も開幕に出遅れたが、のの代わりは秋山が1試合、次の村上が一気にブレークしたことで、伊藤将が復帰した後、不調の西純矢に変わってローテの座を射止めた。
 その中でも桐敷に声はかからず、2軍成績も3勝3敗で防御率5点台と特筆するべきものもなかった。

 桐敷は、昨年ドラフト3位で入団、その力を認められ、開幕シリーズの3戦目で先発を任された。
 しかし、好投するも援護に恵まれず、結局辛抱しきれず崩れるというピッチングで、先発3回で3敗、中継ぎで4試合の登板があったのみで、シーズンを終えた。
 ただ、2軍ではかなり無双しており、先にローテを射止めた村上と並び、ファームのエースとして、6勝1敗防御率0.72と活躍、今年の飛躍をきたされていた。
 ただ、キャンプで、ノイジーやミエセスに一発を食らったり、オープン戦でも結果が残せず、開幕は2軍となった。

 その桐敷が、青柳の代わりとして抜擢されたのは、2軍で見ていた首脳陣が何かを見たのだろう。
 また、岡田監督がキャンプから、球だけ見れば十分1軍で通用すると目をつけていたことからかもしれない。
 そういう中で巡ってきたチャンスだ。
 ここをものにするか、しないかで、今後の桐敷の立ち位置が変わってくる。

 また、打線は、桐敷の登板日に援護をできず、何度かあった初勝利のチャンスを潰したことを覚えているだろう。
 この日は、是が非でも援護して、勝ち星をつけてやらなければいけない。

 試合は、讀賣の先発・横川のタイガース打線が全然合わず、簡単にストライクを取られ、追い込まれて、打ち取られる、そういう攻撃を繰り返した。
 桐敷が初回から飛ばして、抜群の立ち上がりを見せたが、3回門脇にヒットを許すと、盗塁と内野ゴロで3塁まで進まれ、坂本にタイムリーを献上し、先取点を与えてしまった。
 ただこの回の坂本のタイムリーを処理したノイジーの返球の素早さ、それが坂本の2塁進塁を防いで、ピンチを脱出することができた、ファインプレーだった。
 そういうバックの守りにも助けられ、桐敷は7回までヒット5本、1失点で投げ切ってきた。

 この桐敷の好投に応えるべく、援護しなくてはいけない打線の奮起は、讀賣が高騰している横川を6回で降ろすところから始まった。
 横川は6回まで、3安打、80球で零封しており、タイガース打線が捉えられる感じじゃなかった。
 ただ、原監督はこのところ、トレードで獲得した鈴木康が好投しており、横川のスタミナや球威の変動を見て、交代させたのだろうが、これはタイガースにとってありがたかった。
 この辺は、桐敷を代えずに引っ張ってきた岡田監督と対照的な采配ではあるが、ブルペンに自信を持つタイガースが先発を引っ張り、ブルペンに不安がある讀賣が、早期に継投に出るという逆の采配になったところが、お互いのチームの置かれている位置から来るものなのかもしれない。

 その代わった鈴木康が1死から大山に死球を与えたところから、タイガース打線が目覚めた。
 佐藤輝が続き、新人の森下が同点タイムリー、梅野がヒットで満塁として、木浪が犠牲フライで逆転した。
 この後、打席が回った桐敷に代打・渡邉諒を出して、桐敷の勝利投手の権利を残した。
 ここで渡邉諒がいい当たりであったがセンターフライに打ち取られていたが、これがヒットになっていれば、いうことはなかった。

 桐敷の勝ち投手の権利を守るため、タイガースは8回を湯浅、9回を岩崎と投入し、桐敷にプロ初勝利をプレゼントした。
 まぁ、湯浅は、もう少し楽な場面で(渡邉諒の打球が抜けて、もう2点くらい取れれば理想だった)投げさせる予定だったらしいが、こういう状況では致し方ない。
 四球と秋広に打たれ、ピンチは招いたが、球威は十分であり、あとは慣れの問題かと思われる内容だった。
 まぁ、打線は横川を攻略できなかった課題はあるが、讀賣の継投の隙をついてよく逆転まで持っていった。

 桐敷に勝ちがついたのが大きい。
 本来球威もコントロールも申し分ないものがあるのだが、「勝ちたい」という意識が、慎重になり、相手の名前に気後れして、逃げのピッチングに走りがちだった。
 村上が、それを克服して、向かっていくことで自分のピッチングを思い出して、覚醒したように、桐敷ももと自分を信じで攻めていけば、活路が開けるはず。
 そのきっかけにこの勝ち星がなることを願っている。

 心配された桐敷で、讀賣戦に先勝できた。
 次はグリフィン、日曜は、初顔の松井とタイガース打線が苦労しそうな相手が続く。
 気を緩めず、しっかりした戦いを続けていきたい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:20 | comments(0) | - |

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