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0−3 対中日 「勝ちたいんや!」の気持ちに欠ける
 結局、Gに勝ち越したところが精一杯だったのだろうか。
 あの、19歳の秋山の「勝つんだ。」という強い意志を見た後では、なんとも淡白に見えてしまう。
 もう、Gに勝ち越したことで満足してしまって、対する中日の勝利に対する貪欲な姿勢とは好対照に映ってしまった。

 これで、絶体絶命、後ろは断崖絶壁。
 後一押しされたら、奈落の底へと落ちていく。そんな状態になってしまった。
 もとより、寅吉的には、もう諦めて「消化試合」モードなんていってはいたけど、一抹の期待はしていた訳で・・・・。
 それは、シーズン前に言った「選手の力だけでも勝つ」といった言葉。
 それだけの覚悟があるのなら、それを今こそ見せて欲しいと思っていた。

 チェンが苦手だとか、ナゴドが嫌だとか、もはやそんなことを言ってはいられない状況だった。
 06年から、08年まで毎年、優勝に手をかけながら、最後で逃してきた悔しさを晴らす絶好のチャンス。
 03年の忘れ物をとりに変えるチャンスがそこにある。
 それなのに、またあの悔しさを繰り返して平気なのだろるか。
 来年、またチャンスが巡ってきても、同じことを繰り返すのだろうか。
 それなら、いま死にものぐるいでこのチャンスに食らいつかないでどうするつもりなのだろう。

 毎年、今時分は同じようなことを書いて、同じように裏切られている。
 今まで、真弓監督の采配についての不満や批判をしてきたが、この終盤で勝てない、力を発揮できないのは、選手のせいだと思う。
 もっと悔しさを思い出し、同じ思いをしたくないという強い思いで、勝利を勝ちとるべく戦わないと、また悔いを残すことになる。
 それでも、仕方がないと思っているのならしょうがないが、今やらないでいつやるんだ?

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:09 | comments(0) | - |