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6 −2 対千葉ロッテ 青柳に9回を行かせる意味は、あったのか?
 久々に6点も取ると、タイガースベンチも欲深くなる。
 8回を119球で、マリーンズ打線を零封している青柳に、完投・完封を狙わせて、9回のマウンドに上げた。
 できれば、この試合のピッチャーを青柳一人で賄いたいと考えたのだろう。
 100球に近づくに連れて、青柳の球威は、落ちてきており、この日の気温も併せて、ダルそうな素振りも見え初めていた。
 9回に2点を加えて、6点差になったのだから、無理して青柳を続投させる必要はなかったんじゃないかな。

 まぁ、青柳がエースの自覚の元、ブルペンを休ませたいと志願の続投であった可能性も高い。
 それでも、ベンチとしたら、青柳の疲労、次回の登板に影響をさせないため、8回零封で防御率も上がっているし、交代を命じるべきだった。

 案の定、熊谷の悪送球とはいえ、ランナーを出し、安田に打たれ、山口のショートごろで失点。
 完封がなくなると、福田にタイムリーを打たれたところで、岩貞に交代した。
 ここで岩貞で行くなら、回の頭から、6点差の状態で岩貞でいいんじゃないか。 
 アルカンタラも暫く空いているし、右ならアルカンタラを投入するのもあり。
 青柳は十分仕事を果たしたんだから、8回零封で、代えてやるのがベンチの配慮ってもんじゃないかな?
 救いといえば、熊谷のエラーからの失点だから、青柳の自責点にならず、防御率の悪化がなかったことか。

 しかし、久々に6点取ったから良いって、そう思いたいが、そうも行かない。
 7回に坂本のツーベースを起点に無死満塁のチャンスを掴んだ。
 この場面、大山がゲッツーで、佐藤輝が三振で無得点。
 4点取っているから、何の策もなく打って出るのが良いのか?
 こういう場面で、いかに点を取るか、練習するには格好の場面。
 ベンチも指示を与え、どういう点の取り方をするのか指針を示さなアカンやろ。
 
 9回の満塁のチャンスでは、糸井がヒットを打ってくれたから良かったが、毎度、毎度、そう言う場面でヒットが出るわけがない。
 バッターは良くって3割しかヒットを打つ確率がないんだから、ヒット以外でどうやって点を取るのか、それをもっと勉強せなアカン。
 そう言う方法を示して、そう言う訓練をして、そうして試合で点が取れるようになるんだ。
 そうで無ければ、何試合かに1回のたまたま、チャンスで出たヒットだけで得点数することになる。
 そりゃ、得点力が上がるわけがない。

 このところの投手陣の頑張りは半端ない。
 今のうちに、点の取り方について、しっかり考え、方向性を出すべきだ。 
 それが、ベンチの役割やないのかな。
 
ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:47 | comments(0) | - |