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2x−1 対広島 CSファイナル 坂本誠志郎のキャプテンシー
 坂本の四球が勝負の分かれ目だった。
 1死から大山の2ベースで、サヨナラのチャンスを掴んだ。
 広島の栗林は、佐藤輝とは、勝負で三振に取ったが、ノイジーを嫌って歩かせ、坂本の勝負に出た。
 その坂本が、四球を選んで、ネクストの木浪を指差し、「頼んだぞ!」の檄を飛ばす。
 まるでWBCで吉田正尚が村上に送った檄と同じように・・・。

 それに応えた木浪が、サヨナラの1打を放って、勝負に決着をつけた。
 ヒーローは、木浪で間違いないが、その前で四球を選んで、チャンスを木浪に回した坂本の貢献はでかい。
 梅野がデッドボールの骨折で退いてから、一人でタイガースのホームを守り、優勝へと導いた。
 シーズン当初こそ、大竹用のキャッチャーとしての起用で、梅野のサブとしての起用だった。
 それが、伊藤将司の出遅れから、村上の登用になり、そこへキャッチャーとして起用されたことが大きく転換された。
 その坂本起用時の勝率の高さを言われることもあった。
 復帰した、伊藤将の時も当初は坂本が起用された。

 岡田監督も、コントロール主体のコンビネーションで打ち取るピッチャーには坂本が合うことがわかってきたのかも知れない。
 まぁ、それでも梅野の主戦捕手の位置付けは変えず、伊藤将司も梅野へとコンビを変えた。
 巷では、青柳や西勇輝も坂本の方が合うんじゃないかとの声が聞こえるようになる。
 その2人が、2軍調整を終えて、復帰した際に、坂本がマスクを被るようになった。
 その坂本のリードで2人が、立ち直ってきたのは、見ての通りだ。

 岡田監督が、レギュラーキャッチャーは、梅野で行くと、就任早々に言ったことに、思うところはあったろう。
 それでも、腐らず、ベンチでピッチャーに話を聞き、アドバイスを送る姿が見られた。
 高校、大学とキャプテンを務め、タイガースでも選手投票でのキャプテンを務めることもあった。
 その、坂本のキャプテンシーがここへ来て、発揮されるようになった。

 梅野がいない現状、自分がピッチャーを引っ張る、しいてはチームを引っ張る。
 その緊張感や負担は、計り知れない。
 でも、そういう状況になった時、坂本のキャプテンシーが全開となったんじゃないかな。

 このCS突破に向けて、その先の日本シリーズに向けて、坂本の貢献にかかる期待は大きい。
 高山の後の2位で同じ明治大からドラフト指名された時には、高山の付け合わせ、セット販売などと揶揄されたこともあった。
 それでも、誰にも負けない努力とキャプテンシーでここまできた。
 この試合も、調子が悪い伊藤将を必死のリードで、7回を1失点で投げ切らせた。
 あのダルビッシュが、一番組みたい日本人捕手としてなを挙げて、褒めたキャッチング、フェレーミング技術を磨いてきた。
 
 これからが、坂本が一番輝く時なのかも知れない。
 その坂本の檄に応えて、サヨナラ打を打った木浪のように、そのリードに応えて必死の力投を見せた村上、伊藤将のように、チーム全体を導いて欲しい。
 次は、大竹が応える番だ。頼んだぞ!
 
 さぁ、アレの先、ソレに向けて、バモス!
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:04 | comments(0) | - |