CALENDAR
<< August 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+RECOMMEND
+RECOMMEND
売れるネットショップ実践指南
売れるネットショップ実践指南

ネットショップのノウハウを知ろう!
+RECOMMEND
+RECOMMEND
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本

すべて実体験からのノウハウが漫画で解り易すくよめます。40代以上必読の書ですよ。
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+RECENT TRACKBACK
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+LINKS
+PROFILE
+OTHERS
0−4 対讀賣 及川の課題
 最初から分のない戦いであることは、覚悟していた。
 ただ、こう言う試合の戦前の予想を覆すには、先発ピッチャーの快投しかない。
 それを及川に託したわけだが、上手くはいかなかった。

 序盤は、相手の戸郷を上回るピッチングを披露した。
 これは、及川の覚醒を呼ぶ試合になるかとも思える内容。
 3回まで43球、2安打に封じていた。
 それが、暗転したのが、4回。
 坂本、岡本をあっさり打ち取った後の大城も、ノーボール、2ストライクと追い込んだ。

 だが、そこから4球連続ボールで、大城を歩かせてしまった。
 2死からとはいえ、あったってるモンテスに回る、嫌な四球となった。
 警戒してのことなのか、際どいところを狙って、できればボール球を振らそうと思ったのか、少し弱腰の投球が見えた。

 そう言う弱腰は、後に影響する。
 案の定、モンテスに2ベースを打たれると、2、3塁のピンチを招く。
 ここで、門脇も警戒し過ぎて、歩かせてしまう。
 満塁で、押し出しが許されない状況で、浅野にストライクを取りに行った、甘い変化をスタンドへ放り込まれた。
 グランドスラム、全てこの回で決してしまった。

 なんで、この回、2死から、突然暗転してしまったのか。
 それは、追い込んでおきながら、大城を歩かせてしまったことにある。
 この四球は、いけない。
 昨日から、得点シーンには、必ず四球が絡んでいる。
 しかも、あったっているモンテスへ回してしまった。

 そのモンテスへも、昨日から外ばかり攻めて、打たれている。
 力のある球をインコースへ放って、詰まらすと言う配給を試していない。
 この打席も外角の甘い変化球を捉えられた。
 多分、この2人への配給と門脇への四球で、この回限り、バッテリーごと代えられると言うことになったのだろう。

 やはり、ピッチャーはインコースへ放れなくてはいけない。
 及川は、以前から指摘されていた様に、左バッターのインコースをつくピッチングができないと言われている。
 それは、プレートの3塁側を踏んで投げているからだとも指摘されている。指摘されている。
 それは、相手チームにも知れ渡っているから、この日は、意図的にインコースを交えていた。
 だが3塁側のプレートを踏んで投げるせいか、左バッターへは、開き気味に投げることになり、案外見やすいので、思い切って投げ込めない。
 左バッターへ効果的な背中から曲がって入ってくるスライダーを武器に出来ない。
 ここに及川の課題がある。

 及川が一段上がって、ローテーションピッチャーとして、二桁勝利を挙げられるるようになるには、プレートの1塁側から放って、左バッターのインコースへスライダーを投げ込める様にならないといかん。
 それが、来季へ向けての及川の課題になる。

 さて、この9連戦も3勝6敗と大きく負け越してしまった。
梅野が状況読めずに、チャンスを逃して負けたヤクルトとの初戦、佐藤輝のエラーで、広島を勢いづかせてしまった広島との初戦。
 この2試合を失った影響が大きかった。
 ただ、死んだ子の歳を数えても始まらない。
 次の広島戦の前の中日、ヤクルトとの試合をひとつも落とせない覚悟で臨むしかない。
 勝負の9月にするためにも、ここで踏ん張れ!
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:26 | comments(0) | - |