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下町のエース 逝く
 今日は、タイガースを離れて、悲報がひとつ。
 成田 文男さんが亡くなった。

 若い人は知らないだろうが、今の千葉ロッテマリーンズが、かって東京オリオンズと呼ばれていた頃のエース。
 肝不全の為、64歳の早すぎる死だった。

 まだ寅吉が東京の下町の浅草に住んでいる頃、成田投手は今でこそ東京の強豪校となった修徳高校を甲子園に導いた後、当時下町の南千住の東京スタジアムを本拠地にする東京オリオンズに入団した。
 こうして「下町のエース」と呼ばれるピッチャーが誕生した。

 オリオンズでは、2度の最多勝、1度の奪三振王を獲るなど、当時木樽、小山と3本柱を形成し優勝、その後もカネやんロッテ時代の日本一にも貢献した。
 切れ味鋭いスライダーと気っぷのいいピッチングスタイル。
 外見がジョージ・チャキリス(ウエスト・サイド・ストーリー見た人は知っているよね。)を思わせる容姿と、お洒落な選手でもあった。

 昔、東京スタジアムの外野席は小学生が無料だった。
 野球に興味を持ち出した寅吉は、よくチャリンコで通ったものだ。駐輪代数十円でプロ野球観戦ができたんだから安い物だった。
 当時の閑古鳥がなくパリーグの試合でも、東京スタジアムのライトは眩しく、憧れの世界だった。
 その中で、颯爽と投げる成田投手に、寅吉は曵かれていた。
 当時、江夏・田淵の次に好きな選手だったかも知れない。

 それは、後楽園球場にオールスター戦を見に行った時。
 試合前の練習を終えて、ベンチに戻る成田投手に声をかけた。
 「成田さ〜ん、がんばってくださ〜い!」
 その時、この寅吉に向かって成田投手がボールを投げてくれた。
 それを拾うと、「これにサイン下さい!」ってネットに駆け寄り叫んだ。
 成田投手は、ボールえお受け取るとベンチに入りペンを借りて、スラスラとサインを書いた。
 「ロッテ オリオンズ 成田 文男 46」
 寅吉が、はじめて自分でもらったサインだ。すっごく、輝いて見えた。
 
 その成田さんが亡くなった。
 寅吉の心の中の「下町のエース」。
 合掌。
| 房 寅吉 | - | 22:29 | comments(0) | - |
WBC 2連覇成る!
 よく戦った。
 最後のマウンドに球児がいなかったのが、気がかりだったけど・・・・。
 なにか、故障の臭いを感じるのは寅吉だけだろうか。
 ちょっと、心配。

 しかし、韓国との因縁も極まれりのWBC。
 16チーム参加して、なんで同じチームと5回も戦うの?
 しかも2勝2敗で、今日の決勝。
 試合も、9回裏に韓国が同点に追いつき延長戦へ・・・・。

 最後に打ったイチローもみごたなら、恐るべきは内川のバッティング。
 去年の首位打者で、完全に自信をつけた。
 こういう舞台でも臆せず自分のバッティングができる。
 シーズンが始まったら、強敵となること間違い無しだね。
 おまけに、課題の守備まで良化した気がする。
 陰のMVPだろう。

 しかし、問題ありのWBCもこうして日本が勝つと、盛り上がらざる得ないんだよね。
 MLBにとっては、一番のお客さん、市場が日本であることが認識されたろう。
 いよいよ、次回からアメリカがどう出るか。
 いい方向に改革が進めばいいけど・・、ちょっと不安な面も・・・。

 まずは、シーズン前に大きなイベントが終わった。
 球児と岩田は胸張って帰ってきて、最後の調整をしっかりね。
 さぁ、あとはペナントの開幕を待つだけだ。
 でも、勝てないねぇ、タイガースのオープン戦。

 おめでとう!ジャパン

 そして、
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:32 | comments(0) | - |
WBC 岩田の登板にこっちがドキドキ
 岩田君、貴重な経験をしたよね。
 思いのほか、大差がつき7回でのコールドゲーム。
 その為、岩田の国際試合初登板が、最後のウイニングピッチを飾ることになった。

 しかし、緊張してるのが見て分かった。
 四球、ボーク、死球で無死1,2塁。
 ほんと、どうなっちゃうかと思ったね。
 しかし、ここで開き直れるのが岩田のいいところ。
 最後は三振で締めて、見事コールドゲームを成立させた。

 しかし、原監督のことだから、山口は前日の中国戦で楽に投げさせ、岩田はプレッシャーのある場面。
 そりゃ、大差がついての場面だからっていう言い方も出来るけど、強豪韓国相手に、コールドゲームを成立させるか、否か、という場面だし、岩田が打たれた後でもセーフティリードを守るPはまだまだいるわけだし、岩田が自信を失えば、後のペナントレースを考えたら、もってこいっていうばめんだとなぁ、と穿った見方までしてしまった。

 でも昨日の経験は、岩田がもう一段階上がるためにはよかった。
 きっと、この経験を糧にしてくれるさ。
 伸びるときに伸びないと、伸びるチャンスは何度も巡ってはこないものだからね。
 岩田、ナイス・ピッチ!

 しかし、WBCの一次リーグの1,2位を決めるための明日の試合は、何か意味があるのだろうか?
 結局、明日戦う2チームが2次リーグへ進むことは確定してることだし、1位で通過しようが、2位だろうが、なんかメリットがあるわけじゃなし、
 ただ、単に興行的収入の面だけのための試合って気がするのは、寅吉だけだろうか?
 まぁ、明日は調整のつもりで気楽にどうぞ。

 タイガースもオープン戦に突入。
 先発枠やポジション争いも佳境に入る。
 この辺は、おいおい追っていこうとするか。
 こちらも、開幕が近づくことで、段々実戦モードにしていかないと・・・。
 ちょっと、更新の間が空きすぎは、反省してます。

 それでは、がんばれ!ジャパン。 
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 20:29 | - | - |
WBCは、清原ジャパンでどう?
 清原の引退。
 イチローや金本も駆けつけて、そりゃ盛大な引退セレモニー。
 甲子園を沸かした怪物も引退の時を迎えた。

 あのFAの時、縦じまを横じまに変えたタイガースに来ていたら、彼の野球人生はどう変わっていたのだろうか。
 感慨深いものがある。

 でもG入団から、曲がってしまった彼の野球人生を、こういういい形で終わらせてくれたのは、間違いなく、故・仰木監督のお陰だろう。
 感謝しても仕切れない思いがよく出ていたね。

 その引退セレモニーを見て、話題のWBCの監督にどうだろうか、と思う。
 彼の元にはせ参じる選手も多いかと思う。カリスマ性もあるし・・・。
 イチローも、城嶋もOKじゃないのかね。
 参謀にベテランのコーチ(これが問題だけど。)と古田でも付けて。
 ピッチングコーチに桑田って言うかもしれないが、個人的に桑田はNG。
 どうも入団の経緯から、土地ころがしや、スポンサーへのタカリ、黒い交際での登板日漏洩と、あまりに野球を舐めたことが多すぎる。
 その辺が、2人の止め際の差になってるんよね。

 野球の神様は、ちゃんと見てる。
 清原は、2000本で名球会に入り、500本塁打も達成。
 そして、今日のセレモニー。
 片や、桑田は、200勝ならずで、海を渡り、怪我して引退。
 悪いことはできないねぇ。

 ということで、清原ジャパンに1票を投じておこう。
 う〜ん、ヘッドコーチは誰がいいかねぇ。
 清原が信奉する人で誰か適任はいないかねぇ・・・・。
| 房 寅吉 | - | 00:01 | - | - |
プロなのに
 韓国がキューバを破って、金メダル。
 オリンピックの野球で、キューバ、アメリカについで3カ国目の金メダル国となった。
 アメリカに次ぐ野球大国として自負する日本は、オールプロで臨んだ今大会もメダルなし。韓国の後塵を拝した。
 そんな、気持ちを歌います。

 故障だけが 理由でしょうか
 勝てなくなるねと 両手を挙げて
 自分の責任 それだけですか
 日本で試合が 待ってます

  最後の五輪を 微笑みで
  終わりたいけれど
  プロなのに 敗戦ですか
  プロなのに 涙がこぼれます
  プロロなのに プロなのに
  ため息 またひとつ

 帰国したら 国民のヒーロー
 金以外は 欲しくないと
 星野の話は なんだったのと
 帰国したら 言う気でした
                  
  記念にください メダルをひとつ
  北京の空に 消えます
  プロなのに 敗戦ですか
  プロなのに 涙がこぼれます
  プロなのに プロなのに
  ため息 またひとつ


  記念にください メダルをひとつ
  北京の空に 消えます
  プロなのに 敗戦ですか
  プロなのに 涙がこぼれます
  プロなのに プロなのに
  ため息 またひとつ

 中島みゆき作詞 「春なのに」より

 すいません、お粗末さまでした。
| 房 寅吉 | - | 23:00 | comments(1) | - |
五輪 日本の完敗に思う
 結局アメリカにも負けて、五輪はメダルなしに終わった。
 「金しかいらない!」の強い思いは、今いずこ、夏草の露と消えた。

 もともと、五輪はアマチュア中心でというのが寅吉の持論なんだけど、実際始まってしまえば、球児、矢野、新井などの動向とともにその試合を応援もするし、勝って欲しいと願うのが当然だ。
 しかし、オールプロで選抜した日本にとって、すべて格下ともいえるメンバーと戦って、勝ったのが、明らかな格下の中国・オランダ・カナダ・台湾の4つだけ。野球の先進国であるキューバ、アメリカ、韓国からは1勝も挙げられなかったのが悔しい。

 この敗戦は、ある意味日本プロ野球界に住むエゴのなせる業かもしれない。
 本当に「金」を望むなら、それなりの援助をしないと・・・・・。

 飛ぶ球を人工芝の室内野球場でという環境で試合をしている。
 使用球もストライクゾーンも国際規格から逸脱している。
 選手の選抜にも、各球団の商業的エゴが顔を出し、ほんとうにベストな選出ができたのか疑問でならない。
 「夏休みの稼ぎ時に、試合を行わないのは、もったいない。」
 「この勝負の夏場に主力を持って行かれるのは、ゴメンだ。」
 そういいった駆け引きから入るNPBの体質からして、シーズン中に行われる五輪に、最高の状態のプロをベストのメンバーで派遣することは不可能に近い。
 
 それだったら、アマチュアとプロの2軍クラスから選抜したメンバーをしっかり鍛えて、派遣した方が良いと思う。
 何億も貰っているプロのトップクラスが、3A中心のアメリカやプロ野球のレベル的に下と思っている韓国、台湾、野球大国とは言えキューバに負けるわけには行かない。
 そういう思いが守りに回る。
 韓国やキューバが「絶対に勝つ!」とうい強い意志で向ってくるのと、日本が「負けられない」という守りに入っているのと、精神的な差がでて当然だ。

 数年前のアジア選手権で、アマチュアで出場した日本が、プロ中心の韓国、台湾を破って勝った。
 この時こそ、日本の野球のレベルの高さを誇れたことはない。
 逆に、今回は日本のプロ野球の虚弱体質を世界に披露した結果になったといえる。

 さて、この汚名は次回のWBCで晴らすしかない。
 五輪は、今大会をもって正式競技から外れる。(最後だけに、アマチュアに戻してやりたかったと思うけど・・・)
 それには、まずプロ野球の国際規格化を計らなくては・・・・。
 使用球の問題。
 球場規格の問題。
 これは早急に解決してもらわないと・・・・。
 WBCは、メジャーで活躍する選手が出るからなどと高をくくっていると今回と同じ目にある。
 メジャーリーガーが確かに国際球に慣れていたり、大きな屋根なし球場に慣れてはいるだろうけど、国内メンバーがその足を引っ張りかねない。
 投手もしかり。
 メジャーリーガーだけで、やりくりするところまでは、まだ行っていないだろう。

 星野監督はじめ、今回の五輪メンバーにはそういった国際化の流れに対する意見を声を大にして言ってもらいたい。
 そうして是非、次回WBCでは今回の屈辱を晴らし、連覇を飾る、それが日本プロ野球に課せられた使命と心得よ。

 ぐぁんばれ!ニッポン

 PS 新井、矢野、球児、ご苦労様。
    はよ戻っておいで、待ってるでぇ〜! 
| 房 寅吉 | - | 16:54 | comments(1) | - |
MLBの楽しみ方?
 MLBの開幕戦。
 レッドソックスVSアスレチックスの試合を見ている。
 日テレの絶叫系アナウンサーのひとりトランス状態の中継はいただけないが、試合内容はやはり面白い。

 あのHRの出易い空調ドームであることを忘れさせてくれるのは、メジャーの使用球が、“飛ばないボール”であるためなのだろう。
 お陰で、東京ドームの試合とは思えない締まったゲームとなっている。
 
 そして、一番の違いが、例の笛・太鼓といった鳴り物の応援が無いことだ。
 それが「打球音」や「ミットに収まるボールの音」を我々の耳まで届けてくれる。
 これが一番大きな“日本プロ野球”と“メジャーリーグ・ベースボール”との違いになっているのじゃないだろうか。
 試合を見る姿勢、楽しみ方が根本的に違っている。
 観客には外国人もいつもよりは多いと言え、日本人が大半だ。
 それが、テレビで見るメジャーリーグ中継に出てくる観客がごとく、試合を楽しみ、観ている。
 なんか、うらやましい気にすらさせられる。

 思えば日本のプロ野球も寅吉が見始めた頃はそうだった。
 笛・太鼓の鳴り物の応援など無く、江夏がモーションを起こすと場内はシーンと静まり返り、固唾を呑んで見守る。
 そこで投げ込まれた1球が田淵のミットを鳴らす、球審の「ストラック、アウト」のコールがこだますると、場内から「ワーッ」っと大歓声が上がる。
 田淵がサヨナラの場面で登場した時もそうだ。
 ピッチャーがモーションを起こすと場内は静まり返り、打球音が響いた瞬間に大歓声に代わる。それは時に、ため息に代わったり、更なる大歓声に代わったりしたものだ。

 こうしてMLBの試合を見てみると、やはり鳴り物抜きの試合の方が寅吉は好きだ。
 あれも日本の文化だという意見もあるだろう。
 日本独自の野球の見方の楽しみのひとつとも言えるかもしれない。
 でも寅吉は、あえて提言したい。
 一度鳴り物抜きで試合を見てみませんか?
 そこにプロ野球の別の楽しみ方があるかもしれない。
 できれば、その行動をタイガースから起こしていけないものか。
 
 本日開幕1軍ベンチ入りメンバーが発表にまった。
 これについては、後日。
 開幕が近づいてきたねぇ。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:38 | - | - |
開幕間近、マジ開幕?
 タイガースは、開幕まで1週間。
 最後の調整は、メジャーを相手にってことで、今回はメジャーに連敗。
 それでも、赤星・平野の1,2番に目処が立ち、金本の復帰も段階を踏んでることで安心できるし、何よりフォードがやっぱり、使えるかも・・・、と思わせてくれてるし。

 でも待てよ。
 今、この時期にメジャーと練習試合をしていることがほんとうにいいことなんだろうか?
 かたやパ・リーグは開幕して、開幕シリーズ真っ只中。(祝日と土日を生かしたかったんだろうけど不思議な日程やね。)
 セ・リーグだって開幕を間近に控えて、興味が沸き立つこのごろなのに、メジャーの情宣活動である「日本での開幕戦」っていうのに一役買ってしまってよいのだろうか?
 千葉ロッテのヴァレンタイン監督は、この件に関してNPBにかなりの苦言を呈していたが、それは筋が通っているように思える。

 しかも、このメジャーを呼んでの興行主が、日頃打倒メジャー(それは、自分のところで欲しい選手を持っていかれてしまう危機感からか、じぶんところ以上の位置づけの球団を認めたくないということからか・・・)を唱える読売であることも不思議だ。
 あれほど選手のメジャー流出がどうこう言っておきながら、裏ではメジャを呼んで一儲けしようとたくらんでいる。
 こういう輩が、NPBを牛耳っているから今回のようなことになる。
 
 「これからは育成だ」とか言いながら育成枠を思い切り使って体裁をとりながら、それと関係なしに「外部補強に邁進」する球団だ。
 きっと、育成枠指名もカモフラージュなのだろう。
 打倒メジャーもカモフラージュかもしれん。
 NPBだろうがMLBだろうが、自分とこの主催で一儲けできればどうでもいいのかもしれん。
 でも、そんなことの片棒を担がされるのは、ゴメンこうむりたいよ。
 こういうことに巻き込まれるのがタイガースらしいって言えば言えるけど、そろそろそういうしがらみからは逃れた方が良いし、それができる時期であるとは思う。

 開幕を間近に控え、詰まらん気にさせられるのもゴメンだ。 
 これは決して、勝てなかったからじゃないから(笑)
 
 まぁ、気分を入れ替え、最終調整にがんばれ!
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:25 | comments(0) | - |
日本一の称号?
 日本シリーズは、中日が4勝1敗で北海道日本ハムを下した。
 セリーグ2位のチームがパリーグチャンピオンを破ったわけだ。
 これで、中日は日本一のの称号を手に入れたことになる。セリーグチャンピオンの称号はないけど・・・・。

 やっぱり、なんか腑に落ちないよね。
 じゃぁ、その中日よりセリーグで上にいた、読売はどうなの?
 来年セリーグを制しても、中日は連覇とならないし、Gは連覇になるんだよね。
 しかも、リーグチャンピオンでないチームが日本一になるという日本シリーズ史上、初めての出来事となるわけだし。
 日本シリーズが、チャンピオンシップであるならばmそこへ出場するチームは、リーグチャンピオンであるべきでしょ。
 なにもGを出せって言ってるわけじゃない。
 CSを行い、その勝者が日本シリーズに出るんだと決めたわけだから、その勝者にはリーグチャンピオンの称号をあげなくっちゃいけないと思うんだ。つまり、去年までのパリーグのプレーオフのやり方ね。あれが正しいと思うよ。

 と、一応感想を述べてみたけど、今日の山井の交代。
 いろんな意見がでそうだけど、寅吉的には出来るか出来ないかやらしてみた方がプロ野球フアンとしては面白かったと思う。
 史上初のことだし、達成したらMVPも持っていたんだろうね。
 あそこで岩瀬投入の勝利の執念という味方もあるんだろうけど、それだけじゃつまらんでしょ。
 もっとも、山井の爪が割れたっていう裏事情?(わざとそう言わせてる可能性もあるけど)もあったんだろうけどねぇ・・・・・。残念。

 さぁ、これで完全にオフモードだ。
 大・社ドラフトを皮切りに、日本一のD、セリーグチャンピオンのGに挑む準備がはじまる。
 このオフは注意深く見ていかないと、結構重要なオフになる気がするもんで・・・・。
| 房 寅吉 | - | 22:27 | comments(0) | - |
CSは、クライマックスだったのか?
 CSは、中日が5連勝を遂げ、リーグ優勝チームであるGを退け日本シリーズ出場権を得た。
 ひとまず、おめでとうと敬意を払うこととする。
 しかし、CS制度導入と1位チームへのアドバンテージ無しを強行に主張した読売が最初の犠牲になるとは、思ってもみなかったことであろう。

 これで、日本シリーズ史上初めて2位のチームが出場することになる。
 以前のパのプレーオフは、これを制したチームがリーグ優勝となったため、西武も千葉ロッテも優勝チームとし出場していたからねぇ。
 ある意味、中日は偉業を成し遂げたわけだ。
 胴上げも、ビールかけもしないって言うのは、Gの優勝に対する敬意とCSに反対してきた落合監督の主張かとも思う。

 果たして、CSは盛り上げたのだろうか?
 寅吉的には、タイガースが早々に敗退したこともあり、興味半減となった感は否めないが、それでも思ったほどの盛り上がりがあったとは思えない。
 それでも、パはフルセットで、ダルビッシュVS成瀬という今年を代表するPの投げ合いもあり、ヒートアップすると共に、終わり方も感動的ですらあった。
 
 しかし、セは終盤の3強の縺れた戦いがヒートアップしており、そこにこそクライマックスがあったと思うのだ。
 そのクライマックスもGの勝利で幕を下ろし、結果がでた。
 そして、しばらく間を空けて、仕切りなおしの短期決戦といわれても、終盤に死力を尽くし戦ったGには燃えカスしか残っていなかったとしても不思議じゃない。(タイガースも同様だったけど・・・・Z)
 終盤においても、頑なにローテを守り、無理をさせなかったDが一番CSを見据えた戦いをしていたのではないだろうか。

 セリーグのクライマックスは、シーズン終盤の20試合位じゃないだろうか。そこに特攻ローテを含め死力を尽くし制したGが日本シリーズに出られないのは、残念なことだと思う。
 やはり、ファイターズとジャイアンツの日本シリーズを見たいと思う人間がいて当然だと思う。
 
 なんか、矛盾を感じるCS観戦だった。
 果たして、来年も続くのか、見直しがあるのだろうか?
 
| 房 寅吉 | - | 23:08 | comments(0) | - |
クライマックスは、これからだ!
 などと力んでも見ても、この中だるみ感はなんだろう。
 シーズンが終わってから、1stステージに入るまでが長すぎるよね。
 せめてパリーグのように、一気に言ってもらいたい。
 セパ同時進行にしたほうが、公平感もありいいと思うんだけど・・・・。
 その方が、絶対に盛り上がると思うよ。

 ただでさえ、シーズン優勝を逃してから、更新す気も起こらないくらいにガッガリして気落ちしていたんだ。このインターバルは、その気持ちにどっぷり浸らせてくれるには十分すぎるほど長かったよ。
 でも、気を取り直して、明日からまた応援するぞ〜って気にはなってきたけど、まだ釈然としないんだよね。

 タイガースには勿論勝って、日本シリーズに出て欲しいんだけど、相手はやはり公式戦を制したファイターズがいいなんて思ってしまうわけだ。
 きっと、パの球団のファンは、セの相手はやはり優勝したジャイアンツの方がいいと思っていると思うんだよね。
 そして、単純に野球ファンなら、セパの優勝チーム同士の日本シリーズが見たいって思うのは自然なことだと思うし・・・・。

 しかも、このCSって言うのは、下位チームには失うものが無いんだよね。
 優勝チームは、負ければ日本シリーズに出られないっていう、大きな物を失うんだけど、下位は勝って日本シリーズに出ればラッキーというだけで、負けたところで、何も失わない。2位は2位だし、3位は3位だもの。
 CSって、いわば「泣きの、もい1回」でしょ。
 それなら、「もう一回」って言う方が何かかけないとイカンと思うんだけど。極端な例でドラフトの1位指名権とかさ。
 それがいやなら、もう1回のチャンスに賭ける資格がないって事で。

 やっぱり、日本の2リーグ制ではプレーオフって難しいよね。
 これをやろうとしたら、1リーグ12球団の3地区製にするしかないと思う。東西中地区にでも4球団ずつ分けて、それぞれ優勝チームと2位球団の中の最高勝率チームによる4球団のプレーオフ。これなら納得するけどね。
 もちろん、交流戦も交えて、シーズンを戦うんだけど・・・・。

 でも、決まってしまったことだから、タイガースが遠慮なく、勝ちにいっていい。
 タイガースファンは、絶対に日本シリーズ出場を望んでいるのだから。
 それに、失うものは無いから気楽だ。
 例えドラゴンズに敗れても、3位は3位だし、シーズンで3位に一度は納得捨ているんだから・・・。
 ボーナスステージだと思って、気楽にいけばいい。
 それでもこっちは、力入れて応援するからね。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:04 | comments(0) | - |
汗と涙の甲子園
 今日は打てん黒田の先発が予想されるから、雨天中止。
 ということで、最近話題の高校野球に触れておこうかな。

 西武の裏金発覚に端を発した、アマチュア野球への利益供与の問題は、高校野球の特待生問題へと飛び火。
 高校野球憲章に反するって事で、特待生を有していた高校から自己申告をさせたら、出るわ出るわでたいへんなことになっちゃたようだ。

 でも、これて当の高野連は予想外っていうようなコメント連発してるけど、我々にとっては、当たり前のことだという認識しかないんだよねぇ。
 昔から、甲子園に出場するような野球強豪高っていうのは、全国各地にスカウト網があって、優秀と目される選手を自校に入学させるため、あらゆる手段を使うことくらい、誰でも知っている。

 甲子園出場が生徒獲得や自校のレベルアップなどの最高の宣伝媒体であることが示されるにつれ、新興高校では、この傾向が強くなる。
 手っ取り早く、優秀な選手をかき集め、甲子園に出場し名を高めるってわけだ。

 だから優秀な中学生(シニア等で活躍した選手中心)に、高校からスカウトがやってくるっていう話も良く聞く。
 そこは、スカウトがやってくるから、契約条件だって示される。
 それが、入学金免除や学費免除、その他もろもろが含まれていることは周知の事実だ。

 何も、プロ野球のドラフトから裏金が始まるわけじゃない。
 もうこの時点で、金額の大小はあれ、立派な栄養費が横行していることになる。だから、プロに指名されるくらいの選手になれば、栄養費をいただくことぐらい、至極当たり前のことであり、それができない球団は、誠意のかけらもない球団と映るって事だね。

 これは、選手だけじゃない。
 甲子園出場を目指し、優秀な選手を集めるには優秀な(といわれている)指導者も必要となる。
 だから、甲子園常連監督なんていうのは、引く手あまたで、そういう高校から高額な契約金や付帯条件をもって迎えられる。
 ある意味、監督も獲得競争がある。

 特待生制度がどうのこうのの問題じゃない。
 それを、「純粋な汗と涙の甲子園」として売っていこうとしている高野連、朝日新聞、毎日新聞、NHKなどが無理に取り繕うからこうなるんだよね。
 今の甲子園は、利権の金にまみれた大会なんだよ。

 よく、特待生制度がないと、金のない優秀な選手が進学できないなんていう論理をいうこともあるが、特待を受けるような選手は、少なからずシニアなどで活躍した選手で、そこにいたるまでの金銭的負担に耐えられる環境であったことは間違いないわけで、決して高校の授業料がままならないようなレベルの選手ではないと思えるんだけど。
 
 まぁ、今回プロ側から始まった裏金問題に、アマ側の責任(アマ側から要求したり、そういう環境があるっていう指摘)を問われたことに応える形になっているんだけど、実際甲子園レベルの高校は、ある意味で立派なプロなんだよね。
 「プロ高校野球」
 ここの選手獲得にはドラフトはないから自由競争。
 条件の上限もないし、制約もない。(本当はあったんだけど、高野連を中心に見てみぬ振りしていたってことで、プロ野球の裏金と同じレベルなんだ。)

 だから甲子園大会を、純粋な汗と涙の感動的な大会っていう認識こそ変えたほうがいい。
 文部科学省がやっと手に入れたギャンブル利権のトトが不振らしいが、甲子園大会を題材に高校野球くじでも発売したほうが、よっぽど役に立つと思うよ。

 何を言いたいのか整理が付いてない気がするが、高校野球(甲子園大会を中心に繰り広げられている高野連の存在。)にアマチュアリズムなんていうものは存在しないし、幻想でしかないって事。
 故に、もっとプロ野球予備軍としての位置づけを与えてやって、運営していくのも方法かも知れないと思う。
 クラブチーム化して、純粋なクラブ活動の高校野球は高体連に任せて、「プロ高校野球」は、ジュニアリーグ選手権としてでも行ったらどうだろう。
| 房 寅吉 | - | 18:46 | comments(0) | trackbacks(1) |
キヨタケ君の本音
 なんか、Gの強い反対で今年の希望枠の存続が決まっちまったようだ。
 これに、対してアマ側は強烈に反発
 プロ・アマの関係が崩れかねないね。

 昨日の代表者会議後の、キヨタケ君のいつもの手前味噌発言だ。
 「希望枠に固執しているわけじゃないが、どこかで自由を認めないと海外流出が続く」とFA短縮との連動を強主張したという。

 この発言を翻訳するとこうなる。
 「希望枠が無くなり、新人の補強が金で解決できなくなるなら、FA期間を短縮してでも、他球団の選手を旬のうちにいただかなくては、Gは成り立たない。」

 せっかく、この前のドラフトで育成枠を思いっきり使って、「これからGは、育成に力を入れます。」ってポーズを作ったのに、水の泡だよね。
 選手会も今回は、希望枠の撤廃を優先し、FA短縮は後の議論でよいと言っているんだから、まずは即時撤廃を決めるべきでしょ。
 しかる後、今後のドラフトのあり方を論議すればよい。
 勿論、個々の思惑ははずして、ドラフト本来の目的を明確にして論議すべし。
 不正が行われた場合の罰則規定を激しいものにすること。絶対に不正を行うリスクを負えないものにすることを、アマと共同で構築するしかない。

 こんなニュースばかり流れる中で、今週はパリーグが開幕する。
 来週の開幕を控え、タイガースも調子は上向き?に見える。
 開幕を前にした戦力検討は次回にする。

 ぐぁんばれ!タイガース

| 房 寅吉 | - | 21:58 | comments(0) | trackbacks(1) |
裏金問題と希望枠
 やっとエンジンが温まってきたのか、オープン戦とはいえ5連勝は気分がいい。
 とは、いっても勝ち始めたメンバーを見ると、キャンプから期待されてたメンバーは、一人消え、二人消えで、結局いつもの見慣れたメンバーに落ち着きそうだね。ちょっと、寂しいぞ!

 さて西武の裏金問題に端を発したドラフト改革問題も佳境に入っている。
 アマ側からは、「希望枠こそが悪の根源、撤廃を強く要望する。」って言われたらしいけど、ちょっと待ってくれ、それってほんとそうなんだろうか。
 プロがアマの選手(その周りの関係者を含む)に裏金を渡すなんていうのは、プロ野球発足まもない頃からあったんじゃないか?
 逆に、当初は自由競争だから、そんなのは裏金じゃなく表の金(スカウト費とかで処理されていたかは、よくわかんないけど。)として扱われていたかもしれない。
 そういった状況に、契約金の高騰と戦力の均衡を図るため、本場メジャーからドラフト制度を輸入してきたんだよね。

 そのドラフトは、予備抽選により指名の順番をきめるというもので、これは日本流のアレンジがされたものだった。
 これも完全にウェーバー制にすると、当時の天下人である読売Gに不利に働くため、表向きは「シーズンでの頑張りと逆行する。」「ドラフト順を浴するための敗退行為を防ぐ」という名目のためでもあった。
 それでも、この制度は結構良かったと思うんだけどね。
 あの清武代表がいうクロスウェバー制なんかより遥かに、良いよ。
 大体高校生と大学・社会人を分ける意味が分からない。これは、あわよくば、両方の目玉を両獲りしたいという読売のエゴでしかない。

 じゃあ、それで裏金が無くなったのかって、いえばそうじゃない。
 逆に、「××以外なら進学」とか「××以外ならプロ入りしない。」とか言わせるために暗躍する輩が増えることになる。
 アマ側だって、その言葉をちらつかせながら、おいしい思いをしようって輩が選手の周りに、砂糖に群がるアリのごとく現れることを否定できないだろう。
 こうして、ズブズブ関係が続くことになる。
 そういった行為自体が当たり前のように認識されてきたんだと思う。

 それがドラフトの逆指名を公然と認める制度に改悪した時から、拍車を駆けたんだろう。ドラフトという名の下に、自由競争がおこなわれるんだから、逆指名を得るためにあの手この手は、当然出てくるし、お互いがお互いを利用し、利用される。
 そして一場問題が発覚した。
 誰もが、当たり前のことだと思っていながら、公然と公にされては困る事柄だった。
 ドラフト以前にプロとの接触は禁じられているし、まして金銭授受なんてアマチュア憲章ではNGなんだから。

 この一場事件をきっかけに、浄化へ向かうことを目的にドラフト改革が行われる事になる。
 しかし、それはあくまでもご都合主義の改革で、これですべて浄化されるなんて誰も思っちゃいやしない。
 今回の西武の事件が起きることなど、遅かれ速かれわかりきったことだったんじゃないか。
 そういう意味じゃ、今分かったことが良かったかもしれない。
 これでもう一度ドラフトについて真剣に考えられるのだから・・・・。

 ども問題は、ドラフトじゃ無くって、プロよアマの関係にあるんじゃないのかな。
 金を払うほうと、貰うほう。その両方に問題は内在している。
 アマもプロを責めるだけでなく、今までのアマの立場から逸脱した行為をちゃんと調べたほうがいい。
 でないと、いくら希望枠を撤廃しようと、金をねだる輩は、後を絶たない。希望球団を口にすること、入団拒否を匂わすことで、希望入団を果たそうとする行為はいくらでも行われるし、その裏で金も動くだろう。

 といっても、希望枠撤廃には賛成する。
 分離ドラフトも反対だ。
 Gの清武代表の言うクロスウェーバーなんて論外だ。何故、他チームの補強方針を勝手に決め付ける。
 下位球団だって、大学・社会人の即戦力より、高校生の将来性を必要とすることはあるだろうし、上位にいようが即戦力の補強が必要な球団だってあるだろう。それを編成がしっかりと方向性を出してこそのスカウト活動だと思うのだが・・・・。
 ドラフトは一括で行い、できれば予備抽選により指名の順位を決める、発足間もない頃の方式がいいと思うのだが、いかがだろう。

 こんな話は、早くケリをつけて、来たるべく開幕を高揚した気分で迎えたいのだけど・・・・、しっかりしてくれ!NPB。

 とか言ってる間に開幕は近づいてくる。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 19:12 | comments(0) | trackbacks(2) |
栄養費
 またも、Gに負けたタイガースは、オープン戦とはいえ最下位に沈んでしまった。
 新戦力の台頭もおもうに任せず、小嶋と清水といった新人のバッテリーが認められたところだ。(清水は一気にポスト矢野候補の一番手の位置をつかむかも知れない。)

 新人といえば、またも裏金疑惑が発覚、(認めているから疑惑じゃないよね。)
 西武が、一場事件以降もアマチュア選手に金銭を渡していたということだ。
 この問題は、絶対なくなんないよね。
 これで、やれ希望入団枠の撤廃だのウェーバー制でのドラフト改革に結びもつけたりするんだろうけど・・・・。
 実際、抽選での指名順位を決定していたドラフト当時でさえ、こんな疑惑は山ほどあった。
 それも、ほとんどがGに入りたいって事だったから、裏金より「有名球団」に入りたいって言うG人気に誤魔化した格好になっていただけだよね。

 新浦なんて、高校中退してまで入団させたし、江川事件も桑田疑惑も記憶に新しいよね。
 そうそう、あの田淵さんですら、ドラフト前にGの選手(多分高田さんだったと記憶している。)と密会したのをすっぱ抜かれてる。

 そんなこんあで、ある意味アマチュアとはズブズブな関係だったんでしょう。逆指名が無い頃だって、「××以外は、指名されても行きません!」って実質逆指名していたわけだし・・・・。
 その言葉を獲得するための裏工作なんて数えたらキリがないでしょう。

 早稲田大学の応武監督がたいそうなお怒りぶりだけど、アマ側もそういう体質にならされてきてる歴史があるんでしょ。
 第一に早大生の親は、子供の進学の費用について西武に相談しているんだから、これって俗に「無心」っていうやつでしょ。
 
 そりゃ、子供がプロから注目されるほどになれば、一体いくら入ってくるのか、人間だもの、期待すりでしょ。
 周りからも「大金が入ってくるよ。」とか「プロはお金で誠意を見せるもんだ。」とか吹き込まれるし、プロ側だって、選手の外堀を埋めるために、親戚や監督(以前を含めて)や地域の有力者に、どんな形か知れないが、それなりの事をしたりするから、当事者にも何らかの物が入ってきて当然と考えるんだろう。

 こんなのは、ドラフトの方式と無関係で存続していくと思う。
 ただ、実際にそれが表立った時には、厳罰を下す。例えば、その選手のプロ入りが不可能になる。渡した球団が、5年間ドラフトへの参加を認めない、などブレーキとなるような罰則のほうが必要だ。

 だからといって、ドラフトが今のままでいいとは思っていない。
 先の会議で、「不正は認識されてない。」からこのままでいい、なんて平和ボケ(単なるGの誘導だと思っているが・・・)なことをのたまわった人たちはどうするんだろうかね。
 いずれ、ウェーバーにしろ、抽選にしろ、希望入団枠は撤廃すべきだろう。分離ドラフトも考えものだし、1回でいいんじゃないかい?

 なにはともあれ、こういう話題で注目を浴びるのはプロ野球のためにはならない。こういう事件が起きない、真摯な改革こそ必要とされていることを真剣に考えるべきだよ。NPB。

 ということで、明日からタイガースの調子が上がるのを祈りつつ・・・。
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:53 | comments(0) | trackbacks(1) |
Mr.フライング 読売・清武代表
 どうもこの人は、我田引水的であり、独善的な考えをお持ちのようだ。
 ドラフト改革について検討する場において、読売が独自にアンケートをとって、現場は今のまま、つまり高校生分離、大学・社会人に希望入団枠を設けるということの存続を願っている、って言って、アマ側から抗議を受けた。

 良く聞けば、スカウトが現場で聞いたことって事らしいけど(言い訳めいてる気がせんでもないけどね。)、よしんばそれが本当として、スカウトが聞く現場って言うのが、誰なんだか?その現場は、自分とこの選手が、希望通りの球団に入れることを祈るのは当然でしょ。

 ドラフト改革の目的って言うのは、もっと違ったところにあって、ここのところがちゃんと語られないから、「各球団からは透明性、公平性は以前より確保されたと前向きな声が多かったという」なんて声しか出てこないんだよ。
 
 そもそもドラフトの目的って言うのは、「戦力の均衡化」じゃないのかね。それによる、各球団の優勝の可能性を等しくし、熾烈なペナント争いによる盛り上がりを演出するものであるはずなんだが・・・・・。
 それを、何を間違えたか例の“一場の栄養費事件”から金銭的な不正の防止の方ばかりに目を向け、本来の主旨が守られているかどうかの論議をないがしろにしてしまっている。

 特にその中心にいるのが読売だから始末に悪い。
 ドラフトなんかくそ喰らえ、戦力均衡なんて知ったこっちゃ無い、自分のとこが永遠に勝ち続けることがプロ野球繁栄の唯一の道だと考えている球団だ。
 今の暫定ドラフトだって、高校生と大学・社会人のNo1の両獲りを計りたい読売の意向が反映されたものに他ならない。
 今一度、本来の目的に沿って論議したほうがいいのではないでしょうか、清武さん!

 この清武って代表は、WBCの選手選考のときも、「ジャイアンツは8人も候補を出しているのに、阪神・中日は辞退が多く、非協力的だ」なんて非難を浴びせてくれたことがあった。
 結局、ほんとかどうか怪しいけど“8人の候補”は、みんな落選か辞退されたらしく、上原一人しかWBCには参加せず、非難された阪神・中日からは2人づつ選ばれ、赤恥をかいた事お忘れではないだろうか。
 今回も、単に自分のとこの希望を推し通し、認めさせるための強引な論理の勇み足であったことは明白だ。
 いい加減、現在の読売の現状を自己分析したほうがいいですよ。
 敵は、ルールや制度でなく、読売の中に潜んで知るとだよね。

 キャンプ中継たけなわな昨今、読売のキャンプ風景を目にすることがあるけど、髭だの服装だのをうるさく言って伝統とかプライドとかを取り戻そうとしてるらしいけど、肝心のユニホームをちゃんと着用してない選手が多いのに驚くよね。バッティング・シャツっていうのか?あれで平気で練習しているんだもの。キャンプの練習は、ユニホームをちゃんと着るっていう決まりはないんかね、読売には・・・・・・。不思議だ。

 清武代表も、まず自分のチームをしっかり見ておいたほうがよろし。 
 そうすれば、余計なフライングもせんで済むものを。
 他人を正す前に、まず自分の襟を正せってことですよ。

 物事の本質を語ってください。日本プロ野球のお偉方!
 ぐぁんばれ!プロ野球

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 18:20 | comments(0) | trackbacks(2) |
五輪は、アマチュアに返してやれば・・・・。
 前監督の星野SDが五輪の野球チームの監督に決まる。
 これに応えて、タイガースからも全面協力の姿勢を打ち出し、読売も公式戦を中断してでも協力すべきって姿勢を打ち出した。
 スタッフには、田淵氏や山本浩二氏も加わる豪華版となる模様。

 でも、なんか違う気がする。
 野球の国際化、日本の野球のレベルを世界に知らしめるため、野球選手の国際試合経験、いろんな理由でオリンピックへのプロ野球選手の派遣が決まり、実施されてきた。
 それまでは、オリンピックの野球は、アマチュアのものだった。
 公開競技で行われたロスの五輪では、投手で 伊藤敦規、 西川佳明、捕手で嶋田宗彦、吉田康夫、野手で正田耕三、和田豊、広沢克己と後にタイガースのユニフォームに袖を通す選手がアマチュアの代表として出場し、見事金メダルを獲得している。

 正式競技となったソウルでは、米崎薫臣くらいしかタイガース縁の選手はいないものの、この年のアマチュアのレベルは高く、潮崎哲也、渡辺智男、鈴木哲、石井丈裕など後に西武で活躍する投手に野茂英雄を擁し、 古田敦也がキャッチャーを務める布陣で、銀メダルに輝く。

 その後、バルセロナで銅、アトランタ(今岡が出場)で銀とアマチュアの代表は健闘してきたはずだった。
 それが、プロの出場が解禁になったシドーニーでプロ・アマ混成で戦い、メダルを逃すと、一気にドリーム・チーム結成の機運が高まり、オリンピックがプロ野球選手の国際試合の場へと変わって言った。

 そして記憶に新しいアテネでの長嶋ジャパン結成。
 プロ野球選手のみで参加したこの大会で、日本は銅メダルに終わった。
 その後WBCの開催もあり、長嶋ジャパンは、王ジャパンへと変遷し、メジャー選手の参加もあり、初代王者に輝いた。
 逆に、アマチュアは国際試合の場を狭められた中、この間のアジア競技大会において、プロ主体の韓国・台湾(林 威助が出場)を向こうに廻し、あわや金の準優勝を成し遂げた。

 実際、WBCというサッカーでいうワールドカップに当たる大会が、曲がりなりにも開催されるようになった現在、オリンピックにまでプロ野球主体のチームで臨まなくてはいけないのだろうか?
 そりゃ」、星野ジャパンも見てみたいけど、それは次回のWBCでもいい気がするんだよね。
 国際試合がもともと少ない野球なんだから、アマチュアだってその晴れ舞台の機会がどんどん減って、ノンプロのチームも減ってる今日、アマチュアに大きな舞台を提供してあげことも野球の底辺拡大には大事じゃないだろうか。まして、野球にとってこれが最後のオリンピックになってしまう可能性もあるのだから。

 オリンピックに出場の為にプロの手助けが必要なら、最低限の部分にして、例えばサッカーのような、アンダー22とかの規制を設け、プロの参加は22歳以下に限るとか・・・。
 プロの力を世界に示すのは、WBCでいいんじゃないだろうか。
 シーズンを中断するとか、しないとかの議論も、アマチュアに返してやれば、その試合があるときだけでも試合を無くし、皆でアマチュア主体の日本を応援してあげればいいと思うんだけどね。

 アマチュアが育ててきた五輪の野球だ。
 最後くらいは、その手に戻してあげてもいいと思うのは寅吉だけだろうか。

 ぐぁんばれ!日本代表
| 房 寅吉 | - | 18:34 | comments(1) | trackbacks(1) |
自分を計る力
 ノリがどうやら自由契約の方向へ動くみたいだ。
 一時(あの03年の優勝の前年オフ)は、タイガースも獲得に動いた選手だけに、残念でもあり、そのときに断られたことを思うと、獲得できなくてよかったなぁと感慨にふける部分もある。
 
 思えばあのときが絶頂で、「FAを楽しみたい。」とか言って、散々関係者を振り回し、挙句決まりかけたメッツをドタキャン。結局、高額年俸を条件にモトサヤで近鉄に残留。
 その後近鉄の合併騒動の後、オリックスとなったバファローズには、いられないといって、メジャーへ。
 ここでも結局マイナー落ちし、メジャーに上がれなかったのは人種差別のせいとかいって、戻ってきてしまった。
 その時、どこにも声をかけられない状況から、故仰木監督の計らいで、オリックスに復帰。今日に至る。

 こうしてみると、先人の新庄とは偉く状況が違ってるよね。
 国内の高額オファーより、最低年俸での契約でメッツへ。
 日本人で初めてメジャーでHRを放ち、四番を打ち、ワールドシリーズに出てヒットを放つ。
 トレードも経験。マイナー落ちも経験。ノリじゃないけど、人種差別に近い扱いで、マイナーで過ごす経験もした。
 日本に戻るときも、数あるオファーから、新天地である北海道にフランチャイズを移したファイターズを選び、パリーグ、プロ野球を盛り上げるため活躍。
 結果、昨年のような絵に描いたような花道を飾る。

 多分、ノリは自分を計る力が無かったのだろう。
 今回の騒動でも、これほどファンから反感が多いのも察知できなかった。オリックスの8千万の提示に込められたメッセージを読み取れなかった。
 そういうことなんだ。
 最盛期に、近鉄が示した条件、扱いが、自分の価値立だと信じきっていたんだろう。ある意味、かわいそうな選手だったかも知れない。

 かって、タイガースにも平尾とか高波といった将来を嘱望された選手がいた。
 高波など野村監督が就任時に、こんないいトップバッター候補がいる。飯田以上の素材とまで言われた選手であった。
 しかし、彼らはどちらも、いまタイガースにはいない。
 高波も平尾も、高校時代はスラッガーで鳴らした選手だ。平尾など当時の高校生としてのHR記録かなんかも残していたほどであった。
 プロで生きていくため、傍から見ていて、1,2番バッター、脇役としての適正を見出しているのだが、自分の中では、スラッガーとしての自分を捨てきれない。それまで生きた来た成功の歴史が、プロでもクリーナップ、あわよくばスラッガーとしてやっていける、そう告げているようにしか感じない。頭では理解できても、気持ちが言うことを聞かない。
 そうして、彼らはポジションを失い、タイガースを出て、レギュラーと無縁の選手となった。
 これなんかも自分を計れなかった結果だろう。
 (藤本を見てると、高波や平尾を思い出すのは、寅吉だけかな?)

 プロで生きていくため、自分の評価を適正に見極める力は必須だ。
 これを誤ると、今回のノリのように自分のいるべき場所も失いかねない。
 と、ノリのことを言いつつ、本当は藤本を激励してるんだけど・・・。
 年明けの更新1号は、やっぱり藤本の話題からスタートしてしまった。

 ここのところオフモードで更新が少なく申し訳ございません。
 キャンプインに向けて、徐々にペースを上げていくつもりです。
 今年もよろしくお願いいたします。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 18:57 | comments(0) | trackbacks(1) |
新庄劇場
 今年、最後の更新。(最近、さぼり気味で、すいません。)
 その話題が、タイガースでなくて、元タイガースの新庄選手。

 一昨日の「金スマ」で新庄の特集をやっていたのをご覧になったろうか。
 今年の日本一の裏に、あの時流した新庄の涙の裏に、もうひとつの理由があったっていう内容だった。
 難病と戦う少女との約束。
 その約束を果たす前に、逝ってしまった少女に対する想い。
 それまでの表向きのストーリーでさえ、ドラマティックであった新庄だったのだが、このエピソードを聞くにより、その存在が貴重に思えてしまう。

 スター選手とファンの交流。
 特にそのファンが闘病中であったり、障害をお持ちだったりして、そのファンのためにとがんばるスター選手の活躍。
 どうもこういう話には弱い。
 その昔、みなしご達のために戦う「タイガーマスク」に感動して以来、この手の話には弱い。
 特に、齢を重ね、40代も後半になると、涙腺も緩くなってくるし、たまったもんじゃない。

 一見、ノー天気で“自ら楽しむ”ことしか考えてないような見方をされる新庄に、こういう一面があったのか、と知ることができた。
 今年1年、日本プロ野球は新庄のためにあった。
 タイガースファンとしては、悔しいけれど、新庄中心に回っていた。
 引退のラストイヤーの新庄が何を想い、何を訴えようとしたのか?
 
 そして、来年新庄がいない、北海道日本ハムは、パ・リーグは、日本プロ野球は、何を題材に盛り上がろうとするのか。
 それが、安直なプレーオフの実施ということで果たせるなんてとても思えない。
 
 願わくば、金本の剛打が、藤川のストレートが、赤星のスピードが、タイガースを、セ・リーグを、日本プロ野球を沸かす存在であって欲しい。
 ホークス、マリーンズにリベンジを果たし、85年以来の日本一に湧き上がる、そんな年にして欲しい。
 確かに、今のタイガースは、そういう“ポスト新庄”を担う存在になてきているのだから。

 来年のタイガースが与えてくれるだろう感動を願って、今年最後の更新にしたい。
 今年1年、お付き合いをいただきありがとうございました。
 来年もよろしくお願いいたします。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 11:30 | comments(0) | trackbacks(2) |
クライマックス?シリーズ
 来季より導入される、プレーオフ「クライマックス・シリーズ」の内容が決定した。
 シーズン1位には、アドバンテージはない。上位チームのフランチャイズで試合が行われることが、ある意味のアドバンテージなのだろうか。

 これはこれで、シーズン優勝と日本シリーズ出場が別の要件によるものであることを明確にする意味では、いいと思うんだけどね・・・・・。
 やはり、なんか来年からの日本シリーズが単純なリーグ戦上位チームのトーナメント大会っていう価値でしかなくなるような気がしてならない。

 今年の日本シリーズが北海道日本ハムと中日という比較的地味な対戦だったにも関わらず、興味を曳いたのは、やはりどちらもシーズン1位で戦ってきたチーム同士の対決であったからに他ならない。
 シーズンの優勝チーム同士の対戦を見たいという欲求を満たした対決だったもの。

 実際、タイガースの順位はさておき、日本シリーズにシーズン優勝チームがどちらかのリーグからでも出てこないことがあれば、シーズンの優勝チーム同士のガチンコ勝負って、翌年の交流戦まで見られないって事なんだよね。翌年では戦力も順位も違っているし、やはり優勝した年に、その対戦を見たいと思わないだろうか・・・・。

 去年も、タイガースとしては、ホークスとの対戦を見たいという欲求はなかっただろうか。
 一昨年のドラゴンズもライオンズはさておき、ホークスとの対戦を見てみたくは無かったのだろうか。
 もし、来年セの2位とパの3位の日本シリーズなんて状況になったら、優勝チーム同士の試合が見たいという欲求はどうなってしまうのか。

 寅吉は、野球ファンとして、その年の優勝チーム同士の対戦を見てみたいと思うんだけど。
 たとえそれに「日本シリーズ」とい冠が付かなくってもね。

 今年までのパは、とりあえずプレーオフを制したチームを優勝チームとしていたのである意味割り切れないことじゃなかっただろうけど・・・・。
 シーズンを制してないチーム、リーグ優勝をしてないチームが日本シリーズに出て、これを制したからといって、「胸を張って、日本一」っていえるのかなぁ。
 ただの両リーグの上位チームが出場したトーナメントを制したとしかいえない気がする。
 まぁ、それはそれで盛り上げればいいんだけど・・・・・、優勝チーム同士の試合が見たいという欲求は、どこかえおっぽられちゃうんだよね。それが残念でならない。

 なんかいい方法は、ないんだろうか。
 まずはタイガースが、シーズンもクライマックスシリーズも制して日本シリーズへ出ることを祈ることしかないのだろう。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 22:58 | comments(0) | trackbacks(3) |
日米野球に思う
 今日も日米野球をやっている。
 野球がなくなってしまったので、仕方なしに見てる。
 この仕方なしにって感じがまさにそうだ。選ばれた選手も仕方なしって感覚の選手は、辞退し、選ぶほうも仕方なしにって感じで選んだ選手が多い。
 中には小笠原のような好漢もいるにはいるんだけど・・・・。

 昔、日米野球に選ばれるのは栄誉だった。
 めったにお手合わせ願えないメジャー相手に試合ができる。
 しかもそのほとんどは、読売単独チームとの対戦だ。全日本なんて。1,2試合しか組まれていない。(読売・××の連合軍という組み合わせも少しあったかな。多分、試合を行う地元の球団と連合を組まされたと思う。)
 対するメジャーもオールスターではなく、単独チームでやってきた。大体前年の優勝チーム(ワールドシリーズ、リーグ優勝など。)が対象だったと思う。

 寅吉の一番の記憶に残っているのが、1971年のボルチモア・オリオールズだ。
 フランク、ブルックスの両ロビンソン、ジム・パーマーら4人の20勝投手、その20勝投手のひとり、パット・ドブソンにノーヒットノーランまで献上することになった。
 この年は、まったく歯が立たなかった。
 ただ、山田久志(阪急)は、そのアンダースローという、メジャーでは見たことの無いような投げ方(スネークだか、オクトパスとだか言われた気がする。)で好投をした覚えがあるのだが、あってるかな?

 それも主催が読売新聞社で、おりしもジャイアンツの全盛期。
 日本を代表して戦うののは、ジャイアンツだって流れができていて、そのたの球団の選手は、1,2試合の全日本戦か、読売との連合軍に召集されることでしか、出場がかなわなかったころの話だ。
 タイガースからは江夏などが選ばれたが、ここでの活躍の印象はない。

 それがいまや、各球団の主力は辞退し、昨日なんて読売の西村なんかが先発している。相手ベンチに座っている、城島や井口はどう思ったのだろう?
 来年からの廃止も言われているが、今の状態なら、それもしょうがない。
 物見遊山で来たメジャーが力を発揮できないのを憤ったファンとしては、悲しい現実だ。
 せっかく全力でといってやってきたメジャーを待っていたのは、抜け殻のような全日本なんだから。
 メジャーのプレーは、見たいけど、日本のプレーはどうでもよくなっちゃたんだから。残念なことだ。
 これじゃ、あの高い金だして球場に行こうって人がいなくなるって。

 なんか今日の試合見てて、そう感じてしまった。
| 房 寅吉 | - | 21:05 | comments(0) | trackbacks(2) |
あの子が欲しい、花一文目
 北海道日本ハムファイターズの日本一にて、今季のプロ野球はその幕を閉じた。あとは、アジアシリーズとお飾りの日米野球だ。
 野球の無い、週末がまたやってくる。

 さて、新庄の引退により、輝ける星をまたひとつ失った日本プロ野球は、これからどこへ行こうとしてるのか?
 昨日も、中日の高橋光信が自由契約に、今日は元タイガースの坪井が自由契約を言い渡されたそうだ。
 かたや、小笠原や黒田にはFAで莫大な金額が提示されそうだ。
 東北楽天の磯部はFAしても引き止めないと言い渡されたとか・・・・。

 選手の自由なる移籍を勝ち取ったFA制度は、一部の選手の年俸の高騰と容赦ない首切りを招いてるという結果が出始めたと言える。
 高額なる年俸を獲得できた主力選手の引きとめ、あるいは獲得のために大半の球団はその資金捻出の皺寄せを、他の選手に求める。
 それは、中途半端(失礼)に年俸が高い中堅からベテランの選手だ。その選手が故障でもしていようものなら、容赦なくリストラ対象にされてしまう。
 また、メジャーへの流失が懸念される選手を抱える球団も、その選手にかわる選手(FAでも外人でも)獲得のための資金を、ポステェングで得ようと、FAの前に売りに出すことになる。

 FA制度誕生の時に言われた、一部の有力選手のためだけの制度と言うのが現実のものとなってきている。
 タイガースでさえ、井川をポスティングで、黒田をFA獲得という話が飛び交っている。
 広島は、これで黒田を失っていいのだろうか。
 来季の広島が、中日と並んでタイガースの脅威になると感じていたのも、黒田と言う柱が存在するからだ。それが抜けては、チームの骨子が崩れかねない。
 井川が流失するかもしれないタイガースの立場からすれば、欲しい選手であることは否定しないが、日本プロ野球としてそれでいいのだろうかとい思いに駆られる。

 読売や中日は、小笠原の獲得を目指すのか?
 小笠原の慰留資金の確保のための坪井、小笠原獲得資金のための高橋光信、まだまだ他にも出るかもしれない。
 日本ハムが岡島に執着しないのも、それによる資金を小笠原に回せるからか?
 流通の原理、プロだからということでこれを当たり前として、日本プロ野球が魅力的になっていくのだろうか?
 花一文目に参加できるのは、資金を豊富に調達できる一部の球団だけなのだから・・・・・・。

 新庄のようなスターを失う傍らで、そう懸念せざる得ない。
 日本プロ野球全体を考えて動ける選手であって欲しい。球団であって欲しい。プロ野球機構であって欲しい。そう願わずにいられない。

 PS 新庄の思い出は後日書きたいと思います。
| 房 寅吉 | - | 19:04 | comments(0) | trackbacks(8) |
交流戦を想う
 さぁ、明日から交流戦がスタート。
 でも、なんか去年ほど期待感や盛り上がりが乏しい気がするのは、気のせい?

 思えば、“プロ野球改革”の一貫として開催が決定した交流戦だ。
 その改革が、交流戦以外は何一つなされていないと感じる。
 ドラフト・FAもなんか棚上げ、放送権料もアンタッチャブル。挙句、交流戦ですら、去年とまったく同じ形で進歩しようとしてない。
 これじゃ、去年ですら長すぎて終盤ダレ気味だと言っていたファンの声を反映できるはづもない。

 結局、万事がこれだから。
 最近巷を騒がせた、新庄の“襟付きシャツ”の問題でもそうでしょ。
 明らかに、ユニホームという概念を越えている、ルール違反だといってしまえばいいものを、これが言えないんだから。

 だって、規約にはアンダーシャツの規定がない。(見える部分の色は統一しなくてはいけないとあるが・・・)
 だから、新庄以前にも、ハイネックあり、タートルあり、Tシャツありとバラバラ。これを見てみぬ振りをしてるから、新庄のように極端な例が出るとあたふたする。
 しかも規定がないから、「青少年への影響」とか「マナーの問題」とかわけのわからん理由をつける。(ほんと、ばかげた話だ。)

 みんな、利権がらみだからねぇ。
 アンダーシャツだって、あのハイネック部分に施した刺繍を見せたいが為でしょ。選手名あり、ブランドロゴやマークあり。みんなスポンサーのために、暑くてもハイネックやタートル着てるんだよね。

 ユニホームはチーム統一の象徴なら、例外を許しておかなければいい。
 みんなが利権を捨て、アンダーシャツもチームとして統一した同一のものを着用することって規約にうたえばいいことでしょ。
 まぁ、即日ってわけにいかんけど、今シーズンをもって、決定するコトニすれば、新庄も納得するでしょ。

 そういったところから、崩したユニホームの着方やダボダボパンツ、はては刺青やピアスなんてものもなくなっていくでしょ。
 それが、利権がからんで出来ないのが現状。
 嘆かわしいと同時に、情けない。
 この新庄の“襟付きシャツ”の問題に、現在のプロ野球の抱える問題が象徴されてる気がしてならないよ。

 おっと、交流戦を前に愚痴っぽくなっちゃった。
 タイガースは、まず千葉ロッテを迎え撃つ。
 甲子園(ホーム)の試合は、どうしても勝ち越しておきたい。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:44 | comments(0) | trackbacks(0) |
SHINJOにお礼を言おう!
 SHINJOが今シーズン限りでユニフォームを脱ぐと言う。
 パッと脱いだら、グンゼの下着っていうジョークかと思ったよ・・・・。

 彼ほど不思議な選手もいないよね。野村監督をして宇宙人と言わしめた男だ。
 残した成績から見ても、決して一流のものではない。打率もHR数も特筆すべきものは、皆無に等しい。
 なのに、何故この選手は、かくも寅吉の心を揺さぶってくれたのか?

 それは、記録に現れない部分に大きな魅力があると言うことかもしれない。いや、きっとそうだ!
 プロ野球の外野手の守備の大切さ、うまい外野手の守備を見る楽しさを教えてくれたのも彼なのかもしれない。
 SHINJO以前は、外野手はどちらかといえば、打撃優先で守備力を問われることは、あまり無かったと記憶する。彼とイチローという外野手のスーパースターが“レーザービーム”なんて言葉を流行らせた感もあるしね。

 そんな、SHINJOもデビューは、オマリーの代わりにサードを守ることから始まっている。それ以前のファームでは、ショートを守り、強肩を売りにしていた。
 なんでも、こと守りに関しては天性の素質があったようだ。
 捕殺の多さとゴールデングラブの常連だったことが、唯一記録に残る部分かもしれない。

 その華麗な守備とたいした記録を残してないのに、やたら勝負強く印象に残る打撃。不思議な両輪に支えられた彼は、日本人で初めてメジャーでHRを放ち、4番を打ち、ワールドシリーズでヒットを打った。
 
 北海道日本ハムに戻り、プレーオフ進出を決めた、満塁HRをランナーを追い越し、単打にしてしまう愛嬌。
 そしてその日のヒーローインタビューで「今日のヒーローは、みんなです!」と観客を讃える、エンターティナー振り。この時は、正直涙がでたよ。

 合併問題で揺れるプロ野球の危機に、オールスターで本盗を決め、またヒーローインタビューで「これからは、パ・リーグです!」と叫ぶ。北海道日本ハム入りした時も同じセルフをはいていたっけ。
 まるで風車にむかうドンキホーテのようだが、それでもパ・リーグの危機、プロ野球の危機に彼なりのやり方で抗してる気がして見ていた。
 彼ほど、いつもそこに観客の存在を意識してプレーした選手はいただろうか?(長嶋さんは、そうだったかもしれない。なんとなく共通するものがある気がすませんか?)

 我々タイガース・ファンにとって彼は、暗黒時代の一筋の光だった。
 「やめる。」といったり、ピッチャーをやったり、敬遠の球をうったり、すべてSHINJOだからこそ許せたし、希望もあった。
 あの時、彼の一挙手一頭足に、すがりタイガースを応援していた時代があったんだ。

 「最後まで、眼に焼き付けるため、球場に足を運んでください!」って言ってたなぇ。
 今年は、西武ドームへ北海道日本ハム戦を見に行って見るか。
 センターを守るSHINJOに、礼をいうために!

 SHINJOアリガトウ!最後まで格好よくガンバレよ!
| 房 寅吉 | - | 21:50 | comments(0) | trackbacks(0) |
春に若き芽が息吹く
 さぁ、セリーグも無事開幕。
 こちらも混セの予想に違わないスタートとなった。
 
 一足早く開幕していた、パリーグともども、新顔の選手が目につくねぇ。
 西武の高校卒ルーキー捕手、炭谷銀二朗のパワーに驚く。
 ソフトバンクのサードを守る、松田。
 オリックスの平野、日ハムの八木、楽天の松崎と大卒の即戦力ルーキーもみなローテ入りしたにたいだ。

 セに目を移せば、新人とは思えない落ち着き、強肩・攻守の中日・藤井。
 広島の核弾頭を目指す、梵。
 読売の福田。ヤクルト、武内など、早くも実績を積み始めた。
 遅かれ、横浜・高宮の登板もあるだろう。

 こうしてみると、新人が眠っている(ゆっくり育成中ととらえたい。)のは、タイガースと千葉ロッテの昨年の優勝チームだね。
 やはり、そういうチームでの新人の台頭は難しいのだろう。
 
 でも、2年目赤松などは、大いなるチャンスがあったはずだ。
 それを手放したのも本人。
 そして、再び手に入れられる権利を取り戻すのも本人次第だ。
 
 春に芽吹いた芽が、全て花をつけるわけじゃない。
 芽が出るのが遅い、晩稲も立派な苗となることもある。
 まだまだ、あきらめるな、喜田・桜井・赤松・・・・・・。

 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:31 | - | trackbacks(2) |
WBC総括 わかった事が・・・・
 久々に「野球」で盛り上がった。
 昨日の決勝戦も50%を越える瞬間視聴率をたたき出したらしい。世界一の瞬間は56%だと!

 一見わが国では大成功のように見えるWBCについて、総括してみたい。
 
 【WBCでわかったこと】
 ・ベース。ボール発祥の国アメリカは、その実力に対する自信が揺らぎ始めている。
  それが、摩訶不思議な組み合わせや試合方式につながり、あの不可解な判定を生み出すことになる。

 ・各国のトップクラスの実力は、拮抗している。
  メジャーへ行くような選手の力は近しいものがある。
  あとは、そのような選手がどのくらいいるかと言う層の問題だが、今回のようなトーナメント式の場合、ある程度のレベルで揃えば、層は厚くなくても戦える。
  つまり、先発3名、中継ぎ2名、抑え1名の投手陣で力があれば十分であり、ここをきっちり揃えることが、勝利の近道。

 ・日本のコミッショナーは使えないこと。
  目出度い席で顔を出すぐらいで、他になんかしたんか?
  この大会の不備について抗議するでもなく、ひたすら迎合しまくっていた。(だいたい、やめるって言っといて、まで居座っているのも不思議だ。)
  もっと、リーダーシップのとれるコミッショナーが必要だ。

 ・日本の野手は過保護な環境で育っている。
  天候の影響がない空調完備のドーム球場、イレギュラーがない人工芝、高反発の“飛ぶボール”(これは、逆に投手のレベルを上げることになった?)
  “スモール・ベースボール”っていうのは、嘘だな。
   こういった環境での打力が眉唾ゆえ、その言葉で覆わないと格好がつかなかった、そう思える。


 ちょっと、厳し目に書いたが、世界一になった今、目を逸らさないで現実を見つめ、プロ野球をよりよいエンター・ティメントとするため、しっかり反省して欲しい。
 はじめは、MLBの営利目的のための大会であったとしても、日本が発言力を高め、真の世界大会にしていく義務があると考える。なんせ、第一回のチャンピオン国なんだから。
 NPBも、全ての皺寄せを長嶋さんや王さんに持っていかないで、自分達も立ち上がることだ。
 現役チームの監督に、選手選定から、なにから何まで任せておいて、バックアップするわけじゃなく、優勝した時だけ幽霊コミッショナーが登場だなんて、「なんだかなぁ」だぞ!しっかりしてくれ。

 野球に日本全体をコレだけ沸かす力があったことを再認識させてくれた今、日本も国際化について真剣に論じるときが来たと言っていいんじゃないか。

 さぁ、喜ぶだけ喜んだら、あとは開幕を待つのみだ!
 ぐぁんばれ!日本プロ野球


 
| 房 寅吉 | - | 23:41 | - | trackbacks(0) |
WBC雑感 その6 ジャパン優勝!
 王ジャパンがキューバを破り、初代チャンピオンに輝く!
 
 まずは、おめでとう!
 よっかった。久々に野球に世間の注目が集まり、準決勝での驚異的視聴率、今日も相当の視聴率が期待できるのではないか。
 もっとも、寅吉は民放の実況アナがどうもダメ。特に今回の準決勝のTBSの“世界の松○”と名乗る輩と、決勝の日テレの“船○”は、寅吉の中で最悪のアナウンサーだ。
 野球中継をするにあたり、何の勉強もしないで、ひたすら自分の絶叫に酔ってる実況ほど聞くに堪えないものはない。
 ということで、両日ともCATVのJスポーツで島村さんなどの落ち着いた中継と同時に、程よく研究の後を披露する見事な実況を、ということで、民放の視聴率に貢献は出来なかった。
 もっとも、TBSや日テレも実況アナをもう少し考えれば、更なる視聴率の獲得も可能であったと思えるんだが・・・・・。きっと、寅吉と同じ理由でJスポーツのチャンネルをひねった人も少なくないと思えるからね。

 MVPは、松坂でべストナインに里崎とイチロー。
 でも、ジャパンチームの心の支えであり、チームを引っ張ったのは、紛れもなくイチローだったんじゃないか。
 シャンパンファイトではしゃぐイチローを見てそう思った。
 こうしてイチローと一緒に戦い、世界を制す戦いができた代表選手は、何物にも代えがたい経験が出来たのじゃないか。
 最後まで、久保田を見れなかったのが心残りではあるけれど、そのブルペンに久保田がいたことは、ファンとして心に記しておくことにする。

 さて、一昨日から当ブログのアクセスが急激な伸びを見せ、数千件のアクセスをいただくようになった。
 あまりに急激で不思議におもい、リンクをたどると、“スポーツナビ”のWBC関連の“おすすめブログ”で紹介されてたからだろわかった。
 しかし、そこから数千件のアクセスがあるとは、恐れ入った。さうが“スポーツナビ”と言うべきか、感謝。(笑)

 最後に、自分のチームの采配をほっといて、日本のために監督として采配を揮った王貞治監督に感謝。
 この時期に、監督である自分のチームを離れる大変さをみんなが理解してあげなくてはならない。王監督は、やはり世界の王だったと思う。
 イチローが、「世界の王に恥じはかかせられない!」そういう気持ちで戦うと言った意味をもう一度再認識させられた。
 
 そう、プロ野球を見るようになってから、常に阪神ファンであった寅吉にとって、“憧れの田淵”のホームラン王を何度も阻み、何度もタイガースを蹴落としV9を成し遂げたジャイアンツの主砲であった王貞治は、敵以外の何者でもなかったけれど、そんなことはすべて忘れ、イチローと同じ気持ちで応援していたよ。
 そうそう、生まれて初めて、上原に声援を送ったのも、この国際大会がなせる業か?

 おめでとう!そしてご苦労様。
 また、シーズンでも輝けるプレーをしてください。
 
 ありがとう!王ジャパン
| 房 寅吉 | - | 22:17 | - | trackbacks(3) |
WBC雑感 その5 決戦前夜
 いやぁ〜、ワクワクしますね。
 最初はどうあれ、初めてのガチンコ勝負の国際試合のファイナルへジャパンが出場すること。コレだけで十分意義あることですよ。

 昨日の書き込みで、赤星らがこのメンバーにいたら、とかSHINJOが必要じゃないか、なんか書いて、「ぽちろう 」さんに厳しいコメントを頂いたりした。
 しかし、タイガース・ファンの寅吉は、純粋にそう思うんですよ。
 きっと、他球団のファンの方だって、自分の贔屓チームの選手であの場にいたらって思う選手がいるでしょう!
 そういったファンの気持ちとかが、伝わり、ジャパンの意義が高まり、選出される栄誉に、辞退などがなくなるようになってくれたらと思います。
 (それと、SHINJOについては、完璧に贔屓かもしれんが、彼の守備力は特筆するものであると思うし、相手がどうあろうが、自分の調子だけで打ててしまう意外性の部分は、大いに買っていいと思うし、そういったキャラが、過去の韓国戦のような重苦しい試合に必要と思った次第だ。なんていったって、日本人で初めてメジャーで4番を打った男だし・・・・笑)

 しかし、大会前には正直、これほど盛り上がるとも、自分が入れ込むとも思えなかった。(白状しますよ・・・・・)
 なんせ、アメリカのご都合主義ばかり表に立って、とても真の国際大会と呼べるようなものになるか疑わしさばかり目だったものだから。
 「球数制限」「連投規制」なんていうのも、アメリカの選手層を誇示するためのもので、アメリカ有利のルール規制だと感じていたし・・・。
 
 今回で分かったように、各国のベストナインを組んだら、その力量差はたかが知れている。
 あとは、その後に続く層がどれほどいるかと言うことだ。なるほど、この部分ではメジャー・リーグを抱えるアメリカが一番多くの選手層を誇示すると言っていいのでは、ないだろうか。
 それが、逆にアメリカの驕りを満天下に晒す結果になろうとは、アメリカも夢にも思わなかったろう。

 だが、そんな心配をよそに、大会は盛り上がった。
 昨日の韓国戦の瞬間最高視聴率は、50%を越えたと言う。
 こういった、盛り上がりがひいてプロ野球人気の復興に繋がるといいなぁと、真剣に思うよ。
 WBCはWBCで、次回開催に向けて、今回の反省(アメリカ・チームのことだけじゃなくってね!)を踏まえ、より良い大会になってくれることを祈るのみだ。(それを、監視するファンの眼ってのが必要だね。)

 さぁ、キューバとの決戦は、もうすぐだ。
 今日は、ジャパンだけで行く!

 ぐぁんばれ!日本
| 房 寅吉 | - | 23:15 | - | trackbacks(0) |
WBC雑感 その3
 今日は、開幕戦の相手、古田ヤクルトに圧勝

 寅吉期待の、「限りなきポテンシャルを持つ男」であり、いまだかってそのポテンシャルを発揮したことがない男でもある藤田太陽が初登板。
 リグスに手痛い2ランを見舞われた。(何度でも言うけど、登録名を藤田に戻したほうがいいって、絶対!)
 実際のところ、球威、キレといった部分でどうだったんだろう?
 彼も、中村泰同様、相手を見下ろしてピッチングが出来るようになれば、大化けも可能だと思っているんだけど・・・・・。

 さて、そうこうしているうちにWBCもアメリカ・ラウンド進出チームが出揃った。
 カナダに苦杯をなめ、心配された本命・アメリカも無事進出
 なかなか、各国の試合の情報が入らないってぼやいたが、あの時はまだやってなかたんだねぇ。ゴメン。
 アジア・ラウンドが先行して開催してたなんて知らなかった・・・・。

 これで、13日には緒戦でアメリカと対戦だ。
 もっとも準決勝に進出するには、このグループで上位2チームに残らにゃなるめぇ。メキシコ・韓国とアメリカ以外にも強敵だらけだ。
 しかも、一発勝負における怖さを、日本も韓国戦で、アメリカもカナダ戦で味わって来ている。
 いずれにしても、投手は一時も息を抜かさず、継投も失敗を許されない戦いが続くことになる。

 そんな中、石井弘が肩痛で戦線離脱。代替はホークスの馬原だと。
 ここへ来ての故障は、本人も供給球団も痛手だろう。(この辺にも、開催時期の問題がかくされているよねぇ。)
 馬原も急遽で、コンディション作りが大変だろうが、がんばって欲しい。
 これで、左の中継ぎが減ってしまったのが気がかりだ。

 ここへ来て、藤川の存在がクローズアップ
 メジャーリーガーの大塚と並んで、Wストッパー構想もありだとか。ぐぁんばれ!

 アメリカの球場で練習試合をして、一番気になるのが天然芝と屋外球場だって。
 タイガースの選手なら大丈夫なんだがねぇ。
 元来、野球って言うのは、そういうもんでしょ!
 野原で球を追っかけるから、野球なんでしょ。
 ここへきて、いかに日本のプロ野球が過保護な環境で行われてきたかわかるでしょ。人工芝とドーム球場。それに「飛ぶボール」といわれる高反発球。上げ底されたパフォーマンスは、国際試合では役立たない。
 これは、選手だけでなく、球団、機構を含めて真剣に反省すべき点ですよ。

 2次リーグ、準決勝へと続く中、このような問題はよりクローズアップされることと思う。そういう意味で、国際試合をやる意味は大きい。
 でも、日本にはがんばってもらいたい。ホント・・・・。
 日本のPのレベルの高さを見せてもらいたいもんだ。

 ぐぁんばれ!日本
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 19:48 | - | trackbacks(2) |
WBC雑感 その2
 タイガースは、今日も西武に敗戦
 なんか、ピリッとしたことが見当たらず、ジェフの穴が大きく感じる結果となった。(丁度、疲れがでて、下がるころだと思いたいが・・・・)ダーウィンが151キロを出したことが、唯一の明るい話題か?

 夜は、WBCで韓国に逆転負け
 なんか、石井の調子がイマイチで、もっと早く判断したほうが良かったんじゃないだろうか。
 一発勝負の世界では、判断の遅れが致命傷になりかねない。
 もっとも、アメリカ・ラウンド出場は決定済みだけに、致命傷にはなっていないが、韓国との力関係に微妙な影を落とすことになったのは否めまい。
 “3連勝”こそが使命だったのだから・・・・・。

 今日も藤川が打者1人であるが連投。(得意だと思われてンのかなぁ。)
 逆に、久保田の出番なし。
 左対左に拘ったんだろうけど、石井の場面は久保田の手もあったんじゃないか?

 最後の大塚は、さすがメジャーリーガーという、貫禄のピッチング。
 相手にク・デソンやイ・ジョンボム4、イ・スンヨプというなじみもいて面白い試合だったが、結果は残念で終わった。
 この汚名は、アメリカ・ラウンドで晴らして欲しい。

 ぐぁんばれ!日本
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:03 | - | trackbacks(1) |
WBC雑感 その1
 やっぱり、ジェフは再手術
 チャンスだ!吉野、中村泰。
 江草も先発とJ→Eへの役割変換も視野にいれとかにゃ・・・・。

 さて、今日のWBC。
 対台湾戦は、相手方に林威助もいるし、注目の試合。(あくまで、個人的にだけど・・・笑)
 昨日の試合で、韓国のメジャー・ピッチャーから、ツーベース
 期待は高まるよねぇ。

 今日の林は、松坂からヒット。
 結構力が抜けた感じで打ったように見えた。(岡田監督から、力入れすぎとのアドバイスからかね・・・。)
 一方で、レフトを守り、判断ミスから突っ込み、後逸。3ベースを与えると言う、守備の弱点を露呈。
 現在、タイガースではライトが競争枠のため、不慣れなレフト?での出場のためなのか?
 
 この守備を見てると、ライトは難しいと言わざる得ないか。
 まぁ。タイガースのレフトは固定枠だから、鉄人が衰えるのを待つしかないのだが、そんな時間は林にはない。
 故に、ライトでの勝負に出るのだが、ライトはより高い守備能力を問われる。現状での守備能力は、桧山>浜中>林って言う感じだろう。
 最も、昨年もそれほど守備能力が高くないスペンサーを併用で使い続けた岡田監督だから、定位置確保にどの程度支障となるかは分からんが・・・・。

 最後は、藤川とのタイガース対決も見られた。
 しっかり捕らえたように見えたが、結果は藤川に軍配。
 バッティングは、やはり非凡なものを見せた。
 将来的に、ファーストを考えてもいいかもね。(大先輩の大豊のように。)
 
 韓国戦をまたず、アメリカ行きが決定。
 アジア以外の試合も気になるんだが、情報はあまり伝えれていない。
 メジャー揃いの韓国との一線も興味深いものがある。
 久保田の初舞台も拝めるかも?

 ぐぁんばれ!日本
 ぐぁんばれ!タイガース
| 房 寅吉 | - | 23:26 | - | trackbacks(1) |
改革2年目?
 プロ野球改革元年とやらで、注目を集めた?昨年。
 結果的に、交流戦の実現ぐらいしか目に見えた結果を得られなかた。
 
 ドラフトもFAも、TVの放映権の問題も、先送り?棚上げされた。
 相変わらず、希望枠との名目で、自由枠を残すドラフト。高校生を分離することで、いらぬドラ1を2名も作ってしまっている。
 FAも一部球団と一部選手だけが肥え太るためだけのもので、埋もれた選手の活性化などとは、遠く及ばない。

 さて、今年は先送りした課題をいくつかでも手をつけるのかと思えば、「喉もと過ぎれば・・・」の例えよろしく、もう去年の危機は無かったのごとく安穏として進んでしまっている。
 目先のプレーオフとかのことばかり考え、WBCも一部企業の思惑が大きく、一体本気で改革する気があったんか、疑わしくなる。

 大体、オフのこの時期に真剣に考えておかないから、シーズン中にあたふたする。
 そのうち、声の大きい一部球団の思惑で、見切り発車になり、あとはなし崩しだ。その声の大きい球団も、その足元がぐらつき始めてるから始末が悪い。
 この辺で「己のところが強ければ」的な発想の誤りに気付けばいいのだが、より「強くなりさえすれば・・・」と思い込むようだから、より始末が悪くなっている。

 あの馬鹿にしたような、WBCのアジアラウンドの入場料の高さも恐れ入る。真剣に、野球ファンを球場に呼び戻そうとしているとは、とても考えられない。これも陰にあの声の大きい球団がある。

 いい加減、眼を覚まさないとペナントレースの価値を無視いたようなプレーオフがセにも導入され、ペナントそのものの興味がそがれてしまう。
 そんなに、プレーオフがやりたいなら、各月優勝チームを決め、プレーオフでトーナメントでもやったらどうかね。
 きっと毎月優勝争いが見られていいと思うけど・・・・・・・。(苦笑)

 もっと、根本的に考え直さないといかん時期じゃないのかねぇ。
 12球団が共同体としていかに運営をしていくか。
 そのための方法は、誰がリーダーシップを取ってやっていくのか、全然見えてこないもの。
 
 不安なのは、シーズンの長丁場を戦って、優勝を勝ち得るということが、今シーズンが最後になってしまわないかと言うことなんだ。
 目先の詰まらん改革?に追われていると、優勝争いが多ければ多いほどファンが喜ぶと思ってるような考えに引っ張れれ、物事の根本を見失いそうなんだ。
 ファンは、贔屓のチームが長いシーズンを戦い、勝ち得た栄冠に感動する。あのビール懸けのはじけた喜びに同化して、喜びを分かち合う。
 そんな、瞬間は今シーズンで見納めかい?

 改革は、改良であって、改悪であって欲しくはない。
 球界のお偉いさん方は真剣に考え直して見て欲しい。
 時間はあるようで、無いのだから・・・・・・・。
| 房 寅吉 | - | 20:42 | - | trackbacks(1) |