CALENDAR
<< May 2023 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
+RECOMMEND
+RECOMMEND
売れるネットショップ実践指南
売れるネットショップ実践指南

ネットショップのノウハウを知ろう!
+RECOMMEND
+RECOMMEND
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本
70歳をすぎた親が元気なうちに読んでおく本

すべて実体験からのノウハウが漫画で解り易すくよめます。40代以上必読の書ですよ。
+SELECTED ENTRIES
+RECENT COMMENTS
+RECENT TRACKBACK
+CATEGORIES
+ARCHIVES
+LINKS
+PROFILE
+OTHERS
藤浪晋太郎を思う
 雨天中止に祟られ、3日間もタイガース戦がない。
 こんな時に、藤浪炎上のニュースが入る。
 もう、何度目だろう。
 先発でダメで、中継ぎでもコントロールの破綻から、炎上してしまう。
 藤浪のいい時を知っている、藤浪のポテンシャルを信じる身には、辛いニュースだ。

 藤浪は、何故こうなってしまったのだろう。
 ひとの言うことを聞かない、練習をしないなどと言うことを聞くこともある。
 だが、藤浪がダルビッシュの如く研究熱心であり、その探究心もしるところだ。
 あの、入団から、3年目までの輝きは、決してフロックではないと信じている。

 では、何故今のようにコントロールの狂いから自滅するようなピッチャーになってしまったのか。
 それは、入団3年目のキャリアハイの年にあったと思う。
 
 あの年、入団以来指摘されていたインステップを修正した。
 スクエアにステップし、腕の振りも横振りから、縦振りへと修正。
 あの、鶴岡捕手と組んで、キャッチャーの後ろに突き抜けていく感じで投げると言うフォームを手に入れた時だ。
 この年、藤浪は、キャリアハイの14勝を挙げる。
 ただし、この年のオフに、ジャパンの招集を辞退している。
 それは、肘の不具合とのことだった。

 この後藤浪は、治療に専念して、翌年カムバックした時に、腕が横振りに戻っていた。
 これは、藤浪のフォームで、縦振りに投げると、どうしても肘に負担がかかる。
 それを回避するため、慣れ親しんだ横振りの投げ方に戻したんだと推測する。

 ただし、この時に、ステップは、修正したスクエアのままだ。
 つまり、腕の振り↘︎に対して、ステップは、↓、これでは、安定しない。
 入団当時の藤浪は、腕の振り↘︎に対して、ステップは、↙︎、逆方向に力が向くことで安定する。
 そう言うフォームだった。
(左の変則、讀賣の高梨、阪神の岩田、昔のタムじい、永射等みんな、インステップしてるでしょ。)
 これを崩して、ステップだけ、スクエアにしているから、コントロールが覚束ない。
 左に引っ掛けるのを嫌うと、右へすっぽ抜ける。
 今の藤浪の状態だ。

 対策は、2つ。
 もう一度、腕を縦振りに変える。
 ただし、肘の負担など、一度痛めたきょうふしんから、これができないのであれば、もうひとつの手として、再度インステップにしてしまうことだ。
 つまり、入団時のフォームに戻す。
 
 大体、アマチュアから入団3年目まで、藤浪は、コントロールのことで、これほど言われていない。
 確かに、針の穴を通すコントロールはないけれど、ストライクを取るのに苦労するほどのノーコンじゃなかった。
 それは、腕の振り↘︎に対して、ステップが↙︎で、バランスが取れていたからなんだと思う。
 今、藤浪を復活させようと思うのなら、もう一度インステップに戻すことだ。
 ある程度のコントロールを取り戻せれば、球威は、抜群なだけに、輝きは、戻ってくるんじゃないか?

 しかし、寅吉的には、タイガース時代から同じことを思っているんだが、インステップに戻してみることを助言したり、勧めてくれる人はいないのだろうか。
 本人もそれを試そうと思わないのだろうか。
 このまま、藤浪がノーコンのレッテルを貼られて埋もれていくのはしのびない。

 がんばれ!藤浪晋太郎
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 21:11 | comments(0) | - |