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7−10 対広島 青柳で勝たなくてはいけない試合を落とす
 ヨーイ、ドンで、5失点だから、たまったもんじゃない。
 それでも打線はめげずに、これを取り返した。
 3回にノイジー、4回に佐藤輝がホームランで、3点さに追い上げる。
 そういう逆転への機運が高まるのか、5回に青柳は、申告敬遠で満塁にした後、ピッチャーの玉村勝負で、2点タイムリーを浴びてしまう。
 これで再び5点差となり、勝負が暖かに思えた。

 その5回の裏、青柳の代打・渡邉諒の2ベースから、近本が続き、中野、ノイジーがタイムリーで2点、その後ランナー2人をおいて、大山が同点となる3ランを放った。
 これで、クリーンナップの3人がホームランを放って、序盤の劣勢を跳ね返したのだから、盛り上がる。
 この後のブルペン勝負では、タイガースが有利、誰もがそう思った。
 
 先発の青柳は、7点を失っても負け投手を免れた。
 それどころか、5回の表のピッチャーの玉村に打たれた2失点がなければ、勝ち投手の権利さえ得られるとことだった。
 これは、懲罰の意味を含めて、5回まで投げさせた岡田監督にとっては、計算外だったろう。
 試合後の談話でも、「勝ち投手にならんで良かったよ」と話すくらい、情けないピッチングだった。

 今年の青柳、開幕戦と2戦目のヤクルト戦には、いい感じで投げていたが、3試合目から悪くなってきた。
 大体、マウンドでの表情が暗い。
 なんか、自信なさげで、バッターを打ち取ってやろうという気概が全然見えない。
 それが、どこからきているものなのか。
 どこか、体に異変があるのか。
 それとも、コントロールが思い通りできず、自信を喪失してしまっているのか。
 いずれにしても、今のままでは、ローテを任すことは、難しい。
 近々に2軍調整を命じられるだろうが、その方がいい。
 いずれ青柳の力は必要になる。
 今一度、自信を取り戻すために、再調整をした方がいい。

 試合は、折角クリーナっぷの揃い踏みの1発攻勢で追いついたのだから、勝たなくては行けない試合だった。
 中継ぎ勝負では有利と思われたタイガースであったが、及川、西純矢、ビーズリーと出したピッチャーがそれぞれ失点し、カープに突き放されることになった。

 及川は、青柳用に左ばかりを並べてきたカープ打線に、ストップをかけるのに最適な人選かと思われたが、左を苦にしない、西川、秋山に連打され、松山に3連打でタイムリーを浴びる。
 いずれも、ストレートが高めに浮いたところを叩かれたもの。
 狙って高めにいったボールは、力があり、押し込めるが、低めを狙ったボールが高めに浮くと、西川、秋山、松山クラスでは捕まえられる。
 いずれも、カウントをとりに、低めのストレートというところが、高めに浮いたコントロールミスだ。
 及川は、この辺りが課題なんじゃないかな。
 梅野のリードも、ストレートがうき加減であるなら、低めへは変化球で攻めるのも手だったんじゃないか。

 
 ここで、及川がビッシッと3人で抑えれば、流れは完全にタイガースへ傾く、そういう展開だっただけに、ここでの失点は痛かった。
 対するカープが、同点の後、ケムナが後続をピッタリ抑え、6回も中崎が3者凡退に抑え、流れを引き戻した。
 その後の、島内、ターリーも3者凡退で退け、リードをキープしている。
 その間、西純矢は、7回ランナーを出しピンチを招き、8回は、無死から死球でランナーを出し、これを悪送球や野選などでホームインを許した。
 そして、9回のビーズリーが、堂林に1発を浴びて、計3失点で、3点差としてしまった。

 結局9回の矢崎が糸原の四球と近本のヒットでピンチを招くも、中野をダブルプレーで切り抜けた。
 ここも、1点差くらいであれば、矢崎も緊張しているし、何が起こるかわからなかったが、3点差の余裕が切り抜けさせた形だ。
 中継ぎに自信があるタイガースが、その中継ぎがことごとく失点して、中継ぎ、抑えに不安のあるカープが、ビッシっと抑え、逃げ切った。
 折角、クリーンナップが打って、追いついた試合、タイガースが得意のブルペン勝負で落としてしまった。

 まぁ、敗因は青柳のピッチングに尽きるんだけど、ここにきて、エラーやミスも出てきた。
 今一度、原点に帰り、気を引きしまないといけない。
 勝たなくては行けない試合を落とすと、すぐに負けが混んでくる状況に陥る危険がある。
 そのことは、岡田監督も重々承知で、危機管理してくれるとは思う。
 選手個々も、現状に甘えず、更に、地に足をつけ、しっかりした野球をやろう。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | 阪神タイガース | 23:21 | comments(0) | - |