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9−2 対横浜DeNA やっと、らしくはなってきたか?
 横浜の相性があるんだろうけど、ハマスタでは、よく打てるんよね。
 初回から、近本、中野の連打で無死2、3塁。
 ことごとく、こういう場面で点が入っていない状態でも、ハマスタのベイスターズ戦は、ちゃんと点が取れるからふしぎやねぇ。
 マルテが犠牲フライで、1点。
 佐藤輝のタイムリーで2点目と、複数得点を先取。

 2回、3者三振で上茶谷に立ち直りのチャンスを与えたかのように見えた、3回には、近本2ベースの後、中野の一発が出て、完全に流れを引きつけた。
 5回には、苦手な1死満塁から、大山がキッチリ犠牲フライ。
 その後、糸井のタイムリーで追加点。
 これも、犠牲フライの間に、ランナーがちゃんと進んでいたから、2点タイムリーとなっている。

 こうやって、点を取れる時に、キッチリ取っていくと、こういうへーむになる。
 青柳が今季一番怪しい内容であっても、大量リードにまもられて、粘りのピッチングができた。
 6回を2失点。
 青柳は、不本意かもしれんが、十分仕事をしてくれた。

 後は、渡辺雄大、岩貞、齋藤友貴哉と余裕を持った継投で、勝ちパターンの温存もできた。
 本当は、開幕戦をこの試合のような展開にしたかったんだろう。
 青柳のアクシデントがなく、そのまま開幕で投げて、この試合のような展開で勝てっていれば、その後の展開が全然違っていたんだろうと思う。
 それは、取りも直さず、点を取れる時にキッチリ取っておくっていうことだ。
 そういうキッチリした野球をやらないと、矢野監督の言う、ビッグウェーブは、やって来ない。
 そう言うことを、再確認した試合。

 さぁ、この試合で、タイガースが今後どう言う野球をしなくてはいけないか、見えてきたんじゃないか。
 それがわかったら、どう実践していくかだ。
 それを考えるのが、ベンチの役目でもある。
 胴上げの練習までしてしまったんだから、ここでビッグウェーブを起こすような采配を、しっかりやってもらいたい。
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 19:54 | comments(0) | - |