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1−4 対中日 味方からプロの厳しさを教わってしまった森木君
 プロ入り初先発で、勝てる程この世界は甘くない。
 藤浪先輩もそうだった。
 いくら好投しても援護に恵まれず勝てないことがあるのがこの世界。 
 西勇輝先輩や青柳先輩は、何度泣かされてきたことか。
 それを身をもって知らしめたのが、タイガース打線だ。

 フラフラの柳に、まるで当て付けのように点を取らない攻撃を繰り返して、森木を見殺しにした。
 5回を1安打だ。
 見事なピッチングと言っていい。
 森木は、タイガースという、点が取ることを苦手とするチームに入ったことを後悔することだろう。
 ただ、そこに負けず投げ続ける精神力を持ってほしい。
 素材は一流だ。
 頑張って投げていれば、青柳のように勝てる時がきっとくる、そう信じて欲しい。

 しかし、かわいそうなことをしてしまった。
 これも、こういう僅差の試合で、1点をもぎ取るような野球をしてこなかったせいだろう。
 これについては、何度ここに書いたかしれない。
 どんないいバッターでも、打って3割、7割は失敗する。
 まして、タイガースの打者は、よくって2割5分っていうところだ。
 そうそうヒットが続くわけがない。
 なら、どうやって点を取るかだ。

 ただ、打つだけだから、いつまで経っても得点力が上がらない。
 村上のような選手が出てくるのを待つしかない、それが今のタイガース。
 そんなことは、4年も監督やっているんだから、矢野監督もわかっているはず。
 じゃぁ、今日のような試合で、同攻撃していくか?
 同点を取るのか、キャンプの時から意識して練習しておかないといけない部分。
 今季、優勝しようと思っていたなら、そこを克服しておかなきゃいけない、1番大事な部分。
 胴上げの練習なんて差し置いて、そこをやらなくてはならない。

 例えば、今日の9回。
 原口の犠牲フライで1点を返して、1死1、3塁で中野だ。
 ここで一発同点ホームラン、長打で1点差なんて考えて大振りして、ショートフライに倒れる。
 何を中野に要求するのか。
 ここは、アウトにならないこと。
 それが一番中野に求められること。
 例えば、ここでセーフティを仕掛けるという発想が欲しい。
 外人投手のマルチネスだけに、セーフティが決まる確率は高い。
 尚、1点を返して、1死1、2塁のチャンスは続く。
 そういう発想を選手個人がするのか、ベンチが指示するのか、そういう問題意識がないから、ただ打って出るだけになってしまう。

 そういう準備ができていないから、何度も完封負けを食らっても、同じようにまた負ける。
 相手のバッターにも、同じバッターに同じように何度も打たれる。
 ドラゴンズ戦の失点は、そのほとんどが岡林、土田がらみであることを自覚しているのか?
 何度も同じようにやられて失点している。
 その自覚がないから対策もできない。
 こんな準備不足のチームが、胴上げの準備だけは、ちゃんと練習している。
 おかしな話だ。

 今年の失敗を全て書き出して、秋季キャンプ、来年の春季シャンプに行かせるよう記録しておけ。
 その対策を全て取れたという自信がなければ、胴上げの練習なんかすべきじゃない。
 例え、その全てができて、完全に優勝できる自信があっても、勝つ前に自ら兜の緒を解くような真似をしちゃいけない。
 新人を見殺しにしてしまうような、情けないチームになって欲しくはない。
 今一度、兜の緒を締めよ!
 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 17:48 | comments(0) | - |